ただ、日常: 2013年4月アーカイブ

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昔、嫁さんに俺の生まれ育った周東町祖生の説明をするのに、「友達の家の裏に滝がある」という話を軽いジョークくらいのつもりでしたら、「家の裏に滝?家の裏に滝ぃ~!?(大笑い後に涙目)」と嫁が尋常ではない反応をして怖かったのだが、その話題の滝が「入野の滝」である。

今日、愛車 GPZ1000RX の車検が終了したのだが、整備工場からまっすぐ家に帰るのも面白くなかったので、玖珂に出て貧乏峠を抜けるコースを走って帰ることにした。その途中、久しぶりに入野の滝を見たくなり、俺は GPZ を麓の駐車スペースに駐めたのであった。

20数年振りである。

最後に入野の滝を見たのは 20代前半のことである。
あの頃俺は、滝の前で淹れたてのコーヒーを飲むというわけのわからない行動にはまっていた。落ちてくる水を汲み、コンパクトストーブで湯を沸かしコーヒーを淹れるのである。
そして、滝の前に座り、眼を細め滝を見つめながらそのコーヒーを飲むのである。山口県内の色々な滝の前でそんなことをしていた。

はい。完全な中二病です。気が狂ってました。ごめんなさい(^^;

まあ、そんな黒歴史から 20数年。懐かしい入野の滝に俺は戻ってきた。

・・・いやあ(^^;
・・・こんなに山道きつかったっけ?(^^;

入野の滝のベストスポットまで、山道を歩いて数分で着くのだが、この数分がきついきつい(^^;
ライダーブーツを履いていたというのもあるが、途中、苔で滑り転けそうになりながら、ヒィヒィ言ってのぼり、やっと入野の滝に到着。

20数年という年月は、俺の心から「滝の下で淹れたてのコーヒーを飲む」という狂気を奪ってくれたのだが、同時に、俺の体力もしっかり奪ってくれたようである・・・とほほ・・・
4年ぶりくらいかなあ。歯医者に行くのも。

先週から、冷たいものを飲むと右上奥の歯がじんじんするようになっちゃって、歯磨きした後に口を濯ぐのもツライし、何より、ビールを飲んでも痛いので、顔を歪ませながらイタイタ、ゴクゴク、イタイタ、プハァーっとやってる。そんなツライ想いをして酒を飲むのもなんだかなあ・・・な状態であった。
まあ、冷たいビール飲まなきゃいいんだけど(笑)

ということで、今週から十日市の事務所の近くの歯医者に通っている。

で、右上奥の歯がじんじん凍みていたのは、実は虫歯でも何でもなくて、歯垢・歯石がたまって歯肉炎を起こしているということだった。
歯肉炎になると、虫歯の初期症状のような痛みを感じるってことだった。
この日は、歯の掃除をしてもらって、凍み止めの薬を歯茎に塗ってもらって終了。確かに、これだけで痛みは半減。歯肉炎が原因というのは本当のようだ。
薬が切れて、昨日、今日とまただんだん痛くなってきてるんだけど、これは歯茎の腫れが取れれば痛みも取れるようである。

この治療中、凍みると言っていた歯の近くに、別の虫歯が発見され(^^;、昨日はその治療。

今日は、前歯が 2本ばかし欠けていたのでその治療。確かに本物の歯みたいに欠けていたところが修復されている。でも、これ、強度的には大丈夫なのかね?(^^;
久しぶりにフルサイズの自分の前歯を見て、違和感ありまくりだな(^^;

あと、奥歯にひとつ虫歯があるので、ゴールデンウィーク明けに治療を受ける予定。

まあ、こういう時にまとめて問題あるところは治しておかないと、俺も病院関係のことだと尻が重い方なんで放置しちゃうからな。最悪な状態になるまで。だから商売っけ出して先生がどんどん悪いところを見つけていってくれるのはありがたいんだが・・・

金が続かんわ・・・(^^;
自分の小遣いから治療費出してるからなあ。

初日が 3,000円、昨日と今日が 2,000円ずつ。もう 7,000円もかかってるよ・・・
今月は小遣いももらってないのに(自分に給料払ってないからな(^^;)・・・とほほ・・・
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もう一ヶ月ほど前のことだけど。

旧日本銀行広島支店で「ひろしまジン大学 大学祭」というものが開催されていた。
当然、旧日銀広島イベントウォッチャー(笑)の俺はすぐに入場。
んで、一階フロアでやってたブックシェアリングってのが面白そうだったのでメモ代わりに書いとこう。

数十冊の本が床に並べられてるんだけど、その中に欲しい本があったら、参加者は自分で用意してきた本と「交換」をする。
本を持って行くだけとか、反対に自分の本を置いていくだけでは駄目。必ず「交換」しないと。

そこには「不要になった本」だけではなく、「読んで欲しい本」なんかも並べられてるわけで、「交換して置いていく本」がどういう意思でそこにおかれているのかなんて想像すると相当面白い。
並べられている本を見て周りながら、「誰だよ、ノストラダムス本なんか置いていったのは。ウケ狙いなのか、信者が布教目的で置いていったのか?」とか考えたり、似たような健康本の多さに「健康オタクの滑稽さ」を思い浮かべ吹き出してしまったり。

それに、これ、並べられてる本の経過を追っていったら絶対面白いよな。
最初と最後の本を比較して、最後まで売れ残った本はどれだ?とか(笑)
最終的に並んでいる本を見たら、その地域の文化度合いなんかも測れるのかもしれない(笑)

祖生のふるさと祭りでやってみるかな(笑)
公民館の図書コーナーの横辺りに場所借りて。
多分、「祖生でもこんな本読んでる人いるんだ!」みたいな新鮮な驚きがあるような気がする。
あるいは、「さすが老人の村。健康関係の本の回転率が凄いぜ」みたいな話もあるかもしれない(笑)
ブックシェアリングの目的は「本を媒体にした個々の知識の交流、共有」ということなんだろうけど、広島市のような大きいところより、祖生のようなところの方が「知識の共有」の影響度が大きくて面白いかもなぁ。

取りあえず俺は、「性豪 安田老人回想録」を出すか(笑)

だって、祖生の人と、何かの席で安田老人について語り合えたら、それはドキドキだもの(笑)
昨日は毎年恒例の「祖生公民館寄席」。
今年で第17回だそうだ。長く続いてるねえ。
俺は祖生に帰ってきて数年してからその存在に気付き(^^;、それから毎年行ってるけど、まだ4~5回ってところかな。

毎年来て下さる入船亭扇遊師匠と、今年のもう一人の噺家さんは滝川鯉昇師匠。一人二席ずつの計四席を披露してくださった。

演目は扇遊師匠が

「初天神」
「棒鱈」

の二席。

鯉昇師匠が、

「長屋の花見(貧乏花見)」
「粗忽の釘(宿替え)」

の二席だった。

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祖生のおばさんたちは相変わらず師匠達の話の一つ、一つにドッカン、ドッカン受けてて、会場は悲鳴のような笑い声で満ち満ちていた(^^;
初めて公民館寄席に参加した俺の弟が、帰りの車で苦笑いしつつ「あれ、サクラ?」と鯉昇師匠の「長屋の花見」のサゲみたいなことを言ってたほど。いやあ、良いことだよね、この田舎が笑いで満ちるってのは(笑)

ところで、鯉昇師匠の噺を聞きながら、素人なりに「何かこの間聞いた上方落語の噺家さんみたいな感じだなあ」と思ってたんだけど、演目も両方、上方落語起源の話だったのね。
何か、その辺、意識されてるんだろうか?
いや、ほんと、素人なのでうまくは説明できないけど、聞きながら上方の人みたいって思ってたのだ。
師匠は静岡の出身だし、話してる言葉も完全に江戸っ子言葉なんだけどね(^^;

いやあ、でも、田舎でこんな多様な噺家さんを聞けるって相当幸せかも。俺、身体が丈夫なのであまり診療所の売上に貢献してませんが、河郷先生、ありがとうございます(笑)

ところで昨夜は福田岩国市長も会場に来られていた。
まあ、こんな時間まで色々なところに顔出して大変だなあと思うが、こうして生の真打の話が聞けるのなら逆にラッキーだろう。
そう思って帰りに「市長、楽しめましたか?」と声をかけたら、いきなりそんなこと聞かれたせいか若干微妙な表情で「え、ええ」と頷かれていた。
突然でかい声で声かけてごめん(^^;
今週水曜日。

午前中、土橋方面で作業があったので、帰りに舟入のスーパー「GOGOやまぐち」で263円弁当購入。
GOGOやまぐち弁当もホント久しぶりだ。

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天気も良いので、平和公園を廻って花見でもしていくか・・・と思い、ついでにキリンラガー 350ml缶も(笑)
ちなみに弁当は、最初塩鯖弁当に異常に心惹かれたのだが(ここの塩鯖、すげえでかいのよ)、せっかくの花見に塩鯖というのもなあ・・・と思い、それよりは華やかさを感じる「ハンバーグと唐揚げ弁当」を選択した(笑)

先週も実は独り花見と称して、愛妻弁当とヱビスを持って平和公園に行き(事務所から徒歩10分弱なのよ)、原爆ドームの向かいの河原の桜の下で昼飯を食ったのだが、この時はけっこう桜が散ってしまっているようだった。
それで少し心配していたのだが、まだまだ平和公園の中央あたりの桜は満開状態。ベンチに座ってそんな桜を愛でながら、久しぶりの GOGOやまぐち弁当を堪能したのでありました。

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ま、午後からもみっちり仕事があったので、ビールは一本だけで我慢(笑)

しかし、今年は2回花見をしたが、どちらもひとりぼっちだったよ。
いいんだよ、いいんだよ、寂しくないよ、寂しくないよ。

あ、でも、広島で花見したのって、8年前に独立して初めてじゃないかなあ。
花見のメッカ、平和公園にほど近い十日市町に作業場所作ってよかったわあ。
今日も中学校の練習試合の審判したけど、最近激しく視点が変わった時に、フォーカスがすぐ合わないってか、時々黒い墨汁みたいな染みが視線動かした時に出て来たりして、何か審判するの辛くなってきたなあ(^^;

特に、牽制球の時。
ピッチャーをじっと見てるんだけど、牽制の瞬間、一塁ベース上に視点を移すじゃん。その時、一瞬景色がぼけてる・・・っていうか、一瞬遠近感がわかんなくなるってか・・・う~ん、説明は難しいが(^^;

まあ、こうして審判しないといけないのも、あと 2年くらいだろうから頑張ろう(^^;
ソフトボールのナイターリーグの審判はもう少ししないといけないけど、こっちは牽制球が無いし、あんまり際どいプレイもないんで何とかなるかな。

視界に墨汁みたいな染みが浮かぶ件は心配だったので嫁に相談してみたが、「加齢よ、加齢」と言われたのでもう少し様子を見てみることにする。

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