オートバイの最近のブログ記事

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去年、今年と9月に丸一週間(去年は結局そのあともタイム計測以外の仕事は入れずに一ヶ月のんびりと)休みを取って北海道を旅した。

おかげで滴る水で鍾乳石が育つように貯めてきたヘソクリの大部分は消えてしまった。

なので、来年もまた北海道へ・・・というのは少々きつい。去年、9月丸々仕事をしなかった経済的影響は今だに続いているしな(^^;;;

というわけで、しばらく北海道は諦めて、日本の全県制覇を目標にしよう!それならハイエースで目的県までトランポすれば短い休みでも疲労軽減してなんとかなりそうだし・・・ということにした。
で、フリーの白地図落としてきて、とりあえず自分のオートバイで走ったことのあるところを色塗りして現状把握してみたら・・・

あり?なんかあんまり走ってないな、俺(笑)
(もちろん、車や公共交通機関で出張や旅に行った県はもっとあります(笑))

兵庫県は高速道路で通り過ぎただけなので塗らない。
京都は去年、北海道から帰りに舞鶴周辺を観光で走ったので塗っていいやろ。

あと、黄色は直近で走ったところね。実は中国地方でも、岡山と鳥取はオートバイで走ったことなかった(^^;;; この間、大山と蒜山高原を走ったので、これで一応走行済ね。黄色、黄色。

しかし、東から北にかけては真っ白である・・・。うーん・・・まだまだ先は長い・・・(^^;;;
65歳までは普通に働くつもりだからなあ・・・
「道の駅 あさひかわ」で北海道最後の昼食に梅光軒のみそラーメンを食べた話を書いたが、実はここでまた奇跡の再会が・・・(笑)

クリオネキャンプ場でお隣さんだったアフリカツイン氏との奇跡の再会話はすでにこのブログで書いたが、今度はまた別の日にお隣さんだった KAWASAKI BALIUS(カワサキ バリオス)に乗った青年との奇跡の再会があったのだ。

実は俺が「あさひかわ」の駐車場に S2R を停めていると、目の前をバリオス青年と同じマフラーをつけたバイクが横切っていくのを目の端で捉えていたのだ(俺が以前乗っていた DUCATI MONSTER 1000
Sie につけていたのに酷似したラッパ型のマフラーなのだ)。しかし、よもやバリオス君とは思わなかった(笑)

その後、昼飯を取ろうと「あさひかわ」のフードコートに行くと、目の前のテーブルに座っているのは・・・あきらかにバリオス君や(笑)

聞けば、俺たちと別れた直後に事故にあったらしく、本当なら前の日に本土に帰る予定だったのが、バイクの修理などもあり(なんとか自走できるようにしたそうな)予定が1日延びたと。しかも乗る港も変わったんだったかな?そのため、この日予定外に「道の駅 あさひかわ」に寄ることになったのだそうだ。

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一方我々は、俺がこの日の朝「やっぱ3日間だけじゃ走り足らんわ。」ということで同行者のあんちゃんにハイエースを運転させ(ハイエースは俺が提供しているので我儘を言う権利はあろう(笑))、俺は愛機・DUCATI MONSTER S2R 1000 で小樽を目指し、旭川で落ち合おうと決めたのである。落ち合う場所「道の駅 あさひかわ」も GoogleMaps を見て俺が適当に決めた。

そんな相互の偶然が呼んだ奇跡の再会である。

バリオス君の事故話を聞いて大笑いしながら「気をつけて帰りんさいよ」と声をかけると、バリオス君もニヤニヤしながら「お互い気をつけましょうね」なんて答える。

実は俺、クリオネキャンプ場でバリオス君と別れた朝、S2R に跨り車体をぐらぐらと左右に揺らしなが(俺、止まってるときバイクを左右に揺らすの癖なのよ(笑))バリオス君と話をしているとき、なんと立ちゴケしてしまったのだ(^^;;; S2R で初めての立ちゴケだ。しかも真っ平なところで停車中に(^^;;;

疲れてたのよ、俺。まあ、むっちゃスローモーションのように倒しただけなので、ハンドルバーエンドとミラーがちょっと土で汚れたくらいなんだけど(笑)。しかもすぐ一人でささっと起こしたんで、バリオス君以外誰も気づいてなかったという(笑)

それがあるので、俺も鼻の頭をぽりぽり掻きながら「まあね」と答えるしかなかったのである(笑)

しかし、奇跡の再会の多い北海道ツーリングだった。雨に祟られた旅だったが、良い思い出ができた。
雨の中、「道の駅 奥大山」を出て国道181号線を北上。県道45号線(倉吉江府溝口線)に入るとほどなく見えてくるのが「山の駅 大山望」である。

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時間は11:30。昼飯に丁度いい時間だ。朝早かったので腹も空いている。俺は迷わず愛機 DUCATI MONSTER S2R 1000 を駐車場に乗り入れた。

この山の駅の中にあるのが「ファーマーズレストラン」である。 入り口で食券を買うのだが、迷わず「牛骨ラーメン(醤油)セット」1,380円也を選択。

セットのご飯とおかずはセルフサービスだ。 俺は「モチ麦ごはん」「ポテトサラダ+オニオンスライス」「おひたし」「きゅうりのゴマ塩和え」をチョイス。うーん、ヘルシー。
副菜がこれだけヘルシーなら、スープが全部油のラーメン食っても血圧下がるで(余談)

「大山望」の入り口に立っていた幟によると、牛骨ラーメンは鳥取県のソウルフードだそうだ。 山口県でも、牛骨ラーメンが名物のところはチラホラある。我が街の隣、下松市もそうだ。我が家でも、家で作るラーメンは牛骨ラーメンオンリーである(美味い牛骨スープとそれに合う麺を売ってるのよ、スーパーで)。
つまり、俺は牛骨ラーメンにはうるさいぜ・・・とほくそ笑みながら鳥取の牛骨ラーメンが出てくるのを待ったのである。

いやあ〜美味かったわ(笑)
スープがまさに「牛骨スープ」だわ。牛ならではの風味がすごい。こんなにしっかり牛骨の味がするラーメン、久しぶりだ。で、そのスープが熱々なのも俺好みである。

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具も良い。
ぶっといシナチクがたっぷり。ネギも普通の小口切りのやつと千切り(白髪ネギ)のやつが載ってて、味玉が半玉。しっかり味が染みてる。なんか懐かしいナルトも。醤油ラーメンだからかな(笑)。そして、チャーシュー。これがまた美味い。高原はやっぱ牧場もあって肉類が美味いな(笑)

麺がね、ちょっとかん水多めの黄色いびよんびよん麺なのは個人的に残念だったが、それを凌ぐスープと具のレベルの高さやね。

正直、「どうせ、観光客狙いの適当なラーメンなんだろうな。ラーメンなんて、入れ歯にやさしいヤワヤワ麺が一番なんて思ってる老女が麺を煮詰めたクソまずいのが出てくる可能性もあるな・・・」なんて思ってたんだけど(ひどいでしょ(笑)。そのくらい俺はヤワヤワ麺を憎んでるのよ(笑))、良い方に大きく裏切られました。反省(笑)
先々週。最後の週末の休みだった。今週から一ヶ月以上休みのない生活に突入する(^^;; 平日、祝休日関係なく1日も休みのない労基案件である(^^;;。
天気は崩れる予報が出ていたが、これを逃すと遠出できるのは一ヶ月以上先になる。だから俺は雨になることも覚悟しつつ、鳥取・岡山方面ツーリングの計画を立てたのだ。予報が外れることを期待して。

数日前の天気予報では、通過する広島や岡山(津山)はずっと雨だが、大山周辺だけ曇りになっていた。
ええやん。大山環状道路を中心に走り回れれば十分や。

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俺は大山までモンスターをハイエースでトランスポートする計画を立てた。途中の雨のエリアをハイエースで突破し、雨の降ってないエリアのみ DUCATI MONSTER S2R 1000 で走ろうという計画だ。

呑み仲間のMイさんも同行したいという。 俺は数日前に広島のMイさんのヤサを訪ね、彼の愛車 VTR をハイエースに積み込んだ。すでに S2R も積んでいた。
しかし、Mイさんは知り合いから「大山の道は路面が荒れてて危ない」とアドバイスを受け怖くなったとドタキャンに。
出発の朝、再びMイさんのヤサを訪ね VTRを降ろすと、俺は一人で大山に向かったのであった。

3時間半かけて、ちょうど雨があがると予報されていた11時頃、大山の入り口、「道の駅 奥大山」に到着。
ここまでの道中も雨は降っていたが、「奥大山」の駐車場にハイエースを乗り入れたとたん、雨足が強くなる。バケツをひっくり返したほどとは言わないが、あきらかに「強い雨」である。

俺はびしゃびしゃになりながら、ハイエースから S2R を降ろした。
ええ、ええ、雨でも走りまっせ。整備士の髙林くんからは「ドカは雨の日乗っちゃ駄目ですよ。イタリア人は雨のことを考えてバイク作ってませんからね」とアドバイスをもらっていたが、こんな雨でびびってちゃバイク乗りとは言えんでしょ?
若い頃、俺らが雨で滑って転けてた頃より、タイヤの性能も段違いだからね。知らんけど(笑)

まあ、結論から言えば、大山から蒜山高原までぐるっと 90kmほどのショートツーリング。強風、強雨の中、身の危険を感じるほどのアクシデントには合わなかった。
時々濡れた落ち葉が路面を覆っているところがありヒヤっとはしたが、慌てて急ブレーキや急ハンドルを切らなければいきなりバイクが滑り出すことはない。強いエンジンブレーキも厳禁ね。

そうそう。髙林くんが言ってたことは本当だった。
雨がもっとも強く降っていたとき、いきなりオイル警告灯が点いたのである。「え?」と驚いたが、なんか、瞬くように弱々しく点いたり消えたりを繰り返すのだ。そして、雨が弱まると再び消灯。

こりゃ、漏電だな(笑)
オイル警告灯の線のコネクタにでも雨が染み込んだのだろう。国産車じゃ考えられん。
バイクの季節にはほとんど雨が降らない地中海気候しか知らんのだな、イタリア人め(笑)

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まあ、アクシデントで言えばこれくらいだ。

そして、3時間ほどのツーリングを楽しみ、俺が「奥大山」の駐車場に帰ってくると雨が上がった。

おい、おい。11〜14時の間だけ雨が上がるんじゃなかったんかい?真逆じゃないかよ(^^;; ほんま、最近の天気予報はあてにならんわ(^^;;

そうそう。こういう道の駅にトランポの車置いてオートバイで周りを走るやり方を、「道の駅の駐車場を占有して!」と文句言うやつおるけど、俺はこのあと 7千円弱の買い物を「奥大山」でしてるからね。
俺に文句が言えるのは、この一週間で俺以上の、そうやなあ、1万円は「奥大山」で買い物してるやつだけやで(笑)
まったく北海道は広い。日曜日の夜に小樽港に着いて、夜通し走って目的地である知床半島の付け根の斜里町を目指す。

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その途中で、昼飯食いに寄ったのが弟子屈町摩周にある「弟子屈ラーメン 弟子屈総本店」である。

福岡にも支店がある有名店らしいが、ラーメン好きだがまったくラーメン知識のない俺は知らなかった。
月曜日のもう13時も過ぎているのに待ち行列発生中で、車の中で呼び出し用のブザーを持って待つ。まあ、回転も良いのかそんなに待つことはなかった。

弟子屈ラーメンというのは、動物系の脂などの旨味を利用せず、醤油や味噌などのブレンドで旨味を出した醤油ラーメンが基本のようだ。
俺が注文したのは「魚介しぼり醤油ラーメン」。単品で1,000円也。まあ、お高い。

オホーツクの干ほたて貝柱を始めとした北海道の魚介を入れて炊き上げた魚介醤油ダレのラーメンだ。 これにチャーハン・・・ではなく、「山わさび巻き」をつける。黄色いわさびだ。北海道ではこれが定番と書いてあった。
ま、俺、わさび巻きすきじゃけえね。350円也。

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で、お味の方だが、そりゃ、ま、美味いよね。
魚介の風味、旨味がすごい。濃いわあ。
でも、まあ、最近は広島、いや、岩国だって、美味い魚介系ラーメンっていっぱいあるじゃん。
平日の食事時を外れた時間まで並んで食べるほど突出しているかと言うとそうでもなかった。
麺が、俺の嫌いな「中太ちぢれ麺」ってのもあるかも(^^;;

「山わさび巻き」も美味かったけど、ちょっと刺激が俺には足らなかったか(^^;;

いや、ほんと、近くを通ったら寄ってみる価値はある美味いラーメンだと思うけど、「え?札幌からわざわざ食べに来たの?わざわざ、これを?」と言いたくなる感じ・・・で、俺の「感覚」、伝わるかな?(笑)
去年 2泊してすっかり気に入った斜里町のクリオネキャンプ場に今年は 4泊 5日と連泊した。

ここでのモバイルテント生活のこともいずれ書きたい。

で、タイトルのメシの話。
クリオネキャンプ場では、スタッフたちへの賄いメシを1コイン(500円)で宿泊客にも提供している。夕食だけだけど。
あ、ちなみに食べ終わったあとの器は自分で洗うのがルールね。

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俺は、晩飯は基本的にセイコーマートで買った弁当や惣菜をモバイルテントの中で晩酌を兼ねてのんびりつついているんだけど、ものは試しで二度ほど利用してみた。

上に書いたように 1コインで提供されてるんだけど、たまに 1千円の高級メニューも同時に提供されることがある。初めての利用で俺がチョイスしたのもそれ。1千円の「しゃぶしゃぶセット」。

いやあ、量がすごい。野菜だけでも腹一杯になりそう(笑)。肉は国産(北海道産だっけ?)の豚肉。いわゆる豚しゃぶだけど、この豚肉の美味いこと。「量はあるけど味はね〜。まあ安いんだから・・・」の真逆の「安いのにこの量と質かよ!」という逸品でした。

メシの大盛り無料だけど、肉だけで腹一杯になるからそれは無用だったな(笑)
昨日、愛車 DUCATI MONSTER S2R 1000 のスマホホルダーを防水のものに変更した。

基本的に「雨の日は走らん」というのを己の行動規範としていたが(笑)、北海道、鳥取と雨の中を走る羽目になってしまい、そうなると、ほんま、スマホのナビが使えんのはたまらん。

鳥取ではカッパのポケットにナビをONにしたスマホを入れて、案内音声のみインカムで聴くという方法でなんとかしたけど(^^;;;

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以前は防水のものをつけていたんだけど、防水のスマホホルダーってホルダー部分がケース状なのでやっぱでかいのよね。だから「どうせ、雨の日は走らんし」とシンプルで小さなスマホホルダーに変えていたのよ。

でも、こう天候が不安定な昨今では防水ホルダー必須だろうと思いを改めた。ところが以前つけていた防水ホルダーの土台部分がどっかいっちゃって(^^;;;結局新しく買う羽目になってしまった(^^;;;

しかし、やっぱでかいな。なんとかメーターは読める感じで使えはするんだけど、取り付けが厳しい。スペースがなくて、取り付けネジのハンドルが回せない・・・
ホルダーを取り付けるクランプバーを一旦外し、先にホルダーを付けてからクランプバーを再びオートバイに取り付けると言うアホなことをせんといかんかった。

ま、これで安心してスマホのナビが使える。仕事が落ち着く 12月になったら、ビシバシとツーリングに行くぞ(笑)
9/3は摩周湖、阿寒湖方面へ。途中で雨も上がり、青空の下を気持ちよく走ってたんだけど、「阿寒湖アイヌシアター イコロ」でのショーを観て外に出ると突然大粒の雨。ザーザー降り。
なので昼飯は、雨宿りも兼ねて阿寒アイヌコタンにある「北国の味 ばんや」という食堂にて取った。けっこう怪しげな佇まいの店である(笑)

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どうということはない「しおラーメン」や「みそラーメン」が 1,000円とかする観光地価格の店だ。ビール大瓶 900円するしな。
こういう店、若い頃の俺なら敬遠したが、好々爺となった今の俺は「ええよ、ええよ。わしら、観光客だからね。そりゃ食事も観光地価格になるよね。ええよ、ええよ」と全てを受け入れる器をもった(笑)

そして、選んだメニューが「エゾシカ肉定食」2,500円也。2,500円!?ええよ、ええよ。同行者の隼あんちゃんも同じものにすると言う。

早速給仕のおばちゃんを呼んで注文を伝えると、なぜかおばちゃんの表情が強張る。

「あの、値段、ご存知ですか?」
「???2,500円でしょ?」
「え、ええ、そうですが・・・」

確かにこの店のテーブルの上に置いてあるメニューには値段が一切書かれていない。だから、多分、高くても 1,500~1,600円くらいのつもりで注文しちゃって、いざ払うときになって「2,500円?ボッタクリやんけ!!この悪党が!」みたいに騒ぐアホな観光客がいるんだろうなあ。だから怯えてるんだろう、給仕のおばちゃん。店主にメニューに価格を載せるよう訴えても「値段載せたら注文が減っちゃうじゃん」とか言われて(知らんけど(笑))

俺も最初メニューを見たときには「げ、値段がない。時価か?」ってビビったんだけど、壁に貼ってある写真入りのお品書きに「鹿肉定食セット 2,500円」というのがあるのを発見。内容的に「エゾシカ肉定食」と同じものだと認識できた。だから、2,500円とわかった上で注文しているのである。

まあ、出てきた定食を見て、確かに「ボッタクリじゃろうが、わりゃあ!」と言われるギリギリの微妙なラインを攻めてるな(笑)とは思った。
でも、俺は満足よ。初めてエゾシカ食べたし。

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さて、エゾシカの肉。本州で食べる普通のシカの肉と変わらんね。(普通のシカという言い方もあれだが(笑))
脂のほとんどない赤身肉やね。思った以上に柔らかい。でも、やっぱ少し血の味がするというか、野趣あふれる味ってやつだ。でも、クセはない。焼肉のタレにつけて食べるのだが、これが美味い。下手に凝ったシーズニングなんかでやるより、獣の肉には濃い焼肉のタレや!(笑)

そして、初めてのエゾシカの味を楽しみ店を出るとまだ土砂降り(^^;;;

といっても、前日雨の降る真っ暗な国道で地元民の軽トラに煽られまくって地獄を味わった俺達にのんびりしている時間はない(笑)
まだ雨に濡れる国道241号線を俺の DUCATI MONSTER S2R 1000 はまるでエゾシカのように力強く駆けていったのであった(嘘)
9/4(金)は釧路市方面にでかけ、昼飯は「釧路和商市場」の「勝手丼」を食べるつもりだった。
ご飯だけ買って、それから市場の中を巡りながら自分の好きなネタ(1個100円とか2000円とかで売っている)を乗っけていくというスタイルの丼だ。

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元々、貧しいライダーが高価な海鮮丼を指を咥えて眺めている姿を哀れに思った和商市場の大将が「飯だけ買ってきな。あとはお前らが好きなものを(払える分だけ?)乗っけてやるから」と始まったスタイルだそうで、つまり、ライダーであれば経験しておきたい食事である。

・・・が、結局、和商市場には行かなかった。
摩周あたりのセイコーマートで出会った地元ライダー(ハーレーとハンターカブオーナー氏)に「今なら釧之助(せんのすけ)がですよ」と教えてもらい、急遽行き先を変更したのである。

釧之助本店は土産物屋や魚介類豊富なメニューの食堂、水族館まである巨大複合店である。新しい店だが、先日TVで紹介されてから人気爆発中で「食い物も美味いです」ということだった。そりゃ、行かねばなるまい。

そして、釧之助本店では素敵な再会があった。
クリオネキャンプ場で、隣のモバイルテントに宿泊されていたアフリカツイン氏と偶然お会いしたのだ。氏とは前日、霧の摩周湖でも再会し、さすがにそれでもうお別れだろうと思っていたら、また翌日、しかも急遽行き先を変更した場所で再会するとは。

運命の出会いだ!いや、アラカンオヤジの運命の再会にまったくロマンス要素はないが(笑)。でも、ちょっとだけ肛門がキュっとした(笑)

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そして運命の人・アフリカツイン氏と別れ、俺たちは釧之助本店の 2階にある「釧ちゃん食堂」へ。
氏から「色々なところで海鮮食べて、たまには違うものを食べよう、今日はカレーを食べようなんて思って入ったんですが、結局海鮮丼頼んでました。むちゃ美味かったです」と聞いた俺らは、2,600円という値段にびびりながらも、特上海鮮丼を注文したのであった。

・・・美味かった・・・

正直、今まで俺も何度も海鮮丼は食べたけど・・・一番美味いです。
しかも、このボリューム。もう丼から溢れ出している激ウマ海鮮たち。たまらん。2,600円の価値あり。
よくある「観光地価格やなあ」「観光客が地元民なら眉をしかめるようなネタを美味い、美味いなんて食べちゃって」みたいなマイナス面はないな。食べるべきやで、これは。

不思議な出会いから導かれるようにやってきた釧之助本店で幸せいただきました。
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今回の北海道ツーリングで「行きたい」と最初から思っていたのは4ヶ所だけだった。
納沙布岬、釧路湿原、阿寒湖アイヌシアター「イコロ」、そして「山の水族館」である。
他の3つと知名度がまったく違うな(笑)、山の水族館。

北見市にある「山の水族館-北の大地の水族館-」は、淡水魚を専門に扱った小さな水族館で、道の駅「おんねゆ温泉」の中?隣?に建っている。

小樽から知床に向かう途中で、時間があれば寄ろうと思ってたんだが、小樽港から夜通し走ったおかげで、朝9時の開館直後から入館することができた。670円也。いやあ、寄ってみてよかったわ。

神々しくもある巨魚イトウの悠然と泳ぐ姿や、ヤマメの遡上など、日頃目にすることのないものが沢山見れるし、水槽の横に貼られた職員のPOPもレベルが高い(笑)

でも、やっぱ一番のおすすめはオショロコマかな。 滝壺を再現した水槽で泳ぐオショロコマなんて、きれいでかわいらしくてたまらんよ。いつまでも見ていられる。
これだけでも、山の水族館に寄った価値があると思う。

ああ、オショロコマの塩焼きを食べてみたい。

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