今日の試合に負けて引退することになったが、今年の周東中野球部の三年生は実によくやったと思う。
1年生の時、野球部に入部したのがたった4人で、自分たちが2年生になった時に後輩が6人以上入部してこないと単独チームが組めないというピンチに陥った(^^;
実際、隣の高森みどり中学や、岩国西中学なんかはその年合同チームだったし。
しかし、まったく野球未経験の子も含めて6人ちょうどの後輩が入部してくれて、単独チームの最低構成条件である10人の部員は確保出来た。
いやあ、ホント、6人が入部してくれるまで、親も含めてドキドキだったな(笑)
ちょうど10人揃ったって聞いた時は、「絶対に脱落者が出ないように、後輩には優しく接するんやで」って注意したもんな(笑)
「『先輩、アイス食いたいんすけど』とか後輩が言ってきたら、すぐにアイスを買いに走るんやで」と長男坊にアドバイス(?)した記憶もあるわ(笑)
やっぱ、単独チームが組めるか、合同チームになるかでは、色々なことが全然違ってくると思うからな。
それでも、二学年合わせて10人ぴったり・・・というのはなかなか大変だった。
まだ身体も小さかった1年生を新チームでは即レギュラーとして使い、1年生もそれに応えて最初から活躍してくれたけど、やっぱ長男坊たちとしては「もう2人、いや、もう1人でも俺らと同学年の選手がいてくれればなあ」と思わずにいられないことも多かっただろう。
やっぱ中学では上の学年の子が多いチームが強いからな。今年の玖珂中のように、少年野球で全国大会に出たような子たちがぞろぞろ入ってきた場合は違うのかもしれないけど、それは特殊な例で(^^;
そんな不利な状況下で、周東中はよくがんばったよ。
怪我や病気でも休むことが出来ないしな(^^;
10人揃ってないと駄目なので、骨折ってもベンチには座っておかないといけなかったし(^^;
試合を見てると、ついつい保護者の間では「三年生がもう二、三人いてくれたらなあ」なんて会話も出てきちゃうんだけど、子供たちの前では一切そんな話はしなかったわ。
言っても詮無いことだし、そんな状況下で頑張ってる子供たちに失礼だからな。
それに、そんな逆境だからこそ得られることもたくさんあっただろう。
貴重な良い経験が出来て良かったなと思ってほしい。
これからも、たった4人の(同学年の)チームメイトだったんだから、進学に向かって良い刺激を受け合いながら頑張ってくれたら良いと思う。
保護者としても、子供たちの頑張る姿が見れて、実に楽しい一年間だった。