野外活動: 2021年6月アーカイブ

裏側ポイントリスト最後の未釣果ポイントが「白木漁港」だったと書いているが、実はその後ポイントをひとつ追加したので、厳密には違う。
本当の最後のポイントは「本浦港西護岸(沖家室郵便局裏)」である。

20210527_okikamuro1.jpg
ここは、沖家室郵便局裏の護岸から、蛭子神社裏の突堤のあたりまでのエリアである。
蛭子神社裏突堤も含めて「本浦港西護岸」と呼ばれる。

白木漁港で結果を出したのだが、18:30になってもまだ明るい。ずいぶん日が長くなったものだ。そこで、ついでに沖家室の有名なポイントのひとつ、本浦港西護岸に寄ってみたのである。

18:30 現地着。とりあえず護岸越しに海の様子を探ってみると・・・

魚影、濃ぇ~。海藻がけっこう点在しているのだが、その間に魚の姿が黒い点となりうようよ。
ほとんどスズメダイのようだが、メバルらしき姿も確認できる。

そして、悠然と海藻の側を横切っていくチヌの姿も一尾ではない。

さっそく、白木漁港でセットしたままにしていたカブラを投げ込んでみる。

18:33。
一投目でヒット!
チビメバルだが、ここらのメバルは流れの速いところで生きてるせいかよく引いて楽しい。丸っとよく筋肉がついてるし(笑)

20210527_okikamuro2.jpg
これでこのポイントも「○」(釣果あり)なので、あとはチニングを楽しむ。

がまかつ ジョイントノッカーの夜行オレンジ 3gにパワークラブを付けて足元の見えチヌを狙ったり、少し離れた場所の海藻の裏に落としてみたり、色々探ってみたがアタリすら無し。

薄暗くなってきたのと、根がかりでリグをひとつ失ったタイミングで納竿。18:50なり。
20分ほどの釣りだったが、この日もチヌとは出会えず。

さて、メバルの季節が終わったらアジングを・・・と思ってたけど、なんかチニングに明け暮れるシーズンになりそうな予感も・・・。道具を揃えないとなあ・・・(^^;;; 金が・・・そして、嫁さんの目が・・・(^^;;;
最近は仕事帰りに小瀬川でロッドを出すことがある。

まだ薄明るい 18時過ぎ頃。車を道端に停めて川を見ると、見えチヌが一尾、二尾、三尾と・・・

こうなるとキャスティングしてみないわけにもいかない(笑)
車には常にロッドとルアーが積まれている。

先週だと、6/9(水)18:10~18:40、6/11(金)19:00~19:30 の二回。どちらも 30分ずつ。帰宅途中の寄り道なので短期決戦(笑)。それに、横を通勤の車が多数通り過ぎていくので「サラリーマンがスーツ姿でロッド振ってる」とか話題になってもいやだからな(笑)。さっと行って、さっと帰らないと(笑)

風でネクタイをひらひらさせつつ、革靴で護岸の捨て石の上を歩く。ルアーのローテーションは無し。一種類だけワームの袋をポケットに入れている。根がかりしてリグを失ったらそこまで。ある意味ストイック(笑)。扇状にリグを投げ広く探ってみる。

でも、だめだな(^^;
やっぱり見えチヌは釣れない。こっちから見えるということは、あっちからも見えるということだろう。

あと、フグがすごい(^^;

一日目、がまかつ ジョイントノッカーの夜行オレンジ 3gに小さめのチヌ鉤をセットして、2.5"のリングワームを付けてみる。すぐにフグにボロボロにされる。

20210609_chinu01.jpg

二日目。メジャークラフト BUN太の 5gに、この間家房の磯でチヌがヒットした 2.5"のブリリアント銀粉グローを付けてボトムを探る。巻き上げている時、追いかけてきたフグに噛み切られる。

20210611_chinu1.jpg

暗くなるまで待って釣れば少しは釣果も変わってくるのかもしれないが、平日の夜にそんなに本気で釣りをしては翌日の仕事に差し支える。

良き釣り師である前に、良き労働者であれ。俺の尊敬する俺自身の言葉である。
悩ましい(笑)
今週の日曜日は、朝8時すぎから三蒲漁港横の砂浜からコンパクトカヤック出航。
久しぶりにMイ紳士、Sポ紳士とともに三人での釣りとなったが、防波堤から釣っていた二人も、ボートから釣ってた俺も、結局全員がボウズ。

うーむ・・・やっぱ潮が悪かったなあ(^^;
先週は大して大きくもない三蒲漁港の堤防に 5人もルアーマンが並び、砂浜にも 3~4人のアングラーの姿があったというのに、この日は港内に俺ら以外の姿無し。砂浜に 1人の投げ釣りマンがいたがいつのまにか姿を消していた。

先週と何が違うかというと潮のみである。この日は若潮で時合の間もぬるーく潮が流れるばかりである。

というわけで、8:00~10:00までの 2時間ばかり頑張ったが全員ボウズ。

で、そのままで帰るのも寂しいので、ついに俺は車に積んだままにしていた中華製2スト船外機を取り出し、コンパクトカヤックに取り付けた。自作のエンジンマウントもぐらつき等なくばっちり!!
リコイルスターターロープを引いてエンジン始動。ババババ・・・と、2ストエンジンの騒がしい排気音が砂浜に響く。

そう、他の紳士がいる時に、船外機を使ってカヤックを動かしてみようという目論見だった。
独りの時にエンジン不調で流されたら命にかかわるからな(^^;

「俺が帰ってこなかったら、すぐに  118番(海上保安庁)に電話してくださいよ」

紳士仲間にお願いして、俺はついに船外機を付けたコンパクトカヤックで出航したのである。

俺が乗りこんだ重みでカヤックは波打ち際の砂の上に着底する。俺はパドルで海底を押してなんとかボートを離岸させると、操舵用のバーを手に取るため後方に身体を伸ばした。そしてバーを握ると操舵のためにわずかに身体を左側に傾けた・・・
艇はその俺の動きに呼応するかのように、ゆっくりと左側に傾き、そして、転覆した。

20210605_mikaba1_1.jpg
人は死ぬときに、本当にわずかな時間に思い出の場面、場面が走馬灯のように脳裏に浮かぶという。

艇がバランスを崩し転覆するまでの時間はあっという間、ほんの一、二秒のことだっただろう。
俺もそのわずかな時間に「そうか。正しい位置に座り、パドルを漕いでいるときは不安定さなど微塵もなかったが、艇を止めた状態で後ろを向き、重心を少しずらしただけでこれほど不安定になるのか、コンパクトカヤックというやつは・・・。4m級のシットオントップではこんなことはないけどな。なめてたわ・・・。アウトリガーなんかいるかい!と考えてたけど、いるな・・・。バーとセットで 14千円だっけ?」などとたくさんのことを考えた。

ひっくり返ったカヤックを慌てて元に戻し、投げ出され水面を漂う釣具などを拾いあげると、俺は飛ぶように波打ち際を走りカヤックを砂浜に引き上げた。

俺が帰ってこなかったら・・・はまったくの杞憂だった。

そう。俺はここにいる。俺は帰ってきた。いや、出かけてもいない(笑)

日曜日は朝の 8時すぎから周防大島で釣りをして、午後から門前川に移動したので話が前後するが、その門前川での話。

ここでは先月あたりから時々チニングに来ているのだが、未だチヌ(黒鯛)の釣果なし(^^;;

結論から言えば日曜日も結局チヌは釣れなかったのだが、俺にとって初めての魚種を釣った。

タイトルにもあるように「エイ」である。

そう、しっぽに毒を持ってたり、裏から見たら鼻と口が人間の顔に見えて気持ち悪い、あのエイである。唐揚げにすると美味いらしいが、俺はノーサンキュー(笑)。釣りたいとも思っていなかったが釣れてしまった。

20210606_ei.jpgしかも、いわゆる「スレ」だったので重い、重い。

「よし、チヌじゃないけどなんかヒット!!ん?んんん???こりゃ、石かな?いや、いや、いや。生き物だ。いや、やっぱ石かも。牡蠣殻かなんか引っ掛けたのかなあ。いや、いや、いや、生き物っぽい!うーん???」と糞重たいのを引いてきたら「子供サイズのエイ」であった。

ワームをちょん掛けしたチヌ鉤が、いわゆる「エイヒレ」の部分に下から貫通してたので、「お!なんかエサだ!」と上から覆いかぶさろうとしていたところで俺がルアーを引いた・・・的なことだったんかな?

エイの肉って思ったより引き締まってるね。鉤を外すのにけっこう苦労した。

で、この子供エイが、鉤を外してやったあとも俺の足元から逃げないのである(笑)
俺は膝のあたりまで水に浸かってキャスティングしてたんだけど、その俺の足元にまるで飼い犬のように留まっているのである(^^;;

その話を同僚女子にすると、「それ、鉤を外してくれた人だと思って懐いてたんですよ!」って(笑)

いや、復讐のためにしっぽの針を俺に突き刺すタイミングをうかがっていたんだと思うがな(笑)

でも、まあ、少しだけエイがペットのように可愛く見えたのも事実である(笑)

弁天トンネル横の波止・・・表側ポイントリスト最後に残った激ムズポイント

20210529_bententonnel1.jpg小さな防波堤だが高さがあり、しかも周りを幅のある土台の石垣(満潮の時もわずかに水没する程度)が囲んでおり、ルアーを投げてもその石垣で根がかりしてしまい巻き取れないという地獄の防波堤である(^^;

Mイ紳士がサイクリング(本当のサイクリングではなく、Google ストリートビューで釣りポイントを探す行為を紳士の会ではそのように呼んでいる(笑))で見つけたポイントなので、「Mイ紳士の手で○に!」と押し付けていたのだが、弁天埠頭まで攻略し、あと残るポイントが弁天トンネル横の波止だけになった時点で、なんとかしようと俺も立ち上がった(笑)

攻略法としては、潮が引いている時に下の石垣に降りて釣るしかないだろうと考えたが、防波堤の高さが 4mくらいある。しかも側面はコンクリートできれいに固められていて、伝って下に降りることは不可能。
ロープを垂らして上り下りすることも考えたが、堤防の上にロープを縛れるような突起はなく、それも諦めた。

脚立(梯子)を立てるしかないだろう・・・

ナフコに行って、梯子になる脚立を調べると、梯子状態で 3.2mくらいになるものが 8千円くらいで買える。堤防の高さが 4mほどなので、これならギリギリ使えそう。しかし、8千円か・・・

最近、2万円くらいまでの釣具であれば即決で購入し、5万円くらいまでなら酒の力を借りれば即ポチれるくらい釣り関係には財布の紐が緩くなっている俺だが、釣具以外には渋い(笑)
いくら釣りに使うといっても、一回使うだけの脚立に 8千円は・・・

というわけで、どうにも攻めあぐねていた俺だが、試しに干潮の時に訪ねてみると・・・
隣の砂浜から磯場を通って石垣まで渡れるやん!!

俺が周防大島に釣行するのはだいたい「満潮前後 2時間くらい」の潮位が高いときである。周防大島ではその時間帯が釣れ釣れタイムだからだが、そのため、今まで弁天トンネル横の波止に様子を見に行くのもその時間が多く、干潮時は隣の浜から石垣に渡れることに気づかなかった(^^;;;

20210529_bententonnel2.jpg5/29(土)16:15現場着。16:19に石垣へ渡り、キャスト開始。1gの赤いジグヘッドにメタボブリリアントというリグ。

3分後の 16:22。チビメバルゲット!あっけなく「○」(釣果あり)ポイントに。

石垣にさえ降りれば、激ムズポイントは激ゆるポイントだった(笑)
更に 4分後の 16:26 にはカサゴをゲット。

ああ、ナフコで脚立買わなくてよかった・・・(^^;

キャストをすればいくらでも釣れそうな雰囲気はあったが、しかし、いつまで砂浜と行き来できるのかわからない。釣りに没頭している間に途中の磯場が水中に沈んでしまっては帰ることもできなくなる。少しして納竿した。
ええと、カサゴ 3尾でした(笑)。土居港横の消波ブロックの裏で。

20210530_doi1.jpg陸(おか)っぱりの時と変わらんやないか!!・・・というご指摘はごもっとも。
青物とか日頃とは違う魚を釣りたかったんですが、「海に出ると、どこに魚がおるかわからん」ので・・・(^^;

魚探がいるなあ。いや、マジで。50~60mくらいの深度までしか測れんやつなら 1万円台からあるので買おう。ええ、ええ。

あと、陸っぱりと同じタックルなんで、そりゃ、同じ魚しか釣れんじゃろう・・・と(笑)
ボートから真下に落として底でしゃくる用のジグとか、そういうのもそろえていきたいですね。

それと、釣りをするときにはちゃんと錨(いかり)を打たないといかんですね。
小さなカヤックなんで、潮に乗って流される、流される(^^;
ラインがほつれたのを直していて、やっと終わったと顔を上げたときの絶望感(^^; 岸は遥か彼方・・・(^^; 半泣きで漕ぎましたよ(笑)

移動して釣ってるうちに流されて、また移動して、流されての繰り返し。
14時に海に出てから、17時までの 3時間はずっとそんな感じで(^^;
10lbs(4.5kg)PVCコーティングアンカーは積んでたんだけど、今まで投錨したことも当然ないですから・・・どうやって打つのやら?・・・で(^^;

20210530_doi2.jpgとりあえず、艇の横から沈めて、反対側についているキャリーハンドルにアンカーロープを結びつけ固定しました。これだけでカヤックは流されなくなります。
安心して釣りに集中できる。もっと早く打てば良かった(^^;

陸っぱりしている時に憧れだった「沖の消波ブロックの裏側」に陣取って(笑)、6.10フィートの月下美人メバリングロッドでワームを投げる!!そして釣れたのが「カサゴ 3尾」というわけです。

ええ、ええ。陸っぱりと何ら変わらない数、サイズですよ(笑)

でも、まあ、ボウズじゃなかったし、色々可能性は感じたし、次回はもっと楽しいカヤックフィッシングができるように、少しずつ手を入れていく所存です(笑)

5月30日(日)午後1時すぎに土居港横のビーチからいよいよ出港したのである。

え?何が?そりゃ、俺のカヤックに決まってるじゃん(笑)

20210530_kayak1.jpg最初、勝手知ったる「我らの始まりの港」こと三蒲漁港の横の砂浜から出ようと思ったんだけど、この日は久しぶりの釣り日和だったせいもあり、砂浜にサーフフィッシングの釣り師が 3~4人。
どんな失敗をするかわからんのに、こんな人の多いところで出航したくない!!(^^;;

というわけで、土居港横の砂浜に流れてきたのである(^^;;;

砂浜で自作マウントに船外機を取り付け、エンジンをかけ、船外機のペラが底にあたらないところまで挺を出して飛び乗る。太ももまでびしゃびしゃ(^^;

乗ってみると、俺の体重の問題もあるのか(^^;;喫水線はかなり高い(^^;。カヤックの後ろの方は船体上部から 5~6cmが喫水線である。シットオントップタイプのカヤックは船体内に空気が入っているので少々浸水しても沈没はしないが・・・うーむ・・・(^^;;;

あと、シートを付けたのは失敗か・・・
これに腰かけたままだと身体を後ろ(というか真横)にひねれない。

そのまま中途半端な姿勢で船外機のスロットルを開けたら、カヤックは円を描いて砂浜に突っ込んでいきそうに(^^; 船外機がまっすぐ向いてなかったのだが、身体をひねれないので正確に操作できん(^^;
キルスイッチでエンジンを停止して、そのまま砂浜に突っ込んでいくことは回避したが、こりゃいかん(^^;

シートを外せば身体の自由度は増すんだけど、そうするとパドルを漕ぐときに力が入れづらいし・・・

というわけで、初出航は船外機無しで手漕ぎにした(笑)。船外機を付けたときのことはもう少し陸上でシミュレーションが必要だな(^^;;;

そして、14:00頃から18:00頃まで 4時間パドルを漕ぎどおしだったので、昨日の夜から前腕から手首にかけてや、腰が猛烈に痛くなった。
そう。日曜日の無理が木曜日に祟るのが日頃運動をしない50代の身体である。若者よ、覚えておいてほしい。

「家房の磯」の話と前後したが、土曜日の朝の話。

この日は、正午を挟んで 11時ころからお客さんのところで FS(フィールドサービス)作業があったので、朝、未明に周防大島へ。

何箇所か残っている「✕」(釣果なし)ポイントの攻略に。

20210522_benten1.jpgで、「弁天埠頭」に寄ってみると、いつも人気の港内東側の角の護岸にはすでに人が入っていた。しかし、車をちょっと離れたところに停めている。いつもここで釣ってる常連たちときたら車を岸にピッタリ付けて「ここはもう押さえたからな。絶対他のやつには釣らせないからな」的な卑しいオーラを出しているのだが、それは感じない。そこで、俺も近くに車を停めて、東側護岸のあたりを攻めてみることにした。

実際、弁天埠頭でルアーのライトゲームを楽しむなら、底に石垣や海藻の群生があるこのあたりしかない。

ただ、この日は、強風、というか暴風であった。
なかなか思ったところに投げ込めないし、風のせいで波も高いので軽いジグヘッドではなかなか沈まない。

この場所に先に入っていたお兄さん(と言っても 30代後半くらいか?)が「ここで釣ってみてください。カサゴがコツコツ当たるんですよ」と角っこの良い場所を空けてくれた。
礼を言ってそこでロッドを振ってみたが底まで沈めてもカサゴのアタリはない。

「もうルアーは諦めました」とそのお兄さんは虫ヘッドを投げ始めた。すると小さなカサゴが(笑)
しかし、結局お兄さんもこれ以降は何も釣れず・・・

いやあ、ほんと、弁天埠頭って、本来ライトゲームなんかするところじゃないんじゃろうね。餌つけて投釣りとかサビキとかそういう釣りを楽しむ場所なんじゃろう。

それでもロッドを振り続ける俺にやっと神様から贈り物が届いたのは 1時間後。

20210522_benten2.jpg底も探りたかったので、ずっとジグヘッドにワームというリグを投げていたのだが、ついにカブラにチェンジ。ちょうど風も少しだけだがおさまって、カブラを投げやすい状況だったし。

そして、二、三投したところでチビメバルがヒットした!!
ああ、カブラ最強伝説は続く・・・(^^;

というわけで、釣果さえ出たらもうこんなところに用は無い(笑)

俺は、場所を譲ってくれたお兄さんにお礼を言うと、逃げるように弁天埠頭をあとにしたのであった。もう、二度とここに来ることもないだろう。ここはライトルアーゲーマーの墓場である。
周防大島・安下庄側ポイント全制覇!」に書いたように、5月27日(木)に「フィッシング紳士の会」でピックアップした周防大島裏側のポイント 40ヶ所全てで釣果を上げ、我々は勝利の美酒に酔った。

20210527_shiraki1.jpgその最後のポイントが白木漁港(須崎漁港)であった。
沖家室に渡って最初の港である。以前来た時は強風とド干潮で全然釣りにならなかった。

この日は 15:26 干潮、22:08 満潮で、時合は 17:26~20:07。この日最初に竿を出した時間が 17:25。ちょうど時合が始まる時間だが、潮位はまだまだ低かった。しかし、風はない。ルアーフィッシングにとって天敵の風がないだけで、もう「○を付けたも同然」・・・とこの時は思ったのだ。

まさか、それから 50分近くアタリすら無いとは・・・(^^;

魚影は濃かった。しかし、ほとんどがスズメダイである。ワームには何の興味も示さない。
スズメダイだけではない。シーバスのようなシルエットの大きな魚が 2尾並んでゆっくりと目の前を横切っていく。石鯛のように黒白の筋の入った魚(小さかったけど)もいたし、とにかく足元にはスマホで写真に撮ってもわかるくらいの魚影があった。しかし結果は出ない。

この港の周りはとにかく潮が速い。港の外を川のように海流が進み、その一部が支流となって港内に流れ込んでいる。これ、船の出入りに支障がないのって心配になるくらいだ。
こういう激しい流れに、メバルは上手く乗れないのだろうか・・・

20210527_shiraki2.jpg結局、少し防波堤の根元に近い、流れのあまりないところにカブラを投げ込んだらやっとメバルが釣れた。時間は18:13。投げ始めて 50分近く経っている。

この後、もう一尾すぐにヒットしたが、引き上げるときにバラしてしまった。、

俺が速い流れの中でうまくルアーを操れなかったのが悪かったのか、メバルが速い流れを好まないのか。そこはよくわからないが、この港でメバリングをするなら突端まで出ない方がいいみたいだ。

これで大島の裏側のポイントを全制覇したが、大きな昂揚感は無かった。ただ、宿題を終えた時のような安堵感をおぼえただけであった。

このアーカイブについて

このページには、2021年6月以降に書かれたブログ記事のうち野外活動カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは野外活動: 2021年5月です。

次のアーカイブは野外活動: 2021年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら