子供たちのこと: 2021年4月アーカイブ

昨日は、PTA役員をしている中学、高校の合同入学式だった。

コロナの関係で、在校生の出席や、県や市からの来賓は無し。入場時のブラバンの演奏も無しという、コロナ前と比べれば寂しい形にはなっていたけど、来賓は同窓会から 3名、PTAから 4名と、卒業式のときよりは幾分にぎやかになった。

俺は来賓代表としてお祝いの言葉を述べた。

ところが元来人前で話をするのは苦手な小心者故、真ん中あたりまで差し掛かったところで、緊張して体温が上がったためか、ラーメン食ったあとのように鼻水がだらだらだらと。
これは誇張ではなく、マスクの中は鼻水だらけ。

鼻の孔の中に鼻水が溜まっているのではない。鼻から漏れ出た鼻水がマスクの中に溜まって海になっているのだ。
おかげで鼻から息をすうことが出来ない。鼻まで湯船につかっている状態を想像してほしい。

マイクで音声を拾われているので、盛大に「ずず、じゅば、ずずずずずず、じゅばじゅばじゅば、ずずずずぅ~」と鼻水を啜ることもできない。
遠慮がちに「ずず」くらい啜るのだが、それでは焼け石に水。まったく意味がなかった。

「ちょっと失礼」と後ろを振り向き鼻をかむか???いや、多分、相当量の鼻水が出る。それこそ鼻をかむ音が体育館に響き渡るだろう!!

実は高校の卒業式でも同じような状態になり、ちょっとずつ鼻を啜りながらしゃべり続けたのだが、なんか、「感極まって泣きながら祝辞を読んでいた」風に聞こえたらしい。
すみません・・・本当は鼻水が大量に出てきて、何とかしようと悪戦苦闘していただけです。

結局、昨日も最後までしゃべり切ったが、卒業式のときよりも流れる鼻水の量が多くて、最初の方に書いたように、マジでマスクの中に鼻水の海が出来ていたような状態。鼻での呼吸はまったくできなかった。
あと文章が百文字長かったら、俺は壇上で失神していただろう。酸欠で。

そんな俺の思いのこもったお祝いの言葉です。
新入生諸君、ぜひ、色々なことにチャレンジする三年間であってほしい。失敗を恐れるな。鼻水の海も、人は気合で泳ぎ切ることができるのだ!
先週の日曜日は、高森高校・高森みどり中学校吹奏楽部の「第38回定期演奏会」を観に高森高校体育館へ。

例年であればパストラルホールで行われていたのだが、コロナ禍のため今年は体育館で規模を縮小して行われた。

20210321_teien.jpg演奏時間もいつもよりは短かったかな?
でも、昨年はコロナ禍のため中止となったので、保護者としては(あ、うちの子がいるわけじゃありません(笑))開催されただけでも嬉しい。

あれは、PTA の役員をしているので参加した、今年 2回目の学校運営協議会だったかな?
最後に学校への提言を求められたので、その応えとして「例えば、ブラバンの定演など、安易に中止するのではなく、できるだけコロナ感染防止の手を打った上で、規模を縮小してもいいからやるべきだと思います。子供たちのモチベーションも違うだろうし、何よりこれからはずっとコロナウィルスと一緒に生きていくしかないのだから」という話をした。
まあ、それで開催されたわけでもないのだろうが、なんか学校が俺らの思いに応えてくれた気がして嬉しかった。

確か、「それで万が一感染者が出て文句を言ってくる保護者がいれば、僕は学校の味方をしますよ」とも言った気がするが、実際のところそういうことにはならなさそうでよかった(笑)

演奏会は、(たくさん練習したのであろう)素晴らしい演奏と、恒例の小芝居(笑)なども挟みつつ、最後まで楽しく観て、聴くことが出来た。
何より嬉しかったのは、昨年定演が中止になった OB/OG たちが、遠方のため参加できなかった 1名を除き、皆でかけつけてくれたことだ。裏方を手伝いつつ、演奏にも参加。
昨年、コロナ禍という理不尽な災禍に巻き込まれ定演が出来なかった悔しさを、少しでも癒すことができたであろうか。そうであればいいな。

別の中学校に子供を通わせる(俺と同じ秘密結社のメンバー・・・いや、ただの呑み友達の(笑))ママさんが子供を連れて観に来てくれていて、「迫力ある演奏だった」と褒めてくれた。何より、「演奏を観た子供が、楽しそうでうらやましいと言っていた」という言葉が嬉しかったのである。

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