野外活動: 2022年9月アーカイブ

9/9(金)の夜・・・

厳しい母なる三蒲の海に「2時間ロッド振り続けてボウズ」という厳しい現実を突きつけられた俺は、帰ってから呑む自棄酒の肴を買いに、久賀のセブン-イレブンに車を走らせたのであった。(周防大島から自宅までの間にコンビニ無いからな(^^;)

しかし、気が変わった俺は車をコンビニの駐車場には入れず、もう少し先まで走らせた。

「ボウズはいやだ。久賀港でカサゴかなんか釣って、ボウズだけは回避するのだ・・・」

俺が車を滑り込ませたのは、久賀港の一番手前の突堤だった。「く」の字に沖まで伸び、港の出入り口になっている突堤だ。
ここから向かって右の、港の一番奥側の岸沿いでは割りと安定してカサゴが釣れる。長男坊が初めての海のルアーゲームでカサゴを釣り上げたのもここだ。

いつもは階段を降りたところの広いスペースから竿を出すのだが、大潮の満潮からまだ潮が引ききっておらず、そこは水に浸かっていた。
仕方ないので、その横の道路側の岸からジグ単で攻めてみる。しっかり底までルアーを沈ませるのがコツだ。

10分ほど投げてみたが、まったくアタリすら無し・・・
駄目だ。俺はそこからまた突堤に戻った。10分で諦めるの?と言う人もいるだろうが、ルアーゲームで「よく釣れる場所」で10分もアタリがなければ十分である。さっさと移動するのがランガンの基本。

20220909_kuka1.jpg「ああ、久賀港も駄目か・・・」と半ば諦めつつ、今度は突堤の中間に立つ有刺鉄線の巻かれたフェンス(これより奥の港の出入り口に釣り師が侵入することを阻んでいる)を避けるようにして、港外の海にルアーを投げた。
ここでは、いいサイズのタケノコメバルを釣り上げたことがある。

三度目のキャストだったろうか?場所を変えて 5分後。ピクピクと小さなアタリあり。合わせてみる。グンっと月下美人のアジングロッドの先が曲がる。
あまり重みは感じないがよく走る。もしや?

アジだった。20cmにも満たない小アジだけど(笑)

やった!ボウズじゃない!!いつもならリリースするサイズのアジだったが、俺は猫ちゃんのお土産用にキープしたのであった。ごめん、小アジよ。俺がもっと大きな魚を釣っていれば・・・

この土曜日は仕事もないので、金曜日の夜は周防大島の我らの母なる海・三蒲港へ。メバリングである。「釣り紳士の会」の周防大島初釣りの地・三蒲港に入ったのは、去年の 9月以来、実に一年ぶりだ。

この日は大潮。21:20頃が満潮。
20:30に三蒲港着。上げの時合も終わり、そろそろ潮止まりの時間かな。大潮なんでもう少し動いてるか?まあ、どっちにしてもあまり潮は良くない時間帯。

外側の堤防を確認すると人の姿は見えない。おお、ラッキーと先端の常夜灯に向かっていると、暗闇でキャストしている釣り人が。
常夜灯の下にもその人のものと思しきタックルが・・・。明るいところで釣ってくれてれば駐車場から見えたんだけどなあ。光の届かない暗いところでキャストされてるとわからんわ・・・

20220909_mikaba1.jpg
外側の防波堤の先まで行くと、そこからまた内側の堤防にまわるのも大変なので(大きな港じゃないけど、ぐるっと港を一周しないといけない)、もう、そこでその人の邪魔にならないようにキャストを開始した。外側の防波堤は独り占めできる広さじゃないからな。

それでも、最初は遠慮して突端まで行かずにキャストしてたんだけど、その人は荷物は突端の常夜灯の下に置いたまま、自分は 4~5m離れたところでキャストしている。そうであれば、常夜灯の下で俺が釣ることになんの問題もないだろう。
俺は常夜灯が立つ堤防の上に上がりキャストを始めた。ここで、今までのたくさんのメバルを釣ってきた。

・・・が、結局、22:00まで 1時間半ほど粘ったが、小さなアタリが 2回あったくらいで何も釣れん・・・。潮は完全に停まってるし・・・
それから外の防波堤を諦め、内側の短い防波堤の先の常夜灯の下に移る。港内にいついているカサゴでも・・・と思ったのだが、やはりアタリなし。

30分もすると風が強くなり、PEラインが大きく流されるようになってきたので納竿・・・

時々優しい顔を見せてくれるが、基本的に厳しい母だぜ、三蒲港・・・

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