先々週の日曜日は初めて「うさぎ猟」に同行させてもらった。
Tサカさんと二人で、前回と同じ「猪の巻き狩りグループ」に参加させていただく予定だったのだが、メンバーに体調不良の方が出たいうことで猟は中止。
急遽、Tサカさんが玖西猟友会のW会長に連絡を取ってくださり、伊陸で行われる「うさぎ狩り」に参加させていただくことになった。
うさぎ用の弾は持ってなかったのだが、鴨用に買っていた 3号弾で大丈夫ということで ホッ。
伊陸のセブンイレブンでTサカさんと合流し、既に猟を始められていたWさんのグループの元へ。
この日の猟は3人でされていた。そこへ俺ら2人が参加させてもらい、計5人に。
早速、会長に付いて山に入る。
3匹の猟犬が同行したが、うち1匹はまだ子犬。訓練中の身である。すぐにワンワン鳴いては会長に叱られるのが可愛い。
途中、会長が「糞が新しいけえ、この辺におるで」とか言われるが、そう言われる場所を見ても、枯葉にまみれてどれが糞なのかよくわからない(^^;;
毎度言ってるが、俺の目、全く猟師の目になってないわ(^^;;
しばらく山歩きを楽しんでいると(^^;;、ついに獲物のウサちゃんに遭遇。
会長の犬が追う10数m前を茶色い毛のうさぎが逃げていく。身体を限界まで伸ばしてピョンピョン跳ねていくので、結構大きく見える。
...と、自分で見たようなことを書いてるけど、実は俺にはうさぎの姿は見えなかった(^^;;
初めて参加した俺たちに撃たせてくれようと、会長が「ほら、あそこにおるじゃろうが。ほら、見えよう?撃て、撃て」と指差してくれるが全然わからん(^^;;
Tサカさんもしばらく会長の指す方に目を凝らしていたが、ついにはうさぎの姿が見えたようで、追い矢で号砲一発!しかし、たまたまうさぎの進行方向が窪地になっていて、うさぎの身体はその影に隠れてしまった。
会長の話だと、散弾の粒の何発かは当たったようだということだったが、うさぎを止めるほどの影響はなくそのまま逃げられてしまった。
結論から言うと、この日俺らに発砲機会があったのはこの時だけだった。
その貴重なチャンスに獲物が見えなかったなんて...ほんと、とほほだ(^^;;
どうも、犬のすぐ先をうさぎが逃げていくのは珍しいらしい。
普通は、もっと早くうさぎは犬の存在に気付いて逃げ出すそうだ。犬が追う数百m先を逃げていくことも珍しくないと。
遠くで猟犬の鳴き声がしたときには、すでにうさぎは俺らの前を走り抜けているそうだ。だから、慣れた人でないとマチも難しいと。こんなに犬のすぐ前を走っていく「わかりやすいケース」は珍しい、チャンスだったと(^^;; ああ...
会長が自分で撃たずに俺たちに機会を譲ってくれたのに、まったく獲物の姿すら見えなかったとは(^^;;
猟師デビューの今年は、ただただ後悔と反省の日々であった。(まだ猟期終わってないけど(^^;;)