キャンプ: 2016年5月アーカイブ

我ながら、ほんまに最近火を点けるのが上手くなったわ。

以前は最初に薪に火を点けるまで悪戦苦闘して、やっと薪に火が点いたと喜んでたらいつの間にか消えてたり。、

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でも、最近は着火剤に新聞紙一枚あれば十分だし(いや、1枚もいらないんだけど、細かくして余らせても仕方ないので1枚使い切ってるだけ)、薪も最後まで燃やしきって(まあ、細かい破片みたいな燃えカスはどうしても残っちゃうけど)、なかなか良い感じで焚き火を楽しめてる。

薪ストーブで遊んだり、ロケットストーブを作ってみたり、そういうことで「火」のことがわかってきたからなんだろうなあ。

まあ、「基本通りやれ」ってことだよね。

「火はだんだん大きくしていく」「空気がしっかり流れるようにしてやる」「薪は1本では燃え続けない。必ず2本以上を組み合わせて」という、基本三点。いや、焚き火マスターから今更何言うとんねんって怒られそうだが、誰でも知ってるこの基本を忠実に守っていれば、火はすぐ点くし、最後まで燃えてくれる。

キャンプ場でナタ振るって薪を小さな焚付にしていくのも楽しい。
十分空気が回るように薪を井桁に組む。なんか「○○トーチ」みたいな正式な名前がついてるのかもしれんけど、よう知らん。キャンプファイヤをするときのあの組み方だ。
で、井桁の中心で新聞紙をもやし、乾いた木の葉や針葉樹の皮、さっき作った焚付用の細い木を適量投入。そんなに量はいらない。以前はこの時点で山のように焚付のための紙などを投入してたけど(^^;

もう、これだけで焚き火は勝手に大きくなっていく。
あとは、薪が一本だけにならないように時々調整して燃やしていけばOK。
焚き火をする人は知ってるけど、薪って一本では燃えない。「途中で薪が消えてしまう」という人は、たいがい太い薪が一本だけ焚き火台に置いてある。薪は二本以上で互いを熱し合いながらでないと燃えない。
半強制的にきれいな空気が流れ続ける薪ストーブであれば一本だけで燃え続けることもあるが、焚き火ではほぼ不可能だ。

前回キャンプに持っていったのは、割ってから2~3ヶ月しか経っていない、全然乾燥が足りない薪だったんだけど、焚き火の基本をちゃんと守りつつ燃やせば、途中ちょっと煙が多いかなあと感じた以外は問題なく燃焼。

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熾火になった上に無造作に水を入れたクッカーなんかを置いて湯を沸かし、熱いコーヒーを飲むと(例えインスタントでも(笑))美味いよねえ。

今回のキャンプでは snow peak の焚き火台(L)を使用。
ちょうど一年前に「ふくろう」の大将・W■さんに譲っていただいたものだ。
実は同じ snow peak の焚き火台のMサイズを以前から使ってたんだけど、大は小を兼ねるというか、最近はすっかりLサイズばかり使っている(^^;

そういえば、UNIFLAME のファイアグリルも最近使ってないな。
てか、最近姿を見てない。どこにしまったっけ?ベッドの下に押し込んだまましばらく使ってない道具なんかもあるし、そろそろキャンプ用品の棚卸ししないと(^^;

あ、最後は焚き火と関係ない話になってもうたな(^^;
うちの娘もやたらキャンプに行きたがるくせに、キャンプ場で所謂アウトドアな行動は一切しない。
テントの中で姪っ子と絵を描いたり工作をしたりしながら過ごすばかりだ。キャンプ場の周りを散歩してみるとか、その辺で拾ってきた石にペイントして遊ぶとか、ちょっとでもアウトドアっぽいことすればいいのにと思うけど(^^;;
ま、しょうがないわな。俺がそういうことしないもん(^^;;

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俺ももう30年以上キャンプしてるけど、基本、飯作って酒飲んでる以外、キャンプ場では何もしない。
座り心地の良い椅子に座って日陰でうつらうつらしているのが一番幸せだ。

だから子供を連れて魚釣りに行ったり、虫取りをしたりすることもないし、そりゃ子供もアウトドアな行動はせんわな。俺から教わってないんだから(笑)
俺が教えているのは、ただ、自然の中でボーッと過ごす時間の贅沢さである。

そんなの、小学3年生の女児には全く伝わりません(^^;;

と言うことで、先日の土師ダムでのキャンプでも、絵や工作に飽きた娘たちからの「暇だ!暇だ!暇だ!暇だ!!」攻撃を受け、俺たちはサイクリングに出掛けたのであります。

土師ダムには、往復7kmほどのサイクリングコースがある。
まあ、若干のアップダウンはあるものの、小学生なら問題なく走れるコースだ。
コースのスタート地点にあるサイクルターミナルで自転車はレンタルできる。

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姪っ子は途中で飽きてしまったようだが、最近自転車で思うように走れるようになったばかりの娘は、ただただ自転車に乗っているだけで楽しいようで、借りた自転車のサイズが少し合わないのか、ちょっとガニ股気味にお尻をぷりぷり振りながら格好の悪い漕ぎ方で先頭をぐいぐい走っていく。
こういう身体をつかうことで、娘が姪っ子をリードしていくことは本当に珍しい。よっぽど自転車が好きなんだなあ。

というわけで、平気な顔で 7kmのコースを往復した娘に、成長を感じたサイクリングだったのでありました。

ま、当然、走破後はアイスクリームを買わされ、「ああ、美味しい。このアイスクリームの一口のために自転車がんばったんよ。」などと、TVかなんかで見たようなセリフを吐いて、俺をイラっとさせたけど(^^;;
4/30~5/1 の土師ダムでのキャンプの話。

俺と、娘&姪っ子の三人だけなんで、わざわざ持って行っても使わないかなあ・・・と悩んだ末に、せっかく買ったんだから・・・と持ち込んだのが、小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)のカーサイドタープ「カーサイドリビング DX」である。

カーサイドタープっていうのは、車の一部を利用して設営するタープ。

カーサイドリビング DX は、車の天井 2箇所に取り付けた吸盤にタープの端を固定し立てる。半分に切ったドーム型テントが車の横に付いているイメージ。
車がテント、カーサイドタープがそれに連結されたタープ・・・みたいな。タープの中からサイドドアで車に出入りできるので車中泊のキャンプだったら最高でしょう。今回はそういうキャンプじゃなかったけど(^;

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ついついあると便利・・・と思って買ってみたんだけど、三人だけのキャンプでタープまで別に必要かなあ・・・と。4/30、5/1 と天気は良いみたいなんで、飯は外で食べればいいし、確か、土師ダムのキャンプ場は木陰も多かったしなあ・・・とか。

ただ、このタープ、約48千円くらいしたんよね。
久しぶりにキャンプ用品を買い込んだので、俺、舞い上がって頭が狂ってたんですわ(^^;
「あれば便利かなあ~」レベルのものに 5万円弱もするもの買っちゃうなんて。
Snow Peak のドームテントも余裕で買える金額やで。
まあ、日本を代表するテントメーカー、OGAWA CAMPAL(旧小川テント)製ですからね。実際、生地も(肌触りとか絹のようにすべすべで(笑))いい感じだし。実際、他メーカーのカーサイドタープの倍くらいしました(^^;

そこまでしたものを使わずおいておくというのもねえ・・・ということで結局持っていきましたよ、土師ダムファミリーキャンプ場へ。

ま、正解でした。

土師ダムのキャンプ場、川のすぐ横だからか夜露、朝露がすごくて、朝、タープの外は雨でも降ったようにびしゃびしゃでした。
でも、晩飯の時に使ったテーブルや椅子、その他もろもろをカーサイドリビング DX の中に退避して物置のように使ったんで、朝、すぐに(朝露に濡らすことなく)机や椅子が使えてよかったわあ。
テントに持ち込んだら狭くなるし、晩飯の後でいちいちテーブルなんかを分解して仕舞うのも面倒だしね。

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広さは十分やったね。
これ、テーブルを挟んで車側とその向かいに椅子を 4脚ずつ並べられるよ。
大人 8人で酒でも飲みながら気だるくキャンプの夜を過ごす・・・なんてことも可能やね。まあ、うちは大人一人、子供二人、しかも子供はさっさと寝ちゃうので、物置と化したタープの中で、独り寂しくサントリー角瓶のウィスキーソーダをやってましたけど(^^;

朝はこのタープを「しのだうどん店」として、タープの中に調理用のテーブルと食事用のテーブル 2つを展開し、子供たちに朝飯のうどんを食べさせたけど、広いんでなんの問題もなかったわ。

ホントに、車内泊のキャンプだったらこれがあるだけで相当快適なキャンプになるね。

そうそう。
けっこう大きいので、うちのスズキ・エブリイワゴンだと、タープの端と端を固定するには天井の長さが若干足りなかった。いや、ホントは足りるんだけど、このワゴン、後ろの方にTV用のアンテナが付いてて(でもTVは付いてません(笑))、それが邪魔になるんで少し前の方にタープをずらさないといけないんだけど、それだと車の前面側に付ける吸盤が天井の端の角のあたりになっちゃって駄目なんよね。なので敢えてもう少し前に出して、前面の吸盤はフロントグラスにつけましたわ(^^;強引に。

でも、そんなことする必要なかった。
ちゃんと端と端だけではなく、間にも吸盤を取り付けられるようになっていて、天井が短い車でも問題なく利用できます。気づくのが遅すぎた(^^;(但し、両端のポールの先(本来吸盤に取り付ける部分)がフリーになっちゃうので、車に当たって傷をつけたりしないように自分で工夫してね・・・とキャンパルジャパンのサイトに書かれてるね)

娘は「おしゃれな白色のウィングタープを買え」とか言うんだけど、カーサイドリビング DX なら風も避けられるし、これでいいじゃんって。

5万円近くしたんだから!次のキャンプでも持っていくよ!!(笑)
昨年に引き続き、広島県安芸高田市八千代町の土師ダムファミリーキャンプ場で一泊キャンプを行った。
といっても、昨年はデイキャンプだったけどねえ。

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参加メンバーは俺と、娘&姪っ子の三人。
息子たちは部活があって一泊キャンプとか出来無いし、嫁さんはそもそもアウトドア派じゃないので、息子たち皆が参加でもしないかぎりキャンプなんかついて来ない(^^;
結果、いつもの三人となるのだ。

娘はキャンプにはまっていて、今回も事前に学校の図書館でキャンプの本を読み漁っていた。
まあ、「外に出てテントの中で iPad でプリパラをやるのが最高なんよ」とふざけたことを言うなんちゃってキャンパーだけど(笑)

GW 前半の連休(4/30~5/1)に行ってきたんだけど、人は多かったねえ。
キャンプの受付も通常はサイクリングターミナルの方で行っているんだけど、この日は現地(入場ゲートの前)で行っていた。
11時頃キャンプ場についたんだけど、「今日は人が多いんで夜も寂しくないよお」と受付のおじさん。いや、キャンプ場にそんな喧騒求めてないからと苦笑いであった(^^;

いやあ、でも、このキャンプ場、ええわ。
利用料は、大人 1人と小学生 2人で 600円 x 3 で 1,800円。これでフリーサイトでも、テント台のついたところでもどこでも利用可能。安いよねえ。だいたい、オートキャンプ場だと、5人までテント 1張りとか制限あって 4千円前後くらいの料金が一般的だと思う。
それと、ここ、入/退場時間が 9時から 17時くらいまで自由なんよね。ひどいキャンプ場(例えば弥栄ダムのオートキャンプ場とか(笑))だと、16時チェックインとかだからね。で、翌朝 9時チェックアウトとか。寝るだけかい!・・・みたいな(^^;誰が使うんや、こんなキャンプ場。(多分、デイユースと組み合わせて使えってことなんだろうけど、アホか。なんか落ち着かんわ)
いや、ホント、土師ダムファミリーキャンプ場(オートキャンプ場)、ええよ。
難を言えば、予約ができないので(当日受付のみ)、行ってみるまで空いてるかどうかわからないところだけど、多分、一杯で入れないってことはなさそう(笑)

俺たちは前回も使った、中まで車で乗り入れられるフリーサイトを利用。
確かに人は多いが、まだ余裕をもってスペースを確保しても二組くらいは入れそうだった。

まず途中で買ってきたパンやおにぎりで腹ごしらえをして、いよいよテント設営。
今回は、ついにノルディスク・アルヘイムがキャンプ場デビューですよ!!

以前、旧祖生東小学校のグランドで一度立ててますからね。楽勝!・・・とか思ってたんだけど、すっかり手順を忘れてて、最初に本体のペグ全部打ってもうた。

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これ、ホントにその場で真円が書けて、ちゃんと円を10等分した地点にペグが打てればいいんだけど、なかなかそう上手くいかないよね?なので、最初にペグを全部打ってしまうと却っていびつな形になっちゃう。
やっぱ、説明書にあるとおり、最初に 4箇所くらい止めた状態で一旦立てて、きれいな円になるように形を整えつつ残りのペグを打っていった方がいいね。

結局、先に10箇所止めて立てて、形がいびつになってるから一旦ペグ抜いて打ちなおして・・・みたいなことを繰り返したんで、すげえ手間と時間がかかった(^^;
一回立てた時に「すげえ簡単じゃん」とか思って適当にやってこの有様です。

ネットを見てみると、最初から全てペグダウンしちゃう派と、説明書どおりに 4箇所ほどペグダウンして、テントを立てた後で残りのペグダウンを行う派があるみたい(笑)
アルヘイム用のフロアシートを持ってる人は立てる前から真円が書けるので、全部のペグを打っちゃっても大丈夫だと思うけど、そうじゃない場合は後者の方が良いと思うな。

あと、最初の方でこのキャンプ場を褒めちぎっておいてあれですが(^^;、ここ、地面の下に石が多いね(^^;
アルヘイムは、12.6 サイズのものでも最低 20本ペグを打つので、この石の多さには辟易した(^^;
曲がってしまったペグは数知れず。完全に頭が潰れてしまった(無理やり叩き込んでもピクリとも動かず、頭が潰れてしまった(^^;相当大きな石が埋まってるんだろう)ペグが 2本。

また、石が埋まってるところに無理やり叩き込んだペグが、今度は抜く時にぴくりとも動かない(^^;
持って行ってた小さいトンカチをバールのように使って抜こうと思ったんだけど、反対に木の柄が折れてしまった(^^;
まあ、他のペグを使ったり、色々な手段を投入してなんとか全部抜きましたが(^^;

ってことで、反省点。

    • 今度行くときは、太めのスチール製のピンペグを用意していこう。(20本も買うと高そうだけど(^^;)
    • バールは必須。後ろにペグ抜きのついたペグ打ち専用のハンマーもあるけど、高いからなあ(^^;

この二点を忘れずに。

アルヘイムを立てると、早速娘がキャンプ本で見たおしゃれアイテムのフラッグガーランドを飾り着ける。
ただ、残念なことに去年のクリスマス会でもらったおもちゃの「なんちゃってフラッグガーランド」なので短くてちょっとしか飾れず(^^; でも、まあ、娘は満足していたので良いか(笑)

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毎度のことだが、娘と姪っ子はテント設営はほとんど手伝わず。
大型のドーム型テントだとけっこう一人だと面倒くさいが、ワンポールテントはホントに立てるのは簡単。一人でさっと立てられる。でも、その後ペグダウンが糞面倒(^^; ドーム型テントの何倍も打たないといけないからな。

本体が立ったら、中に寝るための部屋を作る。小さなテントを張る人もいるみたいだが、うちは別売りの純正インナーキャビンで。

最初姪っ子は「え?テントの中、地面なん?」と驚いていたが、娘が得意気に「中に部屋を作るんよ」と説明するとわかったような、わからないような顔をしていた。若干不安そう(笑)
でも、インナーキャビンが設置されたのを見たら安心した様子。で、二人共大喜び。子どもはこういうの喜ぶよな(笑)テントの中のテントで、秘密基地みたいだし(笑)

娘も姪っ子もアルヘイムは「おしゃれで好き」と言うてくれたので、買った甲斐がありましたわ(笑)
これで、「いつものドームが良い」とか言われたらがっかりだったけど(笑)
Nordisk Alfheim(ノルディスク アルヘイム) 12.6 の中にホンマ製作所製薪ストーブを持ち込む計画。
とりあえず、前日に小雨降る中、煙の逆流が起きないか検証して大丈夫そうだったので、試しにアルヘイムの中に入れてみました。

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アルヘイムは家と用水路の間の空き地に設置。
てっぺんのベンチレーションの布(蓋)がポールに被さらず後ろにいっちゃってるのはご勘弁(笑)ささっと適当に立てたので気づかなかった(^^;
てか、アルヘイム、むっちゃ立てやすいのよ。まだ立てるのは三回目だけど、もう気楽にささっと立てられる感じ。だから、気を抜いてこんなミスしちゃうんだけど(^^;
いやあ、でも、ワンポールテントの立てやすさは思った以上だわ。(ちなみに、ペグの本数が多いので、本格的に立てる時には疲労困憊します(笑))

あ、話を戻す。

ちょっと空き地の広さ的にアルヘイム立てるのは厳しいかなと思ったんだけど、本体だけはペグダウンできた。ただし、ガイロープのペグダウンを行う余裕は無し(^^;
まあ、ストーブ入れてみたらすぐに仕舞うから良いか・・・っと(笑)

で、ストーブを入れてみた結果。
うーん、やっぱ、12.6 じゃけっこうきついね(^^;
家族皆でストーブも入れて楽しむのなら、やっぱ 19.6 だなあ。
うちは娘以外はもうキャンプについてきてくれないので(嫁も!!)、娘と姪っ子と俺の三人が寝れればいいなっていうのもあって、19.6 じゃでかすぎるわ・・・と 12.6 にしたんだけど、薪ストーブ入れるとコットが二台しか置けないかなあ。
つまり、二人用テントですわ。

インナーキャビンは、もろにメッシュ部がストーブの方を向くので取り付けられないと思うんで、寝るのはコット利用ってことになると思うんだけど、コット三台置いたら(ぎりぎり置けるけど)身動き取れんわ(^^; コットに躓いてストーブの上に倒れかかりでもしたら大惨事や(^^;

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うーん、娘と姪っ子を連れて冬キャンプに・・・とか思ってたんだけど(大鬼谷あたりで雪の中でキャンプしたら喜びそうじゃん、子供って)、ちょっとむずかしいかなあ。
中年のおっさん一人で苦行の冬キャンプ・・・とかになっちゃいそう。

まあ、12.6 でも、二人であればコット二台と薪ストーブは余裕で置けるけどねえ。

あとは煙突をどこから出すか・・・だな。

煙突用の穴を開けた板を入り口の形に合わせて作って置けばいいかなと思ってたんだけど、アルヘイムの入り口はドーム型テントと比べるとすげえ斜めになってるんで(円錐型の壁にあるからな)、なんか難しそう・・・

やっぱ、アルヘイム本体に穴開けるしかないか・・・

いやだなあ・・・(^^; 失敗が怖い・・・

まあ、冬まではまだ日があるから、ゆっくり考えることにしよう。
とりあえず娘と姪っ子を夏に連れて行くキャンプでは、試しにインナーキャビンを使わずにコットに寝せてみるか。
実際にコット三台を持ち込んでみたら、意外に薪ストーブを置く余裕があるかもしれんぞ・・・

ああ、でもコット二台追加で買わなきゃ・・・また出費が・・・(^^;
昨日の午前中は、小雨降る中、家の前の用水路の側の空き地で、テント内で使用するキャンプ用ストーブ(ホンマ製作所製 APS-52)を組み立てて燃焼実験をした。傍から見たら完全なキチガイだ。

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もし、Nordisk Alfheim 12.6 の中にストーブを持ち込み、入り口から煙突を出そうとすると、横方向にそれなりの長さが必要なのだが、どうも煙突効果を得ようとすると縦方向にその 2倍の長さが必要らしい。

しかし、今の手持ちの煙突だと縦方向に 2倍の長さは確保できない。
具体的には、エビ曲げ部を除き、横方向の有効長が約 1m20cm。縦方向が 1m58cmになる。半直筒一本分(有効長 375mm)長く出来るだけだ。2倍どころか、たった 1.32倍だ。直筒一本分(有効長 830mm)足りないんだよねえ。

これでホントに煙突効果が不十分なのかどうなのか・・・
煙突効果が不十分だと、ストーブ内に新しい空気を吸い込む力が出ないので火が燃えづらくなるし、煙の逆流も起きるので危険だ。一酸化炭素中毒とか。

しかし、ホントに縦の長さが横方向の倍もいるんかね?
確かに机上のややこしい計算ではそうなんかもしれんけど、意外に実際は大丈夫なんじゃないの?

・・・というわけで、試しに薪を燃やしてみた。

20160507_honma2.JPG
結論から言うと、火をつけた最初は若干逆流量(焚き口から煙が出てくる量)が多い気もする。
ただ、しばらく燃やして煙突が温まってくると、火は完全にストーブの奥側に向けて強く燃え始める。焚き口下の空気穴から勢い良く新しい空気が吸い込まれていっているのがわかる。
もちろん、逆流煙は一切出ない。
薪も最後まできれいに燃えて全て灰になった。

まあ、そういうわけで、縦の長さが横の倍なくても大丈夫そうよ。
実際、朝市のところのコンテナハウスで、同じホンマ製作所製のブリキ薪ストーブを使っているけど、煙突の縦横の比率は今回とあんま変わらないわ。少なくとも 2倍は絶対無い。それでも 2年間ノントラブルで運用できてるからなあ。
一酸化炭素警報機は動かしているんだけど、一度も警報が鳴ったことはないしな。

それでも、冬になる前に一度、自宅の前にアルフェイムを立てて、一酸化炭素警報機を持ち込んで測定してみんといかんなあ。

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