俺が子供の頃は一斗缶に土詰めて門松を作ってたんだが、何かここ10年ばかし、親父は直接地面に土盛りをして作るのがマイブームのようで。
今日も孫(つまり俺の息子たち)に手伝わせ、俺の家の前に門松を作り始めた。家を建てたばかりの時にこれをやってたら、「私のカントリー」系の家を目論んでいた俺の嫁さんに殺されていたよ。(笑)
ところで、門松の土台の周りに巻く竹の板。あれを作る専用の道具があるんだね。
取っ手の着いた丸い鉄の輪っかの中に、十字に歯が取り付けられており、こいつを適当な長さに切った竹の筒の上に置いて、取っ手の反対側にある突起の部分をハンマーで叩いて竹に食い込ませていくわけだな。
そしたら、きれに四分割された竹の板が出来上がるんだね。
うちの長男坊がこれをやらされてた。
ちょっと試しに俺もやってみたけど、歯が節にかかるとけっこう力を込めてたたき込まないと駄目。取っ手の部分も単なる鉄の棒なので、力強くハンマーで叩く振動がダイレクトに伝わってきてけっこう痛い。なかなかの苦行だ。黙々とこの作業をやってるなんて、我が息子ながら偉いぞ。(笑)
で、用事を済ませて帰ってみたら、親父ときたらしっかり芝生の上に門松立ててやんの。
芝生が枯れるっちゅうの。(^^;
ま、枯れたら親父に弁償させるということで、さぁ、今年もあと三日。
大掃除しなきゃな・・・