野外活動: 2021年5月アーカイブ

5/28(土)早朝の「大崎トンネルの波止」は強風であった。

どのくらい強風かというと、Daiwa のロッドスタンドに立てていた 8.3ft のエメラルダスがスタンドごと風にあおられ転倒したのだ。
倒れたエメラルダスが防波堤のコンクリートに叩き付けられ、バチーーーン!!と派手な音を立てた瞬間、びっくりしてちょっと失禁した。

20210528_oosaki1.jpg元々、大崎トンネル横のこの波止は、沖にジグを投げてヤズ、ハマチを釣るポイントである。
小さな波止の内側は砂が流れ込み、魚の姿はまったく見えない。防波堤の外側も同じようなものである。
以前、Mイ紳士と来た時にもまったく魚影は確認できず、二人ともボウズであった。

この日も月下美人のメバリングロッドで足元を探ってみるが、フグ以外の魚影なし。以前Mイ紳士と来た時とまったく一緒。フグにワームをかみ切られるだけの苦行が続く(^^;

そこで、防波堤の周りは諦め、できる限り遠投してみることにした。風を避けるために、サイドスローで投げる。低い弾道で思ったよりも飛んでいく。
・・・が、やはり結果は出ない。

そもそも、俺が釣っていた 5:00~6:00の時間はいわゆる「潮止まり」の一番よくない時間であった。5:07 干潮、10:32 満潮、時合は上げ潮の 6:44~8:54。釣れ釣れタイムは 8時以降だろう。「朝マズメ」なら何かあるかも・・・と思ってエントリーしてみたが、潮止まり+強風の悪条件は予想以上・・・

しかし、それでもギブアップせずに投げ続けていたらついにアタリが!!足元まで寄せたところでバラしたが、あれはメバルだった!そう信じてさらに投げ続けた 5:53。もうすぐ釣行 1時間になろうかというところ。
防波堤から垂直に沖に投げたリグにアタリあり。バラさないように慎重に防波堤の上に引き上げてみると・・・メバル!!

20210528_oosaki2.jpg正直、ここでのライトタックルによる釣果は諦めていた。だからこの日も最初は COREMAN  PH-02(6グラムジグヘッド+がまかつ針)+  ワーム COREMAN CA-02 ALKALI SHAD キビナゴイワシカラーというリグをエメラルダスで投げてみた。なんも来んかったけど(^^;

だから、ここはもうMイ紳士+Sボ紳士の青物部隊に任せるしかないと思ってたのだが、青物は正直博打なので・・・と。メバリングでしっかり結果を出せたのはよかった。

周防大島ルアーポイントリストの「✕」(釣果なし)ポイントはあと 1ヶ所。

それより、俺のエメラルダスに変なダメージが残っていないかが心配だ・・・。倒れた時、バチーーン!言うたからな、バチーーーン!!って(^^;
5/23(日)。山口県東部の釣り人にとって、記念べき日となった。

ついに、フィッシング紳士の会(Dandy Fishermen's Club)で作成した周防大島の裏側(安下庄側)のフィッシングポイントリスト、その 40ヶ所全てでルアーによる釣果を上げたのである!!
もう、俺たちがルアーで釣れないポイントは周防大島の裏側には存在しないということである。

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ほんと、「小松界隈」と「安下庄界隈」は苦労した。
特に小松港は常夜灯の周りとか、そういう本来魚がいそうなところでまったく魚の気配を感じることが出来ない「死の海」で・・・
結局、常夜灯もない暗がりの、岸に近い浅瀬という他ではあまりメバルの釣れていないような場所でグッドサイズのメバルが来て、今思い返しても小松港が一番の不思議港だった。

まあ、それも今となってはいい思い出だ(笑)

あとは、今日時点で表側(久賀・東和側)の「✕」(釣果なし)ポイントも残り 1ヶ所になった。

「弁天トンネルの波止」。しかし、ここは防波堤の上からではまともに攻められない難攻不落の激むずポイントである。
さて、どうするか?(^^;
日曜日は夕方から「✕」つぶしのために周防大島へ。
そう。何度も書いているが 5月は周防大島の「釣果なし」ポイント攻略強化月間である(笑)。

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安下庄地区に 2ヶ所だけ残った「✕」ポイントのひとつ、「家房の磯」に 17:25着。
磯の岩場の横に車を 3台くらい停められるスペースがある。すでに 2台停まっていたが、運転してきたアングラーは「家房の波止」の方へ入ったようだ。「家房の磯」には人の姿は無い。

ガードレールの切れ目から岩場に出る。釣り師が出入りするため自然に削れたのか、岩が微妙に階段状になっていて道路から磯場に下りるのは見た目より簡単。朝、夕マズメの薄暗い時間帯でもあまり危険はなさそう。

一応、ジグを遠投するためのエメラルダスと、アジ、メバル狙いのアジングロッド(tailwalk AJIST TZ 58/SL)を持って早速エントリー。

まずは、アジングロッドに、1gジグヘッド+「ブリリアント 2.5インチ C-24 銀粉オキアミグロー」というリグをセットしてキャスト。その第一投目だった。

アジ狙いなので、ストップアンドゴーで時々フォールを挟みつつリトリーブ。足元まで巻いてくると・・・
なんか、体高の高い、30cmほどの魚がルアーを追ってくる。「チヌ(黒鯛)?」と思ったが、チヌにしては少し青くも見える。でも、やっぱり岸の近くでルアーに食いつく魚って・・・チヌだよね?

リトリーブを止めると、リグに一度、二度とアタックしてくる。その度に繊細なアジングロッドの穂先がグイグイと沈み込む。
三度目のアタックがあったとき、ティップを振って合わせてみた。

途端に音を立てて出ていくライン(^^;。ロッドも限界まで曲がる。すげえ!!チヌだ、チヌ!!

少しドラグを締めてみると動きが止まった。2,3回巻き取る。すると再びラインを引き出しながら走り出す。止まらない、止まらない(^^;
5.8フィートのアジングロッドは良くしなって耐えてくれている。心配なのはライン。PE 0.3号に 1号のフロロカーボン。メバルやアジでは絶対に切れないが、この強いチヌの引きにどこまで耐えてくれるか・・・

盛大にラインを引っ張り出して、再びチヌが止まる。2,3回巻く。また走り出す。ここで欲を出してしまった。0.3号を150m巻いているのでまだまだラインには余裕があったのに、早く止めたい焦りから、思わずドラグを締めてしまった。

糸が切れる感触!あああ・・・

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最初 FGノットが抜けたのかと思ったが、1号のフロロカーボンが切れていた。あああ・・・

もう二度とこんなチャンス無いだろうなあ・・・。でも、チヌの走りっぷりはやっぱ凄いね。
もっと繊細なアタリなのかと思ってたけど、けっこうグイグイ来るね。でも、すぐ吐き出すので、グイっと来た瞬間にフッキングしないと駄目そうね。こりゃ、チニングに力を入れなきゃ(笑)。

結局、18:20頃、やっとツインテールワームでイソベラを 1尾上げて「○」付け完了。「家房の磯」も釣果ありルアーポイントに。
けっこうこのベラも引いて(走らないけど)そこそこ楽しませてくれた・・・んだけど、やっぱりチヌを逃したのが悔しい!!(^^;;

でも、ここでまたあんな奇跡的な出会いはないだろうなあ・・・(^^;;; ほんと、残念(^^;;;
もっと早く存在を知っていれば・・・

それは、カヤックカバー・・・

別のエントリーでも書いたが、「マリブカヤックス ステルス12(Malibu Kayaks Stealth 12)」というシットオントップカヤックを持ってるんだけど、こいつが収まるような納屋や倉庫が我が家にはないので、基本的に家の横に雨ざらし、直射日光浴びまくりで置いてある。

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ポリエチレン製なので耐候性が低く紫外線で劣化しやすいので(もしかしたらUV吸収剤とかは添加されているのかもしれないが))、以前からブルーシートを巻いておこうとか考えてたんだけど・・・いざとなると面倒くさくて(^^;

そしたら、偶然 Amazon で見つけたんだけど、簡単に被せられる汎用のカヤックカバーがあるのね。
自転車とか自動車用のあの銀色のカバーみたいに、一年、二年でバリバリになるんだろうけど(^^;
でも、値段が 2,289円だから、毎年買い直しても痛くないよね。

青色の「3.6M~4M船対応」というのがあったのでこいつをチョイス。被せてみた。いいね、いいね(笑)

長いこと紫外線に晒していてすまん、すまん、カヤックよ。

いやあ、端から「カヤックカバー」という存在を知らないので、買おうなんて思いもせず、ましてや探してみようとも考えずで・・・
こんなのあったらいいなあと思ったら、適当なキーワードで探してみんといかんね。

・・・そうしてついつい色々ポチってしまって散財をするのだが・・・(笑)

先日買ったショートボディーのカヤック(一応、挺の横には「Winner」と書いてある。これが正式な商品名か?)は、後部がボートのようにスパッと切れてて船外機が付けられるようになっている。
ただ、実際に船外機を取り付けるためのマウントは付いていない。別売りでも用意されていないので自作が必要である。

実はこのカヤック。製造しているメーカーは一社で、そこで作られたカヤックを色々なショップが自社オリジナル挺として販売しているようである。

例えば Amazon で売っている「AF BOAT」もそうで、船体は俺の「Winner」とまったく一緒だけど、最初からアルミ製のエンジンマウントが付いている。その代わり、俺のカヤックは本体 39,000円(送料込み)だけど、「AF BOAT」は 66,900円する。27,900円高い。エンジンマウントが標準で付いているだけの違いしかないので、この 27,900円がマウント代と言える。

もうひとつ同じカヤックで「DISCOVERY」という名前で売られているものがある。
これはステンレス製の純正エンジンマウントが別売りで用意されている。そのマウントを取り付けるためのボルト穴も最初から 4ヶ所開けられており、自分で穴あけ加工などは必要ない。

船体価格は 46,780円で、俺のカヤックより実質 7,780円高いが、後部収納スペースにプラスチックの蓋が取り付けられているのと、エンジンマウント取り付け用の加工が最初からされていることを考えると、コスト的な差はないかな。オプションのマウントセット(エンジンマウントと魚探マウントのセット)も 7,980円なので、それを足しても 54,769円だから、もしかしたら一番お買い得なのは「DISCOVERY」かな?ただし、全カラー売り切れで、再入荷も未定のようである(笑)

ちなみに、「佐賀よかでしょう/釣りよかでしょう」という人気YouTubeチャンネルがあるのだが、その中で 2挺買っていたのは俺と同じ「Winner」である。
しかし、見た目が一緒なので間違えて「DISCOVERY」専用のエンジンマウントを買ってきてしまい、穴の位置など加工して無理やり取り付けていた(笑)

多分、そういう「事故」って多いと思うわ(^^; 本体の形が一緒なので付くと思っちゃうんだよね(笑)

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そういうことで、「Winner」の場合は自作するしかないので、3cm厚の木の板を買ってきて、それをエンジンマウント取り付け場所の形に合わせて加工。覚悟を決めてドリルで船体に取り付けボルト用の穴を開けて取り付け(仮)・・・

ああ・・そうだった・・・。俺は工作が苦手なのだ。まっすぐ切ったつもりが、なんか向かって右の方が高くなっている(笑)
中学校の技術の授業で本立を作ったとき、図面引いたときは成績が 5だったのに、いざ作成したら 3になったからな(笑)

形はまだ歪だけど 2ストの船外機をぶら下げてみたら強度的には問題なさそう。

引き続き、ボルト用に開けた穴の防水方法の検討や、形の微調節(カンナかけるか)をしていこう。

安下庄の海水浴場「庄南ビーチ」の沖に伸びる遊歩道。その周辺の海。

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去年の大晦日にMイ紳士と訪れたときは、少しだけ海藻が群生しているところがあったものの、ほとんどが浅い砂地で、とても魚が居着いているようには思えなかった。
実際、この日足元に居たのはスズメダイの群れだけであった。

根魚が身を隠せるようなところも(先述した海藻の群生以外に)無く、歩道の際にワームを落としてみたが、メバルはもとより、カサゴなどの根魚が食いつくこともなかった。(12月だしね(笑))

というわけで、我々紳士の会では庄南ビーチは「死の海」認定されていたのである。

しかし、死の海だろうが、一旦「紳士の会 周防大島釣りポイントリスト」に載せてしまったからには、何が何でも「○」(釣果あり)にしないと!それが我々「フィッシング紳士の会(Dandy Fishermen's Club)」の使命なのである。

そうして「庄南ビーチ」を再訪したのは 5/19(水)18:40。ガッキーの結婚を知った 10分後である。

この日は「小潮」。20:39の干潮に向けて 15:58~18:38が下げ潮の時合だったので、18:40と言えば魚の釣れないと言われる潮止まりの時間帯である。しかし、遠浅のところが多い大島では、時合より大事なのは潮位である。やはり潮位が高いときがよく釣れる(この半年間、毎週周防大島に通った結果の体感(笑))。干潮と言っても、大潮や中潮の干潮時よりは 1m近く潮位は高い。だから全然釣れない感じはしない。

それに庄南ビーチの遊歩道の周辺の海は12月末に比べ変化していた。海藻が生えている範囲が広がって魚の隠れる場所が増えたせいか、魚種と魚影も増えている。

40~50cmのコブダイが優雅に泳ぎ、メバルらしき群れもいた。サイズは小さかったがアオリイカも横切っていった。

しかし、海藻が多いと根がかり・・・というか海藻がかりが怖くてあまりワームも泳がせられない(^^;
いや、そんなもの怖がってては釣りはできんよ!とおっしゃる人もいるでしょう。甘い!!甘いよ!!お前、0.2号の PE ラインに 0.6号のフロロカーボンリーダーを結んだライトタックルで釣りしたことないやろ?海藻に引っ掛けただけでプッツンやぞ(笑)

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というわけで、海藻を避けて足元にツインテールワームを落として泳がせてたら、グっと先が沈み込むロッド。巻いてみると重い、重い。
魚が海底で踏ん張ってる感じ。「カサゴか?」と思ったら、やっぱりカサゴ。なかなかいいサイズ。

もう少し太いラインのセット(車には積んである)を持ってきて海藻周りも攻めれば、他の魚種とのバトルも楽しめそうだが、残念なことにここは常夜灯が無い。そろそろ暗くなってきたので納竿。「○」(釣果あり)がついたから良いか(笑)

職場のリーダーに「ちょっと私用で出てきます。帰ってからまた続きをやります」と言って釣りに出た俺は、帰ってから 2時間ばかり本当に残業。自由は義務を果たしてこそ手に入るものだからね(笑)
5/19(水)。ガッキーの結婚を俺は「橘ウインドパーク前(三ツ松港西波止)」で知った。そう、釣りをしていたのである。

17時の定時まで作業をして、「ちょっと私用で出てきます」と職場のリーダーに連絡し、18時ちょうどに三ツ松港着。
ここは通称「橘ウインドパーク前」と呼ばれる堤防だが、正しくは三ツ松港の西波止である。

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魚影を確認しつつ堤防を歩いていると、時々足元に小さな魚の群れがあるんだけど、ルアーを落としても食いつかない。
一応、ルアーを追ってはくるが、途中で追うのをやめてしまう。ワームのサイズを変えてみたりしたけど状況変わらず。ウミタナゴだってワームを追ってくるからな。メバルだったらすぐに食いつきそうなもんだから、やっぱウミタナゴやスズメダイなんかなあ・・・とか考えつつ突端までいくと、やはりそこにも小さな魚の群れ。

そこでルアーを、伝家の宝刀、カブラに変更。
群れの少し先に投げ込み引いてくる。群れを横切ると、ああ、ちっこいのが追ってきた、追ってきた。そして、足元でカブラを飲み込む。

これこれ。たとえサイズは小さくても、ヒットする瞬間を見るのは楽しい。
カブラを飲み込んだチビメバルがくるっと身体を反転させると、月下美人5.10フィートアジングロッドの細いカーボンの穂先がぐぐぐっと沈み込む。これこれ。ライトタックルは小さな魚の動きもしっかり俺の手に伝えてくる。楽しいぃ~。

釣り上げ、このポイントを「○」にした報告を他の紳士に送ろうとしたとき、LINE の新着メッセージに気づく。

岩国の飲み仲間と作っている LINE グループへの、人妻A(と書くといやらしいな(笑))からの「新垣結衣が結婚しましたよ」と俺を名指ししての書き込みであった。

その後、色々な SNS 経由で、知り合いから「ガッキー、結婚しましたね。おめでとうございます」というメッセージが届くわ、届くわ(^^;

俺はガッキーの父親じゃな~い!!

父親どころか、俺の脳内ではガッキーは「俺の嫁」である。「おめでとう」なんてことがあるかいな!!

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そう。ガッキーとは今から13年前の映画「フレフレ少女」で出会い付き合いが始まり(脳内で)、2012年のドラマ「リーガル・ハイ」、2013年のドラマ「空飛ぶ広報室」と話題作に出演し彼女が忙しい中でも愛を育んだ(脳内で)。そして、ついに2015年のドラマ、彼女の代表作「逃げるは恥だが役に立つ」で俺たちは結婚したのである(脳内で)。それから 6年。俺たちの結婚生活は終わりを告げた(脳内で)。

当時三叉をかけていた俺は、石原さとみ、深田恭子の二人に別れを告げ、ガッキーとの結婚を選んだのに(脳内で)。

ああ、せっかく「三ツ松港西波止」を「○」(釣果あり)にしたのに、その喜びも半減したわ。

俺は翌日の朝、嫁さんの買い物メモに「ガッキー」と書いて、嫁さんが夕方帰ってくるのを心待ちにした。
帰ってきた嫁さんは、ただ一言「スーパーにガッキー置いてなかったよ」とだけ俺に告げたのであった。
先週金曜日の夜は、晩飯を食べてから周防大島へ。

4~5月は「✕」(釣果なし)ポイントの集中対策月間ということで(笑)、嫁さんに呆れられつつ 20:30に家を出発。以前、一度だけ訪ねたのことのある「地家室港(じかむろこう)」へ。
いや、以前攻めたことがあると言っても、随分前、1/30(土)のことで、しかも強風だったため、15:45~16:00までの 15分間だけ竿を振り、結局ボウズで撤退したという悲しい思い出の港である。

そして、この悲しみの港は我が家から遠い。

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まず土居まで国道437号線を走り、そこから県道4号線の山越えコースで安下庄へ。これは人によっては下田まで走って県道108号線で船越に出る方が良いと言うかもしれんが、俺は安下庄に抜けるコースが一番好き。
安下庄に出たら海岸線をひたすら走り、船越漁港、外入港と通り過ぎてから左折。県道108号線(地家室白木港線)のくねくね道で山越えをすれば地家室港の真正面に出る。

到着したのは 21:25。あと 5分で 1時間。遠いなあ(^^;;;

ここは、長い防波堤の突端部に常夜灯がある。
俺が到着したときはすでに他のアングラーが二人、常夜灯の下に入っていたので、防波堤の中間あたりにある常夜灯の周りで投げることにした。

まずはカブラを投入。しかし、すぐに海中のロープに引っ掛けてしまう。漁師さん、ごめんなさい。暗くて見えんかった・・・

そこから、本来の目的だったアジ狙いのルアーに変更。1gジグヘッドに TETRA WORKS のツインテールワーム「Burny 42mm UVレモンサイダー」をセット。常夜灯の明かりの届く際に向けて投げては巻く。

アジよ来い!!

しかし、来るのはメバルばかり(^^; 途中、小さなアジも来たが、結局「アジ専用」とパッケージに書いてあるワームに数分おきにメバルがヒットする。
港の中で釣れているのは俺ばかりだ。突端の常夜灯の下をキープしているルアーマンも全然釣れていない。

最初に上げたのは 18cmくらいのブルーバック。塩焼きにできそうなサイズだったので俺の朝食用にキープ。その次の次に釣れた赤もサイズがよかったので猫のお土産にキープ。

4尾目のメバルを釣ったところでワームチェンジ。ここから色々なルアーを試してみたのだが、ピタリと釣れなくなってしまった(^^;

でも、アジが釣りたいなぁ~ということで、安易に「メバルがすぐ釣れる」ワームではなく、今まであまり使ったことのなかったアジ用のワームを我慢して投入し続ける・・・。しかし釣れない(^^;;;

結局、また釣れ出したのは 20分後。やっぱりメバルばかりだけど(^^;。
ワームは TICT の「ブリリアント 2.5インチ C-24 銀粉オキアミグロー」である。「メバルで実績のある」ワームだ(^^; そりゃ、メバルばかりになるよね。

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結局、ブリリアントで数分おきに 4尾釣って、最後のやつはチビ記録更新しそうな超チビメバルだったので脱力して納竿(笑)。
ぴったり 1時間半のゲームで、メバル 8尾。アジ 1尾。

う~ん、アジ、たくさん釣れなかったなあ。

もしかしたら、根がかりを恐れて中層から表層ばかりを巻いてたせいかも。初めてまともにロッドを振る港なので底の様子がわからなくて・・・(^^;
メバルとアジが混ざっている時期は、底を探ったほうがアジが来るという話を前の職場の釣り部長からお聞きしたので。

駐車場のところで二人連れのルアーマンに話しかけられ、「アジ、どうでした?」って聞かれたので、「アジ用のワーム投げてみたけどメバルばっかり」と答えると、二人で顔を見合わせ「ああ、やっぱり」って言って去って行った。やっぱり?まだメバルの季節なのかね。

ま、地家室港にも「○」(釣果あり)が付いたのでいいけどねえ(笑)。いや、でも、アジ釣りたかったなあ(^^;
5/9(日)の 17時過ぎから門前川にてチニング。4回目のチャレンジ。

この日の岩国は 14:11干潮、20:24満潮だったので、門前川の水位はそこそこ。一番釣りやすい水位ってこのぐらいかな?

19:30まで粘ってみたけどチヌの釣果はゼロ。

ただし、17:47にフグ。納竿直前の 19:29にチーヌが釣れた。

「チーヌ」は「HAYABUSA チニングヘッド ずるずるチーヌ」のことで、「チヌ」の typo ではない。この日、ライントラブルで川の中に消えたSボ紳士のチーヌを俺が釣り上げたのである(笑)

20210509_chining.jpgこの日の前半はひたすら「ビフテキリグ(Be Free Texas Rig)」を投げた。2年ほど前だったか、通勤で使っていた通津駅のすぐ近くにあった港でチニングをしてみようかと思ってビーンズシンカーや、リング付きのフックなどビフテキリグ用のパーツを買ったのだが、通津駅を利用することがなくなったのですっかり忘れていた。

Mイ紳士との LINE のやり取りでビフテキリグ用パーツのことを思い出し、早速実戦投入してみたのである。釣れたのはフグだけだったが(笑)

その後、水面をやたら元気にボラがジャンプするので、もうボラでいいから釣ってやろうと(実際、俺は太刀魚を狙って投げたジグヘッド&ワームのリグでボラを釣ったこと有り(笑))、買ったばかりの「COREMAN スピンテールジグ 13g」を投げてみたが、釣れたのは「ずるずるチーヌ」のみであった(^^;;; Sボ紳士には感謝された。

まだ釣り上げてはいないが、Sボ紳士は何度かフッキングして黒鯛(チヌ)を足元まで引き寄せている。なのに俺にはアタリすら無し。
投げてるポイントが悪いのか?、リグに問題があるのか?、巻き方か?、アクションか?

うーん、何が悪いのか全然わからん。あるいは全部悪いのだろうが、しかし何が正解なのかわからないので修正のしようがない。新しいルアーが必要か?いや、チニングロッドを買えば解決するのではないか?正にチニング蟻地獄(^^;;;

この間、酒を飲みながら YouTube の釣り動画を観てたら、いつの間にか長さ 2m のシットオントップカヤックをポチっていた。

シットオントップのカヤックは既に一艇持ってる。
「マリブカヤックス ステルス12」ってやつで、これは全長 3.76m(12ft.)、重量は 25kgある。13万円前後したんじゃなかったっけ?
愛車がMRワゴンやデッキバンだったころは、ルーフキャリアに載せて中山湖によく持ち込んだ。息子のカヌー部の練習を水上から眺めたり、娘を乗せて湖を一周したり、バスフィッシングをしたりした。

しかし、愛車が VOXY になってから、出動の機会は無くなった。
4m以上あると、当然ミニバンの荷室には乗らない。屋根に着けたキャリアに積むことになるのだが、VOXY は屋根が高いから一苦労しそうだし、そもそも(全てのモデルでそうなのかは知らないが、少なくとも俺が乗っているモデルには)純正のルーフキャリアが用意されていない。
INNO や Thule のキャリアで適合するものはあるらしいが、純正が用意されていないってことは、そもそも屋根に荷物は積むなってことだろう。

20210511_kayak.jpgほんとは、シットオントップを海にも持ち出したかったんだけど、海まで運べないからあきらめるしかない・・・という悶々とした思いはずっとあったのだ。

そんなとき、「ミニバンの荷室にも乗る小型カヤックで海釣りを楽しむ」動画を観てしまっては、もう・・・。酔っぱらって良い気分になっていたし(笑)。弟から「酒を飲んで通販サイトを観てはだめだ」と怒られたが(笑)、ええ、ええ、ポチってましたわ。2mのコンパクトフィッシングカヤックを。

で、昨日の夜、西濃運輸の岩国営業所まで引き取りに行ってきた。(大きいので営業所止めである)

積むのを手伝ってくれた西濃のおじちゃんが、積み込んでいる間中ずっと「こりゃ無理でしょう」「いやいや、乗らないですよ」「ああ、無理ですね」「あー、無理、無理、無理」とうるさく、そのたびに俺が「乗ると聞いたから買ったんです」「長さ的には絶対乗りますよ」などと応えるということを数分間繰り返し無事積載終了。

ほら、載ったじゃん。

まあ、ロッドベルトにぶら下げてた月下美人アジングロッドにカヤックが引っかかって危うく折れそうになったり色々大変だったが(^^;、今は梱包材に包まれていて一回り・・・まではいかないが大きい状態なので、梱包を解いてすっきりすれば、今度はもう少し楽に積めるでしょう。

海に出るのが楽しみじゃね。

周防大島釣り紳士の会ピックアップ61ポイントの「✕」(釣果なし)つぶし。
島の表側(東和側)であと 3つ。裏側(安下庄側)の✕もあと 8つとなりました。

20210508_kodomari1.jpg
この土曜日は午前中出社。午後から家の用事を済ませて、夕方からその✕つぶしに周防大島に向かったのであります。

遠くのポイントからつぶしていこうということで、この日選んだ戦場は「小泊漁港」。
小泊には 2つの港があります。西側(大島大橋から見て手前)の「小泊港」と、東側(奥側)の「小泊漁港」です。
「小泊港」の方は既にMイ紳士、Sボ紳士の二人が「○」(釣果あり)にしているので、「小泊漁港」の方を俺が・・・となった次第で。

ここに来るのは二回目。前回は沖の長い防波堤を攻めてみたのだけど、ものすごい強風で(特にライトルアーゲームでは)釣りにならず。
今回は、もうひとつの短い突堤で釣ってみようと思っていたのです。突堤の少し先にテトラもあって、いかにもメバルなどが居ついてそうだったので。

現場に着いたのが 16:30。この日は 12:59干潮、19:03満潮で、14:48~17:13が上げ潮の時合なので、潮は問題なし。

しかし、強風・・・

以前来たときと同じくらいのものすごい風です。
ただ、3lb.(0.8号)の細いフロロカーボンラインなので投げて飛ばないこともない。俺は突堤の先から中ほどまでを行ったり来たりしながら、海藻を避けるように沖にカブラを投げてみたのです。

丹念に探っていると、一度だけ足元までメバルがカブラを追いかけてきました。
もう巻き上げている途中だったのでカブラの動きが早く食いつけなかったようですが、メバルがいることは確認できました。

20210508_kodomari2.jpg
テトラの近くに海藻が群生しているあたりを丹念に攻めていきます。ロッドを振り始めて 15分後の 16:45、ついにヒット。チビメバルですがけっこう引いて楽しませてくれました。

本来、ライトゲームができるような風の状態ではないので、これにて納竿。小泊漁港に○が付きました。

向かいの長い防波堤にはサビキをする人と、ルアーマン(多分、タックルからメバルかアジ狙い)の 2人が入られていましたが、まったく釣れていない様子でした。サビキはともかく、ルアーを投げられるような風ではなかったので(^^;

そんな中、15分で○付け終了。ああ・・・俺は周防大島に愛されている・・・

俺は釣れたメバルをリリースすると、神に感謝しつつ周防大島の海にじょぼじょぼと馬並みの排尿をし(降圧剤のせいでしっこが近いのよね)、さっさと小泊漁港を後にしたのでありました(笑)

周防大島の「✕」(釣果なし)ポイントを地道に潰しつつ、最近はチニング(黒鯛(チヌ)のルアーゲーム)にも手を出している。
といっても、今の所まったく良いところなしだ。アタリすら来たことがない。

一回目の挑戦については「初めてのチニングはボウズ」というエントリーに書いた。門前川(岩国)でまったく良いところがなかった。

二回目は 4/29(祝)の17:30から再び門前川へ。
だいたい、チニングは水が引いてるときのほうが良いと聞いて、この日の岩国は 16:43が干潮だったので 17:30に行ってみたわけだが・・・

20210429_monzen0.jpg

水引きすぎ・・・。これじゃあ、まるで水たまりだわ・・・(^^;

ということで、尾津の港を通りすぎ、さらに河口、海側へ。港から 1kmほどのところで水量がまあまああるのを確認しロッドを振った・・・が、まったくアタリなし。
試しに初めてポッパーも投入してみたが、なーんの反応もなかった。

途中からSボ紳士も合流。

20210429_monzen1.jpg

19時ころから上流のポイントに移動。まだ少し水は少ないが、まあ、なんとか足場の良い岸辺から投げてルアーが届く程度には水位が上がってきていた。

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しかし、すっかりやる気が消えていた俺は、金魚すくいに使うおもちゃの金魚などをチニング用のジグヘッド(JACKALL ちびチヌヘッド 5.0g)に付けて投げて遊ぶ。当然、アタリすら無い・・・(^^; 19:15には納竿。

三回目はついこの間。5/4(水)連休最終日。16:15から由宇川河口へ。

岩国寄りの吉川ボディーワークス側の岸でMイ紳士とSボ紳士が既にロッドを振っていたが、遅れて参加した俺は河口をはさんでデルタ工業側に。
雨あがり直後で川の状況がわからなかったので、場合によってはチヌは諦めアイナメでも釣るか・・・と、過去に良いサイズのアイナメを釣ったことのあるデルタ工業側を選んだのであった。

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が、結局、これが裏目に。
吉川ボディーワークス側でもチヌは釣れなかったが、ボラの子がうじゃうじゃいるところにワームを投げたらMイ紳士、Sボ紳士ともにシーバスがヒットしたようで、なんともうらやましい話。

LINE でそのことを知った俺も、シーバス狙いでポッパーやミノーなどを投げてみたけど全然反応なし。そもそも、河口が広すぎてどこに投げていいのやら(^^;
ナブラも沸いてないし(^^;。俺の先に入っていた見知らぬルアーマンも諦めて帰ってしまった。

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俺もチヌ(およびシーバス)は諦めて、「魚子ラバ 1.5gアカキン」を出動。アイナメ他根魚を探ってみることに。

まあ、無駄よね(笑)
何度かこのブログに書いたように、「魚子ラバは他のルアーでも釣れる時にしか釣れない」ルアーなので、こんな状況でヒットなんかせんわね(笑)

雨上がりで足元にゴミも溜まってて攻めづらいし、結局 18:00納竿。

帰りにちょっと川沿いの道を散歩してみて、あれれ?と思って家に帰って調べてみたら、やっぱり俺が釣ってた側のチヌ、シーバスポイントはもっと上流だったのね。
俺らが釣ってたところは、本当にまったく「攻めどころ」がなかったからなあ。

しかし、チニングでチヌが釣れる日はいつになるのやら・・・
なかなか釣果の上がらないポイントがあって、まあ、そういうところが結果的に釣り紳士ポイントリストで「✕」(釣果なし)になっているわけだから、✕消しというのはなかなか大変なのです。

んが、4月にそうして残っていた✕ポイントを、立て続けに 5ヶ所攻略し調子に乗っている俺は、「星野哲郎記念館横波止」でも○をつけ(クサフグだけど(笑))、いよいよ、最難関のひとつと認識する「逗子港」へとその歩みを進めたのであります(笑)

逗子ヶ浜でキャンプをした 5/2(日)の夜。薪ストーブの前で「田酒 純米大吟醸」をチビチビやりながらまったりとしていた俺は、22時になると同時に活動開始。
この日の島の表側の時合は(多分(笑))20:40~23:40頃。翌1:44の満潮に向けての上げ潮。そうすると、釣れ釣れタイムは 22:40頃からかな・・・と。なので、少し早めに行って、釣れ釣れタイム開始までにポイントを確認しておこうと思ったわけです。

逗子港は神社を挟んでキャンプ場のすぐ近く。てくてく歩いて 22:10に道路側の突堤に到着。そしたら、信じられないことにすでに人でいっぱい!!ええ~!?

突堤の先と、中間あたりに椅子に座った餌釣りの人。そして、中間の釣り人と知り合いらしいルアーマンが 2人。小さい突堤にはもう俺が入れる場所がありません。逗子港にこんなに人がいるのを見るのは初めて(^^;

他にも、テトラが積んである広場の先にも電気ウキを浮かせている人が数人。
しかたないので、突堤の根元付近から、突堤に向けてカブラを投げる。
この周りって浅い砂地で、メバルがいるのなら突堤周りの海藻が生えているあたりしかないかと思って。

20210502_zushi1.jpg一投目。ボトムまで沈めて巻いたらいきなり根がかり・・・と思ったら海藻に引っかかっていただけだったので、なんとか外すのに成功。ただ、暗くて海藻がどのあたりまで伸びているのは見えない。また引っかかったらいやなので二投目はあまりカブラを沈めずに表層を巻いてくる・・・

そしたらいきなりアタリあり。ロッドをしゃくって合わせると、そのまま引いてくる。
18cmほどのメバルでした。最近チビメバルばかり釣っていたので大きく見える(笑)
まあ、実際、このサイズになると、塩焼きとかでしっかり食べられます。

開始10分も経たずに良いサイズのメバルが釣れたので、こいつはリリース。一人で何尾も釣って帰っても食べられないので、朝飯用に 1尾だけ持って帰ればいいやと手ぶらだったのです。

よーし!これから釣れ釣れタイムが来るし、もっとでかいのを釣るぞ!!と思った矢先、4投目で再び根がかり。今度は岩にがっつりかかったようで、スナップから先を丸ごとロスト。
なんか、やる気もロストしてしまい、そのまま納竿。テントに戻って寝たのでした。

たった 10分間の釣行。

まあ、なかなか釣果の出なかった逗子港で「○」を付けられたので満足です(^^;;;
釣れてたの、俺だけだったし・・・(笑)
日前港日良居漁港の話でも書いたが、世間は RUDIE'S の「魚子ラバ」というルアーに期待しすぎである(笑)

まあ、最近は落ち着いてきたが、毎度店頭に並ぶと即日売り切れという狂乱ぶりであった。アシストフックが 2本ついており、しかもラバーのびらびらのスカートが魚に猛烈にアピールしそうなので、「これさえ手に入れれば絶対釣れる」と思わされてしまうのである。

なかには買っただけで満足してしまった人もいるだろう。
タックルボックスに魚子ラバを仕舞い、「どうしても釣れない時はこいつを出動させれば・・・」と思うことで得られる安心感。

しかし、「これさえあれば絶対釣れる」なんてルアーはこの世に存在しない
対メバル戦でのカブラはそんなルアーにもっとも近い存在だが、魚子ラバは違う。その他多くのルアー以上に釣れるわけではない。

・・・と、長々と書いてきたのは、先日の鹿家港でのメバリングにおける釣れ釣れタイムに魚子ラバを試してみた結果が、まさに「そういうことだった」からである。

30分(と、別のエントリーでは書いたがが、実際には 「20分強」が正しい)、途切れることなくチビメバルがカブラにかかり続ける釣れ釣れタイム。しかし、少々飽きてきたので、俺はリグを「カブラ仕掛け」から「魚子ラバ 1.5g グロー」に変更した。
魚子ラバは何でも釣れると豪語しているし、少しは釣れるメバルもサイズアップしそうだったからである。

20210427_shishinoe.jpg・・・が、それまで、カブラを投げ込むたびに釣れていたメバルのアタリがピタリととまった(^^;

色々なレンジを試したり、ちょっとアクションを加えてみたり、カサゴでもいいやと足元を探ってみたり。まったく反応無し。
そして 10分後、やっとボトムをリトリーブしていた魚子ラバにメバルがヒット!!今まで魚子ラバではカサゴしか釣ったことがなかったので、初めてのメバル!!

でも、このヒットに費やした時間は約10分。
それまでは、1~2分に 1尾、カブラにかかっていたのに・・・
しかも、全然サイズアップには貢献せず、釣れたのは 10cmほどのチビメバル・・・

というわけで日前港、日良居漁港に続き、鹿家港でも「魚子ラバでも釣れないことはない」ということが証明されただけなのであった(笑)

新入荷した魚子ラバを必死で入手しようとしている人々に言いたい。「落ち着け」と(笑)。「それが手に入ったからと、お前の釣果が上がるわけではないのだ」と(笑)

紳士の会でピックアップした周防大島の釣りポイントを全て廻って以来、なんとなく情熱の炎が鎮火気味で、近場の由宇、大畠の港を廻ったり、岩国の河口でチニング(チヌを狙ったルアーゲーム)をしたり、周防大島に行く頻度は落ちていた。

20210427_shishinoe1.jpgしかし、4/14に三ツ松港、安下庄港に「○」(釣果あり)を付けて以来、「ピックアップしたポイント61ヶ所全てで釣果を得る」という情熱の炎が再び燃え上がった。

4/16 に日見の石波止も「○」にした俺が 4/18に向かったのは「鹿家港(ししのえこう)」であった。
・・・が、ボウズ・・・(^^;
再び炎は消えかけたが、4/23に日前港、日良居漁港と連続で「○」にして勢いを取り戻した俺は、再び鹿家港に挑んだのであった。

4/27(火)。平日の夜。18時頃に在宅ワークでの作業を終えた俺は、すぐに周防大島に向かった。19時ちょうどに港に到着。到着後の 20分ほどであっという間に辺りは真っ暗闇に。

最初は、外側の「くの字」に曲がった防波堤で釣っていたのだが、突端部とテトラのところでカブラ仕掛け 2本を根がかりで失う・・・。それでも 20分ばかり頑張ってみたがアタリすら無し。諦めた。

釣座を港の中の小さな突堤に移す。なんか、突端の常夜灯に灯がともった情景はいかにも釣れそう(笑)
それに、この日の安下庄は 17:01~19:35までが上げ潮の時合。ということは 20:30くらいまでは釣れ釣れタイムなのではないか?アジも港の中まで回遊してくるんじゃないか・・・と期待して(笑)

その通りであった。いや、アジは来なかったけど(笑)

20210427_shishinoe2.jpg一番小さな鉤の付いたカブラ仕掛けを投げ込むと、そのたびにメバルがかかる。ただし、15cm以下のチビメバルばかり(^^;;; 「釣ったメバル」最小記録も更新した(^^;;;
あまりに小さいので、最初、5回連続で空中でバラしたほど(^^;

結局、その後もちょこちょこバラしながらも 7~8尾のチビメバルをゲット。チビだろうが釣果は釣果。鹿家港も「○」(釣果あり)である。

さすがに 30分ほどでチビメバルばかり(引き上げてる最中にバラしたのを入れて)10数尾も上げていると飽きてきたので納竿。投げればまだまだ釣れそうだったが、平日の夜。翌日も仕事だからね(笑)

しかし、なんか釣れるメバルのサイズが落ちてきたな・・・そろそろメバルのシーズンは終わるということだろうか?

先日、中華メーカーの薪ストーブを買ったけど、ちゃんと空気が流れなくて使えないというエントリーを上げたけど、ごめんなさい。よく燃えました(笑)

庭で試したときに燃えなかったのは、煙突に付いているダンパーが閉じてたから。多分ですけど。
煙突に回転式の金属の板が内蔵されていて、これの開放度合いによって空気の流れが変わる。オープンの状態であれば火はよく燃え、クローズの状態であれば火は燃えにくい。

この中華ストーブ、やっぱり中華品質というか、各部のネジの締め付けが緩すぎて、購入直後の状態では使えないんですよね。中には抜け落ちてるネジもあって、梱包材の間に埋まってしまっていて、危うく捨てちゃうところでしたよ。

ちょっと余談になるけど、このダンパー。閉めた状態でも隙間があります。ダンパーの板の直径が煙突の径より小さいためなんですが、これじゃあ空気が完全に止まらない(^^; 本当は同じ径でないといけない。
多分この中華ストーブの参考になったのであろうノルウェーの G-Stove を持ってるキャンパー仲間氏が「隙間があるけえ、閉めても空気が通って火が消えんけえええじゃ」と慰めてくれましたが、いや、これ、あきらかに品質がクソなだけですね(^^;;;
G-Stove の三分の一の値段なんで仕方ないですけど(笑)

20210425_maki1.jpg 20210425_maki2.jpg 20210425_maki3.jpg

話を戻しますが、購入直後はダンパーの板を軸に止めるネジが緩んでいて、軸を回しても板が動かなかったんですわ、すべって(^^;
で、このネジは締めて安心してたんだけど、実は軸の先に付いている真鍮製のツマミ(これを指でつまんで軸を回転させる)も緩んでて、ツマミを回転させても全然軸が動いてなかったんすわ。二重に仕掛けられた中華品質の罠(^^;;;

なので、最初 G-Stove オーナー氏に「ダンパーが開いてないんじゃないの?」と指摘されたときは「ネジを締め直したので回ってるはずですけどねえ」なんて答えてたんですが、回してみたら「ここの部品もかあ!!」って(^^;;;

そこをちゃんと締め直したら・・・。火もすぐにつくし、その後も十分な火力で燃えて、夜は「すっぽん鍋」、朝は「寝起きに優しい関西風ふかふかうどん」の調理に使えました。14千円という値段にしては良いですな、これ。

ちなみに、今はダンパーを火力調節に使うのは薪ストーブ業界では推奨されてないそうです。
ダンパーを閉じることで、一酸化炭素ガスが逆流し室内(テント内)に流出するので、火力調節はフロントの空気吸入口のみで行うのが正解で、ダンパーは冷たい外気が煙突を伝わって室内に入らないように閉じるものだそうです。

そういう意味でも、この中華ストーブの、閉めても隙間だらけのダンパーは「格好だけ真似た」代物ですな。次回からは、ダンパーのついてる煙突は使わないようにしようと思います。あっても意味がないし、トラブルの元なので(^^;

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