オートバイ: 2009年9月アーカイブ

ツーリングの話のつづき。

ちゅうことで、午前 2時半に起きて、深夜 4時発のフェリーに乗るためにまずは柳井港へ。
うんこしたり色々してたら、結局家を出たのが 3時20分。柳井港に着いたのは 3時40分です。
もう、フェリーに乗り込む車は皆並んでるし。

200909212_bike.JPG慌てて窓口に行きチケット購入。
四輪の場合、きちんと車検証のチェックがあるけど、二輪の場合は自己申請でOKらしい。もっとも、俺の場合、一番金額の高い 750cc 以上のバイクなので車検証もへったくれもないけどね。

バイクが over750 なので二輪としては一番高い金額となるんだが、「さあ、皆でフェリーを利用しよう!」に書いたように、現在割引キャンペーン中なので通常価格より 5,150円安い8,500円(往復)になります。
ガソリン代を考えても千円高速よりは割高だが、こっちの方が旅らしいし、四国に上陸するまでのんびり寝ていけるのも良いね。貧乏くさく、眠い目を擦り擦り高速を走るよりは優雅でええやろ?(笑)

で、チケットを購入したら、次に固縛承認書というのにサインをします。「係員がロープでバイクをふん縛っても文句は言いません」という承認書ね。

この固縛承認書と購入したチケット持って乗船待ちの車の列に戻ったら、誘導員が無線で「バイクの人、帰ってきたので、今から乗船を開始します」とか言うてますよ。すんません。俺待ちだったんですね。(^^;

フェリーに乗ったら、係員の指示に従ってバイクを端の方に寄せて、固縛承認書を係員に渡してさっさと客室へ。
何せ、午前 2時半起きじゃったけんね。四国へ着くまでの二時間半の間に少しでも寝ときたいからなあ。
で、客席に座ってリクライニングを倒したら、すぐに眠りに落ちましたよ。(笑)

200909212_asayake.JPG目が覚めたら、あと 30分で四国に着くという時間。
デッキに出てみたら、素晴らしい朝焼けの空が広がってます。おお!何か、良い旅が出来そうな予感。

15分前になると、車で乗船している人は車に戻るようにアナウンス有り。
下りてしばらくすると係員がやってきてバイクを固縛しているロープをほどいてくれます。

バイクを押して出口に向けると、すぐにまたがりエンジンON。フェリーが四国に着くまでにエンジン暖めておきたいからね。
20090921_matsuyama.JPGそして、6時30分きっかりに、大した衝撃もなくフェリーが三津浜港に接岸。
乗るときは真っ先に乗ったんだけど、下りるときは一番最後。四輪が全て上陸した後に、いよいよ四国に上陸です。

さあ、これから 20年振りのツーリングですぞ。
何のトラブルも無ければええが。いや、ま、何かトラブル起きたら、それはそれで話のタネになるので良いんだけどね。

つづく
久しぶりにツーリングに出ました。
9/21(月)

いやぁ、マジで、20年振りくらい・・・かな。
バイクには数年おきに断続的に乗ってはいたんだけど、通勤オンリーって感じで。広島~岩国間くらいは時々走ってたし、大島にも行ったことはあるけど、他県まで足をのばすことはまったくなかったのでねえ。

せっかくでかい排気量のオートバイに乗ってるんだし、夏に自分たちだけ(ママ仲間で)熊本までお泊まり旅行をした罪悪感からか、嫁さんがしきりに俺に一人旅を勧めるし(笑)

ということで、四国で唯一足を踏み入れたことのない、徳島県まで行ってみることにしました。
大歩危・小歩危と「かずら橋」というのは、昔から見てみたかったし。(他に徳島というと、阿波踊りと徳島ラーメンくらいしか知らんけど。あ、JUST SYSTEM も徳島だ。俺、ATOK ユーザーじゃん)

で、コース。
俺は途中で地図を見たりするのが面倒なので、最初に道中の計画(往路だけ)を箇条書きにするんだけど、今回は↓こんな感じ。

(1) 柳井~三津浜港 防予フェリー
(2) 三津浜港~国道437号線~国道11号線(間違って 317号線の方へ行かないこと)
(3) 国道11号線~三島川之江IC(松山自動車道)高松方面へ
(4) 川之江JCTで徳島自動車道へ
(5) 徳島自動車道を井川池田で下りて、国道32号線
(6) 大歩危を左折して県道45号線
(7) そしたら、かずら橋

で、帰りは無計画にというのがツーリングでの俺スタイル。
まあ、今回はフェリー券を往復で買ったので、松山まで帰ってこないといけないという制約はあるけど。

ああ、しかし、ワクワクする気持ちと裏腹に、何せ久しぶりのツーリングなので不安も色々ありますが。
GPZ1000RX も 23年選手だし、旅先で故障してにっちもさっちもいかなくなる可能性もあるしね。

しかし、まあ、そういったトラブルもまた素敵な思い出に変わるもんです。まずは出発しないとな。

ということで、中年ライダーのソロツーリング、スタートなのです。

つづく
やってしまった・・・(^^;

20数年ぶりの立ちゴケです・・・

バイクに乗らない人に説明しておくと、「立ちゴケ」とは、バイクが停止した状態で転けるという、ライダーとして一番恥ずかしい転倒なのであります。

25年前。18歳の時に初めて買ったバイク(HONDA VF400F)では、一、二度、立ちゴケをした気がします。だいたい、初心者に多い・・・というか、バイクに馴れてくると、まずやらない転倒ですからねえ。ずっとバイクに乗ってる人間にとっては、「ああ、昔、したことあるよ、立ちゴケ」と眼を細め思い出すのが立ちゴケです。

俺も、VF400F 以降、乗ったバイクが SRX Limited Edition(400)、バンディット 250 と軽いヤツばかりだったので立ちゴケなどしたことありませんでした。
SRX なんて、相当傾けても平気で元のポジションに戻せたしね。腕の力だけで。

それが、それが、この歳になって、他のライダーもいる場所で・・・ああ、恥ずかしい・・・(^^;

SANY0017.JPG転けた場所は、祖谷のかずら橋側の物産館のバイク専用駐車場。

バイクを押して駐車場から出して、いざ乗り込もうとしたら、シートに結わえ付けてた合羽に足が引っかかってバランスを崩し、相当ねばったんだけど、耐えられなくて左側にバイクだけ転倒。

ああ・・・やってしまった・・・乾燥重量で約 240kg あるし、今はタンクもほぼ満タンに近いから起こすのが大変なんだよな・・・と一瞬途方に暮れたのですが、すぐに若いお兄ちゃんライダーが駆け寄ってきてくれて、それと、俺よりちょっと年上くらいの中年ライダーさんも。
さすがに、三人で起こせばすぐです。大感謝。本当にありがとうございました。

この助けてくれた中年ライダーさんはハーレーに乗った若い女子と一緒だったので、最初「フン、軟派者め」と嫉妬半分に思っておりました。すみません。俺こそ軟派者でした。(^^;
こんな真っ平らなところで立ちゴケするなんて・・・
しかも、もう一度乗ろうとして、また合羽に足を引っかけたし。ギャグじゃなく(笑)

結局、中年ライダーさんから結わえ方についてもお叱りをいただき、合羽は着ていくことにしました。汗だくになりながら。(^^;

ああ、しかし、ほんまに恥ずかしかった。
この後、心が平常に戻るのに2時間くらいかかりましたよ。(笑)

一応、名誉のために言うときますが、確かに俺、足が短いので不安定なんですけど(^^;、アップハンドルなら絶対転けません。今、セパハンに戻してるんでね。これ、ぐらっときたときに耐えるのが難しいんです。
タンクを抱きかかえるようにして肘の力も使うか、いっそハンドルではなくフレームを掴むかしないと、腕の力だけじゃ絶対耐えられん。
今回、タンクバッグを着けていたので、瞬間的にタンクを抱きかかえることが出来ませんでした。それも敗因の一つだということは書いておきますぞ。

ま、なんだかんだ言うても、精進が足らんのじゃけどね・・・(^^;
自民党の人気取りだけを考えた腐れ政策「休日は高速道路、どこまで乗っても千円」のせいで、高速道路はどこも大渋滞。
090921_175056.JPGこの上、無料化なんかしたら、さらに馬鹿どもが我らの聖域に出っ張ってきて、高速道路が高速道路ではなくなってしまいますよ!

しかも、政権が替わったらどうなるかわからない「人気取り政策」のために、他の交通網がズタズタになりつつあるのはマジやばい!

フェリーもその一つじゃね。

今度、すごい揺り戻しで自民党が圧勝したら、「やっぱ高速道路はETC利用の場合もきちんと全額徴収しますぜ」ってなるかもしれない。
その時になって、「じゃ、フェリーの方が安いから、そっちを使おう」と思っても、その時にフェリーはもう存在してないかもしれんよ?

つーことで、今回、わしはツーリングでフェリーを利用してみた。

柳井~松山(三津浜港)の往復の場合、通常料金は、

・特殊手荷物運賃(自動二輪 750cc以上) 3,500円×2(往復)= 7,000円
・二輪旅客運賃(往復割引) 6,650円

で、合計 13,650円じゃったんじゃね。
これじゃあ、高速道路と喧嘩にもならんよね。

で、防予汽船が本州四国連絡橋・高速道路への対抗で 9月30日まで実施している緊急対策キャンペーンの割引だと、

・特殊手荷物運賃(自動二輪 750cc以上) 2,000円×2(往復)= 4,000円
・二輪旅客運賃(往復割引) 4,500円

で、合計 8,500円。通常価格の 5,150円引きですよ!

俺の場合、そもそもオートバイに ETC が着いてないんで、高速代とガソリン代を足せば余裕で 8,500円なんか突破してしまう。だからコスト的にもメリットがあるんだけど、ETC 着けてて千円で高速走れる人も、寝てる間に四国に渡れるメリットは相当大きいと思うで。

そして、何より全社一丸となってキャンペーンに力を入れているのが、社員の態度にも表れている。
受付のおっちゃんも親切だし、誘導係や船内作業員の人も非常に丁寧だ。見た目の怖い作業員のおっちゃんも、非常に丁寧に接客してるしね。

是非とも、皆でフェリー会社を応援しましょうぞ!

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