田舎生活: 2008年8月アーカイブ
自治会から「19日の山田の柱松で巡視員をするように」とのお達しが出ていたので、糞忙しい中、定時で仕事を切り上げて、山田の柱松に出かけたのである。
つまり「よきシチズンたれ」ですよ。
20:30から巡視するということになってたので、ちょうどぴったりくらいの時間に行ったら、既に子供の柱松には火が入ってた。
あららと思い急いで受付に行ってみると、そこで腕章を受け取るはずが、巡視員が誰もいない。それでも周りを探してなんとか責任者のNさんを見つけ、無事腕章を受け取って巡視開始。
・・・したら、すぐに大人の柱松にも火が入りましたよ・・・(^^;
で、ばばーんと花火も上がって、はい、柱松終了です。(笑)
どうしようかなと思ってたら、責任者のNさんが「わしが最後まで残ってるから、もう帰っていいよ」とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて帰りました。(笑)
結局、巡視してたのは 30分足らず・・・(^^;
よきシチズンになれただろうか?(笑)
周防祖生の柱松行事
http://bunkazai.ysn21.jp/general/summary/genmain.asp?mid=100008&cdrom
うちのすぐ横を流れる島田川。源流にほど近いというのに、決してきれいな川ではありません。
だいたい、田舎の百姓ほど自然のありがたみを感じないというか、その価値に気づいていませんからね。百姓に取っては自然は敵ですからね。百姓で「自然と共存した物作りを」なんて言うのは相当なインテリです。ま、僕とか。:-P
なので、島田川も「養豚場の汚水は垂れ流すわ」「未だに護岸工事をバンバンやるわ」「川沿いの竹林は更地にしてしまうわ」容赦なく百姓たちに痛めつけられ疲弊してきました。ついこの間までうちの近くでもショベルカーがわっさわっさ川底を掘り起こし、泥水の流れる川と化してました。
30数年前。僕が小学校に上がるかどうかって頃はこの川で泳げてたのになあ。今でも、岩の上から川にダイブして遊んでいたことが楽しく思い出せます。
でも、まだまだこの川も死んではいません。
川の中にカメラを入れると、たくさんのハヤが泳ぎ回っているのが見えます。けっこうな魚影に驚いてしまいます。
でも、ハヤ(ウグイ)とドンコ(ドンポチとも呼んでたな)ばかり。僕たちが「アカマツ」と呼んでいたカワムツやギンブナの姿は皆無です。
魚影は濃いけど、決して昔のままの川ではないということですね。
僕たちの親やそのまた親の世代が無茶苦茶にしてしまった川。(田舎の者には田舎の者の言い分があるのは重々承知しているが)
僕たちの世代は、この川にとどめを刺してしまうのだろうか。それとも、再び泳げるきれいな川にすることが出来るんだろうか・・・
最近の川はうちみたいな田舎でも完全に護岸されちゃってて、どこからでも川に下りられるというわけではない。
特に、正方形のブロックを組み上げたやつは足をかける厚みがほとんどないんで、とてもそこを伝って上り下りするなんて不可能。まったく迷惑な話なんである。
なので、昨日亀を探しに川に下りるのにも苦労した。
ちゃんと川に下りる小さな道がついているところはあるのだが、そこから川を伝っていこうにも、途中で人の背より高い草が川全体を覆っているところがあって子供には踏破不可能。
だからといって、その辺の土手から下りようにも、足をかけるところのない無機質な護岸ブロックばかり。
どうしようかとウロウロしてて、やっと下りれるところを見つけた。
そこは、昨年の雨で30年くらい前に護岸した古いブロックが崩れて、新しいブロックを組んだところ。いまどきの護岸ブロックは自然の石や土が留まって植生の土台になるように配慮したり、多分上手く水の勢いを殺すような意味合いもあるんだろうけど、凸凹と湾曲したデザインのものが多いように思う。まさにここがそう。
次男坊とともに、そこから川に入ることが出来ました。
いまさら天変地異でもないかぎり、護岸しまくって破壊してしまった川の流れが元に戻ることは無いわけだが、せめて、あのコンクリートの壁でしかない平面ブロックによる護岸は止めて、こういう自然に少しは考慮したものに変えていってもらいたいものだ。
それなら土木役人や土工の仕事もなくならんじゃろ?
ほんとは、河川の護岸工事なんか、90%は不要なもんじゃと思うけどね。
いや、何の比喩でもありません。本物の亀です。
昨日の朝、近くで開いている日曜市に朝飯のおかずになるもの無いかなとフラフラ自転車を走らせている途中、何気なく登山口橋から下を流れる島田川を見ると、亀がきゅっと首を伸ばし、ぱたぱたと水中を泳いでいる姿を発見。甲羅の感じから、どうも石亀らしい。
一緒にいた次男坊に言うと、「あ、あそこにも!」と指差す。
ほんまですがな。さきほどの石亀とは別に、甲羅の感じから草亀と思しき亀がぱたぱた泳いでいきます。
何!?ここ、亀銀座?
午前中は自宅に持ち帰ってる仕事をちょこちょここなし、午後から次男坊と亀探しに出かけました。
しばらく岩場や草の茂みの中を探してみたけど発見できず。
やっぱり、見かけたら即行動しないと駄目ですな。次こそは・・・と、ハンター魂が燃え上がりますぜ!:-P
田舎なもんで、秋とか春の獣たちが活発になるシーズンには、毎日1、2匹のたぬきが車に轢かれているのを見ます。自宅から通津駅までの15分足らずの間に、毎日です。
今の季節はそれほどでもありませんが、それでも一、二週間に一度くらいは見ます。たぬきの轢死体。
悲しい話です。それほど、人間と動物の棲家の境界線が曖昧になっているんですね。もちろん人間も動物なんですから、曖昧なのが本来の姿かもしれませんが、今の人間の世界は、もう絶対に獣たちとは融合できないものになっているのが現実です。
で、昨夜の話。
危うく僕もたぬきを撥ねるところでした。
以前、祖生農協の上支所があった場所。現在は町営バスの折り返し地点になっている橋のたもと。夜の11時すぎにそこを軽自動車で走っていたらいきなり目の前にたぬきが飛び出してきました。
急ブレーキ!
シートの上に置いていた鞄や缶ジュースが足元に散乱します。
しかもこのたぬき、車の進行方向に必至に逃げていきますよ。パタパタと。(^^; 所詮畜生!知恵が足りねぇ~!横に逃げろよ!これじゃ確かに車が撥ねちゃうわけだ・・・(;_;
後ろからはねてしまう寸前でハンドルをきって、何とか事なきを得ました。(^^;
いやぁ、田舎の夜はスリリングじゃのお。(実は、車の前を必至で逃げるたぬきの姿をかわいいと思ったり(^^;)
昨日は朝7:30から、8/14に行なわれる地区の盆踊り大会の準備作業がありました。
会場となる墓地の横の小さな広場に櫓を建て、それから地区内の数箇所に開催を知らせる看板を立てます。
連日の残業続きで、休日くらいゆっくり休みたいところですが、前の会社でお世話になった(既に亡くなってるんですが)元支社長の言葉で(誰かの言葉を引用されたのだったかもしれませんが)、「よきサラリーマンである前に、よきシチズンであれ」というのが唯一(笑)記憶に残ってまして、よきシチズンとして参加しなきゃと。(笑)
で、待ち合わせの場所に言ってみると誰もいませんよ。
しばらく待ってると、ぽつぽつと集まってきましたが、結局 6人だけです。いくらなんでも少なっ!過疎だなあ・・・(^^;
結局、櫓がなかなかまっすぐ建たなくて、炎天下、6人で汗だくになって作業しました。
櫓が建ったら今度は看板を立てて歩きます。
トラックの荷台に乗り、全身に風を浴びると生き返ります。とりあえず缶ビールを1本空けます。(笑)
看板を立ててる最中に山の斜面から転げ落ちて膝を擦り剥いたりしつつ、なんとか 10時すぎには作業終了。すかさず缶ビールを2本空けます。
お土産にもう2本缶ビールをもらい、「人数が少ないと作業は大変だけど、ビールの分け前が多くて良いな」などと思いつつ、家路についたのでありました。(笑)
当日(8/14)の準備には仕事があって(今年は夏休み無しだ!)出られないのですが、夜は手伝いに駆けつけないといけません。
プロジェクトリーダーに「よきシチズンでないといけないので(笑)」と許可をもらい、当日は何が何でも定時で帰らせてもらうことにしました。
過疎地のシチズンは大変です。(^^;