オートバイ: 2024年9月アーカイブ

「其の弐」があるかどうかわからないけど(笑)

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このブログにもこの間から「北海道に行った」ときの話と「北海道から帰ってきた」ときの話を時系列関係なく混在して書いているので、ちょっと簡単にまとめておきたい。

ちょうど 4年間作業をしていた開発案件の長期契約が 8月いっぱいで終了したので、このタイミングで以前から考えていた「自分のオートバイ(ドゥカティ・モンスター)で自走しての北海道ツーリング」を実行しようと考えたのである。

実は北海道ツーリングは昨年行こうと考えていた。サラリーマンを辞めて独立して昨年がちょうど 20周年だったのだ。起業しても10年もたない会社が多い中、20年やってきたんだからリフレッシュ休暇みたいなのもらってもええだろう・・・と。
・・・が、このときは仕事が忙しくてまとまった休暇は取れなかったのである。

そして、今年、ついに仕事の切れ目が発生したので、そこですかさず 10日間の休みをもらうことにし、北海道へ行ってきたのだ。嫁さんの「北海道に行きたくてわざと契約を切ったのではないか?早く次の継続案件を探すのが先ではないか?」という疑いもっともな意見を無視して俺は旅立ったのである。

スケジュールは、

9/1(日)~9/2(月)山陽道を岩国~舞鶴まで自走。フェリーで小樽へ
9/3(火)~9/8(日)北海道(道北、道東)を適当にツーリング
9/9(月)~9/10(火)フェリーで舞鶴へ。山陽道を舞鶴~岩国まで自走

こんな感じ。前後に2日間ずつ移動が入るので、北海道を走っていたのは 6日間。

行き先は、初日の初山別のキャンプ場と、二日目の宗谷岬以外ぼんやりしたイメージだけで具体的に決めてなかった(笑)

結局、泊まったのが、

9/1 フェリー(あかしあ)船内泊
9/2 Tabist 小樽グリーンホテル(小樽市)
9/3 みさき台公園キャンプ場(初山別村)でキャンプ
9/4~9/5 クリオネキャンプ場(斜里町)でキャンプ(固定テントに連泊)
9/6 ホテルトレンド旭川(旭川市)
9/7 札幌手稲キャンプリゾート・ホリッパ(札幌市)でキャンプ
9/8 フェリー(あかしあ)船内泊
9/9 ホテル アマービレ舞鶴(舞鶴市)

という感じ。
クリオネキャンプ場、ホテルトレンド旭川、札幌手稲キャンプリゾート・ホリッパは全部、みさき台公園キャンプ場のテントの中で寝る前にネットで予約した(笑)。マジで行き当たりばったりな旅だったのである。なにせ、契約が切れる 8月いっぱい糞忙しかったもんで(^^;;;

走行距離は、メーター読みで 2,867kmだった。岩国~舞鶴の往復で約 900kmなので、北海道内を 6日間で 2,000km走ったことになる。1日平均 333kmか。
でも、北海道上陸2日目と 5日目に 500km以上走っているので、他の日はそんなに走ってるわけじゃないかな。

まあ、一日平均 300km以上走っているのでもわかるように、あんまりゆっくり観光はしなかった。
でも、北海道の道ってガンガン飛ばせるし(もちろん俺は 40km/h 以上出さんけど(笑))、走ってるだけで気持ちいいのよねえ~。だから、あんまり観光しなきゃって気にはならなかったんよね。
岩国から山陽自動車道で舞鶴へ向かっているときの話。

雨が降ってきたのでカッパを着ようと淡河PA(上り)に入る。大した雨ではなかったのだが念の為。

そこで発見してしまった。クランクケースの上の油染みに・・・

今回北海道をともに走る相棒 DUCATI MONSTER S2R 1000 は今年に入り、プレッシャーレギュレータ、クラッチシリンダーと、走行不能になるトラブルを二連発で発症した。
俺が S2R で北海道に行くというと、皆が「え?あのドカで?危ないけえ、やめときい」と言った(^^;

まあ、日頃 S2R に乗っている俺自身は「S2R 絶好調やで」と実感していたが、他の人から見たら、トラブル続出させた上に 17年前に製造されたオートバイだから心配だったんだろう。

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で、この油染みである(^^;;;

S2R を信じていた俺だが、その思いを簡単に裏切ってくれるのもイタリアンバイクである(笑)

さすがに俺も不安になって、すぐに出発前の整備をしてくれたNカワに LINE で写真とともに連絡。結局原因はよくわからず。
ただ、一回拭き取って次の PA まで走ってみたけど、新しい染みは出てなかったので大丈夫と判断。

後日、オーバーフローしたガソリンが流れ出るパイプが短くて(多分、タンクを起こしたときに上に引っ張ってそのまま)エンジンを濡らしてしまう減少を確認。
もしかしたら、溢れたガソリンが周りのオイル汚れを洗い流し、まるでオイルが滲み出たような状況を作っていたのかも・・・

まだフェリーにも乗っていないうちから少しドキドキしたが、結局この後の北海道ツーリングでは S2R は絶好調。まったくのノントラブルだったのであった。
いやぁ、北海道最終日にやってしまった(^^;;

夕方、あまり早くフェリーターミナルに行っちゃうと時間を持て余すからなぁ...と思い、晩飯を小樽市内で食って行こうと花園地区へ。

何せ、赤レンガ倉庫のあたりを中心に、小樽市内は観光客で溢れてて、オートバイを停めて飯を食えるような場所がない。駐車場はほとんど四輪車専用だし。

そこで花園地区まで移動し(そこまで来ると、さすがに徒歩の観光客はほとんどいない)、無事飯を食ってモンスターのところまで戻って、さあエンジンをかけよう...と思ったら...

鍵がない(°_°)

オートバイを停めてから大した距離は歩いていない。丹念に歩いた道を探す。見つからない。飯を食ったラーメン屋と、その後寄ったローソンも訪ねてみるがダメ。

うっかりしてて、スペアキーも持ってきていない。バカバカ、俺のバカ。

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モンスターを停めていたすぐ目の前に小樽警察花園交番があったので、そこで遺失物の届け出を行う。今のところオートバイの鍵は届いていないと言う。

さて、どうしたものか。
フェリーターミナルまで S2R 1000 を押して行って、とりあえず舞鶴まで持って帰るか...と思ったが、こういう時に限ってハンドルロックをガッチリかけててそれも無理

ホテルを取って連泊している間に嫁さんにスペアキーを速達で送ってもらうか?それが一番安く済むが、週末の仕事のための準備もしないといけないのでそんなにのんびりもできない。無理。

このまま仕事も家庭も捨てて、北海道で生きて行くことも考えた(笑)

現実的には、飛行機と新幹線でさっさと岩国へ帰り、週末のイベント終了後、鍵持って北海道へ再訪しかないかと観念したのだが、念のため、もう一度だけ近くを探してみようと。
まだ完全に陽は沈みきっておらず、また、街灯もあるのでそのまま探していたのだが、念のためキャンプで使う強力な LED ヘッドライトを投入。

アラカンの俺たちは繊細なコントラストの違いが見極められないからな。物の影には濃い薄いがあるが、俺たちにはそれは同じ「黒」にしか見えん(^^;;
このくらいならライト無しでも大丈夫というのは己への「過信」だ(^^;;

ライトで地面を照らしながら再び捜索開始。

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見つかりました(笑)

オートバイのすぐ近くに...
細く長い草の中に半分隠れるように落ちていた。
何度もこの草も上から見たんだけどなあ。やっぱ、十分な灯りがないと俺らの目には異物として認識されんようや(^^;;

アラカンの目に、明かりは大事(笑)

そして最後に、これから北海道へのバイク旅を計画している君たち若者に俺から伝えたいことは、必ずスペアキーは持って行こう!ということだ。

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