子供たちのこと: 2015年8月アーカイブ

実はこの間、岩国市周東町の俺よりちょっとだけ上の世代の人と話をしていて驚いたことがあったので整理の意味で書いておく。
去年祖生に新設された「そお小学校」という学校の名前の話だ。

その人は祖生には何の関係もないが、周東町で生まれ育ったので祖生は身近な存在だと思っていただいているらしい。
が、「そお小学校」という平仮名の名前については、「祖生という文字に何か思い入れがあるわけではなく、単に『感覚』として違和感があり、『どうせなら祖生小学校にしとけばよかったのに』と思っている」というスタンスの人のようだ。
あ、これははっきりそう言われたわけではなく、言葉の端々から俺が感じたことです。

ま、それはいいんですよ。人それぞれですからね。

というか、これ、誤解する人がいるんだけど敢えて言うなら、俺ら保護者の大部分も「別に『そお小学校』でも『祖生小学校』でもどっちでもよかったし、今だってどっちでもいいと思っている」んです。
「そお小学校」という名前に意味を持たせていくのは、これから「そお小学校」で学んでいく児童たちで(もちろんそれに関わる保護者も)、これからだんだんと「そお小学校」という名前が浸透し、卒業生たちや地元の人たちにとって「大事な名前」になっていくんですよ。
これまた誤解を呼ぶようなことを言いますが、「名前なんてなんだっていい」んですよ。
その名前に意味をつけていくこれからの過程が大事なんだから。

じゃあ、なんで「祖生小学校にせず、そお小学校にしたんだ!」って話ですけど、じゃあ聞くけど、「なんで、そお小学校にせず、祖生小学校にしないといけないの?」だよ。答えられる?「伝統だから」みたいな曖昧な理由ではなく。そもそも「団体名は祖生と記述する」なんて伝統もきまりもどこにもないからね(笑)

で、話を戻しますけど、俺が何について驚いたのか・・・
それは、件の人が感覚的に「平仮名はなあ(^^;」と思っているだけではなく、一部の保護者が強引に「そお小学校」という名前に決めたので、社会のルールというか、そういう面で「いかがなものか?」と不快感がある・・・みたいなことをチラっと言われたからです。

「ええ?なにそれ?」ですよ。

もしかして、「そお小学校」って名前は一部の「先鋭的/前衛的」な保護者が、祖生の伝統を蔑ろにして強引に命名した!!とか思っている人が未だにいるの?って驚きです。

これ、まったくの誤解です。

公民館に集まって、「そお小学校という名前に反対する一部の人」と「そお小学校に決めた委員会のメンバー」が話し合いをしたのは事実ですが、もめたわけじゃないですよ。(一部の岩国市議の中にも、そういう誤解をして怒っているバカがいるらしい。今度の選挙で絶対落としてやるわ、そういうバカは(^^;)

「そお小学校」という名前は公募で決まったものです。
「祖生小学校」がいいという意見も少なからずありましたが、「なぜ祖生小学校がいいのか」という理由をきちんと書かれていた応募は皆無でした。ひとつもなかったのよ。
ほとんどが「祖生東/西小学校に別れる前は祖生小学校だったから」という、まったく理由にならない理由ばかり。
新設校の名前を決めるのに、『以前は』なんて関係ないでしょう(笑)
ちなみに俺も「ま、祖生小学校かな。理由はとくにないけど」と思ってましたけどね(笑)

でも、「そお小学校」で応募した人たちは、皆、きちんと理由を書かれてました。
「新しい祖生の未来を作っていく学校だから、昔の校名はあえて使わず、表記を平仮名にしてはどうか」みたいな意見ひとつとっても、「昔は祖生小学校だったから」なんて意見よりよっぽど心をうちませんか?
「祖生って、初めて見た人はちゃんと『そお』って読んでくれないから」なんて意見ですら、「昔は祖生小学校だったから」なんて意見より随分立派です。

だから「そお小学校」に決まったんです。

俺も審査員の一人でしたが、誰もが最初は(理由もなく)「ま、祖生小学校だろうな」くらいの気持ちで会議に挑んだんです。
でも、上に書いたような理由で、「そうだね。今まで校区で分断していた祖生の村がまたひとつにまとまるという、そういう未来に思いを馳せれば、『祖生小学校』ではなく、新しい『そお小学校』という表記がいいね」と満場一致で決まったんです。

どこにも強引に決めたなんて事実はないんですよ。

でも、自身が「祖生小学校」で応募した一部のじいさんが、校名を決めた俺ら委員会メンバーに文句を言うんではなく、何故か市の教育委員会に怒鳴りこんで、で、教育委員会が絵に描いたような事なかれ主義のお役所仕事で「じゃあ、もう一度話し合いましょう」みたいなことを言って(俺らは教育委員会から任命されて、忙しい身なのに校名を決める話し合いを何度もした結果決めたことなのに)白紙に戻すようなことをするから、なんかゴタゴタしたように見えてるだけで・・・

つまり、「校名の決め方は教育委員会が示した手順に100%従ったもので、その決め方に1%の不備もなく、その過程でもめたことは一度も無い」のであり、その正式な校名決定プロセスの枠外で、一部の(どんなことを決める時でも必ず一定数いる)「反対派」のじいさんと教育委員会がなんか勝手にゴタゴタしていただけの話なんであります。

いや、ほんとに、件の人は、「若いやつらが年寄りの意見を無視して強引に押し切った」と信じてて、なんか「そお小学校」という名前に怒りすら覚えているようで困ったよ(^^;まあ、上記のような話をしたら納得してくれたけど。

てか、そういう人が他にもいるんだろうなあ。歪んだうわさ話(出処がどこかは知らんけど)を信じてる人。

ま、「そお小学校という名前にどうしても違和感がある」という人は勝手に違和感もってもらって良いんだけど、「名前を決めるのにえらいもめたらしい」とか「強引に若いやつらが決めたらしい」という嘘を信じて「そお小学校」という名前に嫌悪感をもつような愚かなことだけはやめてね・・・ということです。

お前だ、お前(笑)
このエントリーを読んで、そういう誤解はすぐ解けよ。

どちらかと言うと、正式な手順で決まった「そお小学校」という名前を、自分好みの「祖生小学校」という名前に強引に変えようとした悪いヤツらがいる・・・という認識の方が正しいのよ。

それと、一番悪いのは「事なかれ主義で他人に責任転嫁することばかり考えている岩国市教育委員会」ってことだね。
昨日(あ、もう一昨日か)は朝8時からそお小学校の親子清掃作業。
実は高森みどり中学もPTA除草作業が今日で(時間が 30分ほどずれている)嫁さんはそっちへ。

201508222_kusakari.JPG
今年は草刈り班に入ったんだけど、いざ使おうとすると草刈機にガソリンがまったく無し(^^;
あれぇ?
混合油は学校が用意してくれていたのだが、俺の草刈機はマキタの4ストローク刈払機。混合油ではなく純粋なガソリンでないと駄目。

自宅には携行缶にガソリンが買ってあるので「家に帰ってきていいですか?」と校長先生に聞くと、わざわざ学校の倉庫からガソリンを持ってきてくださった。

・・・が、結局、我が草刈機のエンジンかからず(^^;

マキタのエンジンが皆そうなのか、うちのだけなのかわからないんだけど、一回「ガス欠」しちゃうと、ガソリンついだ後もなかなかかかんなくて(^^;
ただ、昨日ほどかからなかったのは初めてだったけど。

その後、学校の草刈機を狩りて無事ミッションは果たしました。

実は、昨日履いていった作業着のケツに小さな穴が開いていたんで、作業中に取り返しがつかなくなるほどバリバリになるのではと不安もありましたが(笑)、穴の大きさは変わらずに任務終了しました。

ほっ。
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鹿児島に行った目的は100%観光というわけではなく、次男坊が通っている中高一貫校の中学カヌー同好会と、高校カヌー部が鹿児島県伊佐市菱刈カヌー競技場で行われた「九州アンダージュニアカヌー大会兼鹿児島カヌージュニア大会」に出場するので、その応援がメインの目的で、そのついでに観光をしてきたというわけだ。ええ、あくまでついでに。

なにせ、山口県でカヌー部があるのは次男坊たちの学校だけなので、試合に出るとなると他県への遠征になるのである。
しかも、「他県で頻繁に試合があるわけではない」ので、参加するタイミングによっては今回のように随分遠いところまで出かけることになってしまうのだ。

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大会一日目は、主に普及艇(長さの短い、俗にリバーカヤックとか呼ばれるプラスチック艇)によるレースであった。
当初はこのレースには出ず、一日目は練習をすると聞いていたのだが、急遽参加を決めたらしい。
参加団体も少なく、中学生も 2年生以下しか参加しておらず、嫁さんとも「この大会って、草レースに毛が生えたみたいなもんなんやね」とか話していた。

・・・が、二日目に行われる競技艇のレースは全然別物であった(^^;

宮崎、熊本などの学校も参加し、出場選手の多い競技は4レースくらい予選を行い、準決、決勝と進む本格的な大会であった。
一日目の普及艇レースはエキジビションみたいなもんだったのね(^^;

次男坊は K-1 のレースに出て、予選はなんとか(ギリギリ(^^;)突破。決勝に駒を進めたのであったが、その決勝レースで、ゴールの 100mくらい(?)手前で落ちてしまった(^^; いわゆる「沈」である(^^;
あっけない幕切れだった(^^;;;

しかし、次男坊はさておき(^^;、みんな、力をつけてきているなあ。

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今年のゴールデンウィークに参加した「カヌー中国レガッタ」では他校との実力差が歴然としていたのに、今回の大会では1位は取れないまでもしっかり上位の子たちとレースをしてて応援のしがいがあった。
もちろん、経験年数から「技術的な差」はまだまだあるんだろうけど、体力面では成長が見えてよかったわぁ。

菱刈カヌー競技場は 5年後の鹿児島国体でカヌースプリントの会場になるようだ。
5年後、国体選手としてこの会場に帰ってこれるように、是非とも精進してほしいものだ・・・と思いつつ、選手たちより一足先に我が家族は会場を後にしたのであった。

だって鹿児島観光もしたいもの(笑)

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