キャンプ: 2019年12月アーカイブ

最近のキャンプではやたらテントやタープの設営でロープワークが増えたので、(自在結びはできるんだけど、何本もやるの面倒くさいんで(^^;)自在金具を買ってみた。

買ったのは、OMUKY とかいう中華ブランド(?)のアルミ自在金具である。6個で 800円。

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形が面白いから買ったんだけど、どうやって使えばええの?

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一応、こんな感じにすると自在金具としては使えるんだけど・・・
これでええのかね???一見、「それでちゃんと(テンション張った状態で)固定できる?」って感じだけど、ちゃんと効いてはいる。

んが、さっき改めて Amazon のこの商品のページを見てみると、ちゃんと使い方が載ってた(^^;
いやあ、上にも書いたけど、形がかわいいんで俺の心の 60%ほどを占める「少女の心」が「やだ、なに、これ。かわいい~」と声を上げ衝動買いしちゃったのよね。なので、ろくに説明も読んでなかった(^^;

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ロープの先にこの金具を付けておいて、使う時は大きい穴にロープを通して、そのロープの途中を小さな爪に引っ掛ければしっかり固定できる。

何が便利って、普通の自在金具をロープに付けちゃうと、ロープの先は輪っかになっちゃってる状態。つまり、「引っ掛けることしか出来ない」から大きな木の幹や長い枝の根本にロープをかけることが出来ないんだね。一旦自在金具を外してロープを木の幹に巻いて、改めて自在金具をつけないと駄目。

でも、この OMUKY の自在金具なら、ロープの先には自在金具が付いているだけで輪っかにはなってないので、「引っ掛ける」ことのできない大きな木の幹や長い枝の根本に簡単にロープをかけることができるんやね。

ええやん、ええやん。

ああ、早くキャンプで使いたい。

以前、このブログでも書いたが、33〜34年前に買って、ここ14〜15年まったく使っていなかった Coleman(コールマン) PEAK1シリーズのストーブ(コンロのこと)とランタン(ランプね)が、一時マスオさん生活をしていた嫁さんの実家で発掘された。

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で、うちに持って帰り、メンテナンスも何もしないままホワイトガソリンを入れて火をつけたら、ストーブもランタンも何事も無かったようにそのまま使えた。

若い頃はパイクのタンクから抜いたレギュラーガソリンを突っ込んだり、結構ヘビーな使い方をしていたのにこの安定感である。

最初に言っておくが、俺はコールマン信者ではない。

ソロキャンプの時はほとんどコールマンの出番は無いし、娘たちと行くファミリーキャンプでも、ガス式のツーバーナー、クーラーボックス、それに椅子類がコールマンくらいで、椅子も半分は snow peak(スノーピーク)のディレクターチェアだし、テーブル、焚き火台、あ、食器類もほとんどスノーピークだ。
テントはデンマークのメーカー NORDISK(ノルディスク)のものを使っている。タープは小川テントのものとか色々。

キャンパーのブログなど見ていると、「子供が出来てからキャンプを始めた人が、最初はショップに沢山並んでいるのでコールマン製品を揃えたが、そのうちショップやキャンプ場で知り合った所謂スノーピーク信者から、コールマンは品質が悪い、安物、使ってるのは素人などの嘘を吹き込まれ、全ての製品をスノーピークで買い直そうとする」というキチガイじみた事例にぶち当たる(笑)

だまされてるよ、完全に(笑)

一部に「ものを知らない」スノーピーク信者(ファンにあらず)がいて、なぜか「コールマン」をあざ笑い貶めようとする。ほんま、「ものを知らない」というのは恐ろしい。そういうやつにだまされているのである。

まず、コールマンとスノーピークに品質の違いなぞない。業界裏話で、どっちのテントの生地も、中国の同じ工場で同じ材料から作られているというのがある(笑)。ま、実際触ってみればすぐわかるけどね。

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あるのは、方向性の違いだけだ。

例えば、コールマンにはスノーピークにある「焼きリンゴ用の鉄器」などはない。しかし、一脚千円台のエントリーモデルの椅子から、本格的なストーブ、ランタン、テント類まで幅広く網羅しているのはコールマンだ。
エントリーモデルでもしっかり作っているのがコールマンだが、この辺で「コールマンは安物。安物だから物(品質)も悪い」という誤解をするやつが出てくる。

「ものを知っている」キャンパーがひとつのメーカーを強く勧め、他のメーカーを貶めるようなことを言うことはない。単に自分が信者だから布教しているだけである。
もし、「コールマンなんて初心者が買うメーカーだよ。スノーピークにしなよ」なんて言ってくるキャンパーがいたとしたら、そんなやつの言うことに耳を貸す必要はない。「初心者なので誰かに意見してほしいのです」ということなら、別の人間を頼るべきだ。
俺はある。とほほ。

先日、日積キャンプ場でソロキャンプをした日の朝だ。

前日作ったクラムチャウダーを焚き火で温め直したものと、焼いたベーコンが朝飯だった。

勘のいい人はもうお分かりだろう。
そう。このクラムチャウダーの中に入っていたのだ。やつが。

前の晩は、鍋に隙間のない蓋を閉めておいた。だから、カメムシが侵入したのは、朝、焚き火で温めなおしている時だろう。

ガリっという歯応え。
「え?ガリっとくるような具は入れてねえぞ?」と思った瞬間に口腔内に満ちるあの臭い。
ただ、すでにクラムチャウダーは飲み込んだあとだ。カメムシの臭いだけが残る。

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しかし、鍋の中に残ったクラムチャウダーを嗅いでみても一切カメムシの臭いはしない。
意を決して食べてみる。
全部食べ尽くしたが、カメムシどころか僅かな臭いすらしない。

「カメムシが入っていたのなら、周りにも臭いが着いていただろう。それがないということは、あれはカメムシではなく、例えばちょっとカビた木の破片とか、そういうものだったのかもしれないな。」
そう思うことにした。

ゲフっ。

ああ、再び口の中に広がるカメムシ臭。
ええ、わかりました。男らしく認めましょう。
あれはカメムシです。

家に帰って娘にこの話をすると、どうやら娘の同級生のお父さんやおばあさんなどの中にも、カメムシを食べたことのある人が一定数いるらしい。
もちろん自発的にではなく、俺と同じく事故でだ。
なかには、「もしかしたら、今の、ゴキブリかも」という壮絶な事故にあったお父さんもいるようだ(^^;;

しかし、娘たち、小学校でそんな情報交換してるのね(^^;;
俺のことも俎上に載せられちゃうんだろうな(^^;;

「でも、実際にお父ちゃんがカメムシ食べたかどうかはわからんで。実際に見たわけじゃないけえ」と言い訳をする。
それから、朝からずっと気になっていた奥歯に挟まった何かを舌先で取って吐き出してみると、それは三角形をした、あきらかにカメムシの羽根であった。
いや、三千里じゃなくて、スーパーを三軒回った話だけど(^^;;

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土曜日の夜、日積キャンプ場でソロキャンプしたんだけど、飯はクラムチャウダーにした。

あ、もちろんハウスのルーを使ったお手軽チャウダーでっせ。俺、料理しないので(笑)

クラムチャウダーと言えばメインの具材は「あさり」である。
キャンプ場でほじほじ殻から身をとってる暇もないので、あさりは剥き身のパックを使う予定だったが、これがなかなか無いのである。

最初、ダイソーに用事があったので「ザ・ビッグ 周東店」に。
まあ、期待はしてなかったのだが、殻付きのパックがひとつあるだけだった。
この店は売れるものを大量に売るだけだからな。しかたあるまい。

次に行ったのが「アルク 玖珂店」。
ここにはあるだろう。見たこともあるし。
・・・無い

あれですな。なんか、寒くなってきたせいか、牡蠣とかタラとか鍋関係の食材が増えて、あさりの場所を侵食している感じ。
殻付きのパックがひとつあるだけだ。アルク、信じてたのに。

そして、ついに三軒目。
途中、「こーべや 玖珂店」を飛ばして「マックスバリュ 玖珂店」へ(笑)
いや、「こーべや」を馬鹿にしているわけじゃないんやで(笑)
反対に、「こーべや」はちゃんとした魚屋が鮮魚コーナーに入ってるんで、剥き身のあさりなんかは置いてないかもって思ったんや。
そういうのって、「マックスバリュ」とかの方がつよそうじゃん。

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ああ、しかし、しかし、「マックスバリュ」にも無い
嘘やろぅ(^^;; 俺は涙目で何周も何周も店内を回ったよ。もう、他の店を回ってる時間無いもの(^^;;

そして、ようやく魚介類を並べたワゴンの角っこに、たった1パックだけ剥き身のあさりがあることを発見したのだ。
一番見えにくいところに、まるで隠してあるかのようにそっと置かれていたのだ。

「見つけてくれてありがとう」

そう言うあさりの声が聴こえた気がするよ。

このあさりたちはこの後俺の胃袋に無事収まり、冬の夜のソロキャンパーの身体と心を暖めてくれたのであった。
今週末に、またソロキャンプに行こうと思ってるんで、思わず新兵器を買ってしまった。

DOD(ディーオーディー。旧ドッペルゲンガー)の「ライダーズファイアクレードル トライポッド 108cm FT1-477」である。

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ダッチオーブンなんかを使って焚き火料理をする人はご存知だろうが、三本の鉄の棒を三脚状に組んで頭頂部から鎖をたらし、そこに鍋をぶら下げ焚き火にかけるアレである。

買ったのは、バイクツーリングなどで使える軽量小型モデルである。

いやあ、実は愛車・デッキバンがエンジントラブルでお釈迦になってしまい、代わりに嫁さんが新車の軽を買っちゃったので、気軽にアウトドアに出かけられる足が無くなっちゃったのよね(^^;;
なもんで、今後はカブとかで近場のキャンプ場へ出かけることが多くなると思うんでこいつを。
いや、マジでバラバラにして袋に収納すると、驚くほど小さくなるのよ。

それと、こいつの素敵なところはメッシュの焚き火台が付いてるところ。
普通は焚き火台は別に用意しないといけないけど、ツーリングキャンプとかだとなるべく荷物はまとめて少なくしたいじゃん。

というわけで、今週末のソロキャンでデビューさせるつもりだったけど、我慢できなくて家の前で使ってみた。
で、小腹も空いていたので「出前一丁」を作ってみた(笑)

鍋も今回一緒に買ったもの。
中華製のアルミ鍋だ。今まで、トライポッドにぶら下げられるツルのついたキャンプ用の鍋を持ってなかったもんで。

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メッシュの焚き火台の部分は三角形だし、そんなに大きくもないのでフルサイズの薪を使うと火のついた破片が結構下に落ちてしまう。
枯れ草がちらほらあるところで使ってみたのだが、枯れ草に火が着いてしまった(^^;;
もちろん、すぐに消せるレベルだが、直火禁止の芝生エリアだと気をつけないといかんね。
とりあえずこの焚き火台のサイズに合った小さめの薪を用意しようと思う。

焚き火台のサイズは小さいが火力は十分で、ラーメンに使う500ccほどのお湯はすぐ沸いた。

使い終わったあと、焚き火の煙で三脚部分が煤けてしまい、仕舞う時に手が黒くなってしまうのを心配していたが、これはそんなに気になるほどではなかった。

いやあ、思ってた以上に楽しいね、これ(笑)
問題はやっぱ焚き火台のサイズくらいだな。ああ、早くキャンプ本番で使ってみたい。
なんか、俺が料理をする男だと誤解している人が一定数いるのだが、基本的に料理はしません。というか出来ません(^^;;

魚も腹裂いてエラと内臓出して、ウロコ取って塩焼きや煮付けにするまでは出来るけど、こんなの誰でも出来ることで、反対にこんなので「俺は料理出来る厨房男子です」なんて言ってるヤツを見ると腹が立ちますわ(笑)

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三枚おろしも最近やっと出来るようになった・・・というか、今までやろうと思ったこともないし(笑)
Sバタ君から「はい。あとは自分でどうにかしてね」と丸ごと一本のハマチもらったからどうにかしただけで(笑)

と、前置きが長くなったんだけど、この夏の職場の釣り部の山陰合宿?のときにも、その、「しのだは料理が出来る」という誤解から、生まれて初めてキスの背開きに挑戦することになったのです(^^;;

境港市の山芳海産で購入したキスと、その後投げ釣りで(俺以外の人が(笑))釣ったキスをキャンプ場で天ぷらにすることになったんだけど、「この中で魚捌けるのしのださんだけなのでお願いします」と。

「いや、出来ませんって(^^;; なになに?キスの天ぷらは背開き?いや、背開きって単語自体初めて聞きましたけど?(^^;;」

「いやあ、大丈夫でしよ。よく、カサゴとか捌かれてるじゃないですか。一緒ですよ、一緒。ほら、やり方はネットで調べたら直ぐ出てきますよ。」

「ええ〜(^^;;」

というわけで、その場でネットで検索した動画でコツを確認して10数匹のキスを背開きに。
結果から言うと、まあ、なんとかなったけど、いや、ほんと、俺、料理出来ませんから(^^;; 食べる専門ですから(^^;;

いやあ、しかし、このキスの天ぷらが美味かった(笑)
ホクホクでビールも進みましたわ(笑)

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あと、釣りの現場で俺が三枚におろしかけて途中で放置したシーバス(スズキ)。現場に切れないナイフ(薪をバトニングするのに使っている大型ナイフ(^^;)しかなくて、指切って血が出ちゃったんで(^^;;
血が出たら、調理は即中止です。本人のためじゃなく、料理を食べる人たちのためにね。衛生上よくないので。

ちなみに、もちろん釣ったのは別の人です(笑)。俺、この合宿、ボウズだったので(^^;;

で、このシーバスを改めてキャンプ場で処置し、白身魚のフリッターにしてみたんだけど、これも美味かったなあ。
やっぱ、釣った魚をその場で調理して食べるの最高やね。

いや、でも、俺は料理出来ないんで、もう勘弁してください(^^;;
食べる専門で(笑)

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