この間の祖生東小学校のキャンプでは、祖生公民館のテントを借りた。
前後の入り口のポール(支柱)でテントを支える、所謂「三角テント」のでかいやつだ。屋根型三角テントとも言うね。
見た瞬間、「うわ、糞重い三角テントだ・・・」と思ったんだけど、素材はわりと軽いもので出来てて、俺らが子供の頃に使っていた三角テントとは、形こそ一緒だが全然別物だった。
まあ、それはいいんだけど、俺が手伝って立てた 6年生のテントは、本体とポールの組み合わせが間違っていた。多分前回使った人が間違えて仕舞ったのだろう。
それぞれのテントは、少しずつ買い足していったのか、微妙に仕様が違うのである。
俺が立てたテントには、ポールの先を挿すためのプラスチック製の部品がついていた。
この部品がついてなく、ただ穴が開いているだけのものもある。
単純にテントに開いた穴にポールを挿すタイプだと、(小さなフードでカバーはされているのだが)そこから雨水が侵入する恐れがあるので、それをカバーするために、単純な穴ではなくプラスチック部品が付いているのであろう。
ポールを挿す穴の先に、ペンのキャップのような細長いプラスチックの筒が付いているのである。
・・・が、俺らのテントは「ポールの先がその部品の穴より太い」状態だった(^^;
最初は、ポールが間違って入ってるなんて思いもしなかったので、その組み合わせでどうにかしようと色々試みたのだが駄目だった(^^;
明らかにポールが違う。このポールは、単純にテントの上に穴が開いているタイプと組み合わせるものだ・・・
他のテントはどんどん組み上がっていく。
一緒にテントを組み立てていた 6年生男子のうちの一人は、周りのテントが立っていく様子を見てそわそわと焦りだし、どうも、俺がテントの組み立て方を知らない駄目大人なんじゃないかと疑い出したようだ(笑)
「◯◯君のお父さん呼んでこよう」とか「△△君のお父さんに来てもらおう」とか言いながら走りだすのを、俺の次男坊に「必要ない。呼ばんでええ。」と何度も呼び止められていた。
さすがに次男坊はまだ俺を信じてくれているようだ。しかし、次男坊の眼からは「大丈夫よね?父さん」という無言のプレッシャーが・・・(^^;
結局、強引にそのプラスチック部品を引き抜いて単純な穴にすることで対応した。
いや、壊したわけじゃないよ。きつかったけど、少しずつ少しずつ引っ張って何とか引き抜いたのだ。
屋根の棟の部分を支えるロープも一緒に取れちゃったけど、しっかりペグダウンしてやれば、屋根がたるむこともなかろう。
どうだ、次男坊よ!バッチリだぜ!!
しかし、このテントを今度立てる人は、やっぱ同じように悩むんだろうなあ(^^;
注意書きのメモでも入れておけばよかったわあ。