キャンプ: 2021年11月アーカイブ

岩国の小さなビール醸造所・アーチブルワリーで試験醸造した IPA を量り売りで 1.5Lほど買い(1,500円也)、俺はその  HAZY SESSION IPA の詰まったグラウラー(Growler)を日積キャンプ嬢に持ち込んだのであった。

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自然の中で飲む IPA、最高!!

いやあ、しかし、このグラウラー(量り売りのビールを持ち帰るための容器)、映えるねえ(笑)

ステンレスの銀色と真鍮部品や金メッキの金色の対比が良い!!
AMEXのポイントが随分溜まっていたので交換して手に入れたのである。まあ、実質的にタダでね。Amazon でチェックすると、28,000円~32,000円くらいするみたいなので、とてもじゃないが買えましぇん。零細企業経営者には(笑)

グラウラーワークス(GROWRER WEREKS)社の UKEG 64 STAINLESS というビアサーバー型のグラウラーである。

販売店のキャッチコピーが「自宅やアウトドアで本格的なクラフトビールを楽しめるアウトドアビアサーバー決定版。」とあるので、キャンプに持ち出しても問題なかろう。
実際、自然の中で飲む IPA は最高だった。あ、また同じこと言っちゃった。

しかし、問題なのはこれが Made in Chaina ということである。
そう書くと、また頭のおかしい親中な輩が「嫌中!!差別!隣国を貶めるようなことを書くな!」と香ばしいことを言い始めるが、もう一度言おう。「問題はこの製品が中国製ということ」だ!

UKEG 64 について、「組み立てミスがあってすぐ壊れた」とか「部品(特にOリングなどの交換部品)の劣化が激しい」とか、もうレビューも散々である。
使えているうちは皆「これはいい!!素晴らしい!」って言うてるんだけど、そういう状態はあまり長く続かないようだ。話をまとめると、「だいたい、3回COカートリッジを交換したら壊れる」ようである。

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また、メーカー対応も、だいたい途中でメールが返ってこなくなって終わるようだ・・・

うーむ・・・。もっとも、そういう話は 2~3年前が多い。それからそれらの問題が解消されていればいいんだけどな。どうかなぁ~

正直、「中国製品も今は日本製品と変わらない」と能天気に言うやつがいるが、それは日本メーカーが中国で作らせて「ちゃんと検品している」物に限られる。
中国人が作って、そのまま中国メーカーが出荷しているものの品質は全然変わっていない。共産党一党支配の弊害だと思うけどね。

というわけで、あまり UKEG 64 を酷使しないように、シンプルなグラウラーをひとつ買おうと思っている今日この頃である。

この週末に日積キャンプ場を訪れた理由のひとつが「DODテキーラテーブル」を「Coleman ファイヤーディスク(45cm)」のゴトクに使えるか試してみたかったからである。

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テキーラテーブルのプレート(テーブルの天板になる部分)は炎が当たっても大丈夫な塗料が使われており(耐火塗装)、焚き火の上でも使用できると商品説明に書かれているのである。

そう。以前、プレート(天板)をワンバイ材で自作した話を書いたが、ずっと金属製の「DOD テキーラプレート M」が売り切れ状態で手に入らなかったのである。
ところが、なんか「脚2組とプレートM 3枚のセット」の販売が再開しているのを偶然 Amazon で発見してしまった。もちろん、自分への X'mas プレゼント用に即ポチであった。もう、来年の X'mas プレゼントだけど(笑)

テキーラテーブルが届いてすぐ和室でテーブルを組み、ファイヤーディスクを置いてみた。

う~ん・・・。なんか、火からプレートまでの距離がありすぎて、相当盛大に薪を燃やさないと火がプレートの上のクッカーやケトルまで届かない予感(悪寒)が・・・(^^;

結論を言えば、DODテキーラテーブルはファイヤーディスクのゴトクとして十分機能する

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ガンガン燃やさなくても、薪を 2本か 3本突っ込んでおけば火はプレートまで達する。大きめの鍋でも水が沸騰するくらい火が届く。実際、下の焚き火台に直接置いた鍋でクラムチャウダーを作りながら、ゴトク代わりのDODテキーラプレートの上では大鍋で海老を茹でる・・・とか、焚き火台に置いたクッカーでうどんを作りながら、プレート上のクッカーではベーコンエッグを焼くという使い方をしたが問題なかった。

Coleman のファイヤーディスクは良い焚き火台なんだけど、料理には向いていない。専用のゴトクがないので(ダッチオーブンを焚き火台の上に置くための小さなゴトクはある)鍋を置くのも不安定なのだ。網がついてくるけど、あれ、つけると薪が投入できなくなっちゃのよね・・・(^^;;;
「なんか良いゴトクがないかなあと思っている人にはDODテキーラテーブルお勧めです。

まあ、ひとつだけ問題点をあげるとすると、プレートはメッシュ状なので煤の拭き取りがやりづらいってことくらいか(笑)

この週末は日積キャンプ場で「おっさん6人ソロキャンプ」であった。
なぜ6人で行って(うち1人はデイキャンプだったけど)ソロキャンプなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方は「ふたりソロキャンプ」という漫画などでご確認ください。

そして、今回のエントリーは昼飯の話。

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と言っても、寝床の設営や買い出し、晩飯のクラムチャウダーの仕込みに時間がかかったりで、昼飯を食べたのは17:30頃。これを昼飯というのかどうなのか・・・?(^^;
まあ、一応、俺の中ではこれが昼飯なので(笑)。

で、今回、やってみたかったのが「シェラカップ炊飯」と高森牛の「焼肉丼」。

シェラカップというのは、320cc(普通サイズのやつ)のアルミ製のカップ。キャンプ界では一番メジャーな「食器」だが、フライパン代わりに使ったり、小さな鍋として使ったり、目盛りが切られているので計量カップとして使ったり、一つで何役もこなす憎いやつだ。
しかし、アルミ製の釜や鍋、メスティンなど色々なもので飯を炊いてきた俺も、シェラカップでの炊飯は経験がなかったのだ。

理由は「たいした量が炊けないから」。俺はご存知のように肥満児である。そう、炭水化物が大好きだ。狂ったように白米を食っていた。しかし、年齢を重ね、炭水化物のバカ食いに罪悪感を持つようになってきた。また、我が家も代替わりし、百姓は弟が引き継いだ。弟が帰ってくるまでは俺が兼業農家をして親父を手伝っていたが、今や俺は百姓にはノータッチだ。米はスーパーで買うようになった。バカ食いすると妻の目も厳しい(笑)

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今なら、シェラカップで炊いた米でも十分俺の胃袋を満たしてくれるのである。

キャンプ場近くの日曜市で日積産のヒノヒカリを買ってきて、さっそくシェラカップ炊飯にチャレンジした。
実は前の日に家でも試してみたのだが、320ccのシェラカップに100gの米を入れてみたが、少し量が多いようだった。その後、ネットでシェラカップ炊飯について調べてみると、どうも 80gくらいがベストのようである。
また、すぐに吹きこぼれてしまうので、繊細な火力調整が必要なようだ。実際、前日も派手に吹きこぼしてしまい、途中で水を追加した。とりあえず焚き火ではその微妙な火加減が難しそうだったので、「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」を久しぶりに引っ張り出してきて使用した。

シェラカップは 320ccの普通の物。そこにヒノヒカリ 80gを投入。しっかり研いでから、水を 100cc注ぐ。そして 1時間近くそのまま放置。十分米が水を吸ったら、鹿番長製のシェラカップ用竹製フタ(CAPTAIN STAG UP-2649)をして、CB-JCBの上に置き点火。フタにはちょっと重し代わりに小さな薪を乗せる。

半分くらいの火力でも、数分で吹きこぼれが始まる。そしたら火を絞る。かなり弱めの火でも吹きこぼれは収まらない。フタの隙間から垂れない程度にグツグツと吹き出しいるくらいにすればいい。
この時、耐熱手袋のようなものを着けておいた方がいいだろう。ダイヤルを回す手に吹きこぼれた熱湯が落ちてくるぞ(^^;

そして、また数分。吹きこぼれがなくなったら匂いに注意。少しでも「焦げの匂い」がしたらそこで火を止める。よくわからなかったらフタを開けてみよう。「赤子泣いてもフタ取るな」という言葉があるが、実際はフタを開けても問題ない。少し水が残ってるくらいなら大丈夫だ。そのままタオルにくるんで蒸らす。タオルにくるんでやらないと、アルミの容器はすぐに冷えてしまうため、十分な蒸らしにならない。

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結局、この後冒頭に書いたようにバタバタしていて、この蒸らし状態のまま 2時間半くらいほったらかしていた。しかし、夕方になっても米が温かいのである。これがタオルで包んだ効果だ。

米の炊き具合は大成功だった。もちろん芯は残っていないし、硬すぎず柔らかすぎずベストな炊き具合だ。
そこに、高森牛(ではなく、予算の関係で「高森交雑牛」になってしまったが、広義には高森牛である(嘘))のモモカルビを焼いて飯の上に載せていく。そこに安堂畜産の焼肉だれをかけ、キムチを載せてイタダキマ~ス。

旨~。本当なら肉の下にもやしとキャベツを炒めたやつを敷くと旨さ倍増なのだが、シェラカップの大きさを考えてそれは諦めた。それは本当の丼を使うときにやってみよう。

メスティン炊飯の量でも「多すぎる」と思っていた女子キャンパーは、ぜひ 320ccシェラカップ炊飯にチャレンジしてみよう!!

2年前に、「【キャンプ用品棚卸】焚き火台(1)」というエントリーを書いてるんだけど、SnowPeak(スノーピーク)の焚き火台 2台を紹介しただけで終わってるなあ。

というわけで、他の所有焚き火台についても棚卸しておく。

今回はメッシュなやつを。

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1.メッシュファイアスタンド(中華製)

中華メーカーのメッシュ焚き火台。薪を載せる金属メッシュを細い4本足が支えている形。
メッシュになっているので薪の下部にも空気がよくまわり、よく燃える。
値段も安く 2,000円くらいで買える。

ただ、高さが中途半端なので、焚き火で調理をしたいときに、良いサイズのテーブル型のゴトクが無くて(今は色々ありそうだけど)、陸奥野営場でソロキャンプしたときは、打込み丸カンとキッチン用メッシュパネルで自作したゴトクを使った。
食事を鍋物だけにするのなら、トライポッドに弦付鍋を吊るせばいいけどね。

安いし、何年か前なら初めてソロキャンする人におすすめの焚き火台だったけど、今は(主にパチリ物だけど)安くて良いコンパクトな焚き火台が一杯出てるので、わざわざこれを選ぶ場面はないかな。脚はたたむだけなんで仕舞ったサイズもあまりコンパクトにならないし、メッシュを丸めて袋に仕舞う時に手が汚れるし(笑)

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2.ライダーズファイアクレードル(DOD)

名前のとおり、バイクツーリングにも持っていけるコンパクトなトライポッド&メッシュ焚き火台。トライポッドの 3本の足にかけた三角形の金属メッシュが焚き火台になる。
一時期、ソロの時はこればかり使ってたなあ。こいつで使うために弦付のアルミ鍋とか買ったし。

メッシュ部が三角形なので、あまり大きな薪は燃やせないんだけど、まあ、ソロキャンなら十分。メッシュ焚き火台は火も付きやすいので、これを使うようになってから朝飯も焚き火で作るようになったなあ。
フライパンが使えるように、四隅から針金伸ばして弦にした網を作ったり、工夫して使ってた。そういうのが面白いんよね(笑)

仕舞ったサイズも、上の中華製メッシュ焚き火台と比べてかなりコンパクトになるので、名前のとおりバイクでのツーリングにも持っていける焚き火台やね。

昨夜、カジルのフタバ書店、いや、元フタバ書店?に BE-PAL 買いに行くと、すっかり売り切れていた。

ありゃ。今月の付録「SOTO ステンレスランチプレート」って、個人的には特に食指は動かなかったんだけど、BE-PAL 転売ヤーのウンコ星人たちは「行ける」と思ったのかね?(笑)

20211112_be-pal1.jpg早速メルカリを見てみると、うーん、900円までの値段をつけてるものはだいたい SOLD OUT になってるんだけど、1,000円以上の値段をつけてるものは(ひとつ、ふたつ売れてるのはあるけど)ほとんど売れ残ってるな。ざまー。

ほんま、BE-PAL 転売ヤーは人権の無い、この社会の底辺で俺たち市民に寄生して生きているウンコ星人なので、思うように儲けてない様を見ると、「害虫、ざまー」っていい気分になるわ(笑)

今月号の BE-PAL が 1,100円でしょ?で、900円でランチプレート売って、本を 500円で売ったとしても 1,400円。300円の利益?あのなあ、MQ会計で言うと、これ、利益じゃねえよ(笑)。実質的には赤字。

興味がある人は、MQ会計で調べてみよう(笑)

「お前、手に入らなくて悔しいからそんなこと言うてるんだろう。やーい」とか思った?

ごめん、ごめん。俺はちゃんとルートがあって必ず手に入るんだわ、欲しければ(年間購読はしてないけど)。お前らみたいな小汚い転売ヤーから買わなくても。
もちろん転売なんかせず、今度のキャンプで使ってみるぜ(笑)

ていうか、ウンコ転売ヤーから商品を購入した時点で、その人も社会の最下層のウンコ星人の仲間、人権はく奪になるんで(笑)、まともな人は決して取引をしないようにね!!

前回の二鹿キャンプの時にテーブルから落としてマントルが裂けてしまった Coleman PEAK1 ランタン(Model 222A)。

20211107_coleman1.jpg30年くらい前に買ったランタンで、以前マントル交換したのは(ランタンがしばらく嫁さんの実家の押し入れの奥で行方不明になっていたのもあって(^^;) 20年くらい前(多分)。

マントルの買い置きはあったはずなのだが、これまたどこかへ行方不明となってしまった(^^;

以前はナフコなどのホームセンターにも Coleman のマントルが置いてあったのだが(数年前にガスランタンのマントルを交換した時、玖珂のナフコでサイズの合う Coleman のマントルを買ったことがある)、どうも今は廃番になったりで、ホームセンターからは姿を消したようだ・・・

というわけで、近くに大きなアウトドアショップもない田舎者としては、オンライン購入で入手するしかない。Outdoor Fan というサイトに PEAK1 の純正マントル SILK-LITE 20(懐かしい)を売っていたのですぐに入手。

20211107_coleman2.jpgでも、やっぱ使っちゃうのは勿体ないので、PEAK1 222A 用の現行品であるマントル#20(Model 20-102J)も Amazon で購入(笑)。SILK-LITE 20 はそのままコレクションアイテムとなった(笑)

いやあ~、しかし、たまにはグローブ(ガラスの風防)も磨いてやらんといかんね。
マントルが以前着けてたものより一回り大きくなった(前付けてたのは、別のモデル用のマントルだったのか?)のもあるのだが、うっすら曇っていたグローブを拭いてきれいにしたら明るさが増した。明るすぎるくらい(笑)

マントル交換することになって結果的によかったのかな?(^^;;;

先日の二鹿キャンプの話の続き。
高森牛のことは別のエントリーで書いたので、同じ日に食べた刺身の話を。

20211023_gonchan1.jpg前日に、有給取って釣りに行っていた同僚のゴンちゃんから、ゴンブランド(笑)の「タイゴン」(真鯛)と「ゴンパチ」(カンパチ)をもらったので、タイは炙りに、カンパチは刺身にしてキャンプの昼飯にした。

キャンプに行く前日の会社帰りにゴンちゃん家の前で魚を受け取ったのだが、その日は魚を捌く前にTVを見ていて寝落ちしてしまった。夜中の 1時頃に「はっ!やばい!」と飛び起きて、慌ててタイを三枚におろし、串に刺して炙って「真鯛の炙り」を作る。うちは出刃がないので頭を落とすのは苦労した。上手く関節の間に刃を入れても、うちの三徳包丁では・・・(^^;

カンパチの方は皮つきのブロックになっていたので、皮を剥いで刺身にするだけだったが。
なんとか、2時すぎには作業終了(^^;。キャンプに持っていくことができそうでホッとする。

俺はだらだらと夕方近くなってからキャンプ場入りすることが多くて、昼飯は家で食べていくか、スーパーやコンビニの弁当などで済ますことが多いのだが、この日は正午すぎにはチェックイン。さっさとテントを張ると、真昼間から「わかむすめ 特別純米 月草」を開け、タイゴンの炙りとゴンパチの刺身に舌鼓を打ったのであった。旨、旨っ!

20211023_gonchan2.jpgこの日の参加者はゴンちゃんの同僚ばかりだったので、皆に炙りと刺身の出処がゴンちゃんであることを説明し、「でかした、ゴンちゃん」と皆で釣果を称えながらその味を楽しんだのであった。

ほんま、前の晩、奇跡的に夜中に目が覚めてよかった(笑)

ちなみに真鯛、いや、タイゴンは全て炙りにしたのだが、半分はこの日のうちの娘の昼飯になったのであった。贅沢な(笑)

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