テレビとか映画とか: 2008年9月アーカイブ

aichan1.jpg食わず嫌い王決定戦で、郷ひろみと福原愛が戦ったスペシャル番組、今日見ました。
5月の放送だったようですが、山口県にはフジ系のTV局が無いものでね。
なのでフジの番組は、他の系列の休日の昼間とか深夜枠で放送されるのを待つしかありやせん。
で、先週、やっと放送されたわけですな。5月に放送されたとんねるずのみなさんのおかげですスペシャル。

しかし、福原愛、可愛いね。良い、良い。
そうか、もう19歳か。

昔、天才卓球少女ってTVに出まくってた時は、ほんまに高慢ちきな糞ガキで、出来ることなら「もっと大人を敬え」とか言ってぶん殴ってやりたいとか思ってた。
さんまが大人げなく本気で天才少女を卓球勝負で負かせたとき、号泣する少女の姿に胸がすーっとしたものだ。(笑)

しかし、いつの間にかその高慢ちきさも消え、よく笑う、可愛い女性に育ってたんですなあ。

小さい時からTVに出まくってたんで、アスリートでありながら「カットのつながり」を気にする玄人臭さが鼻につきますが(^^;、よく笑うし、トークの中では負けず嫌いな本性もうまく隠して、憎々しさは感じなくなってましたな。

中国に卓球留学したりして、たくさん挫折も経験したんでしょう。ちやほやされていい気になってた自分をこてんぱんにブチ壊されたんでしょう。

やっぱ、子供は打たれ強く育てないといかんね・・・と、魅力的になった彼女を見ながら思ったのであります。

konitan_105.jpg今日、録画したままずっと見れなかった「UDON」をやっと見ることが出来た。
ああ・・・恭子ちゃん役の小西真奈美萌ぇ~癒されるぅ。

ぷっくり唇最高。(笑)

 

こにたんは不器用でおっちょこちょいで自分に自身の無い女の子を演じているのだが、黒縁眼鏡越しの上目遣いな視線で見事にそれを表現してるよなあ。

出始めの頃は生理的にどうも受け付けない顔だったのだが、ビールのCMの笑顔を見ているうちにすっかり好きになってしまった。あの笑顔は良かった。

うちの嫁さんはこにたんが出始めの頃に、「これ、お父ちゃんの駄目な顔じゃろう?」と鋭いことを言っていたが、その後俺が心変わりしたことは知らない。(笑)

いやあ、なんでかなあ。最初は爬虫類顔に見えたのよ。
俺、爬虫類系の顔、駄目なんだよね。爬虫類は全然平気なんだけど。

「UDON」はスタートからまるで王様のレストランをパチったかのような雰囲気がどうにも気になって、それでも、出演者たちの好演でワンシーン、ワンシーンは面白かったんでなんとか成立した映画って感じを受けたんだけど、でも、ま、ずーっと小西真奈美見れるからそれだけで映画としての価値あり。

さあ、みんな、レンタル屋にゴーですよ。

先週やってた高校生クイズはすごかったねえ。

ま、開成や灘などの名門の学年一番の連中なので、秀才ではなく天才なんだろうなあ。彼らは。
秀才なら、あんな番組に出ている暇もないだろうし。(^^;

ちゃんと受験勉強すれば、誰でも知識を単純に溜め込んでいくことは可能だ。そして、それを「決まったキーワード(試験問題)」にそって引き出すことも。そこまでは誰でもできる。
「決まったキーワード」ならね。

高学歴といわれる人間でも、大多数は「良い大学出てるのに、実践は全然駄目じゃのお。応用力がないんよ」とか言われる。それはつまり「受験勉強に特化」した「決まったキーワード(試験問題)」に対する反応しかできないやつなのである。

でも、そうじゃないやつがいるよな。
知識を詰め込む努力は秀才と同じようにしなきゃいけないけど、その導き出し方に閃きを見せるやつ。
これが天才だ。このクイズ番組に出てたやつらの大多数はその匂いがする。

だから、うちの嫁さんは彼らを見て「なよっとしてて気持ち悪い」とか言ってたけど(^^;、俺は彼らを評価するし、そのまま素直に育てば大物になる人物だとすら思うよ。
俺は役人どもにあれこれ指図されるのは嫌いだが、素直に育った「すごいまま」の彼らになら、指図をされても素直に従うよ、俺ぁ。

なぜなら、正しい道(もちろん、その時点で最適な・・・という意味であり、絶対の「正」なんかないことはわかっているんだが)を見極めるには、どれだけ情報(本、先人の話、ニュース
etc...)を脳みその中に蓄えているか。そしてそれを様々なケースにそって、動的に、正しく引き出せるか・・・が肝だから。

まさに彼らじゃないか。
高校生クイズを戦うような若者が絶対にこの社会に必要なのだ。

但し・・・彼らが今のまま素直に育てば・・・だけどな。(^^;

悲しいかな、彼らが将来進むであろう大企業や国の役所には、彼らを育てられる人間などただの一人もいないのである。
皆、馬鹿ばかりなのである。
そして、彼らもそんな馬鹿になっていく。
天下りや非常識な額の退職金で、こそ泥のように税金を掠め取る(盗る)「下賤の者」に成り果てていくのである。「指導」の賜物として。

ああ・・・あんな天才たちがなあ・・・もったいないことだ。

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