お店: 2017年7月アーカイブ

金曜日の晩飯は、先日食べ損ねたお好み焼をやっと口にすることが出来た。

訪店したのは本川町の「鉄板焼き 鉄華」。初めての訪店である。今週頭に覗いた時は満席だった。人気店のようだ。

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俺がよく行くお好み焼屋「みつ」から徒歩 2~3分の位置にあるのだが、何ヶ月か前に偶然店の前を通るまで存在に気づかなかった。
まだまだ十日市界隈、新しい発見があるぜ!(笑)

19時前頃訪ねたのだが、まだ奥の席にもカウンターにも空きがあった。
入り口から入ってすぐのカウンター席に陣取り、「生ビール(中)」450円也と「とんペイ焼き」480円也を注文。
本当はもう少し軽いものから晩酌を楽しもうと思ってたんだけど、なにせ初めての訪店だったもんだから慌てて注文してしまった(^^;

そんな感じだったので、お好み焼きの中に「ミニ」サイズ、いわゆる「ハーフ」があったのは助かった。
「とんペイ焼きだけでは物足りないが、お好み焼き丸々一枚は多すぎるなあ」と思っていたので。

最初の生中でとんペイ焼きを平らげ、それから「生ビール(小)」350円也と「ミニお好み焼(そば)」550円也を追加注文。これで晩飯完了。

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ところで、この店、居酒屋代わりに仲間内の飲み会とかによさそう。
鉄板焼きメニューは当然として、しそニンニクのような簡単なつまみから、本格的な刺し身まで揃ってる。
お酒の方も、佐賀や岐阜の日本酒なんかも扱っていて楽しめそう。
ま、問題なのは、一緒に飲み会開いてくれる仲間がほとんどいないってことですが(^^;

ちょっと話がずれるけど書いちゃうと、実はこの日、お客さんのところで十日市界隈の立ち呑み屋の情報をググっているところにお客さんがやってきて、「お店探してるんですか?」「はい。今日行く店を探してます」なんて会話が始まった。
「へえ。今日は何の飲み会なんです?」「え?いや。一人ですけど?」「え?」「一人で行く立ち呑み屋を探してて・・・」「え?一人?一人で酒飲みに(街に)出るの?誰かと一緒じゃなくて?」みたいな展開に(^^;

そこで言いたい。

一人呑みに対する偏見はやめろぅ!!俺は純粋に一人呑みが好きなんだぁ!!
別に友だちがいないから一人呑みしてるんじゃないぞぉ!!

・・・というところで、また話をもとに戻す。

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さて、このお店。濃紺のハンチングにコックシャツというオシャレな出で立ちの大将と給仕の女性が二人で切り盛りしている。けっこう、限界に近い感じも(^^; あまりに二人が忙しそうなので、正直、追加注文のタイミングにはかなり気を使った(^^;

時給 800円くらいでバイトを入れるのは厳しいんかねえ???
多分、俺、給仕担当がもう一人いたら、もう一品は追加で注文しとったよ(笑)。遠慮して注文を飲み込んだお客さん、俺の他にもいると思う。

バイト入れた方が結果的に儲かりそう・・・なんだけどねえ。
十日市町、いや、正確には本川町だけど、ま、いわゆる「十日市界隈」に新しい立ち呑み屋を見つけたので行ってみた。

「街の洋食屋 メリメロ」のところの十字路を東に向かう小路に入ると、それこそ徒歩1分ほどのごくごく近くに「立ち呑み 西乃屋」がある。

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周りはマンションばかりなので、「西乃屋」の赤提灯はとても目立つのだけど、今まで気付かず通り過ぎていた。まあ、「才家」に行く時くらいしかこの辺通らないからなあ。

それが、一週間ほど前にたまたま近くのコインランドリーを利用して、洗い上がるまでの暇つぶしに周りを散策していたら偶然発見した。
その時は、洗濯が終わったら事務所に戻ってすぐに仕事をしないといけなかったし、「いや、でもビール一杯くらいは」と思わなくもなかったんだけど、店の前に置かれたベンチに太った中年女性2名(どうも母娘のような)が陣取って大声で世間話に興じていたため入りづらかったのである。あれ、営業妨害だよな(^^; 常連かもしれんけど。

というわけで、一回目は店の存在確認だけで終わっていたのだが、この月曜日の夜、ついに訪店することができた。
800円だと思っていたハンバーグランチが 980円だったという悲しみを抱えて俺は「西乃屋」の入り口をくぐったのである。

中に入ると、30代くらいのお兄ちゃんが一人、カウンターの中に立っている。このお兄ちゃんが店主だった。若干「大将」と呼ぶには抵抗もあるが、他の飲み屋についてのエントリー同様「大将」と呼ぶことにする。

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メニューを見るとハートランドがあったのですぐに注文。小瓶で 500円也。
飲み物の注文が通ると、大将から「最初に焼くものを紙に書いてもらえますか」と説明が。そういう仕組なのか。客は俺一人なので口頭で言っても良さげではあるが、まあ、この店には店なりのやり方があるのだろう。店のやり方に文句を言うのは無粋である。
しかーし、俺の後に入ってきた常連ぽいお姉ちゃんからは肴も口頭で注文受けてたで。ぶれてるなあ(笑)

あ、大将の愛想は良いです。決して「注文は紙に書いてもらわんと困る」みたいな口調での指示ではなかったことは書き添えておきますぞ。

酒類は、決して「多い」というわけでもないが、ビール、焼酎、日本酒、スコッチ、それぞれポイントは抑えている感じ。
例えばビールはキリンラガー(生)、一番搾り、サッポロラガー、ギネスに、上に書いたようにハートランド。どれも俺の好きなビールばかりやん。
焼酎が強い店のようで、日本酒の冷酒は2種しか置いてないが、「華鳩 生もと純米無濾過」「瑞冠 こわっぱ」と良い選択である。
あと、アイラのラフロイグとボウモアというスコッチの定番を置いてくれてるのも嬉しいなあ。
店主の酒の好み、けっこう俺と似通ってる感じやなあ。

ただ、酒も肴もお値段はちょっと高めである。
生中(キリンラガー)は 550円だし、瑞冠一合も 650円。
焼き鳥も、ささみが一本 240円、ハツが 320円という感じだ。
あ、普通の居酒屋として考えたらそんなに「高い!!」というわけじゃないんだけど、立ち呑み屋はやっぱ安価なイメージがあるから。「立ち呑み屋価格」が頭にあると「ん?」と思う値付けだという話し。

串には鶏、牛、豚などがあるが、この日はハンバーグランチを食べた直後であまり腹には入りそうになかったので、鶏メニューの中から「ささみ」240円、「せせり」270円、「白肝」320円を注文した。

上に書いたように「立ち呑み屋としては高め」な価格設定だが、串のタネはどれも他の店より大きめやね。「ささみ」も「せせり」も普通の焼き鳥屋の 1.5〜1.8倍程度の大きさじゃないか?そう考えると、「せせり」一本 240円もおかしな金額ではない。

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味の方はどれも美味かった。
「白肝」も良い焼き具合で堪能した。320円という価格にまったく不満は無い。
そうそう。「ささみ」は基本的に「わさび」が載っているので、苦手な人は言った方がいいかも。ま、俺は大好物なので喜々といただいた。

いつもならまったく店の人間と無駄な話はしないのが俺スタイルなのだが、さすがに俺の広島での活動ベースである「十日市界隈」の店だということで、「いつからやってるの?」と聞いてみた。

今年の 3月からだと言うことだったが「実は新装開店ではなく、再開なんですよ」と大将は苦笑いを浮かべる。「再開?」と確認すると、「1年数ヶ月前にここで店を始めたんですが、開店 2週間目にバイクで事故ってずっと休んでたんです」と。
そうなんや。その新装開店の時はまったく気づかんかったわ(^^;

バイクに乗っているということで、なんか親近感湧いたなあ。
この日は急ぎの仕事があったので、ハートランド1本ですぐに帰ったのだが、近々、ちゃんと時間がある時に再訪してみようと思った。
昨夜は常駐案件とは別物の案件で、朝までに Web システム三画面ほどプログラムを書かないといけなかったので(一本はもう完成してたんだけど)、事務所に泊まって朝まで作業。結局、4:30までかかってしまった。眠い。

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ということで、晩飯は広島で取ったんだけど、夕方から俺の心は「お好み焼」でいっぱいになっていた。週末にキャンプに行った時、自宅で留守番の嫁さんが「じゃあ、久しぶりに私はお好み焼を食べようかな」と言ってたのが耳に残っていたのだ。俺もお好み焼、食いてぇ〜。

・・・が、残念ながら、十日市町の「みつ」、「鉄華」と覗いてみたが人が多かった。テーブル席は埋まり、カウンターにぽつぽつ空きがあるくらいだが、俺、カウンターで、知らない人と肩並べて飯食うの、無理ですから。せめて椅子一つ分空けてもらわないと。
「とん平」はガラガラだったけど、この店って何か秘密結社が集会に使う店なんでしょ?雰囲気的に(笑)なのでスルー。

そして、「才家」にはたどり着けなかった。
なぜなら、「才家」に向かう途中にある「街の洋食屋 メリメロ」に入ってしまったからだ。店の前の看板を見て、唐突にハンバーグランチが食べたくなったのである。

店の入り口にある黒板(看板)を見ると、ハンバーグランチが 800円のようだ。
俺はハンバーグにあまりコスト価値を見いだせない。ハンバーグに高い金を出すのであれば、別に美味いものは沢山ある・・・と思っている。
でも、まあ、お好み焼のダブルをいっちゃえば 800円くらいするからな。よかろう、よかろう。今日はハンバーグランチにしようと決めたのである。
何度も店の前を通ったことはあるが、初めての「メリメロ」訪店であった。

・・・が、既にオチがタイトルになってるんだけど、価格を 800円と思ったのは俺のミスだった。
黒板にはハンバーグランチを始め3つのランチメニューが書かれ、その下にローストポークと、ひときわ大きな字で 800円と書かれていたのだが、この 800円は多分ローストポークのもので、ランチの価格は書かれてないか、どこかに小さく書かれていたのだろう。

がっかりである。

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ハンバーグランチは美味かった。でも、980円の内容ではない。確かに店の手作りのハンバーグは美味かったが、味、サイズともにありきたりであった。俺的には「だいたい780円くらいの値付けが適正な内容やなあ。その値段なら満足できそうや。そういう意味で、800円ならギリOKってとこかな」という感じであった。

980円?無い無い(^^;

中年のおっさんが一人で洋食屋に入ってハンバーグランチなんか食ったから、ラーメンの神様か場末の立ち呑み屋の神様が怒ったのだろう。

たった 180円の差って言うことなかれ。
10食で 1,800円。立ち呑み屋で豪遊出来る金だ。決して無視していい金額ではありませんぞ。

正直、あの内容で 980円は厳しいんじゃないか・・・実際、客少なかったし・・・
木曜日、「つくね屋」で美味い焼鳥を満喫したあと、榎町の小路を抜けて「寅卯」に向かったのだが、その間に一店、行きたい行きたいと思いつつずっと行けずにいた立ち呑み屋があるので寄ってみることにした。

「立ち呑み Ruelle(リュエル)」である。

初めてではなく、三年ほど前に一度訪ねたことがある。
外国のパブ、バルっぽいちょっとおしゃれな感じの内装で、なのに食べ物も新鮮なイサキの刺し身が出てきたりして、雰囲気、実力ともになかなかいけるな・・・と思った店。

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ただ、若い客が多くて、それも女子が。俺みたいな中年のおっさんの一人呑み客は大層浮いてしまって、それ以来なかなか行けずにいて早三年・・・という感じだったのだ。

・・・が、今回たまたま近くでW■さんと呑んだので、同行をお願いして三年ぶりに訪ねてみた。

時間が早かったためか、客は一組三人だけ。いや、多分、皆バラバラに店に来て、意気投合して話をしているという感じ。そういう意味では三組三人か。その中の若い軽い感じの男が俺たちが店に入るとジロっと人を値踏みをするような嫌な視線を向けてくる。ああ、いるいる、こういうちょっと洒落た感じの店だと、必ず常連気取りのチンピラが発生するんだよな(笑)
自分の知らない客がマスターと盛り上がってたら腹を立てるやつ(笑)寂しがり屋か?お前・・・って感じ。

まあ、それはそれとして、何か三年前と店の雰囲気やマスターから受ける印象が変わってしまったような・・・

なんか店全体の元気がないというか・・・上手く言えないんだけど・・・
もしかしたら、この店は盛り上がるのはもっと遅い時間なのかもしれないけど、それにしても妙に店の雰囲気が暗くて・・・

マスターももっと話しかけてくれた気がするし、もっと明るいノリのいい感じの女の子がいたような・・・

この日も俺らが呑んでいる時に店の女の子が(出勤なのか、おつかいに出てて帰ってきたのかわからないが)やって来た。でも、常連さんとは一言、二言話をしてたんだけど、俺らには「いらっしゃいませ」の一言もなし。俺らのことはチラっと一瞥しただけである。(俺らの後ろを通ってカウンターの中に入る時だけ、「ちょっとすみません」と声をかけてきたけどそれだけ(^^;)

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まあ、それでも「良かった時」のリュエルを知っている俺は、レッドアイを呑みながら(これはなかなかの逸品だった。トマトジュースとビールの割合もバッチリで、今まで呑んだレッドアイの中では評価高し)「ペペロン枝豆チーノ」(ペペロンチーノ風味の枝豆。そのまんまの名前(笑))をつまみ、「次は何を頼もうかなあ」とか思っていたのだが、初めてリュエル訪店のW■さんには耐えられなかったようで、まだ枝豆も半分くらい残っていたのだけど、「そろそろ行こう」とわずか 15分ほどで店を出たのであった。

W■さん評は「やる気のない店」(^^;
確かに、この雰囲気では「やる気がない」風に初見の人に見えてしまうのも仕方ない気が・・・

ただ、俺的には、こういう雰囲気だからこそ、今はあの頃より中年男子一人でも行きやすい店になっている気はする。

ということで、今度は一人でもう一度チャレンジしてみようかな・・・と思っているのだ(笑)
昨日は岩国の飲み仲間と三川町の「すし将軍」に行く予定だったんだけど、その彼から夕方、残業でいけなくなったと連絡が入った。
そしたらタイミングよく、仕事&飲み仲間であるW■さんから「今日、飲みに行ける?」と連絡が。

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この間から久しぶりに飲みたいっすねえとか話してて、「木曜日はどうよ?」「木曜日は岩国のツレとすし将軍行くので、飲みに出るとしたら遅くなっちゃいますねえ」「そっかー」みたいなことになってたんだけど、「すし将軍無しになったんで、いつでもいいっすよ」と夕方から十日市界隈を徘徊することにした。

W■さんと飲むのも実に 8ヶ月ぶりだなあ。
去年の 11月の下旬、「ふくろう」最後の日(あ、俺が「ふくろう」に行ける最後の日って意味で、実際の「ふくろう」の閉店はその数日後)に、他の常連の人も含めて皆で「すし将軍」に行って以来だ。

元々、「寅卯」で一杯やろうって話しをずっとしてたんだけど、昨日は俺がどうしても焼鳥が食べたくてしかたなかったので、十日市交差点にほど近い「焼き鳥 つくね屋」からの徘徊スタートとなった。

夕方 18:30頃。
実は、こんな時間に「つくね屋」に来るのは初めて。
だいたい、23時を過ぎた辺りの時間帯に、十日市の事務所で一仕事終えてからとふらふら訪店することが多いので、日によっては注文したものの半分くらいが「すみません、今日はもうそれ終わっちゃってて」みたいになっちゃうという(^^;

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この日はさすがに全ての注文が通った(笑)

大将の厳つい見た目からは想像できない丁寧で繊細な仕事で焼かれた焼鳥は美味い。
「ぼんじり」や「ささわさび(ささみのわさびのせ)」なんかも売り切れて無くて幸せ(笑)

一人、串 6本にビールとハイボールを一杯ずつって感じで、まだ明るい時間の焼き鳥屋を満喫(笑)
W■さんも「いい仕事してるねえ」と気に入ってもらったようでよかった。

大将は(ま、広島の地元民だから当たり前だけど)熱烈なカープファンで、大瀬良選手や堂林選手も店に来たことがあるみたいなんで、カープファンの人は一度訪れてみたらいかがかな?
昨夜は久しぶりに「ふくろう」の元大将・W■さんと十日市界隈で呑んだのだが、最後の〆は土橋町にあるバー「BAR K.C」であった。

まだ三十代の若いマスターがやっている店だが、なかなか渋い本格的なバーである。
土橋にこんなバーがあることが驚きだ。土橋というと、なんとなく焼鳥と炉端焼きのイメージが・・・(笑)

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店はカウンターに 8席だけの小さな店。このサイズ感も良いなあ。
最近、そういえばビールの他には日本酒や焼酎ばかりという飲酒生活だったが、やっぱりこういう店に来たら美味いモルトを味わいたくなった。と言っても、そっち方面に詳しいわけでもないので、「アイラの何かを」と超曖昧なオーダーを(笑)
ウィスキーはスモーキーなのがやっぱり良い。
BAR K.C にはアイラモルトはラフロイグ(LAPHROAIG)、ボウモア(BOWMORE)と・・・もう一種類。ラフロイグとボウモアは家に常備しているので、そのもう一種類のアイラモルトをもらうことにした。

・・・が、名前忘れた(笑)
帰る時にももう一度確認したのに、2階にある店から階段で下の道に下りた時点で忘れてしまった(^^;
W■さんに「なんでしたっけ?」と聞いてみたが、当然「知らん」という回答であった(^^;
アードベッグ(Ardbeg)じゃないことは確かだが(なぜなら、スコッチに疎い俺でもアードベッグは知っているからだ(笑))、ラガヴーリン(Lagavulin)だったか、ブナハーブン(Bunnahabhaub)だったか・・・

ま、今度、もう一回行って確かめよ(笑)

それから最後に「ささっと一杯飲んで帰りたいので、ショートカクテルで何かお願いします」とこれまた曖昧な注文をしたら、「X・Y・Z」が出てきた。ラムベースでレモンジュースの爽やかな香りが心地良い。
最後の〆にふさわしいカクテルだった。

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この BAR K.C は AM2:00 までやっているので、遅い時間に飲みに出ることの多い俺にはありがたい。
それと、バーで出すビールは俺の大好きな「ハートランド」だというのも魅力的。「小さな店なので何種類もビールを置くわけにいかず、一種類だけ置くのなら何が良いかと考えた答えがハートランドでした」とのこと。ハートランドは「個性的でありながら変な癖がなく誰でも楽しめる」バランスの良いビールという結論のようだ。

そうそう、アイラモルトのロックが出て来る前、ショートカクテルのグラスで出てきたのはビシソワーズ。これがもう強烈に美味い。
お酒を飲む前に胃に何か入れていただければ・・・というマスターの優しさから出されるこのスープが美味い、美味い。酒飲まずにこれだけおかわりして帰ろうかと思うくらい(笑)

というわけで、すっかり気に入ってしまいましたよ、「BAR K.C」。
土橋にこんな居心地の良いバーがあったとは・・・
基町の高層アパート群の端っこ、上野学園ホール(旧広島郵便貯金ホール)の近く、白島北町にある立ち呑み屋「立ち飲みちょっとBAR 現金屋」。

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酒屋と立ち呑み屋が一緒になってて、入って右が酒屋、左が立ち呑み屋って感じだけど、しょっぼい角打ちをイメージしてたら全然違う。俺の知ってる広島市内の立ち呑み屋の中でも、店内の作りはなかなか立派な方だ。
外観はそうでもないので(失礼な(^^; いや、でも、看板とかが街のチケット屋みたいで安っぽいのよ(^^; 店名も「現金屋」だしね)、ちょっといい意味で驚く。

なかなか白島北町の方まで飲みに行くことはないが、この日はズムスタでの二週連続のカープ敗戦に遭遇し、傷心の俺はいつの間にか現金屋の前に立っていたのである。

「いつの間にか」ってのはあながち大げさな言い方ではなくて、球場でビール三杯、カップ酒二杯を飲んで、それに心の傷がプラスされた俺はそれなりにアルコールが回っていて、今朝、偶然スマホの写真フォルダで現金屋の写真を発見するまで、すっかりこの店に行ったことは忘れていたのだ(^^; てへぺろ。

だって、生ビール一杯 390円也しか飲んでないんやもん。

実は、ズムスタから移動してこの店に到着したのは 22:10頃であった。
この店は 22:00ラストオーダー、22:30に閉店である。早い気もするが、高層アパート群の中にある店だから、あまり遅くまで営業も出来ないんだろうなあ。

この日は店の前にテーブルや椅子を出し 10人くらいの人たちがわいわいがやがや楽しそうに飲んでいたので、まだやってるんだろうと思って入り口から中を覗くと客の姿ゼロ(^^;
しぶい初老の大将に「もう駄目なんですか?」と聞くと「はい。」と一言(^^; でも、「そうですか・・・」と俺が肩を落とし去ろうとすると、「いいですよ。飲んで行ってください。」とありがたいお言葉が。
ただ、厨房の女性(奥さん?)に「一人、いいだろ?」と大将が声をかけると、明らかにその顔は迷惑そうだった・・・(^^; す、すんません。

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しかも、大将の実家が庄原の酒屋だと聞いて、ついつい「おお!庄原なんですね!」と大げさに反応しすぎちゃって・・・
大将が嬉しそうに「庄原にはよく行かれるんですか?」と聞いてくれたんだけど、庄原に行ったのってもう何年も前で、「あ、いや、まあ、ごくたまに・・・」と正直に応えたら、「ああ、そうですか・・・」みたいに変な空気になっちゃって(^^;

というわけで、大将は「好きなだけ飲んでもらっていいですよ」と言ってくれたのだけど、生ビール一杯だけやって「今度は早い時間に来ます」と早々に退散したのであった(^^;

なんか、色々すみません(^^;

店オリジナルの焼酎もあるみたいだし、白島駅からなら歩いても大した距離じゃないから、岩国の焼酎好きの友達誘ってまた行ってみるかな。
先週金曜日はいつものライブ観賞仲間三人で「電大」のライブに出かけた。
場所は胡神社の前にあるライブハウス「SECOND CRUTCH(セカンドクラッチ)」。
18:30開場の、19:00開演というスケジュールだ。

俺も 17:30の定時になったらすぐに職場を出たのだが、二人は俺より早く現場に到着して 0次会と称してすでに一杯やっているらしい。ライブ前にビールで喉を潤しておくのは大切なことだからね(笑)ライブ中は声援などで喉を酷使するから。

俺は 17:50ちょっと過ぎ頃に現場着。
少し時間があるので、LINE で 18:15に SECOND CRUTCH 前で待ち合わせをする旨をやり取りして、俺は流川の「立ち呑み ほしの」へ。8ヵ月ぶりくらい(^^;

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「ほしの」は怪しい店である。
つぶれたスナックのあとに居抜きで入った感がぷんぷんだ。立ち呑み屋なんだけど、端の方にスナックだった頃に使っていた椅子がそのまま置かれていて、長居する常連はそれを引っ張り出して来て座り呑みをする。

そして、一番怪しい(?)のはここの雇われマスターだった若い兄ちゃんなのだが、この兄ちゃん、ある日失踪したようで、今は別のお兄ちゃんがカウンター内に入っていた。
一応失踪の件は立ち呑み仲間のH口君が噂話として入手していたのだが、新しいマスターに聞いてみると、本当にある日突然「仕事すんのやんなちゃった」的にポンとやめて失踪したようである(笑)
現マスターも若干呆れ気味ではあったが「まあ、店のお金を持って逃げたとかじゃないんで、全然いいんですけどねえ」とのこと(笑)
あの兄ちゃん、面白かったんだけどなあ。

でも、新しいマスターの方が接客は上手だし、受け答えもきちんとしているので落ち着いて飲めるね。これはこれでいいかも。

結局この日は 15分くらい居ただけなんで、キリンクラシックラガー(中瓶)450円也と、自家製燻製 300円也の計 750円のお勘定。

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「これからセカンドクラッチでライブ観るんでもう行きますわ」とさっさと席を立つことを詫びると、マスターが「え?誰のライブですか?」と反応。

「知らんかなあ。『電大』って言う・・・」
「あ、ユニコーンの?」
「そうそう。」
「『民生以外のユニコーン』ですね?(笑)」
「そう。当たり(笑)」(ABEDON はいないんでちょっと違うけど(笑))
「いいですねえ。俺もユニコーン、好きなんですよ」

・・・て。

多分、前の若い兄ちゃんだと、こんな会話はできなかったなあ。
というわけで、「ほしの」はマスター代わったけど、いい感じです(笑)

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