オートバイ: 2010年3月アーカイブ

つーわけで、高森(正確には玖珂町だが)のナフコにバイクカバー買いに行ってきた。購入するのはいつもの 980円のヤツね。

で、商品が陳列されている前でしばし悩む。サイズが S から 3L(LLL) まであるのだ。
う~む・・・俺のオートバイはどのサイズだったか・・・

多分、LL か LLL のどちらかだろう。
LL ならオートバイの全長が 215~230cm、LLL なら 230~240cm だ。
う~む。

俺のオートバイは新車が出た 86年当時ではスポーツバイクの中で最大の排気量(1000cc)だった。 20100303_bike.jpgでも、今はスポーツバイクでも、隼の 1300cc や ZX-14 の 1400cc とかあるし、そいつらはけっこうなロングホイール設計で車体も長い。
なので、俺のオートバイはそいつらよりは全長短そうだから、LL でよかろう・・・と判断。

大間違いでした。(^^;

ちょっとこの写真じゃわかんないかもしれないが、パッツン、パッツンですよ!(^^;
ああ、ちくしょう、3L(LLL)だったかぁ!

取りあえず雨風はしのげるのでヨシとしとくが、夏までもたないだろうな、こんな状態だと。ま、980円だからいいけど。:-P

しかし、このバイクカバーの定価というヤツはメチャクチャやね。(笑)
定価では、S サイズが 3,400円。LL が 4,200円。LLL が 4,500円なんだけど、全部一律 980円で売られてるよ。(^^; 定価、意味ねぇ~(^^;

20100226_bike.jpg先週後半は天気が崩れて、なんかすげえ風も吹いて大変でしたなあ。
おかげで、ほら、バイクのカバーがバリバリですよ。

ホームセンターで売ってる「あの銀色のヤツ」ですよ。

だいたい、このカバー、雨風に曝され、直射日光の紫外線をギラギラ浴びるという過酷な使用を前提としているはずなのに弱すぎるよ。

使い始めて半年くらいすると、無理に引っ張ったりしなくても、ミラーのところとか、ちょっと尖っている場所から亀裂が入り始め、油断するとカバーをかける時とか外す時とか、そういう時にびりびりびりびり・・・と、いとも簡単に裂けてしまうんだよな。

あのシルバーの色が、如何にも耐久性ありそうな特殊な素材に見えるんだけど、なんだかなぁ・・・実際はそんな耐久力ないんだよな。(^^;

つーことで、強風が吹いた翌日、こんな有様です。

嫁さんが「ねえ、バイクのカバーが取れとるよ」というので見に出ると、取れてるんじゃなくて裂けてんじゃん。(^^;

ま、980円だからな。:-P

新しいの買ってこなきゃ。

この土曜日は、午後からぶらりと近場をツーリングした。
いや、ほんとに、たまにエンジンかけとかないと腐っちゃうからね。GPz1000RX、25年も前のオートバイなので。(^^;

20100227_kaminoseki1.jpg最初は平生の大星山でのんびり風車でも見ようかと思ってたのだが、平生町に入ってから急遽「最近話題の」上関まで足を伸ばそうと思いつき、県道23号に入ってそのままひたすら上関町へ向かった。

上関、何年ぶりだ?
平生までは子供の野球の大会が平生町スポーツセンターのグランドで行われたりするんでたまに行くが、上関となると・・・

もしかすると、16,7年前に妹夫婦が新しい(当時、もっとも小型の)ビデオカメラを買ったので、「試し撮りさせろ」と言って、ちょうど帰郷していた高校時代の友人と一緒に「チャイナ電力と目立電気の真実」という「原発問題パロディドキュメント」を撮りに行って以来ではないか(笑)

で、オートバイを走らせていると見覚えのある建物が!

中国電力の「原発建設準備室」みたいな看板の建物。これ、以前は中国電力社員寮だったはず。
ここの敷地の前で、マイクを持った友人が「ここで、原発建設のための色々な秘密会議が行われています」とか喋って、家に帰ってそのシーンを見ながら「ただの社員寮じゃっつうの!」と自分たちでツッコミを入れて笑っていたのだが、いつの間にか本当にそういう会議の行われる建物になったらしい。俺ら予言者か!(笑)

まあ、そんな懐かしい思いを胸に浮かべながら久しぶりに上関を走ったのだが・・・

20100227_kaminoseki2.jpgいやぁ・・・ほんまに、この町には何も無いね。
いや、美しい海はあるんだけど、それをどうにか生かそうとした形跡も何もない。そういう意味で本当に何もない町だ。
若者がいない・・・というのも理由だろうけど、まったく町に生気を感じない。ゴーストタウンを走っているような気分になる。

確かに、この町には「原発を呼ぶ」以外に生き残る道は無いのかもしれない。

ただ、それは住民の怠慢によるものだ・・・と、この町を走ってみるとそんな気分になるのだ。

何かやったか?町を活気づけるために知恵を出し、そして動いたのか?
俺にはそういう形跡がまるで見えないがな。住民はすでに治療不可なほどの「依存症」に陥っているのではないか?誰か(中国電力や国)が何とかしてくれるだろうという。

本当に、オートバイで走っても全然楽しくない町だ。
いや、海沿いの道を飛ばすのは楽しいのだが、ちょっとオートバイを止めて見てみよう、感じてみようと思わされるものが何もない。

ただただ、皆が「原発が出来たら手に入るかもしれない棚ぼたの金」を何もせずに待っているだけの町なのだろう。

総走行距離 125km

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