ただ、日常: 2017年6月アーカイブ

20:46 のことだった。

横川駅のガード下に入る前にポツポツと降り始めた雨は、自転車でガード下を抜けるわずか十数秒の間に、一気に土砂降りとなった。

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まさに、バケツをひっくり返したような雨である。
外を歩いていた人は、「あれ?雨か?」と手のひらを天に向け雨の量を確認しようとしたその瞬間に、まるで悪戯小僧に、いや、広島なら、ヒーローインタビューを受けている選手に忍び寄る鈴木誠也に(笑)、バケツの水を頭からぶっかけられたような状況に陥っただろう。

俺はガード下にいたので、その第一撃だけは食らわずに済んだ。
頭上の高架橋が軒代わりとなって俺を雨から守ってくれている。

・・・が、すぐに俺が乗るべき電車はやってくる。
この土砂降りの中をなんとか駐輪場まで移動しないと・・・
俺はいつも持ち歩いている折り畳み傘(小型)を差して、意を決してその雨の滝の中に身を投じたのであった。

瞬殺。まさに一瞬で息の根を止められた気分だ。

歩いているうちにズボンが濡れて・・・という話ではない。
ガード下から出たとたん、小さいながらも傘を差しているというのに、俺の太ももから下はあっという間にびしゃびしゃになった。まるで、太ももの辺りまで水深のある川にどぼんと飛び込んだような、そんな濡れ方だ。

そんな雨の中自転車を押して進む。
直線距離では数十メートルしかない駐輪場までの道のりの長く感じること・・・

あと 1分早く事務所を出ていれば・・・
ま、そんなことを考えるのも詮無いことである。
全国的に水不足のこの梅雨。恵みの雨と感謝しようか。
俺は学校の先生とあまり親しくした記憶がない。
あ、今は保護者として、子供たちの先生とは仲良くしてますよ(笑)

自身の学生時代の話。

いや、俺は全然グレたことはないので、先生に反抗していたというわけではない。先生と触れ合うことを避けていた感じかなあ。

昔から「左翼的」なご都合主義の二枚舌(ソ連や中国の核兵器は良い核兵器的発言ね)が大嫌いだったので、高一の時に「典型的日教組教師」だった担任の先生をホームルームの時間に論破して泣かせた(中年のおっさんやけど)のが唯一の俺の「教師への反抗」だ。
あの頃の高校の先生からはなんか「職業的」な匂いをプンプン感じて、人対人として付き合うことにすごく違和感を覚えてたんだよなあ。なので、高校時代の先生の名前とかほとんど覚えてない(^^;

小学校の時の 5,6年生の時の担任の先生も日教組の活動に熱心だった記憶があるが、人間として「このおっさんは駄目だ」と子供なりに蔑んでいたので、これまた名前も覚えていない。「ツネなんとか」だったのはわかるんだけど・・・(^^;

唯一、学校の先生と心と心が触れ合った感覚を持っているのは中学時代だ。

高森高校時代も(先生との関係は別として)3年間無茶苦茶楽しくて、今でもあの頃に戻りたいなあと思うけど、更に楽しかったのが中学時代だ。
高校生の時には、俺、もう世の中をなめてて、「多分、俺、大人になっても適当に楽しくやりながら生きていけるな」ってことをほぼ確信していたので、ほとんど悩みとかもなかったんだけど(笑)、中学時代は人並みに色々悩みもあったし、辛いこともあったし、反省することもあったし、そんな時に、常に先生が側にいて、相談に乗ってくれたり、叱咤してくれたり、そんな記憶が今でもしっかり残ってて、恩師と呼べる人は中学時代の先生だなあ・・・と思っている。

周東中学一、二年の時の担任のH中先生にも大変ご迷惑をおかけしたし、熱い指導に感謝もしているのだけど、やはり三年の時の担任のN田先生が俺にとっては一番の恩師である。
色々期待してもらったのに、裏切るようなことばかりして、それでも見捨てず相手をしてもらって、まあ、あれですね、俺がグレもせず(悪いことはいっぱいしたけど(^^;)ずっと「紅顔の美少年」として過ごせ・・・あ、いや、「お調子者」として楽しく過ごせたのはN田先生のおかげですわ、ほんと。

が、もう 10年くらいご無沙汰をしています。
最後にお会いしたのは、俺がまだ幼かったうちの長男坊を連れてクラス会に行った時なので、もう 13~14年くらいになるのかなあ。
嫁さんの体調が悪くて、俺と長男坊だけ夏の帰省をして、しょうがないんで子連れでクラス会に参加したら、案の定、うちの馬鹿息子がぐずりだして、もう老齢にさしかかっていた先生に、高い高いとかしてもらって、未だに申し訳なかったって思いが消えてません。
そんな馬鹿息子も、今年大学受験だからねえ・・・時の流れは早いもんだ。

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そんな風にご無沙汰をしていたN田先生に思わぬところでお会いした。

先々週 6/17(土)の話だが、「平成29年度 岩国地域子ども会育成者・集団指導者研修会」に参加した時のこと。
最初に「指導者及び育成者表彰」というのがあったんだけど、玖珂町から表彰されたのがそのN田先生であった。

表彰式が終わった後、すぐに先生にご挨拶を。

「ご無沙汰しております」「おー」。そして、俺(の腹)を見た先生の最初の一言。

「何を食ったらそんなに大きくなるんやぁ?」

10数年ぶりに会って、最初の一言がそれ?まあ、俺も、今人生最肥満状態なのは間違いないんだけど(笑)
十日市交番で遺失物の届け出をした翌日、警察からの電話が入っていたので、「まさか!?時計が見つかった?拾った人が届けてくれた!?ごめん、疑ってごめん。ネコババしたとか言っちゃってごめん。馬鹿、馬鹿、馬鹿、俺の馬鹿。そして、ありがとう!」とか思いながら電話を折り返しかけてみたら・・・

「すみません。まだ拾ったという届けは無いんですが、昨日出してもらった遺失物届の住所が『岩国市』までしか書かれてなくて。続きを教えていただけますか」・・・という電話だった(^^;;;

見つかってないんかーい!!
俺の時計を拾ったネコババ野郎に謝ってもうたやないか!!

というか、やっぱあの婦警さん、焦ってたんやなあ、パトロールかなんかに戻らなくてはいけなくて。

「周東町ってわかりますか?『しゅう』の字とか」「秋(しゅう)ですか?」「いえ、違います。書きますから紙ください」って番地まで書いて渡したのに(^^;

あの、俺が住所を書いた紙、どこに行ったんかーい!!
昨日は仕事帰りに十日市交番に寄って Withings Activite Steel の遺失物届けを提出。

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その前に、昼休み通った道とセブンイレブン、広島銀行本川支店前も念入りに探してみたけど、俺の Withings 発見出来ず(^^;; 哀しい。

水曜日もデータ転送していなかったので、丸二日分のフィットネス&睡眠データが紛失。
これから先、お前自身だけではなく、家族や友人に不幸な出来事があったら、全てお前が Withings をネコババしたことが原因と知れ!そのぐらい、俺の恨みの念は強い。

あと、こいつ、拾ってすぐになんの躊躇もせずにネコババした可能性が高いので、犯罪へのハードルが低い可能性高し。平気で人を騙したり、人を刺したりできる人間であろうかと思われます。
知り合いに、昨日から突然丸い文字盤の黒い時計を着け始めたヤツ、あるいはオークションに出してるヤツとかいたら、犯罪者の可能性が高いので、皆、気をつけてね!!

うちの嫁にそういう話をすると、「(落としたというのが)なんか勘違いなんじゃないん?他人がしてた腕時計とか拾っても、気持ち悪くてネコババしようとか思わんよ?」とか言ってた。ま、嫁の言うこともわかる。
俺も、特にシリコンベルトの時計なんか、他人が着けてたやつ、着けたいとか思わんもん(笑)
結局あれだよ、遺失物をネコババするヤツってさ、腹が減ってたら他人のゲロでも食ってしまうような気持ち悪いヤツってことなんだよな。ああ、いやだ、いやだ。気持ち悪い。口がゲロ臭そう。

ま、それはそれとして、昨日対応してくれた婦警さん(てか、婦警さんって呼び方も、看護婦と一緒でジェンダー問題的に云々みたいなのあるのかね?)、パトロール中だったのか防弾チョッキとかつけた重装備だったけど、小柄で可愛らしかった。多分殴り合いになったら、ぎりぎり俺が勝てそうな感じで(笑)
一旦何か調べに交番に戻っただけだったみたいで、上司(?)からも早くパトロールに戻れみたいな連絡がガンガン入ってきて、なんか焦ってたなあ(^^;

あと、遺失物の形状とか説明したあとに、他にどんな特徴が?って聞くから「竜頭がまったくついてません。時計単体では時間合わせすらできません。スマホから操作するんですよ。スマホの画面でこんな風にぐりぐりしたら、時計の針がくるくる回るような」って説明したら、「さっきアナログって言われてましたが、デジタルってことですか?」「いや、アナログですよ。」「アナログ時計の絵が表示されているような?」「いや、本物の針ですよ。スマホの操作で中のモーターが動いて、それで針が動くんじゃないですかね?よく知らんけど」「はぁ・・・(???)」みたいな会話になってしまって、ここまで説明したのに、結局届出書には何も書いてくれなかった(^^;

最後に、自分で見つけたときは警察に連絡してくださいね・・・と連絡先を書いた紙を渡され、「万が一、拾った人が遠くの交番とかに届けてたら、そこまで自分で取りに行っていただく必要があります」という説明を受けて終了。

まあ、遺失物としては見つからないだろうが、警察に届け出をしておかないと、あとで犯罪者を自力で見つけたときなどに警察の協力が得られないからな。
やられた。
職場の駐輪場か、十日市(本川町?)に新しくできたセブンイレブンか、広島銀行本川支店で時計落としてしまった・・・

これまでにも、背負ってたディパックのショルダーストラップ(肩ベルト)から左腕を抜くときに、ストラップに時計をつけた手首が当たってしまい、時々ベルトと本体を止めているピンが抜けて時計が外れてしまうことがあったのよ。

その他には勝手に時計が外れてしまうことはないので、ディパックを下したセブンか広銀が一番怪しいんだけど、発見できなかった。

確か、セブンでコーヒーを買ったんだけど、その時に「広銀に寄ってたら、飯食う時間がなくなっちゃうかな?」と思って時計を見た記憶があるので、一番怪しいのは広銀本川支店。ディパックは店の入り口、まだ店には入っていない時点で下したので、歩道まで飛んじゃった可能性もあるけど、数分後にそのあたりをくまなく探してみたけど発見できず。

ほんと、「あ、時計がない」って気づいたのって、多分時計を落として 5分も経ってない時だったと思うけど、そんな短時間に落し物が消えてしまう恐ろしさ(^^;

広銀とセブンの人には聞いてみたけど、時計の落し物は届いてないって。
帰りに、十日市交番にも寄ってみるか・・・可能性低いけど。

落としたのは、以前このブログにも書いたことのある「Withings Activité Steel」です。時計型の「高機能万歩計」ね。何歩歩いたか?走ったか?睡眠時間は?と言った行動記録が全部入ってて、まだ昨日(水曜日)のデータを転送してなかったのに!!
ああ、クソッタレメ!!値段は1万5千円くらいのもんなんだけど、そのデータが惜しいわ!(^^;

あれですよ。翌日落としたことに気付いて現場に行ってみたとか、いや、1時間後でもいいわ。1時間後に戻ってみたらなくなってたとかさあ、そういうんならまあわからないでもないよ。その間に、色々な人間が通っただろうからね。

でも、今回はわずか数分ですよ!
つまり、運よく(?)時計が落ちている現場を通りかかったそいつは、落ちてる時計を見た瞬間、一切の躊躇もせずに拾い上げ自分のポケットに入れたってことじゃないですか!!時間的に。こわっ!!そんな根っからの泥棒野郎がこの社会に紛れ込んで生きてるなんて!!

俺は絶対そんなことはしないよ。
まあ、俺も特別正義感が強い人間ではないので、面倒くさいから財布や時計を拾っても、そのあたりのちょっと目立つところに置いて立ち去る気がするんだけど、そうでなければ必ず警察に届けるし、匿名でお礼はけっこうですって言って立ち去るよ。

はいはい。泥棒根性の屑野郎であるお前には信じられないかもしれないな、そんな行動。「きれいごと言っても、お前もいざ大金の入った財布を拾ったらネコババするだろ」ってお前は言うだろうなあ。
残念。世の中は、そういうお前みたいな人間ばかりじゃないんだよ。

はっきり言おう。世の中の屑どもへ。もちろん、その屑の中に俺の時計をネコババした屑も含まれるよ。

お前は、この社会にこびりついた垢だ。なんの存在理由もない。お前が生きていることで社会はまったくよくならないし、お前が生きている限り、お前に財布や時計をネコババされて悲しむ人が出る可能性がずっと残っている。
お前なんか、この世から消えるべきなんだよ。他人様のものをポケットに入れてしまうような屑には生きている資格はない。
先週末っていうか、今週初めの日曜日ね。昨日の話。

娘と姪っ子と一緒に弟の畑に植えた早生枝豆

弟から、「もう根が伸びてるんで水はやらんでもええけど、周りの草は抜きんさいよ」と指導があったので(^^;、日曜日に娘と草引きを実施した。

20170611_edamame.JPG枝豆を植えている畝とその周りは草ぼうぼう状態(^^;

「毛深い女は情が深いんで好きなんですよ」が口癖の俺だが、草ぼうぼうはうれしくない。
畝と畝の間のところに密集した草を「うぉりゃ~」と引き抜いていると、それを見た弟から「兄貴、それじゃあ何時まで経っても終わらんよ。枝豆の周りの草だけ抜きゃあええけえ」と指導が(^^;

そりゃそうだ。
枝豆の隣で、栄養を横取りしている草だけ引けばええんよね。
枝豆の周囲10cmほどに範囲を狭めて草引き続行。ちなみに、この畑でハミ(マムシ)が 2匹目撃されたのだが、まだ捕獲していないってことだったので、ビーチサンダルで草引きをしていた娘は途中で撤退。残りは一人でやるはめになって疲れた、疲れた(^^;

ところで、草引きをしていると、小さな実がなっている株をいくつか見つけた。もう実が成り始めてるんやねえ。
さっき Facebook フレンドに美味しい枝豆の食べ方を習ったので、ほんまに収穫が待ち遠しいわ。
三週間後くらいかなあ・・・
月曜日は車検でデッキバンがなかったもんで、しかも、GPZ1000RX も原因不明のガソリン漏れという重症をおっており(^^;、しかたがないので、久しぶりに自転車で玖珂駅へ。

20170605_kuga1.JPG
6:39 の岩国行きに乗らないと、なんと 9時に土橋の職場まで間に合わないという悲しくなる岩徳線ダイヤ(^^; 7:21のだと、岩国駅で良い感じの接続がないのよね。
6:39 の玖珂発の岩徳線に乗ると、途中岩国駅で乗り換えて、8:00ちょうどに横川駅に着く。早すぎるわ!!
でも、これを逃して 7:21 玖珂駅発の電車に乗ると、今度は横川駅着が 8:55 で、タクシーで飛ばしたとしても遅刻必至なのよね。

普通のチャリでなら玖珂駅まで 15分もあれば着くので、家を出たのが 6:20。いや、その後ちょっと忘れ物を取りに戻ったりしたので、実際は 6:22~6:23頃か。
まあ、それでも、ぎりぎり間に合う・・・はずだったのだが・・・

この日通勤に使ったのは、PANGAEA PHANTOM という「安物」の20インチ小径車。タイヤが小さい自転車ね。
これ、いつも乗ってる 700c(27インチ相当)の自転車と比べると、ひと漕ぎで 2/3の距離しか進まない。つまり、700c の自転車なら 15分で着くところが 21分かかるってことですわ・・・(^^;

ただ「ちゃんとした値段」の小径車ならそんなことはありませんぜ。
ブリヂストンの自転車について書かれた「BRI-CHAN」というサイトに、「700C vs. 20インチ!? 車輪が小さい自転車はたくさん漕がないといけないのか、実際に確かめてみた」って記事があって、「両者に差はなかった」って結論になってるけど、これは 59,800円するブリヂストンの小径車だから。

こういうちゃんとした値段の小径車なら、フロントギアが 52Tみたいに 700cの 1.4倍くらいの歯数のものがついてて、車輪の小ささによるタイヤ一回転で進める距離の短さをカバーしてるんだね。ひと漕ぎでタイヤが多く回転するからね。

でも、52Tのフロントスプロケットは当然数が出ないので部品代も高い。だから「安物」の小径車にはついてない。俺が Amazon で 3万円弱くらいで買った「安物」小径車にも、当然 700c車とかと同じスプロケットがついているのだ・・・(^^;;

いやあ、漕ぎました。
恐ろしいほど漕ぎました。
何せ、二日後(運動をした後、俺たちおっさんの体に異変が発生するのは二日後です(笑))の昨夜、ふくらはぎがぱっつんぱっつんに張って、深夜寝てる最中に足が攣りましたからな(^^;
そのくらい漕いだわけよ。

でも、やっぱり間に合わなかった。
いや、もしかしたらぎりぎり間に合ったかもしれない。
いやいや、やっぱ駄目だったろうな。玖珂駅の駐輪場に着くのが 6:39ぴったりくらいだった。でも、急いで漕いでも20分以上かかってしまう距離を 16~17分くらいで走破するくらいには漕いだのだ。でも限界だった。

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しかも、「こりゃ、玖珂駅はもう無理だな」と思った俺は、欽明路駅で岩徳線をつかまえることにした。
欽明路駅なら、数分の余裕がまだあるだろう。
俺は玖珂町市街地へ入らず、国道 437号線をそのまま直進。アンジェリックのところを右折。

ただ、ここまでだった。

だって、俺、欽明路駅の場所、知らんもん(笑)

「えーと、どの辺なんだろうな?」と線路沿い(といっても、ぴったり線路に沿って走れるわけではない)を走りながら、欽明路駅を探す俺の横を、無常にも岩徳線の気動車が追い抜いていったのであった・・・

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