スポーツ見たり、やったり: 2023年8月アーカイブ

昨日は広島がヤクルトと引き分け、阪神が巨人に負けたので、やっと 7ゲーム差に復帰か。
ほんま、阪神負けんね。いや、昨日は負けたけど、カープが地元での試合を 2勝1敗ペースで頑張ってる横で 6連勝とかしてるし、まったく。

いや、まあ、今回はその話ではなく、昨日の RCC ラジオの中継を聞いてて「ほんま佐々岡監督は負けるべくして負けてたのねえ」と思ったので、その話。

昨日の野球中継は昨年までカープの監督を務めていた佐々岡真司氏(以下佐々岡)だった。
前からそうなんだけど、佐々岡の解説を聞いていると、「ああ、この人が監督だったときカープが弱かったのは、やっぱり監督の手腕に拠るものが大きかったんだなあ」と思わされる。

昨日も、なんとか同点に持ち込みたい 8回裏。1回に6点入れてから 6回ゼロの続いているカープ。エラーで 2塁に達したデビッドソン(代走: 曽根)を 3塁に送るために、新井監督は坂倉に"一軍の試合で 2回しかしたことがない"送りバントをさせる。これに成功してランナー 3塁へ。

この前に坂倉がバントの構えをしたのを見た佐々岡がしきりに「坂倉のバットを捨てる(打たせない)のはもったいないですねえ」と発言。坂倉には打たせるべきだと言う。いや、俺も「お、打たせんのか?」とは思ったけど、「まあ、同点にしときたいもんな」と納得。
実際、前の回。7回裏にはノーアウト 3塁から強行して結局点が取れなかったし(^^;;; 手堅く行くわな。

結局、続く堂林がセンター前に落として曽根が生還。同点になった。

佐々岡だったら坂倉に打たせて、(打率で考えれば成功率は三割しかない)結局点は入らず負けてたんだろうなあと。
佐々岡の解説を聞いていると、「臨機応変に対応する」ということがまったくできない人というのがわかる。頑固というより「いつもと違うことをして失敗したくない」という「畏れ」が一番先に立ってる感じ。

リスクを過剰に怖がるというか・・・
昨年の盗塁数の大幅減。リーグ最下位の盗塁数という今までのカープからすると信じられない体たらくも、それで納得できた。

東出コーチの考えもあったんだろうが、やはり一番の原因はこの人の「失敗に対する畏れ」なのだ。

4月か 5月くらいの試合で佐々岡が解説をしていたのだが、カープの攻撃、ランナー 1塁の場面でアナウンサーに「盗塁させてチャンスを広げることの是非」を問われた佐々岡は「盗塁にはリスクというのがありますからねえ」と盗塁に否定的な意見を述べ、このシーンでも「リスクがあるから盗塁はしないほうがいいだろう」というニュアンスのことを言っていた。

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でも、新井はここで盗塁を指示し、成功。結局、ランナーを 2塁に進めたことで 1点をもぎ取り、試合の勝利に繋がった。佐々岡の采配なら点は入らず負けていた試合だ。

ほんと、失敗が怖くて盗塁の指示が出せない監督だったのね。
あと、「勝負どころ」がわからない人なんだろうな。

「佐々岡さんじゃなくてもこの戦力じゃ優勝は狙えん。佐々岡さんは悪くない」とか言ってた佐々岡ファンや、監督や選手だって限界までがんばてるんだから責めてはダメと言う御立派なカープファンもいたけど、そんなに去年と今年って戦力が違う?打線は相変わらず湿ってるし、先発の安定感や栗林の調子を考えたら去年のほうがよっぽど戦力は高かった気がするが?

若返りだってまだ途中だと思うが、盗塁数は一気に増えた。盗塁数の増加が勝ちにつながっていると思う。結局、佐々岡の「びびり」がダメだったんだろう。

シーズンが終わってみないと新井監督の評価もできないだろうが、少なくとも、「やっぱり佐々岡のせい」だったことは、佐々岡ファンも、優しいカープファンも認めないとダメだろう。そうでないと進化もないんやで?

ついに、昨年から続いていた「観戦連勝記録」が途絶えてしまった・・・
それも、首位・阪神に負けてマジックを点灯させてしまうという試合を見せられる羽目になろうとは・・・

8/16(水)は、お客さんのところでの作業時間を 1時間半ほど前倒ししてもらい、16時に作業終了。それから帰省中の長男坊と MAZDA Zoom-Zoom スタジアム(ズムスタ)へ。
阪神との首位攻防戦・・・といっても、勝っても 7ゲーム差を 6ゲーム差に縮めるだけなんだが(^^;;;を観に。

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ちなみに、三連戦初戦の前日もカープが勝っていたので、「これは地元で阪神に三連勝、あるで!」と期待していったのだが・・・

結果はご存知のとおり。阪神に 5-3 で負け、6ゲーム差に縮めるどころか 8ゲーム差に開いてしまったという・・・

いやあ、実際、疲れるばかりで全然面白みのない試合だった。
毎回フォアボール等からピンチを招く展開で、試合時間はだらだら延びるし、ダレきった試合だったね。

俺はご贔屓の末包が 7回一死一塁の場面で代打で出てきたので、よっしゃ!一発ホームランで逆転や!!と盛り上がったのだが、結局ライトフライ。角度はけっこう良くて、飛距離もあったんだけどあと一歩届かず。ちょっと振り遅れてたんだよなあ・・・

そしたら後ろの酔っ払いオヤジたちが末包のことを「つまらん選手」「まったくダメなやつ」とかボロクソ言うんで、俺も肩身の狭い思いをしたわ。着てるユニの背番号が背もたれで隠れるように、ちょっと腰を前にずらしたりして・・・

會澤が出ている意味もよくわからんなあ。あれほど打てないとなあ。デビッドソンも 3三振食らうし(これはいつものことか)。調子が悪いなりに久里が 3失点で抑えたのに・・・

いや、ほんと、打ってくれ~

お客さんに勤務時間をずらしてもらったので、まだカープが連勝を続けていた 7/25(火)のヤクルト戦を観に、おふくろを連れて ‎MAZDA Zoom-Zoom スタジアムにでかけた。おかげで 17時過ぎには球場に入ることができた。

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年に一、二度おふくろを連れてカープの応援に行く。もちろん、日頃プロ野球中継なんか観ないおふくろには選手なんかはほとんどわからないので、俺の個人的感想が入りまくりの選手説明を聞きながらの観戦となる。
そのため、「あんたが言うとおり、あの外人(デビッドソン)は駄目じゃねえ。全然打たんじゃ。あんたの言うとおりじゃ」と何気に選手をディスりながら大声で俺を褒めるので、ちょっと周りのファンの目が気になったりする(笑)

もう結果はわかっているので書いておくと、この日は、7/27まで続いた 10連勝の 8連勝目であった。

ただ、先発の久里がいまいちで、それでもなんとか 5回まで 3失点でしのいでいたのだが、打線が振るわず 3-1 でカープは負けていた。その 3失点のうちの 1点は、先発でレフトに入った末包のエラーくさい守備で与えたものだ。
この日、俺は「52 末包」のユニで行っていたのだが、俺の後ろにいた若いママさんが「末包~何やってんのお~。新井さん、なんで末包出したんね~」と末包を批判してるのがツライ・・・(^^;;;

末包のユニを着ているのがバレないように背もたれで背番号と名前を隠そうとしたんだけど、おふくろが「あの選手のユニフォーム着とるじゃ。ファンなんかね?」と大きな声で・・・。やめてくれ・・・。まあ、おかげで後ろのヤンママの末包批判も止んだけど(笑)

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ちなみにこの日、末包はしっかり1本ヒットを打ってた。でも、目立たないように俺は沈黙していたのであった(笑)

それはそれとして、結局この日は 6回以降カープの打者に火がついて、終わってみれば 12安打、3-6x でカープの勝利。ただ、阪神も勝ったので 1位にはなれなかったが・・・

デビッドソンもタイムリーを打ったし、栗林が完全復活を感じさせる素晴らしい抑えを見せた。

デビッドソンについては、おふくろに「確率的にそろそろ打つで」と言ってるところでタイムリーツーベースを放ったもんだから、おふくろが「すごいね、あんたが言うとおりじゃ。さすがじゃね、打つのがようわかったね。あんた、すごいね。」とデビッドソンの活躍よりも、俺が予想を当てたことに大喜びであった。80代の母親と50代後半の可愛い息子(俺)・・・。親孝行ができた(笑)

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