美術・芸術: 2020年7月アーカイブ

これもブログに書いてなかった。

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去年の 9月ごろに山口県立美術館でやっていた「ヨーロッパ絵画 美の400年-珠玉の東京富士美術館コレクション-」を観に行った話である。

「厳選した珠玉の作品約80点によって、16世紀のイタリア・ルネサンス絵画から20世紀の現代絵画までの西洋絵画の流れを紹介」という内容の展覧会だ。

ルネサンスの時代を経て宗教画の縛りからの脱却に成功し、ここから美術は面白くなる(と、俺は個人的に思っている(笑))16世紀から20世紀までの絵画を、「風景画」や「人物画」などのカテゴリーにわけ、古い時代から順番に画を並べるという展示がされていた。

この日は次男坊が山口市内で就職試験を受けるのを車で送迎することにしていたので、試験が終わるまでの間に美術館行こうぜと嫁さんとお袋を誘って三人で訪館したというわけだ。嫁さんと画を見るのも久しぶりだった。

いや、本当に面白い展覧会だった。
ひろしま美術館の「印象派のいろは展」の話でも書いたが、感動したのでブログにはちゃんとまとめて書こうとか思っていると駄目なのだ(^^;;;
なかなかその時間が取れずにいるうちに、すっかり記憶は薄れてしまう。やはり、観たらすぐ書かないと駄目だな。

というわけで、この美術展の感想も詳細にすることは無理だ。しかし、上に書いたように本当に面白い展覧会だった。

例えば「人物画」のコーナー。ティントレットの「蒐集家の肖像」といった精密で重厚に書かれた作品から、ルノワールの「赤い服の女」などを経て、最終的にマグリットの青いりんごの頭の男の画で終わっている。
いや、最後がマグリットって(笑)。

ああ、他にも面白かった部分がたくさんあるのに忘れてしまった(^^;
今度から、内容に少々思い違いなどがあっったとしても、早くブログに書くようにしよう。
最近の俺のブログは長い!
なんか、あとで自分で読み直しても疲れるわ(笑)

ブログを始めた直後から、Twitter とか Instagram のような短文投稿系の SNS が出てきたので、なんか「驚き」とか「感激」とかそういう心が動いたことはそっちにすぐに書いちゃって、反対にブログには「ちゃんとこの思いとか状況とかをまとめて、色々なことを全部盛り込んだ文章を書かなきゃ」とか思っちゃって・・・

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結局、書いたときにはダラダラと長い文章になっちゃうし、一番問題なのは、そのうち記憶も薄れてきちゃって、結局書かないってことだな(^^;

そういう一例。2/16(日)に行った「ひろしま美術館」の話。
取引先からペアチケットをもらったので、「印象派のいろは展」にお袋(絵を描くのが趣味)を連れて行ったのだ。
この美術館を作った広島銀行の関連会社であるマイティネット社の、創立45周年記念として開催されている特別展だった。

「あらためて『印象派』とは何かを、美術ビギナーの方にも分かりやすく紹介しようとする試み」という展覧会で、要所要所で非常にわかりやすい解説のボードが掲げられ、絵を描くのでいくらか知識のあるお袋も「わかりやすい説明で、改めて勉強になった」と喜んでいた。

いや、本当に、俺もぼんやりとしか認識していなかったモネ、ルノワールなどによる印象派の発生からゴッホなどのポスト印象派の画家につながる流れなどが非常によくわかって楽しかった。もちろんもう忘れたが(笑)

飾られていた絵はほとんどが当美術館の所蔵品で(俺はけっこうここの所蔵品展を観ているので)見慣れたものだったが、詳細な解説がつくだけで随分と感想が変わってくる。それも面白い。

こういうちょっと美術の勉強的な展覧会も、ちょくちょくやってくれたら楽しいんだがなあ(笑)

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