この連休の最初の休みであった金曜日の夕方から、翌土曜日の朝にかけて日積キャンプ場でソロキャンプをしてきた。
日積キャンプ場も今回で三回目。
今回は、いくつか新しいギアを投入したので、勝手知ったるキャンプ場がちょうどよかった。
いや、実は最初は周防大島の陸奥野営場に行こうと思ってたのだ。嫁さんが、金曜日は一日ソロキャンを楽しんでもええよと言ってくれたので、釣りでもしながらのんびり陸奥野営場で過ごそうかなと。しかし、なんと3月27日(金)まで新型コロナウィルスの対応でキャンプ場は利用できなくなっていたのである。
「はぁ?なんで野外のキャンプ場が?」と思ったのだが、ここは受付が陸奥記念館の中にあるから、記念館を閉鎖している間はキャンプ場も・・・って話か。
というわけで、急遽日積キャンプ場に行き先変更。
そう、我が家から車なら 8分で着いてしまうあのキャンプ場である(笑)。柳井市生涯学習・スポーツ推進課さんに「よもや、コロナウィルスに対してもっとも安全そうな日積キャンプ場が閉鎖してるなんてこと、ないですよね?」と厭味ったらしい確認の一文を添えたメールで利用申し込み。すぐに「大丈夫ですよ」と返信をいただき日積に決定した。
そうそう。柳井市生涯学習・スポーツ推進課さんは毎回すごくレスポンスが良い。他の市町村も見習うと良いよ。
で、行き先が我が家から車で 8分の日積キャンプ場に決定したことで、前からチャレンジしてみたかった「カブに荷物を積んで」のキャンプを決行することにした。
カブの荷台には、既にキャンプ用品を積むための大型ケースは取り付けてある。
日積キャンプ場は、けっこう現地で焚き火用の木の枝なんかも拾えるんだけど、やっぱりメインの焚き木(薪)はないと面白く無いのでフロントの荷台にログキャリー(薪運ぶ袋ね)ごとくくりつける。
誤解があるといけないが、「カブだから荷物を少なくしよう」と思えばいくらでも少なくはできる。
実際、オートバイでツーリング&キャンプに出かけるときは焚き火台も持っていかないし(小型のネイチャーストーブなんかは持っていくけど)、ガスストーブ(コンロ)と懐中電灯だけで、ガソリンストーブやランタン(ガス、ガソリン、電池式問わず)も持っていかない。食器も 3種類の大きさのシェラカップだけとか。
飯は近くの食堂で外食か、ラーメンや缶詰で済ませるし。
が、今回はそういうのではなく、「できるだけ車で行くときと変わらない装備を持っていきたい」というチャレンジだったのである。そのため、後ろのケースも力ずくで蓋を閉めるくらいパンパンに。
でも、焚き火台付きのトライポッドで調理をしたり、エアー式ではないちゃんとした枕で寝たり、明るいガソリンランタンを使い、テーブルもしっかりしたものを用意した、ある程度快適で本格的なキャンプができた。
カブでもけっこう本格的な装備が運べるな(笑)。ただ、フロントのキャリアは幅が狭くて薪を積むのにかなり苦労したので、板を取り付けるかなんか工夫が必要だ。
あと、今回は使わなかった余分なものも色々持って行ってしまったので、そのへんはちゃんと精査しなきゃな。