わしは今年、数えで41になるのだが、41歳は「男の大厄の年」だってよ。まあ、わしは「厄なんて馬鹿じゃねえの」としか思わない質なので、大厄だと言ってもわしの身には何も起こらないんだが、厄を信じているお馬鹿さんには何らかの不幸が舞い降りるので注意したほうが良いんじゃねえの。(笑)
ちなみにわしは厄でも何でもない年に車にバイクごと突き刺さり病院に運ばれたことがあるぜ。だから、例えばちょっとした(骨折程度の)事故にあったとしても、それは「厄のせい」じゃないわけだ。厄じゃないときにもっとひどい目にあってるんだから。わかった?だから、俺の身に不幸があったとしても、「厄のせいだ」なんて言うなよ。笑っちゃうぜ。つーかウザイ。じゃ、厄じゃない時に事故ったのは何でよ?レポート用紙一枚にまとめなさい。実はその年も厄だった・・・てのは無しだぜ。そんなこと言ったら、厄ってのは恒常的なもんで、「今年は厄年だから」って考え方そのものを否定しなきゃいけなくなるぜ。そこんとこ、「厄信者」どもはわかってる?
ちなみに、90歳(数えで91歳)まで生きたとすると、その間に厄は(大厄、小厄合わせて)24回(24年)もやってくる。つまり、4年に一度は厄年ってわけだ。笑っちゃうよなあ。生きてりゃ毎年のように良いことと悪いことが訪れるが、4年に一回はそれが「厄のせい」にされちゃうわけだ。どれだけ「ああ、今年は厄だ」と気にすることが馬鹿なことかこれでわかるでしょ?
これでもまだあなたは厄を信じる?
信じてるのかよ?まったく、救えねえなあ。
「厄年というのはちょうど身体が衰えてくる節目の年なので、身体に気をつけようという意味もあって・・・」という言い分は聞いてやってもええよ。でも、それと「お祓いをうける」のは別問題でしょ?
もう一度言うぞ。
「お祓いなんかうけに行くな、馬鹿。そんな暇があったら、冷静に物事を分析出来る知能を身につけろ。」