子供たちのこと: 2023年1月アーカイブ

先週金曜日は、山口市の「かめ福オンプレイス」で開催された「令和4年度 山口県公立高等学校PTA連合会 研修会」に参加。

今回の研修会は、「コロナ禍におけるPTA活動の状況と課題」と「地域連携教育の現状と課題」の二つの議題について、東部、中部、西部の地区に分かれて協議するというもの。
今までは講演を聞くだけというものが多かったが、中村高P連会長の提案で今回はこういう形となったようだ。

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高森みどり中学・高森高校PTA(高森みどり中は中学校だけど、高P連に高校の半額だけど会費を払っているのよ。だから、中・高PTAとして参加となる)は東地区に。周南市以東の 12校の PTA で協議を行った。

席に着くと、すぐに事務局の方が寄ってこられ「すみませーん」と。何かと思えば、協議の司会進行役をされる予定だった熊毛北の会長さん(高P連副会長)が仕事で急遽欠席となったため、柳井地区の高P連の常任委員である田布施農工の会長さんと、同じく岩国地区の常任委員である高森高校の会長(つまり俺)で役割分担して司会進行をしてほしいとのこと。
司会役を田布施農工会長さんにお願いし、俺は最後に東部地区の協議内容の「まとめ」を発表する役で了承した。

最初に、「PTA活動の状況と課題」ということで、PTA総会、体育祭、文化祭、その他PTAが参加する行事の開催状況などを各校ごとに発表。その後、「地域連携教育の現状と課題」ということでコミュニティ・スクールの活動状況や、地域貢献の活動について発表した。

みどり中・高森高校は今年PTA総会を開いたが、半分の学校は書面開催だったようだ。体育祭や文化祭もまだ保護者の出席を許していない学校も数校あった。
そんな中で、熊毛南高校は一校だけPTA総会のWeb開催という形を取られたようで、ウィズコロナの世の中での開催の形として面白いなと思ったので最後のまとめで紹介した。

また、地域連携の取り組みとしては、熊毛北高校は防災の授業を地域の人にも参加してもらい実施されたそうで、これも最後のまとめで紹介した。

「まとめ」の内容に関しては、事前に「こういう内容で発表するけどいいですか?」と他の学校の方に確認する時間がなかったので、俺の一存、自分が面白いと思ったことだけ発表した。そのため「おいおい、うちの取り組みも紹介しろよ」と思われた方もいらっしゃたかもしれないが、そのあたりはご容赦を(^^;;;

最後に、他の学校の方から「高森さんは今大変なことになっているが、今後、各地域から一校ずつは廃校にしていこうと県教委は思っているようで他人事ではない。今、県教委とどういう話をしているか教えてほしい。高森さんも言いたいことがあるんでは?」と高校再編計画のことについて聞かれたのだが、「うちは中学校の話なのでちょっと複雑で(^^;その辺までちゃんと説明できる時間が・・・。それに一応研修の集まりですからね~(笑)」と遠慮させていただいた。

実は、16:30(実際は少し早く終わったけど)まで研修会に出たあと、すぐにとんぼ返りをして18:00から岩国市内で「高森みどり中学校の存続を求める会」の総会に出ないといけなかったので、せっかく質問していただき、俺も話したいことは沢山あったのだが、本当に時間がなくて申し訳ないことをした。

でも、やっぱ高校再編については、ずいぶん県教委が強引なやり方で進めているので、皆さん気になっているんだなあ・・・と。ああ、どこかで他校の方を前に思いっきり話したい!!(笑)
昨年10月に発表された山口県立高校の再編整備計画で、高森みどり中学校同様、突然生徒募集停止の発表がされた宇部西高校を守るために活動されている「宇部西高校を存続させる会」の皆さんと合同の会議をさせていただいた。

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宇部西の皆さんに岩国市周東町まで来ていただくことになっていたのだが、昨日は10年に一度の寒波だったけ?あれで山陽自動車道も徳山東~大竹間が通行止め。宇部から来ていただくのは無理かなぁ?と言う感じだったんだけど、俺たちの熱い想いに応えるようにいつしか雪は降り止み広がる青空。無事、通行止めの規制も解けて、宇部西の皆さんに来ていただくことができたのである。

宇部西の岡本代表とはメッセンジャーや電話などでずっと情報共有などはしていたのだが、宇部西高校と高森みどり中学校では、そもそも高校と中学という根本的なところから状況も違い、なかなか共同で何かをする・・・というところまでは至らなかったのである。

しかし、我々がいくら正攻法で学校の存続を求めても、教育委員会(というよりは、県議会議長と教育長の二人?)は「募集停止という結論ありき」の対応に終始し、結局昨年12/23に正式に「案」とすることを強引に決めてしまった。

例えば高森みどり中学校であれば、「今まで定員割れをしたことは一度もない」し、「高ランク校への進学実績を毎年上げている」学校である。なぜ廃校にする必要があるのかまったくわからない。

それに加え教育委員会は「15年後に県下の児童数が激減することでみどり中の志望者数も減り立ち行かなくなる。そうなってからでは遅い。今アクションを取らないといけない」と言いながら、具体的にどのくらい高森みどり中への進学希望者が減るかのシミュレーションすらしていない。つまり「なんとなく減りそう」というレベルの判断で廃校を決めているのだ。

そんなことはとんでもない話だと教育長に質したところ、数の話では正当性を示せないと思われたのか、「義務教育は市町村がやることで、県がやることじゃない」とか言い出す体たらくである。

もう、この人たちにどんな正論をぶつけても駄目なんだなあと俺もやっと理解したわ(笑)

というわけで、今後も子供たちのために、今までどおり納得いく説明と、計画の撤回をもとめて学校個別の活動もしていくのだが、それに加え、「宇部西高校を存続させる会」の皆さんと協力し、広く山口県民に「これは二校だけの問題ではなく、一部の権力者が思うがままに好き放題をし、それを誰も止められない危険な状況に山口県が置かれているのだ」ということを知ってもらい、また、一定の署名数が必要となる様々な働きかけをしていこうということを決めた。

「県が正式に決めたことなら、もうひっくり返すのは難しいだろう」という意見もあるのは重々承知だが、それならそれで、こんな出鱈目なことが行われ、なんの罪もない子供たちが悲しい思いをし、その結果、一部の組織や地域が得をした・・・という事実を県民に知っていただくことが、巻き込まれた俺たちの使命じゃないかと思うのだ。そのためにも、西の宇部と東の岩国という地で連携することが大事なのである。
先週18日、そお小学校にて「第34回 祖生地区子ども弁論大会」が開かれた。
家から車で 5分ほどなので休みは取らず、職場へは「すみません。2時間ほど抜けてきます」と言って小学校へ。

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この弁論大会は、主催が「祖生地区子ども会育成連絡協議会」と、俺が副議長をしている公益社団法人「青少年育成祖生地区会議」なので、最後の「閉会のことば」を述べるのが俺のお仕事なのよね(笑)

まあ、冗談でいつも「この仕事のためだけに参加してます」と言うてるんだけど、もちろん子供たちの発表も楽しみ。
今年も、各学年からの代表の 6人が、自分たちが今がんばって取り組んでいることや、自分たちの夢についてしっかりと発表をしてくれた。

入学した頃は落ち着き無く走り回っていた子が、高学年になってしっかりとした発表をしたり、緊張のために泣き出してしまった子が、それでも自分の名前を呼ばれたら「はい」と返事をして壇上に上がり、すすり泣きながらも最後までちゃんと発表したり、やっぱ、子供たちのがんばりには50代後半のおっさんの汚れた心も浄化されるわ(笑)。なんか、おっさんもがんばらなきゃと思ってしまう。

いや、マジで、大人のくだらないしがらみや名誉欲で悪事に手を染めている某センチュリー議長や子分の教育長にもこういう現場をちゃんと体験してほしいわ(笑)

6人の中から最優秀賞 3人を選出、選ばれた子は 3月にパストラルホールで開催される周東支部の大会に祖生地区代表として出場する。
校長や保護司さん、地元議員さんなどで構成された審査委員により、今年は 4~6年の子 3人が選ばれた。
俺もそお小学校の育友会長をしていた 2年間ほど審査委員をしたが、すごく悩むんだよね。安定した発表をするのは高学年の子たちだけど、低学年の子の一生懸命な発表にも心打たれるし・・・。

昨年の 33回大会は残念ながらコロナで中止となったが、今年は小学校の協力もありなんとか開催できた。
やっぱり、大人たちの前で発表をする子供たちの表情はどこか誇らしげだ。新型コロナと共存しながら、こういう機会を子供たちに与え続けていきたいものだと思うのである。

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