キャンプ: 2021年8月アーカイブ

今までは中華製の、ナイフ、フォークとセットで 980円のステンレス製の箸を使ってたんだけど、これが、二分割のねじ込み式になってるんだが、使っているとすぐ緩んでしまう。

緩んだらガタガタするのですぐ気づくから、誤って先だけ鍋の中に落ちちゃった的な事故にはあってないのだが、やっぱ調理中もずっと気になって落ち着かない。

20210821_hashi1.jpgそれに、ステンレス製なので先が滑ってちょっとつまみにくいというのもあった。一応先に溝が掘ってあるんだけど、それでも普通の木の箸に比べたら滑りやすい。だから、食材によっては割り箸を使っていた。
まあ、俺、割り箸肯定派なので、そもそも割り箸はよく使うんだけど(笑)

というわけで常々「先が木になっている、しっかりしたキャンプ用の箸が欲しいなあ」と思っていたのである。

で、買ってしまった(^^;
mont-bell(モンベル)の「野箸(NOBASHI)」。2,750円也。

持つところはステンレスなんだけど、中から木の先が出てきて、回転させるとしっかり固定される。テントポールみたいな感じやね。
先の木が、いつも家で使っている箸と材質が似ていて良い感じで使える。

でも、2,750円。高っ!(^^; まあ、snow peak の同じようなやつは 5千円ちかくするから・・・と思い、気持ちを落ち着かせてる(笑)

でも、ほんと、昨日の朝、庭で「炙りさばの生姜しょうゆ」って缶詰を温めて食べてみたけど、まったく緩む感じがなくて落ち着いて食べられたわぁ。でも 2,750円だけど(笑)

以前「VARGO のチタンコーヒーフィルター、すぐに壊れる(^^;」に書いたように、VARGO コーヒーフィルター内のメッシュを止めている支柱(?)の上部の接合部が折れてしまい、メッシュの抑えが効かなくなっていたトラブル。

キャンプに持っていったのは 1度だけだし、それも購入一ヶ月後の 2月。それ以外は室内使用だし、洗う時も水でコーヒーの粉を流して、あとはスポンジで軽く撫でるように拭いていただけ。これで購入して半年くらいで壊れるっておかしいやろう?・・・と。VARGO は品質良いって聞いてたのに。

なので、モンベル(mont-bell) 山口店に修理で持ち込んで「外から(支柱のところを)押してしまったのでは?」「メーカーに聞かないと治るかわからない」という風な対応をされ、さらに「ムキーーー!!」となってたわけだけど・・・

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やっぱりそんなに簡単に支柱の接合部が取れてしまうのは「初期不良品」ということで新品交換となった。

そうでしょう、そうでしょう。

こういうトラブルがあったときに、ちゃんと対応してもらえそうということで、ネットより 2千円も高い mont-bell の店頭販売品を購入したわけなので、しっかり店で対応してもらえてよかった。
ネット購入だと、やり取りも面倒くさいし、もしかしたらメーカー問合せもせず「使い方が悪くて壊れたものと思われるので、買い直ししてもらうしかないですね」みたいな対応だったかもしれん。

というわけで、修理品を持ち込んだ時のもやもやはすっかり晴れて、mont-bell でまた色々と余計なものを数千円買い込んでしまった(^^;;

でも、結局そういうことなんよね。目先の利益に囚われて適当な対応をすると客は逃げるし、不良品の交換業務は面倒くさいし利益もないかもしれんけど、ちゃんと対応すれば、結局客が別のことで金を落としていってくれるわけで。

ただ、メーカーが不良品と認めなかった時の mont-bell がどういう対応をしたのかは気にはなる・・・(^^; 

今使ってるコットは DOD のもの。
DOD のコットと言えば、最近「バッグインベッド CB1-510T」というやつが大人気のようである。
・・・が、俺のはもう数年前に買ったもので、収納サイズが 90cmを超えていて、とても「バッグイン」な代物ではなかった。
(まだ DOD がブランド名ではなく、単なる DOPPELGANGER OUTDOOR の略語でしかなかった頃だ)

今は、なるべくキャンプ用品を TIAMOS 800 というコンテナボックス(ちょっとミリタリーテイストでキャンパーに人気)にまとめるようにしているのだが、この DOD のコットは入らないのよね。

で、新しいコットを購入した。TOMOUNT(トマウント) っていう東京の新興メーカーのもの。今年できたばかりのブランドみたいだけど、ネットでググってみると、テントなんかも焚火と相性の良いポリコットン製のものを揃えてたり、「わかっている」って感じやね(笑)。企画だけして、どこかで委託生産している感じ?
値段も全然安くはなくて(かと言って高くもないが)、安物メーカーとして値段で勝負で参入!!・・・な感じではなく、あくまで商品で勝負という気合が感じられたので買ってみた。

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Amazon で 11,800円。2,000円引きのクーポンが使えて 9,800円。まあ、既存メーカーと変わらないお値段。

実物を確認。収納サイズが約 55cmなので TIAMOS 800 にも余裕で入るのでバッチリ。
あと、高さをハイ、ローで切り替えられるので良い。テントによって、高くすると窮屈だったりするし、俺、インナーテントはあまり使わず、テントの中もそのまま地面でコット・・・というケースが多いので、山キャンプの時は高くできたほうが嬉しい。なんか、虫があがってきそうで怖いのよね、低いと(笑)

で、キャンプに行けないので、家で 2日間ほど実際にベッド代わりに使ってみた。
まあ、問題なさそう。横幅が 65cmと、広くもなく狭くもなくな感じなんだけど、肥満体の俺でも(正直、ゆったりではないが)それほど窮屈だと感じずぐっすり寝むることができた。

生地が DOD のやつは合成繊維で編んだ強度のある「布」って感じだったのに、TOMOUNT のは「薄いビニールシート」っぽい。強度が不安だったが、体重 90kg近い俺が二晩寝ても特に問題なかった。尻のところが少し伸びた感じに見えたが、破けたりする危険はなさそう。
それと、高くして使っていたのだが、その時つける細い足(全12本)も変形したりといったことはなかった。

まあ、糞安い中華メーカーの製品じゃないんだから、いきなりトラブルが発生しては困るんだけど(^^;

この間の寂地峡キャンプでは、炒飯の他にもう一品、回鍋肉(ホイコーロー)も「おやじ中華鍋」で作ってみた。
これも、YouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」(第2話)で作ってた料理で、いかにも「中華!!」って感じだよね。

俺はなんかキャンプでやたら料理を作っているような印象を持たれているが、料理はそんなに好きではないし(笑)、インスタントラーメンと缶詰だけのキャンプもよくやっていた。そんな俺がキャンプで料理をするのは、「キャンプ用の調理具が使ってみたい」という、ただそれだけのことである(笑)

今回も、「7,900円もした中華鍋を使い倒したい」というそれだけの理由。

そして、作るのなら中途半端なことはせずにちゃんと手間をかけたい・・・とは思うので、「回鍋肉の素」みたいなのは使わず、タレも自作で・・・

豆板醤、甜麺醤、中華出汁、酒(料理用に持っていくのを忘れて純米吟醸酒をぶち込み(^^;)、刻みにんにく、刻みしょうが、醤油、水を適当な量で混ぜてタレ作成。
このブログはお料理レシピ紹介を目的としていないので、詳しいレシピは他のサイトで確認を。

しょうがは摩り下ろして入れるべきだったかもしれないが、おろし金を忘れたので刻んでいれたのである。片栗粉でとろみをつけたり、少し砂糖を入れたほうが味にコクが出るようだが、どっちも俺の調味料入れには入っていないので割愛(笑)

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そうそう。ごま油もタレに混ぜておくといいみたいなんだけど、野菜(キャベツ、ピーマン、長ネギと職場の同僚が作った獅子唐)や肉(豚バラ)をたっぷりのサラダ油&ごま油で炒めてるので、ま、タレにはいいかとこれも割愛した。
つまり、そうとういい加減な「俺レシピ」での調理である。

いやあ、しかし、中華鍋で肉や野菜を炒めるのってクッそ楽しい!!(笑)
調子に乗って鍋を振って空中で野菜をひっくり返そうとして大量のキャベツを焚き火台の上にぶちまけてしまった。つーか、移動中にスーパーに寄って食材を仕入れると、1人前だけ手に入れるのが難しくて、どうしても量が多くなってしまうよね。この日も結局 2人前くらいの量になった。食材は使い切りたいからなあ。

で、味の方は・・・しっかり回鍋肉でしたぞ(笑)
自分でタレ作ってお馴染みの味になると感動するよね。

特によかったのが「刻んだしょうが」。おろし金がなかったのでしょうがなく刻んだんだけど、小さな塊をガリっと噛むと口の中に強いしょうがの香が広がるんだけど、それがなんかタレの味を「より回鍋肉らしく」してくれてるようだった。怪我の功名ってやつやね(笑)

というわけで、回鍋肉も成功だったのである。珍しく二連勝だ(笑)
これ、でも、俺の調理力ではなく、中華鍋のおかげだと思う。家に帰って普通のフライパンで同じような味だそうと思ったけど駄目だった(^^;;;

いやあ、「おやじ中華鍋」、買ってよかったなあ・・・(笑)

VARGO(バーゴ)っていう「チタン製のアウトドアグッズ」に特化したアメリカのメーカーがある。
まあ、精度の高いチタン製品を作るので一部では有名。なかなかお高いんで気軽に買える代物ではないんだけどね。チタン製シェラカップで 4千円近くするし(笑)

で、そこの「チタニウム トラベルコーヒーフィルター」というのを愛用していたわけ。買ったのは 1月の末頃だったのでちょうど半年使ったくらいか。

Amazon でなら 5,600円で手に入る。まあ、5,600円というのも良い値だけど、mont-bell(モンベル)ではこれが 7,480円。多分定価だと思うけど、ネットで買うより 2千円近く高い。

でも、俺はモンベル山口店で買ったのよ。2千円近く高いけど。

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なんでかというと、やっぱ高い品物なので壊れた時も治せるなら治して長く使いたいじゃん。だったら、モンベルみたいなちゃんとしたところで、それも顔の見える店頭で買うのが良いんじゃないかな?と考えてのこと。

でも、もしかしたら、単に高い金払わされただけで、素直にネットで買っておけばよかったのかも(^^;

いやあ、VARGO ってもっとしっかりした製品作ってるのかと思ってたら、わずか半年で、それも家の中でしか使ってないし、ほぼ毎日使ってはいたんだけど、いつも使ったらすぐに俺が洗って他の洗い物とは違うところで乾かして・・・みたいな、決して荒くは扱ってないというか、どちらかといえば大切に使っていたのに、内側の網を抑える細い板状の支柱の上部が折れてしまった(溶接部分が取れた?)。
支柱が浮いてグラグラしている。そのうち下の接続部分も折れて支柱が丸ごと取れてしまいそう。

モンベルのカスタマーセンターに電話したら購入した山口店に持っていけと(^^;。仕方ないので行ってきたよ。我が家からだと広島店に行くより遠いんだけど(^^;

店では「外から網の部分を押したら折れちゃうと思いますけど」とか(そんなことしてねえわ)、「メーカーに確認してみないと修理できるかわかりませんよ?」とか言われて不愉快な思いをしつつも見積もりを依頼。8/16以降でないと結果はわからないんだけど、これで修理不可能とか高額な修理代がかかるようなら、いったいモンベルの実在店で購入した意味はあるのか?

正直、半年で(それも大事に使っていたのに)壊れてしまう VARGO の製品にもがっかりだが、自分のところで売っておいて、修理できるかもよくわからないというモンベルにも相当がっかりした。ネットより 2千円も高い金を払ってわざわざ店頭で購入する意味を店側にも理解してほしいわ。

まあ、俺が、snow peak の神対応を「基準」にしちゃってるところもあるんだけど(^^;;;

<追記>
だいたい BE-PAL  を毎月買っているんだけど、買わない月もある。
だから年間定期購読するまでもないなあとは思うんだけど。

ただ、本屋の店頭で BE-PAL を買おうとすると、発売日にいきなり売り切れていることもよくある。いや、マジで、最近よくある。

メルカリやラクマなどのアプリで転売して小銭稼ぎをしている馬鹿の転売ヤーのせいだ。

人気の付録を転売するわけだ。

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例えば 7月号は CHUMS の小型薪ストーブが 付録だったけど、ほとんどの店で当日売り切れてたからな。俺は岩国市内のセブン-イレブンで買えたけど。
当日の午後にはメルカリでその BE-PAL を 3,000円くらいで売る転売乞食どもがわらわら・・・

せこいやつらやで、ほんま(笑)。真面目に働けっつうの。メルカリで BE-PAL 転売しているやつらに 1%の正義もないからな(笑)。例えば「子育て中でちゃんとした仕事につけないからメルカリで転売している」なんてのは、単なる盗人の言い訳だからな(笑)

まあ、付録を必死で欲しがるヤツがいるのも問題だがな。
俺が「雑誌の付録好き」なのを知っている人は「お前がゆーな」と思ってるかもしれないが(笑)、俺は付録を手に入れるために何店舗も周ったりとか、そういう苦労は厭わないが、転売ヤーからは絶対に買わない。

例えばこの CHUMS のストーブだって、1,000円の BE-PAL のおまけだから価値があるのであって、3,000円も出してメルカリ転売ヤーというウンコ星人から買うほどの価値なんてねえよ。落ち着け(笑)

うちじゃ、キャンプでまともに使える品じゃないから、筆立てとして使ってるぜ(笑)

俺みたいにフラっと立ち寄った店で「お、BE-PAL最新号出てたんか?」って購入する消費者にとって、ほんま転売ヤーってゴキブリ、鬱陶しいわ。
まともな職に就けっつうの。親が泣いてるわ、ほんま。

で、来週火曜日発売課と思ってた BE-PAL 9月号が、8/5に発売されていたことをさっき知ったのである。
付録は OPINEL のカッティングボードか・・・。欲しい(笑)

ま、転売ヤーからは決して買わないけどね(笑)
ここのところのキャンプ飯は中華である。

YouTube で公開されていた「おやじキャンプ飯」という動画ドラマとヨコザワテッパン(冒険用品)がコラボしたキャンプ用「おやじ中華鍋」というのを買ってしまったので・・・

ソロキャンプ用の直径 22.3cmという小さな中華鍋だけど厚みのある鉄板をプレスした本格派で、鉄製のお玉もついてくる。
中華鍋の中でたっぷりの(身体には確実に悪い(笑))で炒めた料理、美味そう!

その記念すべき第一回目の料理は炒飯。それも「おやじキャンプ飯」を真似て「パックご飯」で作った炒飯である。

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たっぷりのサラダ油に、みじん切りにしたニンニクを投入。そして玉子。ふわふわに炒める。
具は、ウィンナーを輪切りにしたやつだけ(笑)。
寂地峡オートキャンプ場の晩飯で作ったのだが、玉ねぎとか、野菜忘れてきた(^^; 米とウィンナーと玉子のシンプル炒飯(^^;

味付けは塩と中華調味料だけ。

昔からあこがれるアレをやってみる。中華鍋振って空中でご飯をひっくり返すやつね。
恐る恐るやるのでなかなかご飯が宙を舞わない。
覚悟を決めて「やぁー!!」とひときわ大きく鍋を振ってみる。鍋の中の半分ほどのご飯が宙を舞い、反転して無事鍋の中に着地した。

おお!!成功したやん!!
しかし、やっぱ怖いのでこの一回でやめた(^^; 中華鍋に砂を入れて練習・・・は鍋が傷つくのでできんな。なんか練習の方法を考えよう(笑)

ところで、パックご飯炒飯というのはなかなかパラパラとは仕上がらない。
それに、まるで蝋細工のようにカチンコチンの状態から食べられる状態になるまでも、レンジでチンならすぐなんだけど、炒めてその状態に持っていくには時間がかかる。10分くらいは振ってたなあ。

上記のように、パラパラには仕上がらなかったんだけど、ああ、やっぱり出来立て炒飯をキャンプで食うのは美味い。定番のひとつにしよう。ご飯は家から冷や飯持ってきたほうがいいかな(笑)

先日、「焚火周りの新ギア投入」というエントリーで「購入したもの一覧」に名前を上げていた陣幕。韓国メーカー品みたいなんだけど「Luett Biden 焚火陣幕 Fire Reflector 2.0」ってやつ。

Amazon では「ソロー焚火陣幕」って商品名で出てるんだけど、「ソロー」って何?「Luett Biden」はソローとは読まんよな???
あ、もしかして、ソロキャンプの「ソロ」???

まあ、よくわからないんだけど、この陣幕、なかなかよかったわ。

そもそも陣幕というのは、合戦のときの陣地を囲っている布のこと(時代劇とかで見たことあるでしょ?)

キャンプ用品としては、焚き火台の周りに立てて「風の強い日に焚き火を強風から守る」ための布製の衝立のこと。自分のサイトを隠せるので「プライベート空間の確保」にもなるね。テンマクデザインというメーカーがこの手の商品に最初に「陣幕」って名付けたみたいなんだが、まるでジープのように今では一般名詞化してる。

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で、だいたい普通の陣幕は四角いものが多いんだけど、俺のは三角ね。で、三角の何が良いって、高さがあるってこと。

ソロキャン用のコンパクトな陣幕は高さがそんなになくて、例えば焚き火台の前に座った人の肩から上は丸見えだったりするんだけど、俺のは三角形なんで高さがあり全身を隠すことができる。俺のテント「ソロティピー」と同じくらいの高さがある(笑)。畳むとちゃんとコンパクトになるが。

寂地峡オートキャンプ場でも、道を挟んでファミリーキャンパーともろに顔を合わせる位置関係になったんだが、この陣幕のおかげですっぽり隠れることができた(笑)

何より他の人とまったく違う形してるんで、自己顕示欲が満たされるわあ~(笑)

寂地峡オートキャンプ場でデビューして、先週の日積キャンプ場でも使ってみた。今のところ特に悪いところは見当たらない。
気になる人はこまめに俺のブログをチェックしてて(笑)。そのうち「〇〇な場面では全然△△できず、使い物にならないことが発見された」的エントリーが発信されるかもよ・・・(笑)

ちなみに価格は 1万円をちょっと切るくらい。決して安くはない(^^;

別のエントリーでちらっと触れているが、7/22(木)、7/23(金)のオリンピック特別連休に「寂地峡キャンプ場」にソロキャンプに行ってきた。

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10日ほど前に電話してみると、連休は既に全サイトが埋まっているので予約は不可と言われたのだが、「ああ、そうですか」と電話を切ろうとすると、「ああ、ちょっとまってください。オートキャンプ場ならひとつ空きがあります」と訂正がはいった。
利用料を聞いてみると、フリーサイトと同じ 1,040円でいいという。しかも、オートキャンプ場なので当たり前だが、キャンプサイトまで車で行ける。

寂地峡キャンプ場は駐車場に車を停めてサイトまで荷物を運ばないといけないと噂で聞いていたので、そりゃ、オートキャンプ場が空いているのなら拒む理由もない。すぐに俺は予約をしたのであった。

で、その寂地峡のオートキャンプ場についてちょっと説明しておこう。

サイトは 8つほど。真ん中の通路を挟んで、第二駐車場側に 4つ、反対の山側に 4つある。俺は一番入り口に近い山側の 51番サイトだった。
きちんと区画分けはしてなくて、隣のサイトとの境は曖昧だが、51番と 52番サイトの間には大きな切り株があったのでその横に車を駐車。
サイト自体はテントとタープを張っても余裕の広さがある。

俺のサイトはトイレまで一番遠かった。しかも、最後は険しい階段を登らないといけない。夜中に何度も目を覚ましては放尿に行くという加齢なる生活習慣を持つ俺は若干の不安を覚えたが、結果から言えば何とかお漏らしでズボンを濡らすこともなく一泊二日のキャンプを乗り越える事ができた。

まあ、当然加齢により放尿後の尿の「キレ」も悪いので、ズボンに染みを作って周りのファミリーキャンパーたちに笑われないようにかなり気を使った。
ソロキャンなのは俺と、ちょうど俺と対角線上のサイトだけ。あとはすべてファミリーキャンパー。
最近のキャンプブームにのって始めたのか、皆さん装備が真新しい(笑)

まあ、俺もこの日、ソロキャン用に買った BUNDOK(バンドック)のテント「ソロティピー1TC サンドベージュ」や、「焚火周りの新ギア投入」というエントリーで書いた、陣幕や焚き火台など主だったギアがすべて新品できれいだったので、傍から見たらブームに乗ってソロキャンを始めた素人みたいだったんだろうなあ(笑)

で、キャンプ場としての評価だが・・・。うーん、まあ、「中の下」くらいかな?

どうも、運営している人たちの中にキャンプ好きな人はいないんじゃないかな?と感じられた。

オートキャンプ場はあとで追加されたんじゃないかと思うんだけど、浄化槽のマンホールが(においとかは漏れてなかったけど)オートキャンプ場の通路にあったり、直火の焚き火跡が放置されていたり(もしかしたら直火もOKなのかもしれないが、それでもサイト内に残った焚き火跡は撤去しておくべきだろう?焦げた石や燃え残った気が放置されていた。)

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そして、一番笑えたのが・・・

炊事棟である。いや、「棟」ではない(^^;

オートキャンプ場の端に、シンクの 2つ付いた流し台がぽつんと置かれているだけである。屋根も何もない。夜は明かりもない。まあ、外灯は側に立ってるけど(笑)
しかも、片方のシンクは排水パイプに傷でもあるのか、けっこうな量の水がキャンプ場の地面に流れ出して来ていた。
最初は この広さとロケーションで 1,040円なら安いかなと思ったんだけど、さすがにこの流し台を見た時は、1,040円でこれはボッタクリやな・・・と思った(笑)

キャンプ好きな人が一人でも運営の中にいれば、こんな状態で放置したりしないと思うんだけどな・・・

子どもたちを連れて近くの川で遊ぼうって家族が「テントで寝るだけ」で利用するのなら良いのかもしれないが、ソロキャンのように「キャンプ場の雰囲気も楽しむ」キャンプには向いていないオートキャンプ場だった。

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