今日、さっそく「片腕マシンガール」を借りてみたけど、こりゃ酷いな。(^^;
ここは、映画紹介、映画評論のブログではないので、きちんとストーリーは説明しませんが、「ヤクザに片腕を切り落とされた女子高生が、切り落とされた腕の代わりにガトリリングガンを身につけてヤクザと戦う」という話。いやはやなんとも(^^;
いや、刀で切られた指が飛んだり、マシンガンで撃たれて腹に大穴が開いたり、首が落ちたり頭が破裂したり、乳房がドリルでぐちゃぐちゃになったりというエロ・グロ・ナンセンスな世界は平気・・・というか、フィクションの世界に限れば嫌いではない。SFX技術の見せ場だからな。
ストーリーが無茶苦茶なのも気にしない。この手の荒唐無稽なストーリー展開も、キル・ビルのヒットですっかり市民権を得たんじゃなかろうか。
で、この作品の何が「酷い」のかというと、特殊メイクとか、そういうSFXの見せ方。最悪。
どんだけSFX技術に自信があるんか知らんけど、あんだけ明るいところで顔が破裂したり腕が切り落とされたりって映像を撮れば、ぷよぷよのシリコンの質感までばっちり撮れてしまうことを知らないわけでもあるまいに。
指が飛ぼうが、頭が破裂しようが、シリコンのぷるぷる感がばっちり伝わってきて白けてしまう。
わざとチープさを狙ったわけでもなさそうだし、なんなんかねえ。
もっと暗くして何かよくわからん感じで撮ってくれればええのに。話がエロ・グロ・ナンセンスなぶっ飛んだもんなんだから、それをとことんリアルに表現してこそ作品としての面白さが出てくるんじゃろうに。
例えば、「うわ、本物の腕みたい。気持ち悪っ」っていうくらいしっかり作ったものがシルエット、あるいはロング・ショットでしか登場しない・・・って、ある意味もったいない作りをしてこそリアリティが出てくると思う。
今更ながら、エイリアンの第一作あたりを参考にしてもらいたいよ。(笑)
でも、主演の八代みなせは期待以上によかったな。
グラビア写真よりも可愛く撮れてるし(ちょっとオーラの足りない井上真央・・・みたいな感じ(笑))、アクションシーンでは純白パンツのパンチラサービスもあって悪くはなかった。(笑)
撮影時は22歳だったようだが、本物の女子高生にしか見えんし。
アクションシーンでも、蹴りの時にはしっかり脚が高く上がっててお見事。がんばった!
それだけに、SFX のチープさが残念な作品。
<追記>
冒頭の不良との戦いのシーンで、アミがジャンプしたとき、無いはずの左腕がしっかり映ってるんだけど、あれってワザと?不良には腕があるように見えた・・・という表現?でも、その前に腕を背中に隠してたから、やっぱ変だよな。単なるミス?いやぁ、だとしたら「ありえない」くらいのミスですけど(^^;