お店: 2018年6月アーカイブ

「餃子バル 餃子家 龍」と言えば、広島では有名な餃子屋チェーン(もしかして直営?)だ。

広島市内のあちらこちらにお店がある。
しかし、何故か俺は一度も訪店する機会がなかったのである。

20180628_ryuu1.JPGが、ついに訪店。
街に用事があって出たんだけど、小腹が空いちゃって・・・
「餃子家 龍 袋町店」に飛び込んだのであります。

取り急ぎ「龍ちゃん ライムハイボール」290円也を注文し、メニューを眺めつつしばし悩む。初めてなので、何を頼んだらいいものやら。
「焼き餃子」290円は注文するとして、もう一品欲しい。そして目に飛び込んできた一品。
「名物‼︎麻婆豆腐」580円也。これに+100円で「さらに激辛」オプションを追加。

これが大正解だった。
麻婆豆腐、辛くてうめえ。鉄鍋のなかでいつまでもグツグツ熱くて、さらに花椒の効いていること、効いていること。
「あつ、あつ、はふ、はふ、ひー、ひー」て言いながら、麻婆豆腐をすくう木の匙が止まらね〜(笑)
俺の周りが一気に四川省になるで。

20180628_ryuu2.JPG餃子は焼き具合が抜群だったが、味はあまり俺好みではなかったかな。まあ、美味いけど(笑)

いやあ、しかし、麻婆豆腐は(激辛にしたら)ほんまに辛くて美味かった。
また、ちょっと時間があるときには、熱々の激辛麻婆豆腐をやりながら冷たいビールをぐきょぐきょ味わうために寄ろう。

ちなみに、バイトの女の子が大変可愛いかったですな。しっかりしてたし。 
ああいうちゃんとしたバイトの娘がいると、店の評価もグイっと上がるよね。

ほんと、やられたって感じだった。

大竹の国道2号線沿いにあるラーメン屋「昇龍軒」である。正確には、「ラーメンとスタミナ丼 昇龍軒」・・・かな?

20180622_syouryuu1.JPG
以前、「濃厚豚骨ラーメン」を食べたときに、「濃厚つけ麺」ってのも気になっていたので、この金曜日に午後休をとって帰る途中、昼飯を食べに「昇龍軒」に寄ってみたのである。

で、880円もする「濃厚つけ麺」を注文したのだ。

大失敗だった。

こんなもん、880円も払うようなもんじゃないぜ。

麺は完全に冷凍麺をレンジでチンやろ?
容器が高台まで熱々なのがその証拠。実際、あの太さの麺を真面目に生麺の状態から茹でたら、10分くらいかかってもおかしくないが、注文したらけっこうすぐ出てくるからな。

で、具は刻みネギと薄いチャーシュー一枚、そして海苔一枚だけ。

例えばつけ汁の中にチャーシューブロックやシナチクなんかが入ってるわけでもなく、つけ汁はただのつけ汁である。もちろん、濃厚なのは確かだ。でも、これ、シンプルにもほどがあるやろ。

店員の手はかからない(レンジでチンだから)、材料費もろくにかかってない(具がネギとチャーシュー(極薄)と海苔(不要)だけ)、ボリュームも満足できない(ほんま、ぺろっと食べれる麺の量)、500円でいいくらいの品だ。
実際 500円だったとしたら、「なるほど、500円で出すために、いろいろ手抜きしたんだな。まあ、ワンコインで食えるんならいいか」って納得しただろうなって一品。

これが 880円!?久しぶりのボッタクリ商品に出会ったわ(^^;

20180622_syouryuu2.JPG
まあ、ここのラーメンも、絶対 750円取るような品じゃないんだけど、ラーメンに関しては「替え玉無料」なんで、ま、それはそれでありかもしれん。

でも、「濃厚つけ麺」は替え玉なしで 880円やで。500円の価値くらいしかないものが 880円?ほぼ詐欺認定やで(笑)

「いや、880円取らないとやっていけないくらい、材料には金かけてます」っていうんなら、それはお前らが無能なだけや。岩国の「一丁亭」なんて、700円台で具もしっかりあって、「昇龍軒」に負けず劣らず濃厚スープで、麺も自家製麺やで。企業努力が足らんのじゃ、アホ。

というわけで、「ごちそうさま」と店員に声はかけつつ、「二度と来るか、アホ。しかし、腹が全然満足できてない。もう一軒、ラーメン屋に寄って帰るか」と思っていた俺なのであった。


この間から行ったみたいと思ってた店が、中区中町の「串カツ 田中 広島店」である。

全国チェーンの店だ。「田中」というのは副社長の名字である。副社長のお父さん(もちろん田中さん)が考えた串揚げレシピを出している店だから「田中」である。

20180607_tanaka1.JPG
俺は(俺の飲み友達も)全国チェーンの店は敬遠するんだけど(残り少ない飲酒の機会を、個性の乏しいチェーン店で浪費したくないじゃん)、でも、まあ、串カツ(串揚げ)の店と聞いたら無視出来んよね。
我が心のオアシス「串カツ 寅卯」と比べてどうかということを調査しないと!(笑)

というわけで、先日中町のお客さんと打ち合わせをした帰りにフラっと訪ねてみたのである。

実は何週間か前に一度来たことがあるのだが、そのときはほぼ満員で、カウンター席にちょっと空きがあったけど、初めての勝手知らない店でぎゅうぎゅうな状態で飯食いたくないから入り口でUターンした。
そういうわけで、念願の「田中」なのであった。

まずは飲み物に「ガリ酎」399円を。チューハイに新しょうが入ってるやつね。
食事と一緒に飲むには、ちょっと甘めの味付けなんだけど、飲み終わったあとに底に溜まった新しょうがを皿に移して、しゃくしゃくつまんで食べるのが好きなのよ。貧乏臭くてすまんのお(笑)

この日は最初の串2本が無料サービスだということだったので、(初めての店なのでメニューもようわからんので、いきなり「選べ」と言われてちょっと焦った(^^;)「串カツ牛」と「紅しょうが」をお願いする。
そこで、ソース二度漬け禁止、追加でソースを付けたいときは、キャベツでソースをすくって串にかけろという説明が。まあ、知ってる話だけど黙って聞く(笑)

「串は少し時間がかかるかもしれないので、なにか一品料理を頼まれませんか?」と言われたので、「ピリ辛もやしナムル」290円を注文したら、先に串揚げが出てきた(^^; なんやねん、もう!えげつない商売やって!!

それはそうと、結論から言うと串揚げはやっぱり美味い。
最初に頼んだ「串カツ牛」も 120円串なのにしっかりボリュームがあった。世の中には、串に貼り付くようなギリギリの量の肉しかついていない牛串もあるからな(^^;

なので、串揚げもよく食べた。最初の二本に続けて「ハムカツ」「ウィンナー」「ヤングコーン」「にんにく」と注文。どれも、まあ、普通に美味い。

20180607_tanaka2.JPG
ここで飲み物おかわり。次は「ビームハイボール」370円を。
基本、なにか食べながらでないと酒の飲めない俺は、そこで新たな肴を物色。串揚げもしっかり食べたし、なんか別の一品料理にしようかなと。そこで「ガリ〆鯖」という「しめ鯖としょうがを一緒に海苔で包んで食べる」料理を発見。
気になったんだけど、ちょうどそのとき入店して俺の隣に座ったおっさんが注文。出てきたのを横からチラっと確認すると、うーん、想像していたものよりちょっとしょぼい(^^;

というわけで、結局更に串揚げを、「レバカツ」「たらこ」「うずら」と注文。どれも美味かったのであった。

しかし、串揚げ 9本は食い過ぎじゃわい。勘定も 2,439円に。むう、こういうところでの一回のお代は千円台までが粋・・・と思ってる俺にとっては失敗じゃったわい。
でも、「寅卯」にないタネの串揚げも楽しめたので、ま、いっか。
「レバカツ」とか「たらこ」の串は食べたことがなかったもんで面白かった。

でも、まあ、何か中町方面に行く用事がなければ、わざわざ足を伸ばすほどでもないかな。
なにせ、俺たち土橋人には、「寅卯」という美味い串カツの店があるからなあ(笑)


本通を歩いていると、いつも大きな提灯が気になっていた。提灯を出しているのは、「炭焼き・煮込み 喜多よし」である。
細く暗いが足元に仄かな明かりが灯る雰囲気のいい階段を2階に上がるとそこが店だ。

20180531_kitayoshi1.JPG
まだ17時過ぎだったので、入り口から半身だけ出し「もう、やってますか?入っちゃっていいですか?」とおどおどと聞くと、入ってすぐの長いカウンター席の端っこに通された。
おどおどしたのは、カウンターの向こうにいた板さん二、三人が誰一人笑わずこっちを睨んでいたからだ(^^;

怖いわ。客商売なんで、職人のプライドがあるんかもしれんが、もう少し愛想よくせえや。

注文を取りにきてくれた女の子はまあまあ愛想が良かったので、俺もちょっと落ち着きを取り戻しつつ注文。

最初に注文した酒は品切れとのことで、改めて「豊能梅(とよのうめ) 純米吟醸 GxA おりがらみ生原酒 ピンクラベル」(高知県)を。グラスで 600円也。

アテは、「葉わさび」400円と「とり貝刺し身」780円で。
付き出しには、「ホタテのひもと筍の煮物」が出てきた。

「豊能梅 GxA シリーズ」は高知の酒造最適米「吟の夢」と、やはり高知生まれの酵母「AC-95」で作られた酒。高知の魂やね。

俺は実は高知の酒は辛いばかりであまり好きではないが(酔っぱらいの多い県で作られる酒はああなっちゃうんだろうね(笑))、この「豊能梅」は確かに辛いんだけど、飲んだ瞬間、青りんごのようなフルーティーな香りが口の中に広がり仄かな甘味も楽しめる。その甘い香りがいつまでも残ることなく、スッと舌の上から消える、いわゆる「キレのいい」酒だ。
キレのいい酒は食事と相性がいいのだが、何も食べずにこの酒だけをじっくり味わってみたい気もする。高知の酒にしては珍しく当たりだ。

20180531_kitayoshi2.JPG
俺は「腕はいいけど無愛想な頑固親父」的板前を一切認めない。客に愛想がふれないんなら、厨房の奥で料理だけ作っとけやと思う。客商売というのはそういうものだ。だからこの店に入ったときのこの店の評価は正直低かったんだけど、帰り際にはそんな板さんたちも「ありがとうございやしたー」みたいに元気よく感謝の言葉を口にしてたんで、ま、良いっかなっと(笑)
酒のチョイスもよかったし、周りをみると、なんか「客層」がよくて、ああいうお客さんたちに使われてる店なら、それだけの実力のある店なんだろうなと。

また、足を運ぶと思う。

ところで、今まで気になっていたのにどうして訪問しなかったかのか?・・・というと、チェーン店ではないかと疑っていたからだ。
別にチェーン店だから味が悪いとかサービスが悪いというつもりはない。ただ、貴重な飲み屋体験を「全国どこでも入れるし、どこでも同じサービスがうけられる」店でするのはもったいないと思うのだ。その土地の、個性のある店で飲みたい。俺の飲み仲間にもそういう人が多いので、何かの理由がなければ、まずそういう店には入らないのである。

「喜多よし」はチェーン店ではなかった。

中学・高校時代の友人が高田馬場で開いているビールバーが朝日新聞デジタルのコラムで取り上げられたようです。
藤原ヒロユキ氏の「To The Beer Bar~ちょいのみ親父の探訪記~ 第1回 高田馬場(東京)」です。

20180615_kiji.jpg俺の同級生でこっそりこのブログを読んでいる人がいるかもしれないので書いておくと、チロの店だよ。

店の名前は「16'S Stairing Steps Case」。「シックスティーンズ・ステアリング・ステップス・ケース」ね。
どういう意味なのかは、聞こう聞こうと思いつついつも忘れてしまう(^^;

俺もたまたま昨年から今年にかけて、数年ぶりに二度の東京出張が(ホントに 7、8年ぶりに)あったので、その度に訪店したんだけど、ビールだらけの夢のような場所なのです。

毎年本人がベルギーまで買出しに行ってるくらいで、相当数のブランドのあるベルギービールもほとんど網羅してるんじゃないかってくらいの品揃えで、ビール好きは絶対満足できるはず。

東京にお住まいの方、東京に出張する方はぜひ一度お立ち寄りを。
高田馬場駅を降りて大きな道(早稲田通り)を行けばいいだけなので、わかりやすいよ。

俺も 2/17(土)に、高田馬場駅近くの焼肉屋で仕事関係の知り合いと焼き肉を食ったあとで、ひとりふらふらと歩いて行ったけど無事着けたよ(笑)

そうそう。訪ねる際はなにかカープグッズを持っていくとチロも喜ぶよ(笑)
昨日はカープ・日ハム戦に行く予定だったんだけど、17:30に会社を出るとかなりの雨量。

まあ、それでもカープは伝統的に「カープうどんの売り上げがある程度上がるまで(笑)」は中止を発表しないんだけど、いくらなんでも試合はないだろうと、俺の足は球場とは反対側の十日市町へ。

20180605_shintani1.JPG向かったのは十日市にある「居酒屋 新谷(しんたに) 十日市店」。
ネットでググってみても、十日市以外の店はないので、「十日市店」というのは洒落なのか?それとも店主の複数店舗展開するぞ!という意気込みなのか?(^^;;

店の看板なんかは印刷物のチープなやつなんで、いかにも格安居酒屋チェーンの店っぽい感じ。
なのに、いつも客でいっぱいで不思議だった。まあ、店内もいい加減狭いんだけど。

さっそく、「雨後の月 特別純米」550円と、「あなごの天ぷら」750円、「お薦め握り寿司五貫」500円を注文。
チビチビやりながら店のテレビでカープ戦中止の発表を待つ(笑)
テレビには、雨の中赤いカープポンチョを被って試合開始を待つファンの姿が。
俺の隣で呑んでた(まだ18時前だというのにべろんべろんに酔っている(^^;;)おじさんたちも、「やれるわけなかろうが!早う中止出せや!」とテレビに向かって怒っている。

それから中止が出たのは10分ほど後。
まだ、酒も肴も十分残っていた。

ところで、この日も店内は混んでいた。座敷では既にこの辺りの会社なのであろう、10人ほどのスーツ姿の団体が宴会をしていた。
若い女性もいて楽しそうだ。サラリーマン時代を思い出す。

20180605_shintani2.JPGしかし、この店の人気の理由がわからない。
店員さんの接客態度はいいし、大将も人柄はよさそうだが、飛び抜けてスタッフの個性があるというわけでもない。

置いている酒は広島県の酒中心でそんなに種類が多いわけでもない
俺があまり広島の酒に食指が動かないのは以前別のエントリーでも書いたが、そのため最初は飲みたい酒がなくて黒霧島のロックを頼んだほどだ。
ま、すぐに雨後の月に注文し直したんだけど(^^;;

料理も、美味しいんだけど飛び抜けてどうこうというわけでもない
あなごは身が厚くて食べ応えがあったけど、まあ750円出してるんだしという気もする。

いや、本当に若い子たちの接客態度もよくて気持ちよく飲めたんだけど、何故にあんなにいつも混んでいるのかは最後までわからなかった。

一度の訪店でわかるもんじゃないのかもね。
機会があれば、もう一度行ってみようてぇ。

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