野外活動: 2021年3月アーカイブ

久しぶりに「スピナー」というルアーを買った。

今週末は仕事や地区の用事で土日がつぶれ周防大島への釣行が出来なかったので、なんか釣り欲求で悶々として久しぶりに「釣りコミック 4月号」という漫画雑誌を買った。その中にスピナーをネタにした漫画が載っていたのだ。

スピナー!!懐かしぃ~!!

20210329_spinner.jpgプラグやジグ、ワームなど「実在する生き物」に似せたルアーと違い、スピナーは「細い棒にくるくる回るブレードが付いているだけ」の機械的というか、まあ、ぶっちゃけ玩具みたいなルアーである。それでもそのブレードの輝きが魚の好戦的な本能(脊髄反射的な?)を喚起するのか、餌になる小魚のうろこに当たった光の反射だと誤認させるのか、これでしっかり魚が釣れるのだから面白い。

30年くらい前、俺がバスフィッシングにはまっていた頃はスピナーもメジャーなルアーだった。俺も中山湖で、おかっぱりからの「スピナーただ巻き」でけっこうバスを釣った。サイズ的には 20~30cm台ばかりだったけど。
しかし、今ではすっかりバスフィッシングの現場からは姿を消してしまったようだ。
構造的に大型化できないので、ボートから 50cmアップのバスを狙うような今時のバスフィッシングの現場では力不足ということなのかな?

昨日も、釣り具屋でバス関連の商品の棚を探した時には見つからなくて、結局トラウトコーナーの棚の最下段で見つけた。鱒釣りの世界ではほそぼそと生き残っているようだが、2種類のモデルしか売ってなかった。その 1種類の色違いを 2本購入。

さあ、こいつを早速アジング/メバリングの世界に投入してみますぞ。

多分、バカバカ釣れて、すぐに RUDIE'S(ルーディーズ)の金子氏が「魚子スピナー」ってのを作って「どんな魚にも効果あり!!」とか言いながら(丸一日かけて釣った様子を編集で 10分ほどにギュッと凝縮させた)爆釣動画をアップするはずだ!

魚子ラバのように、皆でだまされてくれ!!(笑)

三度目の正直とはよく言ったもので、3/16(火)、3/19(金)とボウズを食らった岩国港新港地区ラブホ前岸壁で、三度目の挑戦にして、やっと釣果あり。3/26(金)のことである。

この日は定時とともに退社。新港のスポーツ公園周りの岸壁の調査をして(なんと、テロ対策とかなんとかでどこもかしこも立ち入り禁止。入口に車を停めて「入れんのかぁ?」と確認してたら、中の建物から人が出てくるし(^^; もちろん逃げたけど(笑))、それからラブホ前岸壁に入ったのが 18:10だった。

少しして、同じく会社帰りらしき人がやってきて、ルアーのキャストを始めた。

この日は「大潮」で、14:47干潮、20:34満潮。時合が 16:31~18:49という潮。日没が18:27なので、時合の終了と夕マズメが重なっていて最高のコンディションである。
俺が岸壁でキャストを始めた時も、近くで鵜が海中に潜っては魚を取っており、これは!!と期待できる状況だったが、そこは「死の海」岩国港新港地区である。
すぐに鵜の姿は消え、それから 1時間半、俺はひたすらキャストを繰り返したが、その間に釣れたのはヒトデ一匹だけであった(^^;;;

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ちなみにヒトデは 6gのナス錘を付けて底に沈めてみたメバル用のサビキ仕掛けにかかった(笑)

その後、底にメバルがいないか買ったばかりの「魚子メタル」を落としてみたが、一発で根がかりした・・・。「死の海」岩国港への怒りが増幅する(笑)

いつの間にか時合も終わっていた。
この港は「潮が良い、悪い」は関係のない、とことん「死の海」のようである。
それでも釣れるとしたらこの日くらいしかないだろうと俺はキャストを続けた。

釣り始めて 1時間半。海に向かって岸壁の左端。
中層をアジ用の 2.2インチワームを引いているとついにアタリあり。ピクピクと小さなアタリ。それからもう一度ピクっと。ワームを飲み込ませて向こう合わせにしようと引くのをやめてみたが、結局乗らず。ああ、ピクっと来た時合わせればよかった・・・と悔やむ。

ワームがでかすぎたんかな?と、1.2インチの TICT ブリリアントに変えてみたら、これが正解だった。
同じところに何度か投げては中層をリトリーブしていると、ピクピクっとまたも小さなあたり。リトリーブをやめ、小さくクイっと穂先を振るとフッキング。慎重に寄せて抜き上げると、15cmほどの小さなメバルであった。

円は閉じた。

死の匂いしかしない岩国港新港地区の腐った油まみれの海で、あてもなく竿を振り続ける輪廻の輪が閉じ、俺は新しい釣りの世界(極楽釣り浄土)へ昇華するのだ。
さらば穢土(えど)の海よ。俺が新港地区で釣りをすることはもう無いだろう。

そう。円は閉じたのだ。

俺は最近買った月下美人の 1000番のリールに 3lb.(0.8号)のフロロカーボンを巻いている以外は、全て PE ラインを道糸にして、その先にリーダーとしてフロロカーボンを結束している。

そこで、PE ラインとフロロカーボンを結ぶのに使われるのが「FG ノット」である。

まあ、俺の場合はメバルやアジが相手のライトゲームなので「電車結び」でも大丈夫な場合がほとんどなのだが、ちょっと重めのリグを投げるとプッツン逝ってしまう。やはり「FGノット」は必須なのである。

で、いつも参考にしているのが、Shore Anglers さんの YouTube 動画「【世界一簡単FGノット】誰でも3分でPEとリーダを結べる 超簡単FGノット(機械要らず)」である。



FG ノットというのはややこしいノット(結び方)なのだが、このやり方なら簡単である。
よくあるのが「3本の指を使ったやり方」だが、あれは正直難しい。特に俺らみたいに 0.2~0.4号の PE ラインに 0.6~1号のフロロカーボンという細いラインを使っている人間にはほぼ無理。あれはある程度太いラインでないと難しい。

そういうややこしい結び方なので、「自分の FG ノットこそ正しい」「他の FG ノットは糞」という馬鹿な原理主義者がたくさん存在していて(^^;、「俺の結び方こそが一番簡単で、かつ強い」と主張を行っている。上で紹介した Shore Anglers さんの動画にも「そのやり方は間違っている」「それでは強度が十分ではない」というウザいコメントが沢山・・・(^^;

そういう「俺の FG ノットが世界一イィィィィ!!」と叫ぶシュトロハイムみたいな輩が大量の動画を上げていて、「FG ノット 簡単」とかで検索すると、嫌気がさすほどヒットする。
しかも、本人だけではなくその信者たちまで、「堀田式で結んでみました」みたいな動画上げてて、いらんねん(^^;、そういうの。堀田さん(?)本人が上げてればええねん(^^;;;

最近は FG 組むときにいちいち動画とか見ることはないんだけど、今朝、久しぶりに組もうとして、最後にハーフヒッチで仮止めするとき、「あれ?道糸と一緒に〆るのは余ったリード?本体のリード?どっちやったっけ?」と思って Shore Anglers さんの動画見ようとしたらたどり着けんかったわっ!!(^^;

「一人ひとりに一つひとつ、それぞれの FG ノット」でええんやで(笑)
日曜日の夕方、どうしても魚釣りに行きたくて行きたくてたまらなくなったので、いつもの周防大島ではなく、近場の「有家港(あらけこう)」(由宇町)に出かけた。

20210321_arake1.jpg家から車で 15分。17:40に港着。
この日は 13:53満潮、21:01干潮で 時合は 16:01~18:52。下げ潮のときは時合が始まってから 1時間ほどが「釣れ釣れタイム」。なので既に美味しい時間はすぎており、潮位もかなり下がってきていた。

そのためか、常夜灯のある防波堤の突端という良い場所で釣っていたルアーマンが撤退。奇跡的に良い場所を釣座にできた。

そういう潮の状態だったので、最初の一時間はノーバイト。それでも粘って釣り続けたのは、常連風のメバル釣り師が「ああ、ド干潮ですねえ」とか言いながらもメバルの餌釣りを始めたから。常連が釣るのなら「来る」かも・・・と(笑)

その読み(?)どおり、日が暮れて防波堤突端の常夜灯の明かりが効いてくる 19時頃になるとシーバスがライズしたり、まるで天の川のような銀色の帯状のアジの群れが回遊していったり騒がしくなってきた。
なんか、初めて「常夜灯の周りに魚が集まる」状態を見たよ(笑)
(ちなみにアジが回遊してきたときは、リグを結び直している時でキャストできず・・・(^^;)

20210321_arake2.jpgここからメバルも釣れ始め、18:50にジグ単(ワームは豆アジ狙いで TICT「ブリリアント 1.2インチ ナノラメグローピンク」)の表層リトリーブでヒットしたのを皮切りに、YURI(ユーリ)プラグなどで 3尾のメバルをゲット。
また、魚子バイブにもカサゴがヒットして楽しい、楽しい。しかしあまり遅くなって家族に心配をかけてもいけないので(心配するかどうかは知らんけど) 19:40に納竿。

まだまだ釣れそうだったけど十分満足した。岩国港でささくれ立っていた心も癒された。来てよかった(笑)。狙ってたアジは釣れなかったけど(^^;

ところで、俺の横で餌釣りをしていた常連さん。ニコニコと愛想の良い人だったけど、一瞬の隙をついて俺の釣座を黙って横取り・・・。気の弱い俺は何も言えずその横でキャスティングを続けた・・・

やっぱ、釣り紳士の会三人で釣り場に乗り込まないといかんね、俺ら弱虫紳士は(笑)
一人では、日曜日の夜にのんびり釣りをしているような反社会的な人間に文句は言えんよ、怖くて。
この土曜、日曜は天気も悪い上に色々と用事があって釣りには行けないだろうと思ったから、井口でシン・エヴァンゲリヲンを観た帰りについつい岩国港新港地区のラブホ前岸壁に寄ってしまった。

そう。3日前の火曜日にも寄ってボウズを食らった「死の海」である。

20210319_shinminato1.jpgただ、3日前はまったく時合の時間は外していた。しかし、この日は翌1:35が満潮なので、ざっくりとだが 22:30~24:00の間が上げ潮の時合だと思われる。映画帰りの俺がラブホ前岸壁に到着したのは 22:35。そう、どんぴしゃ時合の開始時間だったのである。

もちろん、上げ潮の時合の場合は、前半より後半、時合が終わる頃が「釣れ釣れタイム」なので、23:30 くらいからポツポツあたりが来始めるんじゃないかと予想。それまではキャスティングの練習でもするつもりで・・・と思っていた。俺はまだ新港を信じていたのだ(笑)

俺が行く前にMイ紳士が突撃して「死の海でした」と報告を受けていたのに、「それは時合ではなかったからではないか?」と思っていた。Mイ紳士の言葉よりも新港を信じていたのだ(笑)。馬鹿だったのだ俺は・・・

やはり、夜の新港は「死の海」だった。
夜光カブラと魚子バイブをひたすら投げたが、まったくアタリ無し。ノーバイトである。生きた海なら、乗らなくてもアタリくらいあるやろ!!

しかも、スーツ姿でルアーを投げる俺の姿を奇異な目で見る鬱陶しい若者グループ(会社帰りなのでスーツ姿で当たり前だろ?)や、俺が港に居た 1時間15分の間に 2度も巡回してきたパトカーなど、イライラすることばかりでまったく釣りが楽しくない。

そうだ、暗闇でルアーを投げても何も得るものがないことは今までに何度も思い知らされたではないか。
Mイ紳士よりも新港の海を信じた俺への戒めか!!

夜の新港はルアーマンにとって何の価値もない海だ。やはり、ちゃんと陽の灯りがあるうちに攻めないとだめだな。
3/16(火)は大竹市内で 1時間ほどの残業の後、帰宅途中の車を岩国港新港地区のラブホ前岸壁に停めた。

時間は18:50。
この日の岩国は、17:13干潮。19:03~21:31 が上げ潮の時合。23:33が満潮という潮である。実際にルアーで釣りになるのは 21時以降であろう。
しかし俺は月下美人 5.10フィートのアジングロッドを手にすると、グロー系ワームに UV ライトで蓄光させ、迷うことなく海に向かってキャストしたのであった。

20210316_iwakuni1.jpg
今週末は天気も悪そうだし、色々用事もあるので周防大島に行けないかも・・・というのもあり、釣り欲を発散するためにちょっと帰り道に寄れるポイントへ・・・と。まあ、性欲発散のためにちょっと遊びで寝る女をキープ的な?(ええ、ええ、叩いてください、叩いてください)

それと、岩国で「番長」と呼ばれる女性アングラーが、ここで 34cmの尺アジをルアーで仕留めたという噂もあり・・・(笑)

しかし、やはり時合でもマズメでもない岩国港は死の海だった。
魚の気配など微塵もない。ただ油の匂いがするだけの海である。

蓄光ワームの他にも、シンキングプラグ「月下美人 源五郎Z 36S アミちらし 3.1g」、メタルジグ「魚子メタルひらり ブルピンラメ 3g」なども投げてみたが反応無し。

しばらくすると、もう一人「番長の噂」を聞いたのであろうルアーマンがやってきてキャスティングを開始したが、結果は出ていないようだった。

いや、常夜灯もないし、暗闇なんでどこにルアーが飛んで行ったかもよくわかんないから練習にもならないし、とんだ時間の無駄。釣り欲はまったく発散されない 1時間であった(^^;;;

こんなことなら、さっさと家に帰ってエロ動画でも見ながら性欲を発散させればよかったよ。

ちなみに、仕事帰りの時間に岩国港で時合にぶつかるのは、来週 25日の木曜日まで待たないといけないようだ・・・(雨予報やん(^^;;;)

「紳士の会周防大島ポイントリスト」の全ての場所、61箇所で竿を出し、「全てのポイントで釣ってみる」という課題はクリア、コンプリート。次は「全ての場所で釣果を」である。

ネットや雑誌などの情報からピックアップした周防大島の61箇所のポイントを廻り、釣果があったのは 41箇所。残り 20箇所はボウズを食らったままだ。この 20箇所をつぶしていく。5分しか竿を出さずに撤退したところもあるので、今度はそういうところもじっくり攻めて釣果を出していくのだ。

20210314_ryuzaki1.jpgその第一弾に選んだのが、今まで何度か足を運び、魚影すら一度も見たことがない「竜崎温泉前の堤防」。東安下庄の竜崎温泉前の小さな港、船が出入りする水路、その先のテトラまでのエリアである。

3/14(日)19:10 に現地着。なんと、水路の先の堤防の片側では 2~3人の釣り師が水路の出入り口のテトラ周辺に真っ赤な電気ウキを 4つ浮かべていた。そのため、最初に攻めようと思っていたテトラ周辺にルアーは投げ込めない。
翌日は月曜日で仕事だろうに、何をのんびり釣りなんかしとるんやこいつら!!早よ家に帰って明日の準備をせんか!!・・・とイライラしながら、岩混じりの砂浜に降り、沖へ向けてカブラを投げてみる。

ポイント紹介のムックには、砂浜からのキャストでもメバルが釣れるとあるが、この日は 15:38干潮、17:25~19:47 が上げ潮の時合で 21:35が満潮という潮。19:10時点ではまだまだ水位が十分ではなく、浜からのキャストではすぐにルアーが着底してしまう。根がかりしそうで満足に攻められない・・・
泣く泣く俺は、今まで敗北続き、魚影すら見たことのない水路に移動した。

・・・が、これが正解だった。
足元をみると、小さな魚影が・・・。スズメダイにも見えるが、それにしては大きな個体もいる。試しにルアーを落としてみると追いかけてくるやつもいる。

俺は UV ライトを当て、緑色に光るグロー系ワームを港側から水路の奥へ投げ引いてくる。反応無し(^^; おかしい、蓄光したワームにはメバルがうじゃうじゃ寄ってくるはずだったのに。(注:紳士の会の予想では(笑))

20210314_ryuzaki2.jpgそして、時合が終わった直後の 19:49。釣果あり。結局、ヒットワームは「TICT メタボブリリアント 1.5インチ C-21 金粉クリア UV」であった。蓄光せず、紫外線が当たっている時だけ発光するケイムラ発光ワームである。

チビメバルだが、俺は勝ったのだ。水路出入り口で電気ウキを浮かべる者たちはまだ釣れていない。

明日は月曜日なのに、日曜日の夜にのんびり釣りをしている社会生活不適合者どもめ!俺は勝ったのだ。
(いや、狙ってるサイズは違うと思うが、関係ないのだ。俺の勝ちなのだ)

これで 42勝 19敗

ポイントリストの釣果欄に○を付けた俺は揚々と帰宅し、この話を嫁さんにしたのである。嫁さんはチラっと俺の方を見て、「じゃあ、あなたも社会不適合者じゃん」と言うのであった。

3/13(土)早朝。「紳士の会周防大島ポイントリスト」で最後に残った場所、「陸奥野営場前岸壁」にアジングをしに出撃しました。

20210313_mutsu1.jpg実は、紳士の会で今「グロー系ルアーを UV ライト当てて急速畜光させる」という話題が盛り上がっていて、暗い海にその緑色に光る蓄光したルアーを投げれば爆釣じゃないかと皆興奮しているのです。
そして、俺はその試釣の場に夜明け前の「陸奥野営場前岸壁」を選んだのであります。

・・・が、寝坊しました(笑)

陸奥記念館駐車場についたのは 6:40前。5:40に目が覚めて、5:50には家を出るという高速技を繰り出した俺ですが、陸奥野営場(陸奥記念館)は遠い・・・

日の出は 6:24。既に空は明るく、グロー系ルアーを光らせても、表層を引っ張ってくるのでは全然意味なさそう・・・(^^;

というわけで、カブラで釣ることにしました。最初の場所で、どういうルアーが効くのかよくわからない時は、とりあえずカブラでしょう(笑)。森港でアジの実績もあるし・・・
そう、今日はアジングで来てるのだから。

ここで以前キャンプをした時、家族でサビキを楽しむ人たちを後目に、ワームやジグサビキ、イソメワームを使った投げ釣りなどあらゆる手で魚を狙いましたが惨敗、ボウズ。
心の中で「餌釣りとは軟弱者め」と蔑んでいたサビキ家族にアジを分けてもらったという「釣り師としての屈辱」を忘れておりませぬぞ!俺は!!(いいサイズで、塩焼きにしたら美味しかったなあ。その節はありがとうございました(笑))

しかし、寝坊をしたため、入ろうと思っていた場所には既にルアーマンの姿が・・・
俺は、なぎさ水族館の横の階段で、岸壁の前に敷き詰められた岩場に降りたのでありました。本当は反対側の、伊保田港方面で釣りたかったのですが仕方ないです。俺が寝坊をしたのだから。

もってるカブラの中で一番小さい 5号サイズとガン玉 3B(1g相当)でキャロライナリグに。それを思いっきり沖に・・・と言っても、1g のウェイトのキャロライナリグなんて大して飛びません。数m先にぽちゃん。それを時々「止め」を入れつつスローリトリーブで。
なかなかアタリがない。やっぱ、アジを釣るならフロートリグかなんかでもっと沖を攻めないと駄目なんやろうなあ・・・(^^;

20210313_mutsu2.jpgというわけで狙いをアジからメバルに変更(笑)
なぎさ水族館からの排水が流れ出ているところを攻めます。二、三投目ですぐに結果は出ました。
足元で、15cmくらいのチビメバルがヒット。狙いどおりです。
最初に狙っていた魚と魚種が変わってしまったが、まあ、釣果は釣果。これでリストに〇が付きました。

いやあ、メバルは釣れるんだけど、アジをどうやって釣ったらいいか全然わからん(^^;;
メバリングと同じことしてたら、季節が変わって自然にアジが釣れるようになるんでしょうか?

そう、昨年晩秋から海のルアーゲームを始めたフィッシング紳士の会(Dandy Fishermen's Club)のメンバーにとって、初めての本格的なアジの季節がそこまで来ているのです・・・

前日 2/27(土)が暴風だったので、そのリベンジだったのだが・・・
2/28(日)も伊保田港は暴風だった・・・
それでも東波止で粘りに粘ってなんとか 1尾のメバルを釣ることができたことは別のエントリに書いたが、その帰り道にいくつか港に寄ってみた。
最後に寄った三蒲漁港以外は全てボウズだったので、一応記録しておく。

この日は、東安下庄で 3:41干潮、10:09満潮、16:09再び干潮の大潮。時合は 5:37~8:12が上げ潮、11:57~14:21が下げ潮となっている。が、例によって俺の休日の午後は持ち帰り案件のプログラミングに費やされるので(^^;、この日も 5:37~8:12の上げ潮しか楽しめない。
ちなみに、今回廻った港は島の表側ばかりなので、時合は 30~40分遅いと思われる。
6:15~8:45くらいが時合で、よって釣れ釣れタイムは 7:45~9:45くらいの間かなっと(俺予想(笑))

逗子港
2021/2/28(日)8:00~8:15

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あの「釣れる気がしない」港のひとつである逗子港といえど、釣れ釣れタイム真っ只中であれば何某かのアタリくらいはあるんじゃないか・・・と思って寄ってみたんだけど、強風&まったく魚影無し。

北から南にまっすぐ伸びる沖の防波堤の周りは遠浅の砂地。この素人の俺でも断言できる。「メバルはいない」と。
沖の堤防とともに港の出入り口を形成する東から西に伸びる突堤の周りには水草が生えているので、まだロックフィッシュが隠れている可能性はあるが、わざわざ隠れ場所のない遠浅の砂の海を泳いで逗子港まで到達するメバルなんか稀有な存在だろう(笑)

港の横のテトラポッドが積まれた前の岸壁などもワームでせめてみたがアタリなし。
アジは回遊してくるかもしれんが、メバルは期待薄な港だな。しばらく放置。

日良居漁港
2021/2/28(日)8:40~8:50

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この日まで、日前港の一部だと思ってた(^^; 
日前港の隣の古い漁港は日良居漁港という別の港だった。なので、リストに追加。

以前来た時に「ここも防波堤の途中にフェンスが入ってて、あまり釣りをできる場所はない」と思ったのだが、それは防波堤の工事中だったための一時的な措置だったようだ。
長い防波堤の先までいけるようになっていた。先の方は新しく作られた防波堤なのできれいで歩きやすい。

・・・が、メバルの期待は薄いな。港の周りが浅い砂地なので、回遊してくるメバルもあまり期待できない感じ?アジは来るかもしれんので、夏になったらまた来てみるかなっと。
堤防の突端には常夜灯もあるので、アジの季節になったら一回夜に見回りに来てみようてえ(笑)

古い防波堤の周りには捨て石があってカサゴとかが付いているのかもしれんが、この日はまったく魚影はなかった。水もきれいで底まで見えるので、こういうところに居付く魚はあまりいないだろうな。

日前港
2021/2/28(日)9:05~9:10

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5分で撤退。
この間は夜来たので港の形もよくわからなかったのだが、沖に伸びる防波堤も釣り OK なんやね。突端では、男2人、女1人のちょっとヤンキーっぽい若者のグループがサビキをしながら騒いでいた。ま、女の子がいたら釣りも楽しいよね。俺たち紳士の釣りは、ひたすら自己研鑽、辛いものだけど(笑)

ここも、防波堤の周りは浅い砂地が沖まで続き、あまり海藻もないし、日中、こんな隠れ場所のない危険な海を泳いでわざわざメバルが防波堤の周りまで来るなんて考えられんな。
というわけで、ここもメバリング目的ではもう来ない。
港内に常夜灯はあるので、アジの回遊とかはあるのかも?

でも、突端でサビキしていたのは何狙いだろう?それだけでも聞いてくればよかったな。

というわけで、この日廻ったボウズの港 3つはどれもメバリングには不適な感じ?
まあ、近くの土居港も似たような感じだけど、朝マズメにはアジやサバが回遊してくるからな・・・
アジングの季節に他の港がすでに人で埋まっていたら、ちょっと流れてきてみたらいいかもな。
Mイ紳士から REALMETHOD(タカミヤ)の UV ライト紹介ページを教えてもらい、俄然欲しくなって西広島バイパスの point に寄ってみたが見つからず・・・(^^;

ルアーには「グロー系」と呼ばれる一派があって、簡単に言えば「夜光塗料が混ぜ込まれ、夜の海の中で光って魚にアピールする」ルアーである。
俺もグロー系ルアーをけっこう使っているのだが、いつもバッグ(布製の光を透過させないもの)に入れっぱなしなので、光が当たらず紫外線を蓄光しない(^^;。そのため、グローカラーなのに一切光を発することのない状態で夜の釣行で使っていたのである。
まさに、グローの持ち腐れ・・・(^^;

そうか!使う前に紫外線当てて急速蓄光させればいいのか!!?と目からうろこが落ちる思いだった。
釣り具メーカーがそういう商品を売ってるってことは、昔からの常識なんだろうけど、俺、まだメバリング始めて 4か月の初心者なんで知らんかったわ(笑)

そしたら、ダイソーの「マジックライトペン」でも良くね?という話になり、岩国のダイソーには無かったようなのだが、Sボ紳士が南岩国店で見つけてくれたので、ついに俺も手にすることが出来たのだった(笑)

というわけで使ってみる。

バッグから取り出したワーム「TICT ブリリアント 2.5インチ 銀粉オキアミグロー」を暗闇に置いてみるが全然光らない(笑)。いつもこの状態で使っていた(^^;

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これに、10秒間 UV ライトの光を当ててみる。

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すると、暗闇に鮮やかに浮かび上がる黄緑色の光。
そうか、こんなに光を発するもんだったのか。知らなかった(もったいない(^^;)

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1分くらいほっておいても、まだ光っている。

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月下美人の UVライトの商品説明だと、1回 3秒照射でいいみたい。光の強さにもよると思うけど、投げて巻いてくるまでの間なら、確かに 3秒照射くらいで十分な気はする。

ま、今週末にでも試してみますわ(笑)

忙しくてボウズ記録が書けてなかったけど、まあ、こういうのは必ず将来役に立つからササっと。

2/27(土)は最初伊保田港東波止に行ったんだけど、「防波堤の上に立ったら命の危険がある」ほどの強風で、風の吹いてない所謂「風裏」の地を探して彷徨うことになった。

ちなみにこの日は、(東安下庄で)3:05干潮、9:39が満潮、15:39に再び干潮の大潮。
なので、一番良い潮は 11:27~13:51の下げ潮の時合なんだけど、正午から地元でPC保守の作業があったので午前中のみの釣行となった。
上げ潮の時合が 5:03~7:40までだったので、6:40~8:40くらいまでが釣れ釣れタイムかなと期待してたし。

小泊漁港
2021/2/27(土)6:45~7:05

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始めての場所。小泊港の東側にある港で、誰かが西の港を小泊港、東の港を小泊漁港と呼んで区別していたのでそれを参考にしているが、もしかしたら「旧小泊港」とか「小泊の旧波止」とか呼んだ方がいいのかも。

沖の防波堤の根元の方は風はほぼ無かったんだけど(山が壁になってくれてたのかな)、突端に進むに連れ強風。伊保田ほどではなかったが、油断すると帽子が飛びそうなくらい。こうなると、まあ、ライトタックルでのルアーゲームは無理ですわ。
それでも何投かしてみたけど、思ったところにリグが飛ばないので意味無し。

港内にも投げてみたがアタリ無し。浅い砂場で、メバルは居付かんよのお(笑)
防波堤の中ほどにちょっとした岩場があって、カサゴの季節になったら釣れそうな感じではあったが、まあ、メバルは釣れんよね・・・と。それでもカブラを投げてみたけど根がかりで撤退(笑)

小積の波止
2021/2/27(土)7:30~7:35

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ここも初めて訪ねたポイント。
2回くらい振ってみたので一応ボウズ記録を書いておくが、暴風、波高し。防波堤の上は命の危険があった(笑)。まったく釣りにはならず(^^;
根元の方は完全に波が防波堤を越え、所謂「波被り」の状態に(^^;
撤退するときはタイミングを見計らって駆け抜ける必要があった(^^; ほんま危ない。

ここは、駐車場の場所がよくわからなかったな。近くに空き地があったのであそこかなって思うんだけど、もし私有地でトラブルになって釣り禁止になったらいやなので、波止の端っこにちょっとだけある砂混じりのスペースに停めた。ただ、ここには1台しか停められないので、2台で行くと困るなあ。

鹿家港
2021/2/27(土)9:30~9:45

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この前に伊崎漁港によってメバル 3尾を上げてたので、もう家に帰ろうと思ってたんだけど、「そいえば鹿家港も×のままだったな」と思い出し、ちょっと先でわざわざUターンしてまで行ってみた。伊崎漁港で釣れたので調子に乗ってました(笑)

ええ、ボウズで(笑)
風は吹いてはいたけど、テトラの先から問題なくキャストできる程度。
テトラにも降りやすい港なので、基本「テトラから沖にキャストして、廻ってくるメバル/アジを狙う」んだろう。港内はまったく反応無かった。
テトラの先に 1、2尾のメバルらしき影をみたんだけど、すぐに見失ってしまった。以降は魚影も無し。
そういえば、9:39満潮なので潮止まりか・・・

時合にテトラの先から投げたら何か釣れそうな感じはする(笑)

何度通ってもなかなか釣れないポイントがあって、「小松の堤防」もそのひとつである。

20210306_teibou1.jpgここはよく釣れるという Web 記事を見てリストに入れたのだが、よく読むとその人は餌釣りの人。決して「ルアーでよく釣れる」場所ではなかったのだ。
何度かロッドを振ってるけど、アタリすら一度も遭遇したことがない。初めて来た時、事故的に 5cmくらいの超チビハゼがかかったが足元でバレた。あれが唯一のヒットだった。

しかし、潮通しがよく、3~5gくらいのライトゲームのジグでも届きそうなところに潮目が出来ていたり、なんかルアーでも釣れそうな雰囲気はあるポイントだったのだ。イカの墨のあともいくつかあるしね。

なのでついつい来ちゃうんだけど、最近は新たに「ゴミ捨てババァ」という敵も加わり、不快感しかない糞ポイントになっていた。

20210306_teibou2.jpgしかし、なにかしら釣果を上げないと、リストには×が付いたままである。○にしたい。
俺は深夜の時合にかけてみることにした。2/6(土)は、1:48満潮で 3:31~5:50が下げ潮の時合である。周防大島では上げ潮より下げ潮の方がいい(俺の経験則。他の根拠無し((笑)))。
俺は、これまた持論の「下げ潮のときは、時合が始まる 1時間前くらいから釣れ釣れタイムが始まる」を信じ、2:45には突堤に入ったのであった。睡眠時間は 2時間半ほど(^^;

ちなみに、時合の 1時間前から釣れ釣れタイムが始まるのは大潮のときだけのようだ。小潮では時合の 1時間前はほとんど潮が動かない。小潮のときは、時合に合わせて釣ればいい気がする・・・(^^;

それから沖に向けて(真っ暗で潮目とかはわからなかったが)、重めのジグヘッドを使ったリグや「魚子バイブ 2.5g キンアジゴ」などのハードルアーを投げてみるが反応無し。沖には強い潮の流れがあるようで、着水と同時にルアーが右から左にどんどん流される。
が、何のアタリもなかった。実に 1時間半。ひたすらルアーを投げ続ける。飽きた(笑)

そして遠投をやめ、ワームで足元を探っていたら根がかり。そう、この突堤は足元でよく根がかりするのだ。そして、一回根がかりすると外れない。油断してた。足元を攻める時は気を付けないと。
これで一気にテンションが下がり、ちょっと気分転換で隣の「小松開作港」に移動してメバルを釣ったのは別のエントリーに書いたとおり(笑)

4:50に再び「小松の堤防」でキャスティング開始。
今度は、「魚子メタル 3.0g ブルピンラメ」というライトゲーム用の小型ジグを投げてみる。
月下美人の 6.10フィートメバリングロッドで投げると相当飛ぶ。ラインはもちろん PE の 0.3号だ。

そしてついにその時が!!5:00ジャスト。
遠投した魚子メタルをアクションを入れながらゆっくり巻いてきて、突堤から 4~5mのところ。そろそろ回収しようかと巻くスピードを上げた瞬間。グッと重くなる竿先。
ついに来た!!魚や、魚が来たで!!走り回ることはないのでアジやサバではない。メバルやな?と思ったらそのとおりだった。

20210306_teibou3.jpg20cmくらいの白メバル、いや、ちょっとブルーバック?黒メバルか?
あれ?もしかしてジグやプラグなどのハードルアーでメバルを釣ったの初めて?アジやサバはバイブやミノーで釣ったことあるけど、そういえばメバルは記憶にない。

ありがとー!!「小松の堤防」!!昨日の敵が今日の友。「小松の堤防」、楽しいゲームをありがとう。

しかし、この後、「遠くより近くで来るんやな」と魚子メタルで近場を探りだしたのが間違いだった。10分後に突端から 2~3mのところで根がかり。ああ、以前カブラを引っ掛けたところだ・・・。バカバカ、俺のバカ!小松の堤防の足元は危ないんだよ!!

実績の出たジグをロストするなんて・・・俺は一気にテンションが下がって納竿。
「小松の堤防めぇ~。大事なジグを飲み込みやがって~。○付いたから、もう二度来んわ、こんな糞ポイント」と悪態をつきながら俺は帰宅の途に就いたのであった(笑)。やはり敵だった。

周防大島 61箇所のポイントの釣果を○✕で記録した我がフィッシング紳士の会制作の「周防大島ポイントリスト」で一応○は付いているが、釣果欄が「ナマコ」だけという異様な状態だった港が「小松開作港」である。

20210306_kaisaku1.jpgけっこう何度か攻めているのだがアタリすらない「死の海」のひとつである。
いつ行っても釣り客は多いが(落とし込みやサビキなどの餌釣り客がほとんどで、ルアーマンはポツポツ)、この人たちが釣れているところも見たことが無い。
最近では近くの「小松の堤防」に家庭ごみを投棄するゴミ捨てババァの存在が確認され、「あのババァのゴミで、小松開作の魚は死に絶えた」と噂されていた(紳士の会の中では(笑))

その小松開作港でついにメバルを!!

3/6(土)未明。隣の「小松の堤防」で2:40からロッドを振っていた俺は、1時間半もの間アタリすらない状況に嫌気が差して、4:10から気分転換に「小松開作港」に移動した。「小松の堤防も小松開作港の一部では?」と言われるくらい近接したポイントである。

この日は 3:31~5:50が時合で、小潮といえど「小松の堤防」の沖では強く速い潮の流れがあったが、すぐ隣のこの港の防波堤の前ではほとんど潮の流れを感じられない。地形のせいか?潮通りが悪いから、この港じゃ釣れないのかな?

一抹の不安と諦めを胸に俺は小松開作港の堤防に立った。

リグは月下美人の「SW ライトジグヘッドSS」のケイムラレッドカラー。あの、リアルアイ(目玉)のついているジグヘッドね。それに、TICTの「ブリリアント 2.5インチ 銀粉オキアミグロー」を装着。
俺のブログでよく出てくる「メタボブリリアント 1.5インチ」の大きいやつね。これで弱々しく泳ぐ小魚に見える・・・はず(笑)

沖の堤防の突端は小さな緑の光を発する航路標識のみ。常夜灯は堤防の中央と根本に2箇所だけである。最初は中央の常夜灯のところで、港内に向けてワームを投げてみるが無反応。
そもそも魚影が何も見えない。本当に魚は常夜灯の灯りに惹かれて集まってくるのか?疑問に思う(笑)

20210306_kaisaku2.jpg次に、根元の常夜灯のところで、港外に向けて投げてみる。
防波堤の低い壁で常夜灯の光が遮られ影になっているところを狙う。まあ、定番の攻めですな。
そしたら、数投目でヒット。その時にドラグゆるゆるのまま釣りをしていたことに気づく(^^;;;。このパターンで根に潜られることが多いんだけど、なんとか潜られる前にドラグを締めることができ、無事海中からの引き抜き成功。

16~17cmくらいのチビメバルだったけど、ついにリストの釣果欄、「ナマコ」の隣に「メバル」と書くことができた(笑)
冒頭にも書いたけど、リスト上は○だったけど、釣果が「ナマコ」だけというのが本当に気になってたのよね(笑)

これでもうこの港に来る必要もなくなった(笑)
小松周辺のポイントは、ほんまに俺と相性悪かったわぁ~(^^;
周防大島の釣りの話で、よく「紳士リストに○が付いていない」とか「✕を増やしてしまった」とか書いているのが、紳士の会で作成した「周防大島ポイントリスト」のことである。

島の表側(大島大橋を渡って左折)は三蒲港から両源田港(両源田の波止)までの 22ポイント。島の裏側(大島大橋を渡って右折)は小松港から日向泊港までの 39ポイントが掲載されている。

ネットで見つけたポイントや、実際に自分たちで発見した(いや、もうすでに発見されてたんだろうが(^^;)ポイントの混在である。

もちろん、もっと多く周防大島にポイントがあるのはわかっているが(「吉浦区民館前」とかね)、とりあえずはこの 61箇所を全部○にしようというのを目標にしている。

表の 22ポイント中、まだ行けてないのは「陸奥野営場前岸壁」だけである。

ここはアジのポイントだが、駐車場が有料。それも時間に関係なく 520円なのである。1日停めても 520円、10分停めても 520円。アジング/メバリングは何投かしてみて釣れなきゃすぐポイントを移動する。10分だけ停めて、釣果なしで 520円払うというのは・・・(^^;
別の場所に車を停めて歩いて参戦など、方法を考えねばなるまい(笑)

20210306_ooshima1.jpg

というわけで、2021/3/6現在、14勝7敗1未踏・・・という状況である。
負けてる場所は、弁天埠頭から日前港まで、防波堤の周りが遠浅な砂地になっていてメバルやカサゴなどのロックフィッシュが釣りづらかった。春からアジのシーズンが始まったら、このあたりの✕は消えるかなっと期待している。

裏側で行けてないのは「環境センター奥の埠頭」だけである。これはMイ紳士が GoogleMaps の衛星写真で発見し、(我々が「(バーチャル)サイクリング」と呼んでいる)ストリートビューで「釣り場になりそう」と判断。実際にMイ紳士とSボ紳士が車で現地を確認し「釣り人がいっぱいおったけえ、リストに載せよう」となったポイントである。
2人の紳士が現地を訪れてはいるが、竿を出していないので「未踏」である。

ここは、エサ釣りしている人ばかりだったようなので、弁天埠頭と同じでライトタックルでのルアーゲームは難しいかもなあ。

20210306_ooshima2.jpg

裏側は、2021/3/6現在、26勝12敗1未踏・・・である。

裏側の紳士の会の鬼門は「安下庄」である。
「庄南ビーチ周辺」から「鹿家港」まで 6敗である。12敗のうちの半分が安下庄だ。
多分、安下庄は昔から釣り客が多いポイントなので「釣れてないのはお前たちが下手だからだ」と言いたい人もいるだろう。ええ、ええ、それももちろんあるさ。だって、アジング/メバリング始めて全員 4ヶ月の初心者ばかりなんだから。

しかし、そう言うやつに聞きたい。「お前がルアーでバカスカ釣ったの?それも最近。ちゃんと釣りをしても良い場所で。」と。俺も、安下庄でルアーでカサゴ釣ったことあるわ。しかし、今、そこは釣り禁止である。

「同行した人がルアーで釣ってた」とか「去年行ったとき、むっちゃ釣れた」みたいな不確定情報はいらんのや!!
俺らを下手というのなら「今も釣り可能な安下庄のポイントで、今年に入ってからもルアーで『コンスタント』に(これ大事)実績を上げているポイントとリグを教えろ」である。それが提示できないやつが、適当に「安下庄で釣れないわけがない」「下手なだけじゃないか?」とか言うな(笑)

シーズンが違っていたり、一年も前のことでは何の参考にもならないのが、我々がやっている海のルアーゲームである。

というわけで、俺が「紳士のリスト」と言うたら、この一覧表のことだということだけ覚えておいてくれ(笑)
今月1日は、PTA役員をしている高校の卒業式に出席。祝辞を読んできた。

卒業式は 10時からなので、式に出席し、その後校長室で談笑して家に帰り、それから着替えて職場に向かっても 13時までには着けない。
午前休にしても、午後の中途半端な時間からの出社になるので「終日休み」にさせていただいた。

午後は自宅にて持ち帰り開発案件の対応。17:30までひたすらプログラミング(笑)。全然休日じゃねえ!!(^^;

20210301_komatsu1.jpg17:30になると限界だった。
パートを終えて帰宅した嫁さんに「今から大島に行ってきていい?」とお伺いをたて、フンっと鼻で笑われたのが「行ってくれば?」の合図。

この時間からだともう一ヶ所しか行けないのでポイントを吟味しないと・・・と、「小松の堤防」に決定。そう、「ゴミ捨てばばぁ」にビビッて、前回 5分で撤退したあそこだ。

そして、タイトルにオチが入っているので先に言うとくと、俺はそのゴミ捨てばばぁに再会したのであった。

17:45 小松の堤防に着。
近くの広い路肩に車を停め、アジングロッドとルアーの入った小さなバッグだけを持って小松の堤防に向かう俺の前から、視線を落とし歩いてくるばあぁさんが一人。
俺の気配に気づきハッと顔を上げたばあさん。

この間のゴミ捨てばばぁや!!

ばあさんは手ぶらである。
「またゴミを捨てたんじゃないだろうなあ?」と、小松の堤防に入りすぐにこの間ばあさんがゴミを捨てたところをチェック!無い!!ゴミは無い!!ばあさん、ごめん。疑ってごめん。いや、この間ゴミを捨てやがったのは事実なので、謝る筋合いでもないんだけど(^^;

でも、まあ、今日は捨ててないみたいだ。今日はとりあえず落ち着いて魚釣りが出来そうだな・・・と思いつつ、俺は防波堤の突端に釣座をかまえることにして、足元の潮の状態を確認した。

ゴミ・・・あるやん。今日は突端に捨てていきやがったか・・・

ゴミはあった。アサリの貝殻などの生ゴミ。量的に、三角コーナーのゴミを、水切りポリ袋ごと捨てやがったようだ・・・

20210301_komatsu2.jpg
この間は早朝にレジ袋二つ分のゴミを投棄。この日は夕方に生ゴミ入りのポリ袋を投棄。毎日投棄してるな、このばばぁ。小松開作はゴミ収集無いのか?

振り返ってみたが、もちろんもうばばぁの姿は見えなかった・・・

そして俺はこの日、17:45~18:55までの 1時間以上、上げ潮が始まったばかりの小松の堤防で頑張ってロッドを振ったが、アタリひとつなく撃沈・・・

ゴミ捨てばばぁのゴミのせいで、小松開作の魚は死に絶えているのかもしれん・・・

しかも俺は帰りに真っ暗な道で溝に落ち、左ひじと右ひざを強打。危うく買ったばかりのロッドを折るところだった。ばばぁ、許すまじ・・・

周防大島の三蒲港は、俺、Sダ紳士にとって特別な場所だ。

お客さんの会社の釣りクラブに同行して周防大島で釣りをしたことは一、二度あったが、お客さんの車を追いかけて移動してただけなので、外入港や佐連港がどこにあるのかも知らないままだった。

20210228_mikaba1.jpg10月に仕事仲間と「フィッシング紳士の会 Dandy Fishermen's Club」を結成し、当初は大畠や由宇での釣りで満足していた俺が、初めて自発的に行ってみた周防大島の港が三蒲港だった。
そこで小さな根魚を 1尾、いや 2尾上げて、俺の釣り紳士としての周防大島攻略の歴史は始まったのである。時に2020年11月8日。

そうか、まだたった 4ヶ月前のことなんだ。この日以来、毎週のように周防大島に通い、毎月 20ヶ所以上のポイントを渡り歩いているので、もう 1年くらい釣りしてた感じがするわ(笑)
実は、アジング/メバリングを始めて 4ヶ月のビギナーです(笑)

ま、つまり、俺にとって始まりの場所、それが三蒲港なのである。

また、フィッシング紳士の会ショアジギング分科会のMイ紳士が初めてシーバスを釣った場所でもある。紳士の会にとっても大切な場所なのである。

2/28(日)9:35。マズメ時からショアジギングしていたSボ紳士と落ち合うために三蒲港入り。沖側の長い防波堤にはSボ紳士の他にもジギング釣り師が一名入っていたので、俺は船の出入り口に伸びるもう一つの防波堤の先へ。

ジグ単で港内を扇状に広範囲に探ってみたけどアタリなし。
三蒲港の港内で魚影を目視できたことがない。港内は死の海?と疑っているのだが、時々ピチャピチャとライズする音を聞いたりもするのよね。

この日の島の表側(土居)の潮汐は、4:22干潮、10:46満潮なので、上げ潮の時合は6:00~9:50ってところ?であれば、釣れ釣れタイムは 8:50~10:50くらいか?まさに釣れ釣れタイム真っ最中なんだけどなあ・・・

20210228_mikaba2.jpg9:50頃、ジギングマンが一人、沖側の防波堤から退場したのでその場所に移動。
防波堤の外の海を見てみると、さすが釣れ釣れタイム!!足元の土台の石積みの端(少し駆け上がりになったところ)の海中に小さな魚影がちらほら。なんかメバルっぽい。 1.5インチ 玉露クリアのビビビームをキャストすると即ヒットした(笑)

結局この日の三蒲港はこの 1尾だけ。特別な存在の港と言うわりに渋い釣果(^^;。三蒲港もなかなか俺たちの思いに応えてくれないな。ツンデレ港め(笑)

この後、2時間以上大胆に寝過ごし朝マズメに間に合わなかったMイ紳士も三蒲港到着。そういえばこの港は、三人そろって初めて釣りをした周防大島の港でもある。
久しぶりに三人が三蒲港に集合した記念にと、いい歳をした熟年男性三人でキャッキャと記念撮影をし、俺は仕事があるので二人と別れ帰宅したのであった。

これから訪れる アジングの季節のためにロッドを一本購入した(笑)
DAIWA 月下美人のエントリーモデルで、「月下美人 AJING 510UL-S」である。5.10フィートのソリッドティップモデル。穂先が柔らかく、ビギナーにも扱いやすい。

20210227_izaki1.jpgエントリーモデルというてもロッドと一緒に買ったリール(18 月下美人 MX LT1000S-P)、それにライン(月下美人 TYPE-F陰 3LB フロロカーボン)をあわせると 3万円オーバーなわけで、これは俺の一ヶ月の小遣いを上回っている・・・。
目一杯遊んで元を取らないと(笑)

というわけで、2/26(金)にロッドとリールが手に入ったのだが、その数時間後には俺は周防大島の地に立っていたのであった(笑)

他のエントリーで詳しく書こうと思うが、2/27(土)の周防大島は暴風であった。
ルアーが上手く投げられないというレベルではなく、防波堤での釣りは命の危険があるほどの強い風だった。

伊保田港で釣ろうと思ってたんだけど、結局、小泊、小積、地家室、佐連と"風裏"の地を求め漂流し、俺がたどり着いたのは「伊崎漁港」であった。そう、アジングの聖地である。俺もアジを釣ったことがある。ここはずいぶん風はマシであった。
ただ、「マシなだけ」で、時折強い突風が吹く。釣りになるのかどうなのか微妙なところだ。

20210227_izaki2.jpgしかし、俺は新しいロッドで早く結果を出したかった。1ヶ月分の小遣い以上の金を注ぎ込んだのだ。結果!結果!!(余談だが、今日地元の中学校の卒業式で祝辞を読んできたが、その中で俺は卒業生たちに、「焦って結果を求めなくても大丈夫。心に余裕をもって青春を謳歌しよう」なんて話をした(笑)。でも俺は結果がほしいのだ!!(笑))

最初は港内に居付きメバルがいないかと足元や、向かいの突堤のあたりにカブラもどき(カブラっぽい毛バリみたいなやつ)をガン玉つけたキャロライナリグで打ち込んでみたが反応無し。
やはり港外でないと駄目か・・・とテトラへ。そこで突風に煽られ、二度ほど海に落ちそうになりつつロッドを振っていると、カブラもどきを小さなメバルが足元まで追ってきていることに気づく。

落ち着いて海面を見てみると、数メートル先にメバルの群れが来ているではないか。
「昼メバルは見えメバルを釣れ」はメバリング界の重鎮、レオン氏の言葉である。

俺はリグをジグ単(ワームは「月下美人 ビビビーム 1.5インチ ちらしずし」)に変え、群れの後ろに投げ込むと、速くもなく遅くもないスピードでリトリーブした。

そしたら 2投目でヒット!サイズは小さめだが、元気でよく引くメバルだった。

それから10分ほどアタリがなくなった。ワームを交換しようかなあと思い始めたとき、2尾目がヒット。サイズダウンしたが(笑)、これまた元気に引くメバルである。面白れぇ~(笑)

20210227_izaki3.jpgそしてわずか 1分後に 3尾目。気が付けば目の前の群れはいなくなっていた。こいつが群れの最後の一尾か?
待っていればまた新たな群れが流れてくるのかもしれないが、3尾釣ればもう十分である。納竿。新しいロッドにメバルの引きを経験させてやることが出来た!!満足(笑)

ちなみにこの日、1尾目が釣れたのが 8:45。2,3尾目が 8:55、8:56である。
3:05干潮で、9:39満潮という日。上げ潮の時合は 5:03~7:40。いつも書いているように、(経験則だけど(^^;)周防大島の上げ潮の釣れ釣れタイムは、時合の終了が 7:40ならその前後 1時間の 6:40~8:40だと思う。時合=釣れ釣れタイムではない。

これは東安下庄の時間なので、伊崎漁港はこれより 5~10分遅いはずだ。とするとこの日の伊崎漁港の釣れ釣れタイムは 6:50~8:50あたり。
ちょうど釣れ釣れタイムの最後に 3尾釣れて、釣れ釣れタイムの終了とともに群れが消えたということかも。メバリングは面白い。
まだ土曜日のことを書いてないので、話が前後するのだが、リストがひとつ「○」で埋まったので、日曜日の「伊保田港東波止」での戦いの話を。

日曜の朝は、大島大橋から一番遠い周防大島の定期航路の港である「伊保田港」へ向かい、 6:15に到着。我が家からどこにも寄らずまっすぐ向かっても小一時間ほどかかる。周防大島は瀬戸内海の島で 3番目に大きい。伊保田港で朝マズメの釣りを楽しもうと思うと相当早起きしないと駄目だ。

20210228_ihota1.jpg
そんな早起きをして伊保田港に着いた俺は、墓地前に車を停めて東波止へ。
伊保田港は周防大島最大の港である。釣りができる波止が、西、中央、東と三箇所ある。その東側の波止でメバリングをするつもりだった。紳士の会三人で攻める予定だったが、二人は寝坊(笑)。朝マズメの東波止に立ったのは俺だけであった(^^;;;

しかーし、現場は強風。防波堤の上ではとてもルアーゲームなんかできない状態であった。
実は、土曜日にも来たのだが、強風のため波止に向かう途中で引き返し、日曜日はリベンジの予定だったのである。
んが・・・同じく強風。防波堤の壁の上に立ってみたが、こりゃ、突風で海に落ちるかも(^^;;;

仕方ないので、防波堤横の階段を降り、防波堤を風よけにして海面すれすれのところでロッドを振る。風だけではなく、空気も冷たい。久しぶりに手がかじかんでなかなかジグヘッドをスナップに取り付けられないという状況を経験した。鼻水も出てきた。

リグは前回(と言っても、まだブログに書いていないが(笑))から付けたままの「月下美人 ビビビーム 1.5インチ ちらしずし」というパドルワーム+ 1g ジグヘッド。

風は強い、おかげで波も高いという状態で、釣りをする環境としては最悪だったのだが、防波堤に沿って(岸壁から 10cmほどの際(きわ)に)ルアーを投げているとわずか 3投目。チビメバルがヒット!!
「これでリストに○がつくので俺も帰れる。こんな寒いところ、もういやだ。これが釣れたら納竿や。まだ 10分も経ってないけど納竿、納竿」と喜んだのもつかの間・・・足元まで寄せたところでバラした・・・

この時点ではまだ楽観的だった。 3投目でヒットしたので「やっぱ朝マズメは来ますなぁ~(笑)」と・・・
よもや、それから 1時間、冷たい風が吹く中で、アタリすらない苦行が続くことになろうとは想像もしていなかった・・・(^^;

この日は 3:41干潮から 10:09満潮で、上潮の時合が 5:37~8:12。釣れ釣れタイムは上潮の場合、時合が終わる 1時間前後だと思うので、7:12~9:12の間かな。6時すぎはまだ少し早い。これは東安下庄の潮汐なので、伊保田なら最大 30分後ろにずれるかも。そう考えると釣れ釣れタイムは 7:42~9:42となる。

実際、6:15の釣り開始から、7:30までの 1時間以上、ジグ単、カブラ、バイブレーションなど色々とリグを変えつつキャストしたが、最初にバラしたメバル以外、まったくアタリなし。ただただキャストの練習である(^^;;;

もう、これ以上ここで粘るのはやめよう・・・と港内で場所を移動。
沖側の長い防波堤から、船の出入り口の突堤に。かめや釣具の釣り場情報によると、ここでもメバルの実績はあるようだ。
「ここで10分ほどキャストしてみて、何のアタリも無ければ帰ろう・・・」そう思いつつキャスト開始。

20210228_ihota2.jpg
最初は防波堤に並行に足元を探っていたのだが、なんか少し先に沈み岩のようなものがうっすら見えるので、今度はそこを目標にキャスト開始。バス出身者は、なんかストラクチャーがあると投げずにおられないのよね(笑)
これがビンゴだった。
数投目でついにメバルがヒット(ワームはビビビームの玉露クリア)!!狙ったところで釣れるとむっちゃ嬉しい。と言うか、これでこの強風吹きすさぶ地獄から脱出できると思うとそれが嬉しい~(笑)

時間は 7:44。ああ、伊保田の釣れ釣れタイム開始時間やん。やっぱ、マズメでも潮が悪い時は駄目なのか?
これからどんどんメバルが釣れる状況になったのかもしれないが、冷たい風に晒されて、疲労困憊の俺は伊保田港を後にしたのであった(^^;;;

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