ただ、日常: 2024年2月アーカイブ

この日曜日は別所畑生活センターで集落協定の交付金を利用した地域活性のための勉強会が開かれたので参加。実は回覧を見落としていて、数日前に主催者の方から電話でお誘いをいただいたという・・・(^^;;;

第一部は光市出身の俳優・小説家である室積光氏の講演。

室積氏は光市の出身。複数の大河ドラマにも出演されている俳優で、劇団も主宰されているが、今は小説家としても活躍されている。「都立水商」などは知ってる方がけっこういるのでは?

数年前から、拠点を東京からふるさとの光市に移されている。

この講演が面白かった。内容は、まあ、昨今のコンプライアンスに抵触しそうなんでここには書きませんが(笑)、田舎の集落で暮らす我々には現実感のない芸能の世界の話を色々聞けて、爆笑の嵐であった。

20240225_syurakukyoutei1.jpgその後、昼食を挟んで室積氏への質問タイム。
俺が昨今話題の「原作から二次制作作品(ドラマ化、コミカライズなど)が作られる際の問題点」について、実際にドラマの原作者でもある室積氏の考えをお聞きしたところ、またも爆笑の嵐。室積氏もスイッチが入られたようで、結局、第二部の時間も使って色々なお話を伺うことができた。

というわけで、第二部の冷泉隆豊についての勉強はほとんどできなかったが、全体を通して非常に楽しい会となった。

昼食も、我が家ではあまり(経済的に)見ることのできない牛肉たっぷりのカレーで満足した。飲食店で働くTさんとうちの妹が中心になって作ったそうだ。弟はこの会の受付をしていた。
なんか、長男の俺だけただただ会を楽しんでいるだけで申し訳ない気持ちになったのであった(笑)
初めて山口市の「中原中也記念館」を訪ねた。詩心もない俺が(笑)

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「かめ福オンプレイス」の会議場を利用したときに湯田パーキングの一日利用券をもらい、少し時間もあったので、パーキングの近くを散策した結果たまたま辿り着いたのが「中原中也記念館」だったのである。

なんか、中原中也ファンの方、ごめんなさい(^^;;;

中原中也というと、「汚れちまった悲しみに・・・云々」を詠んだ美男子の詩人だということしか知らない・・・

でも、今回記念館に行って、中也が生前一冊だけ出した詩集の紙質、装填などに異常にこだわっていたことや、金がないので予約制にしたら全然購入者が集まらなかったこと。結婚しており、幼い長男を亡くし悲しみに暮れていたこと、故郷である山口に帰りたがっていたがその思いを果たせず鎌倉で病死したことなど、今まで知らなかった中也のことを知ることができた。

意外に人間的であり、故郷を愛していた人なんだなあ。
芸術のためなら家族も故郷も顧みない、ステレオタイプの「芸術青年」かと思っていた。

そうして新たにした中也像を胸にもう一度彼の詩を読んでみると、なんか感じ方も変わってくるから不思議である。

ただ、素直に詩に感動できない程度には俺の心も「汚れちまった」。

特にこの山口の地で何度も触れた某教育長(とその親分)の「自分たち(及び、その地元の島)さえ良ければ良い」という気持ちの悪い大人の欲望にあてられて、この一、二年で随分と俺の心も荒んでしまった。

ノートに自作の詩を書き込んでいた純真な中坊の頃に帰りたい(黒歴史)
先週、山口市での日本遺族会青年部中四国ブロック会議に岩国市の代表世話人で参加した。

二日間に渡る会議だったので「グリーンリッチホテル山口湯田温泉」に宿泊したのだが、ここはビジネスホテルなので温泉施設は無し。
でも、湯田温泉で宿泊するのにそれは悲しいなあと思っていたところ、「かめ福オンプレイス」の温泉「ふくふくの湯」が会議室利用者なら半額で利用できるということだったので突撃(笑)

20240202_fukufukunoyu1.jpg温泉利用料は大人 1,500円だが、参加した会議の名前を受付で言うと小学生料金 700円で利用できる。

前の週に「ホテルニュータナカ」の屋上露天風呂で湯田温泉初体験は済ませているが、温泉宿らしい大浴場は初めてである。

山陽随一の湯量を誇る「湯田温泉」は泉質はアルカリ性単純温泉でPH値が9.02。ヌルッとした感じのする、肌に優しいやわらかいお湯は「美肌の湯」と呼ばれる・・・と Web サイトで説明があった。

まあ、美肌には大して興味はないが、身体を温めれば何かしら内臓などにも効用がありそうな気がする。まあ、気がするだけで実際には何の意味もないのかもしれないが、ここ二週間くらい何となく倦怠感が抜けなかったので、温泉に浸かると気分的にそれが払拭できそうで良い。
実際のところ、身体はボロボロなんだろうけど(笑)

もう、貧乏根性が抜けないので、内湯の大浴槽、マッサージ効果のありそうな高圧の湯が吹き出るやつ(正式名分からず(^^;)、外湯の壺湯、立ち湯など全て体験(笑)
あ、サウナには入ってない。苦手で(^^;;;

いやあ、良い湯だった。
これでしばらく湯田温泉に行く用事もなくなったんだが、今度は家族で来たいな。
「ふくふくの湯」で入浴すれば駐車料 4時間分がサービスになるので、日帰りでお湯に入ってちょっと街ブラするってのが良いよね。
毎年嫁さんと「恵方巻の是非」について議論を交わすのだが(俺が否定派ね(笑))、もう、そういうこともやめて、素直に嫁さんの思いを受け入れようと思うのです。
いや、絶対俺らが子供の頃「恵方巻」なんてなかったし、俺は「コンビニの陰謀」と思ってるんだけど(笑)、もうそんなことをあれこれ議論するのも無駄、無駄、無駄。世の流れに身を任せ・・・俺、死ぬのかね?(笑)

というわけで、今年の恵方巻は、大竹の割烹料理の店「割烹 宇恵喜」のものを用意。

ちょっと仕事のお付き合いもあってのことなので、俺の少ない月の小遣いからお支払い・・・。嫁さん歓喜(笑)

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子供向けにサラダ巻きを一本と、あと、プレミアム恵方巻というのと太巻きを一本ずつ。3千数百円の贅沢でありました(笑)
(写真はいまいち高級さが出てませんが(笑))

プレミアム恵方巻きの具材は 8種類。末広がりの「八」に由来しているそうだ。
まず、「おめでたい」の鯛。「出世して川に戻ってくる」サーモン。「沢山の子宝に恵まれますように」の数の子。これまた「子宝祈願」のイクラ。いや、今更子宝は良いですから(^^;
出世する「うなぎのぼり」と長寿の意味のあるうなぎ。「九つの利」をもたらすきゅうり。紅白の彩りを添えるカニカマ(蟹じゃないのか!?(^^;)。そして「財の豊かさ」を表す黄金色の玉子焼き。以上 8種。

いや、やっぱり割烹料理屋の恵方巻きは美味いね(笑)
ただ、太いので恵方「東北東やや東」を向いて口に咥えるなんて無理(^^;。チラ、チラっと恵方を見つつきれいに切り分けられた恵方巻きをつまむ(笑)

今年も良い年でありますように(笑)

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