お店: 2014年6月アーカイブ

この土曜日は息子の部活関係の保護者懇親会があって、一次会を「三四郎」で、二次会を「ドライブイン あけみ」で行うという周東町人の正しい酒飲みの会となったのであるが、実は俺は「あけみ」初体験であった。

小さいころ、「あけみ」の近くにあった「高森モーテル」というドライブインに親父が時々連れていってくれた。そのせいか、俺的には「高森モーテル派」という意識があった。

その「高森モーテル」も今はもう無い・・・

「あけみ」は「高森モーテル」との血で血で洗う「国道二号線ドライブイン戦争」を勝ち残った店である。そう、俺の思い出の「高森モーテル」の屍の上で栄華を極める店、それが「あけみ」である(あくまで俺の想像です(笑))。俺の足が「あけみ」に向かわなかったのもご理解いただけるだろう。

そんな俺がついに「あけみ」に。

いやあ、なかなか楽しい場所ですなあ、「あけみ」。
「ドライブインで二次会???」と疑義を抱きつつ(笑)入店したのだが、店の奥ではすでに別の団体が「飲み会」でテーブルを囲っており、すっかり酔っ払って気炎を上げている。
ほんとに、ここは「二号線を走る車のお食事処」と「地元の人たちの居酒屋代わりの店」という二面性を持っているようである。
実際、豚耳の炒めもの等、居酒屋メニューらしきものがたくさんある。俺も、生ビールをガバガバやりながら「居酒屋 あけみ」を楽しんだ。

20140628_akemi.JPG
・・・いや、したかったのはラーメンの話である。

二次会がお開きとなり(まだ3,4人残ってそのまま三次会に突入していたが(^^;)、俺は席を移動し、嫁さんからの迎えを待っている間にラーメンを注文したのである。
豚骨と醤油の二種類があるそうなので「醤油ラーメン」を。520円也。安っ!

これが、思いの外美味かった。
ドライブインのラーメンにはろくな思い出が無い。スープがぬるかったり、麺がぐだぐだだったり。しかし、「あけみ」のラーメンは火傷しそうなくらいアツアツで、麺もやわらかすぎず完璧な茹で具合だった。ちゃんと「煮ずに茹でている」だけでもドライブインラーメンとしては破格である。
そして味の方も、俺の苦手な「醤油臭さ」もなく、鶏のダシがしっかり感じられる美味いスープであった。

これを 520円で食えるのであれば幸せだ。

しかし俺は、まだ「のぉくれ」が高森にあったころ、獺祭の落語会に出席してぐでんぐでんに酔った状態でラーメンを頼み、鶏スープを「この魚介系のスープ、うめぇ!」と食った男である。酔っ払うと、馬鹿舌具合が更にすすむ男だ(^^;

そのことは最後に付け加えておきます(笑)
以前、西広島駅から電車に乗っていた時は、いつも帰り道に「つくね屋」から漏れてくる焼き鳥の煙に空腹感を激しく喚起されたものだ。

20140624_tsukune1.JPG
十日市郵便局の相生通りを挟んだ左向いにある焼き鳥屋が「つくね屋」である。

先日、久しぶりに事務所に泊まって仕事をした。んで、一段落ついた22時すぎ頃、一休みがてら「寅卯」へ行ってみたのである。
ところがこの日の「寅卯」は盛況で、さらに入り口近くに常連さんたちが固まって騒いでいたため(スーツ姿のおばさんが完全に出来上がって絶叫してた(^^;)、なんか入りづらくて店先でUターンしたのだが、でも、飲みたい気持ちは抑えられず飛び込んだのが「つくね屋」であった。初めての「つくね屋」である。

ところが、「つくね屋」でもカウンターの端に常連のお兄ちゃんがいて、大声で大将や給仕のおば・・・いや、お姉さんたちと盛り上がっているのである。何か入りづらい・・・(^^;
「今日は常連に泣かされる日か」と一瞬入店を躊躇したのだが、炭火の焼き台から漂う焼き鳥の匂いには抗い難く(^^;、気がついたらカウンターに座って生ビールを注文していたのであった(笑)
ま、俺の他にも一人、カウンターでテレビを見ながら静かに呑んでるおじいさんがいたしな。

20140624_tsukune3.JPG
この日注文したのは、

きも 130
もも串 160 x 2本
しそ巻き 180
うずら卵 140
ししとう 140

といったところ。
横の数字は 1本の値段。まあ、妥当なところやね。

どの串も美味かったよお。

生ビールが一杯 500円なのはちょい高いかな。まあ、冷え具合も良い感じで、満足しましたけど。
軽く一杯だけやって帰るつもりだったのに、思わず二杯いってしまいましたがな(^^;

20140624_tsukune2.JPG
大将は俺よりちょっと年上くらいかな。金髪のリーゼントでちょっといかつい感じだが、接客の時は必ず笑顔のプロであった。たまにいかつい雰囲気で接客態度も無愛想なヤツとかいるけど、そういうヤツはどんなに美味い焼き鳥を焼いても、俺はプロとは認めんけんね。その点、「つくね屋」の大将はプロであった。

ということで、最初は常連さんと話し込む大将を見て「この店に二度とくることはないな」と思ったんだけど(俺、常連と話し込んで、一見客への対応が疎かになるヤツも大嫌いなんよ。プロじゃない!)、大将の笑顔を見ていると、また来てみようという気になったよ。
いかつい人は羨ましいな。笑っただけで良い人に見えるもんな(笑)

今度行った時は、おすすめの「鶏皮ぎょうざ」を頼んでみることにしよう。
仕事仲間のエスクボさんが昨年からギターを始めたということで、飲み話が出てくる度に「岩国フォーク村で演奏お願いします」とか言っていたのだが、ついに先週末、二次会で件の店に突撃することが出来たのである。

20140613_iwakuni1.JPG
元々、「岩国フォーク村」という自分でギターを弾いて歌える店があることは知っていた。雑誌で見たこともあったし、以前、俺がギターを弾くことを知っている友人からも「こんな店があるよ。俺は絶対に行くことはないけど」とか紹介されていた(笑)

しかし、なかなか行くことができなかったのだ。
だって、一人でそんな店よう行かんわ、おっそろしくて(^^;

だが、ついに私、いや我々は岩国フォーク村に足を踏み入れたのである。

いや~、なかなか濃い空間だった(^^;

カラオケ喫茶の「ギターを弾いて自分で歌う」版って感じだ。いや、カラオケ喫茶とか行ったことないのでわかんないんだけど、多分。
壁には Martin  や Ovation のギターが何本かかかっていて、それらを好きに使っていいそうである。

料金は、男性の場合、3,500円/人で飲み放題のセットか、一杯 1,000円のショットかどちらかを選ぶ。
飲みに来ただけならちょっとお高い感じだね。飲み放題っつうても、そんなにガブガブ飲むわけじゃないし。やっぱ「歌う」ことを前提とした料金になってるんだろうなあ。

20140613_iwakuni2.JPG
結局我々は、エムイさんがマスターにギターを弾かせ「歌うたいのバラッド」を歌っただけで撤退をしてしまった。
エスクボさんは言うに及ばず、私もとてもあの常連さんばかりのアウェイ感漂う空間でギターを弾いて歌うなど出来ませんがな!!
つーか、最初から最後まで弾ける曲、ユニコーンの「風」と「風II」しかないがな、俺。しかも「ギターが弾ける」だけで歌は歌えまへん!!(^^;;;

帰るとき、マスターに「今日初めて来てくれたお客さんが、何もせずに帰られます」と常連の皆様方に告知されてしまいました(^^;;;

いやあ、ホンマ、バーボンを一本空けてから挑むか、他のお客さんが少なくなるまで粘るかせんと(これは岩徳線族の俺には不可能(^^;)無理、無理。

まあ、もう少しギターを練習したら、必ずリベンジしますよ!
もちろん、ユニコーンの「風」と「風II」で!(笑)
先週末は岩国の仕事&飲み仲間の人たちと、中通り商店街入り口に新規オープンした「大阪屋台居酒屋 満マル 岩国店」に行ってみた。

20140613_manmaru1.JPG
俺は広島を17:30頃出て、店に入ったのは 18:20頃。直接店で待ち合わせて 5人で飲んだのだが、すでにこの時点で 3人がテーブルに付きビールを飲んでいた。内一人はすでに 2杯目であった。
飲みとなるとこのフットワークの軽さ、素晴らしい(笑)

しかし、今月のはじめにオープンしたばかりというのもあって、店は大盛況であった。岩国人も新しいもの好きじゃのお。
俺が行った時点ではまだテーブル席が 1つ空いていたが、その後すぐに埋まった。満員御礼である。
こんな調子なので今は予約を受け付けてないらしく、そのため直接店での待ち合わせとなった次第。

串揚げをいくつか頼んでみたが、まあ、可もなく不可もなし。
ああ、紅しょうがの串揚げがあったのは嬉しかった。俺以外誰も注文しなかったけど(^^;
ただ、紅しょうがは串への刺し方が悪かったのだろう、下半分が串から取れた状態で運ばれてきた(^^; それと、衣が少し硬いというか、ザラザラした感じ。でも、以前大阪出身の人と寅卯で飲んだ時、「寅卯の衣は上品すぎる。もっと大阪の衣はざらついとるでぇ」みたいな話を聞いたことがあるので、こっちの方が本場に近いのかもしれん。でも、俺は寅卯の方が好きだな。酔っ払ったらすぐにチンコとかマンコとか言いだすけど、実は根が上品な人間なので。てへ。

20140613_manmaru2.JPG
値段は安いのか高いのか微妙。いや、高いってことはないけど、「お、これ安いじゃん」と思って注文したら量がえらく少なかったり、なんか、うん、微妙(^^;
でも、一人あたり生ビールを 4~5杯飲んで 3千円弱の勘定だったから、やっぱ安いんかな?うーん・・・

ただ、岩国の他の居酒屋チェーンはそんなに特徴がないというか、モンテビアはビールに特化した感じだけど、「養老乃瀧」やら「居心伝」やら「はなの舞」やら「つぼ八」やら、まあ、同じような店ばっかだったので、大阪の串揚げが食える店というのは貴重だな。

正直なところ、今回は最初から最後まで大笑いしつつ飲み食いしてたので料理の評価は出来ず。話した内容は覚えてるけど、何食ったかはあんま覚えてないし(笑)
今度、地元のツレとゆっくり飲んでみるか(笑)
まだ、食べログにも載っていない店だ。

20140609_souhouen2.JPG
吉島東2丁目にある「本場中華料理 双鳳園」である。
開店キャンペーンで生ビールが安くなってるので、まだ開店してそんなに日は経ってないのだろう。
ただ、俺が初めてこの店の存在に気づいたのはゴールデンウィーク中のことなので、もう一ヶ月は経ってるんだろうけどね。

昨日、江波の本社(笑)まで、郵便物などを取りに自転車で向かっていたのだが、「そう言えば、担々麺の看板を出した中華屋が吉島にできてたなあ」と思い出してちょっと寄ってみたというわけ。

12:40頃に入店したのだが、客はサラリーマン風の中年男性が一人いるだけだった。
「あり?(店の選択を)ミスったかな???」と一瞬不安になったのだが、すぐにまた出て行くのも失礼な話なのでそのまま入店。
「お昼サービスのメニュー」から「炒飯付きラーメンセット」を塩ラーメンで注文した。750円也。
注文を聞いた中国人のおばちゃん(非常に丁寧な接客なのだが、ちょっと元気がない(^^;)が、ラジカセのスイッチを入れて中華風の音楽を流してくれた(笑)

そして、しばし待って出てきたラーメンセット。これが当たりだった。

いやあ、この塩ラーメン、美味いわあ。
メニューには「上品でさっぱりした塩味珍珠入り葱スープ」とある。珍珠ってなんだ?と思ったが、タピオカのことなのか。いや、どこに入ってたのか全然気づかんかったけど(^^;
しかし、スープは書かれているとおり「上品でさっぱり」した実に美味しい塩味ラーメンスープだった。
けっこう強いニラっぽい香りがするので、最初は癖のあるスープなのかな?っと思ったのだが、これがもう天然塩の旨味がしっかり沁み出た上品な味わいの一品なのである。
そして、でんと中央に載った厚切りの塩チャーシューが絶品であった。

20140609_souhouen1.JPG
あまりの厚切りぶりに、ちまちまと小さく噛みきっては食べていたのだが、肉の旨味と、天然塩の旨味が絡まり合いながら舌の上にウマウマしょっぱい味を広げていく。そこにラーメンスープを啜り加えるとそのしょっぱさが緩和され、ただただ旨味が口腔内に広がっていく。そんな感じ。
後で気づいたのだが、メニューに「塩チャーシューは、少しずつお召し上がりください」と書いてあった。厚切りだったので、自然とそういう食べ方になってたんだけど、正解だったんだな(笑)

炒飯はあんまり美味しくなかったけど(不味いわけではないんだけど、俺には薄味すぎるかな)、この塩ラーメンはなかなかの一品ですわ。
麺の茹で具合も、ちょっと固めでグーですよ!!

いやあ、なんか、こういう新しい店で当たりを引くとなんか嬉しいよねえ。
この店、汁なし担々麺もあるし、この感じだと俺の苦手な「中華料理店の醤油ラーメン」も美味いのを食わせてくれるかもしれん。メニューの説明文の「伝統味違う醤油味」というのは微妙な日本語でよく意味がわからないけど(^^;、他所とは違う新しい醤油味を食わせてくれるという意味かもしれん(笑)

事務所から自転車で 20分以上かかるけど(^^;、ちょっと通ってみるか・・・

このアーカイブについて

このページには、2014年6月以降に書かれたブログ記事のうちお店カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはお店: 2014年4月です。

次のアーカイブはお店: 2014年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


2020年1月: 月別アーカイブ

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら