先日、一緒に大森洋平のライブにいったSクボさんが、人生初のギターを買ったそうだ。
ライブが終わった後の、洋平君やスタッフの人も参加しての打ち上げの席で、Sクボさんからそんな話を聞いた俺とM井さんは、ギター経験者として初心者のためのアドバイスを行った。
俺もM井さんも勧めたのが、口の広い壺、あるいは鍋等に焼けた砂を入れ、それを手刀で突くというもの。両手を交互に「えい!えい!」と気合いを入れながら砂に突き刺すのだ。
これは、世界の名だたるギタリスト達が初心者の頃に必ず経験している基礎的な練習法で、弦を押さえるための指先を強くし、また、Fコードが押さえられずギターを諦めてしまう弱い心を鍛えることにもなり、正に一石二鳥、いや、本人のやる気次第では三鳥にも四鳥にもなる練習法なのである。(民明書房刊『ギター教義奇譚』より)
・・・が、俺に教えられるのはここまでである。
これ以上の「ギターが巧くなるコツ」というのがあるのなら、俺が教えて欲しいわ!実際。
数十年振りに最近再びギターを手にしたのだが、8分音符を超える速さじゃ指が動きませんがな(^^;
と言うわけで、我々は大森洋平君に「この人は40を超えて初めてギターを手にした中年紳士なんですが、どういう練習をしたらギターが弾けるようになりますか?」と質問してみた。
そしたら、「え?うーん、そうですねえ・・・」と悩む洋平君の横から、スタッフの人が「僕はまず1曲弾いてみましたね。コードとかを個別に覚えるのではなく、自分の好きな曲を取りあえず1曲弾けるように練習してみるっていうのが、一番の上達への近道じゃないですかね」と回答してくれた。
確か、「何か大森君に質問ないですかー?」って話だったと思うけど、「スタッフへの質問コーナー」になっとるがな(笑)
ま、いいけど。というか、ナイスアドバイスありがとうございます。
最後に、その場で買った CD(昨年発売の「garden」)にサインとともに「しのださん ギターやれますよ!!」とメッセージを入れてもらった(笑)
よし!何かギター巧くなれるような気がするぞ!!(笑)
あり?Sクボさんの練習方法の話だったはずなのに?(笑)
※ええと・・・「焼けた砂に・・・」は嘘だからね(笑)