子供たちのこと: 2023年8月アーカイブ

しかし、本当なのかね?

「高森みどり中の存続を求める会」で活動させていただいている俺のもとには、色々と県の教育関係にからんだ情報が、県の信頼できる筋からもたくさん集まってくるんだけど、この間聞いた話には驚いたというか、さすがにもし本当なら呆れてものも言えないとはこのことだ・・・と。

周防大島町出身の柳居県議会議長が、地元で

「周防大島高校を山口県立大学付属校として存続させるのは決定事項」
「eスポーツ部を作って全国から生徒を集めて周防大島を盛り上げる」

なんて話をしたそうだけど・・・マジ?

まだ正式に発表もされていないことを「もう、俺が決めたことだから」と決定事項として話をするなんて・・・こういうことが許されるんだ、山口県の政治では。

いや、で、正直な話、周防大島高校の OB の人とか、こんな政治にまみれた、ある意味「汚い手」で母校が存続することが、本当に嬉しいことなのかね?

岩国高校付属中のことだって、事情通の間では「柳居議長と繁吉教育長が地元の利益優先が目立たないように、岩国高校にもちゃんとテコ入れしてますよってポーズを取っただけ」なんて話も出ているからねえ。もちろん、真偽はしらんけどね、真偽は。

いや、ほんとに、今までに柳居議長の手で様々なテコ入れが行われたけど定員割れが続く学校を存続させるために、山口県の政治のトップと教育のトップが手を組んであれこれ暗躍するあおりを受けて、「今まで定員割れしたこともなく、岩国高校に負けない進学実績を作りつつある、防府からも通う子のいる、まさに山口県東部の子たちの進路選択の多様性を担ってきた中学校」が教育長の一存で廃校にされようとしている・・・って。

いや、なんども聞くけど、マジでこんな形で自分たちの学校が存続して、それで「バンザイ」って本当に言えるんかな?っと心配になるよね。

同じように山口県立大の附属高校の候補になったある学校では、すでに OB による反対運動が起きてるとも聞く。「俺等の学校は附属校なんかにならなくてもやっていける。学校の歴史を汚すな」って。これがまともな反応って気もするね。

実際のところ、誰も幸せになっていないのが、この高森みどり中学校の募集停止問題に端を発して明らかになった、今の山口県の教育行政だよね。

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