お店: 2019年5月アーカイブ

金曜日の19時から横川の「純米酒屋おちょこ」にて、久しぶりのM会。
以前同じプロジェクトで働いていた仲間5人での呑み会です。

不定期に開催していたのですが、メンバーが多忙を極めていたり、長期出張に出たりで、前回開催からかなり日が空きました。

20190524_ochoko1.JPG
今回は初めて横川駅周辺で開催。
M会的には横川駅を利用する者や近郊に住んでる者が多いのでこれはなかなかよかったんじゃないでしょうか。

お店は「純米酒屋おちょこ」。

日頃そんなに横川で呑むこともないんで場所をどこにするかは悩みまくりでしたが、M会の名前の元でもあるMさんとそれぞれ店情報をググりつつLINEで打ち合わせしていたところ、二人がほぼ同時に「おちょこって店がよさそうですよ」と書き込んだ奇跡の店です(笑)
この店が良さげと思った理由は「日本酒の品揃えが良さそう」だったから。
実際、冷酒だけでも11銘柄がメニューに並んでました。

M会メンバーには日本酒好きも多いので、最初はそれぞれに好きな酒を頼んでたんですが、途中から 2合ずつ頼んでそれをシェアしていくというやり方に変更(笑)
これだと、酒量はそこそこに沢山の酒が味わえてよかったですな。
俺が呑んだのは 7銘柄くらい。量的には全部で 4合くらいしか呑んでないんじゃないかな。それでも皆で馬鹿話しながら呑む楽しい酒で、すっかり酩酊してしまいましたが(笑)

呑んだのは、武勇(茨城県)を皮切りに、豊能梅(高知県)、あたごのまつ(宮城県)、豊盃(青森県)、而今(三重県)、澤屋まつもと(京都府)、一白水成(秋田県)。あと、広島県の酒が 2銘柄、奈良県の酒が 1銘柄あったんだけど、そこまでは辿り着けず(^^;

この中で特に気に入ったのは、「あたごのまつ」、「澤屋まつもと」、「一白水成」の 3つ。(あ、「而今」は美味しい酒だけど何度も呑んだことがあるので除外(笑))
俺好みの甘いフルーティーな香りのする酒で、一口飲む度に口腔内にほんわかと幸せが充ちるようなそんな酒でした。←いや、何を言っているかわからないと思いますが(笑)

20190524_ochoko2.JPG
常々俺は、西条(広島県)、灘(兵庫県)、伏見(京都府)の三大酒処を「日本人の酒離れの原因となった不味い酒を今も生産し続けている悪の帝国。他の蔵が頑張って作った日本酒ブームにちゃっかり乗っかってんじゃねえよ」と酷評していますが(実際、この日の「おちょこ」のセレクトにも灘の酒は 1銘柄も無し。広島の酒も、どちらも西条の蔵ではない)、「澤屋まつもと」を醸す松本酒造は伏見の蔵なんですねえ。美味かったですわ(笑)

「おちょこ」は刺身も焼鳥もどちらもレベルが高く、大将もしっかり笑顔で接客されていて良い店です(気難しい店主の店、ほんま嫌い)。
ま、そうなんですけど、実は途中からすっかり良い気持ちになっちゃって、あまり店の詳細を覚えてないのです(^^;
今度、一人でまた顔を出してみないといけませんわ(^^;

燃え上がった焼鳥への思いを「とり新」でサティスファクションへと昇華出来なかった俺は(笑)、そのまま東に徒歩一、二分。「炭焼桶屋 横川店」の暖簾をくぐった。駅裏のガード下の向かいの角の店だ。

20190524_okeya1.JPG
ここには以前来たことがある。その時は「桶屋」ではなかった。日本酒が豊富で、それに梅酒の品揃えが良かった。
有名な焼酎の銘柄で作られた梅酒もあって、当時の俺はまだ「獺祭」に出会う前で日本酒はほとんど飲まなかったが、美味い梅酒を食後酒として楽しんだものだ。なんて店だったかなあ。店名が思い出せない(^^;;

そんな思い出があったので、俺の心の中には焼鳥に加え、美味い日本酒への欲求がふつふつと湧き上がっていたのである。

が、やはりあの時とは違う店・・・

俺は心の焼鳥欲求に従って、「親鶏かしわ」「せせり」「ささみ(本わさび)」「ししとう」を注文。

実はこの後、別の店で仕事仲間と飲む予定だったので焼鳥はそのくらいで抑えておいた。でも焼鳥に合わせる酒はしっかり味わいたい。次の予定があるからといって、適当にハイボールで誤魔化すなんてしたくない。「もう日本酒いっちゃうもんね」と俺はメニューに眼をやったのだ。しかし・・・

メニューには「日本酒 一合/二合」の記載しかない。
「???・・・銘柄は?しかも一種類だけ?ああ、これは、店の人が選んだ美味い酒を日替わりで出してるみたいなやつか?」・・・いや、店内にそんな説明はない。これ、絶対「大関」とか「月桂冠」が出てくるわ・・・(^^;

「桶屋」は薬研堀店、銀山店、横川店があり、薬研堀店が本店のようだ。
ネットで薬研堀のメニューをチェックしてみる。ハイボールや酎ハイは充実しているが、やはり日本酒は「一合/二合」としかない・・・(^^;

20190524_okeya2.JPG
焼鳥は美味かったのに、なんと残念な・・・。
オーナーが日本酒なんて全然呑まない人間で、若い頃に呑んだ不味い日本酒のイメージをそのまま持ち続けているような感じなんじゃろうね。この店は、酒なんて酔えればええわぁ的な、ハイボールと酎ハイしか呑まない系の人たちをターゲットにしているようだ。横川店は佇まいが良いんで騙された・・・(^^;

まあ、焼鳥にはハイボールだ!とか、酎ハイで十分って人をどうこう言うつもりはないし、そういう人にとっては「桶屋」は十分に楽しめる店であろう。
ただ、親鶏の肉をガジガジして溢れ出してきた旨味と、上品でありながら力強くもある吟醸酒の香りのマリアージュを楽しむ機会を提供できない焼鳥屋なんか二流、いや、三流だ。
俺が「桶屋」に行くことももう無いだろう。焼鳥美味かったのに残念。

まず言っておきたいが、横川にある「とり新」は良い店である。

20190524_torishin1.JPG
この日、17:30の定時を迎えた俺は、すぐに職場を出て、横川駅裏にある以前から気になっていた店「焼鳥専門 とり新」の暖簾をくぐったのであった。時間は 17:50頃。

すでに大きな「コの字」のカウンターには数名の御老体の姿。近所の人なんだろう。テレビで大相撲を観ながら各自それぞれが好きなスタイルで酒を呑んでいる。

入り口付近に座っていたじいさんはひっきりなしに店主に話しかけていたが、他の御老体は静かに独り盃を傾けている。常連同士がぺちゃくちゃ話してて一見客の疎外感がすごい店があるが、「とり新」はそんなことはない。
最初に書いたように「とり新」は良い店だ。

「鶏肝生姜煮」280円、「冷奴」180円という値段は(税込みやぞ!)確実に安いし味も申し分ない。冷奴にはネギ、生姜(ま、チューブのやつだけどね(笑))、削り節(けっこう立派なやつ)という三種の薬味がちゃんと添えられている。
「生ビール」430円も税込み価格として考えると安い。お会計は明朗会計。この日のお代は計890円だった。やっぱ良い店だ。

20190524_torishin2.JPG
しかし、しかしである。「焼鳥専門」という看板には偽りありだ。
焼き鳥は、モモ、皮、砂ズリの三種類しかない(^^; これで「焼鳥専門」の看板を揚げちゃあいかんやろう(笑)

この日、焼鳥気分だった俺は、激しく裏切られた気分になり、生ビール一杯分、わずか 15分の滞在で店をあとにした。この焼鳥気分をどこかで解消しないと(笑)

いやあ、ホント、独り呑みには良い店なんだけどなあ・・・

ちなみに、看板には「焼鳥専門」と書かれているが、なぜかその下の庇には「鳥焼専門」と書かれている。「鳥焼」って・・・(^^; 残念ながら、これも減点対象である(笑)
火曜日は鷹野橋方面のお客さんと打ち合わせがあって、昼飯は近くのラーメン屋で摂ることに。

「ラーメン 勝っちゃん」である。

20190521_kachan1.JPG
入り口に貼られた「激辛赤ラーメン」の写真に惹かれたのだが、窓を全て覆うように沢山貼られた料理の写真を見ると、「カレーうどん」「カレー炒飯」「カレーラーメン」などカレー関係も強いようだ(笑)
こりゃ、何度か通わないといかんかもな(笑)

結局、この日注文したのは、「激辛高菜入りラーメン」600円也の半チャーハンセット。850円也。

炒飯は普通の味。店主が白髪のおばあちゃんなんで、「家庭の味的な、なんか白いところが残ってる、ウスターソースでべちょべちょにせんといかんような焼き飯が出てくるんじゃ・・・」と心配していたのだが、良い方に裏切られた。
いや、まあ、普通の味なんだけど、ちゃんと「ラーメン屋の炒飯」っぽいものが出てきたので嬉しい(笑)

裏切られたと言えば、激辛高菜入りラーメン。こういうと怒られそうだけど、「女の作る激辛ラーメンじゃ、そんなに辛くはないだろう」という思いがあった。女を馬鹿にしているわけではなく、何となくのイメージで。

実際、出てきたラーメンは白濁したスープの上に赤黒い高菜漬けが添えられているが、量的には大したことはない。それをスープに溶かして激辛スープにするわけだが、「たったこれだけではねえ。ちょっとした味のアクセントって感じか」って少々拍子抜けだった。

んが、裏切られた。良い方向に。

けっこう、本格的に辛いのだ(^^;。
スープ全体に溶かし込むには量が少なすぎないか?と思ったのだが、結果的に(辛いものが「一般的な人」よりは得意な俺でも)「こりゃ辛いわ」と感嘆する程度にラーメン全体が辛くなった。ちょっとしたアクセントどころではない。

20190521_kachan2.JPG
最初は単純な唐辛子系の辛味が襲ってくるが、そのうち、強い酸味も感じる。よその店の激辛ラーメンでは味わったことのない味だ。
「なんだ、これ?」としばし悩んだが、そうだ、これ、「激辛ラーメン」ではなく「激辛高菜入りラーメン」だった。高菜の味だ、これ(笑)。
高菜がいわゆる「古漬け」なのだ。普通の高菜漬けより酸っぱい。乳酸菌たっぷりの高菜の古漬けである。

俺は実は古漬けがあまり好きではない。白菜漬けもまだ漬けたばかりくらいのあまり酸味のないやつが好き。キムチは好きだだが、本場韓国産のやたら酸っぱいキムチは嫌いという酸味嫌いである(男には多いと思う)。
しかし、唐辛子の辛味に負けないこの強い酸味はなんか面白いなと思った(笑)

まあ、激辛ラーメンばかりを好んで食べ、その店の一番の辛さレベルのラーメンを攻略することに至高の喜びを感じる変態には物足りないと思うが、俺はけっこう満足したよ。

連休前に市内中区で呑んだとき、横川駅の近くに停めている車で車中泊するつもりだったので、ふらふらと横川まで歩いて帰ったんだけど、そしたらまた腹が減ってしまった(笑)
デブだったらわかるよね?この感じ(笑)

20190426_gyouza1.JPG
しかもラーメンが食べたくなったんで、中広の「ばり馬」にでも寄ろうかと中広通りを西へ。
そしたら目の前に「中華料理 餃子センター」の看板が。
そういえば、この店には一度も入ったことないけど、あったなあ、ここに餃子センターが・・・ってことで、俺はふらふらと何かに導かれるように暖簾をくぐっていたのであった(笑)

まず、生ビール(中)を頼んで、「もやし炒め」680円と「餃子」450円をアテに注文。

出てきた料理を見て、「え?この量・内容でこの値段?」・・・と若干の驚き(いや、美味かったんだけど(笑))。
餃子センターのイメージって、もっと安くて量が多くて、金のないクズが集う店って感じだったんだけど、「餃子の王将」なんかと比べると 1〜2割お高くて、こりゃ、なかなかブルジョワジー向けの店だと・・・
いや、俺の「ブルジョワジーの店」の定義もずいぶん怪しいんだが(笑)。しかも長く続くデフレ社会に毒されているのは自覚している(^^;

でも、同じ量・内容の「もやし炒め」が「餃子の王将」なら 450円くらいだからなあ。この値段差は大きい。そりゃ、貧乏人は皆「餃子の王将」に流れるわ。
餃子センターは、もう少し上流階級の人間が来る店か・・・いや、そんなことあるかい!上流階級の人間が餃子センターで餃子食ってるとこなんか見たことないわ!ここもやっぱ貧乏なクズが集うイカした店だぜ!(笑)

20190426_gyouza2.JPG
他の客の会話に耳を傾けていると、「○○さんは何度も刑務所に入ってるんで」みたいな会話ばかり(笑)
いいねえ、いいねえ。しかも、そういう会話をしているのが田舎の弩ヤンキーではなく、一見デザイナー風のおしゃれ青年たちだったりして、餃子センターに集う客たちの複雑な闇が垣間見える(笑)

やっぱ、餃子センター、楽しい(笑)

最後の〆に頼んだ「中華そば」550円は、最初からスパイス(胡椒)が大量投入されている醤油ラーメンで、ひりひり辛いけど、これはこれで癖になる味だな。チャーシューとか普通に美味いし(笑)

なんかむしゃくしゃすることがあったら、もう一度この店を訪ねてみよう(笑)

横川駅のガード下がいよいよ生まれ変わる。長く工事中でシートに囲まれていたが、昨日、そのシートが取り除かれ、新たにガード下で営業を始める店が露わになっていた。

一番驚いたのは、あの「山中酒店 角打ち部」がやって来るってことだ。

20190507_yokogawa.JPG
今も線路沿いで営業している店だが、旧54号線の向こう側、国道183号線の近くなので、横川駅を利用するついでに立ち寄るにはちょっと遠い。
それが駅の北口から数メートルのところにできるのはタチノミラーとしても嬉しい。

それに、そろそろ店の広さ的にも限界だったのだろう。
ここは店が狭い上に常連の長っ尻な客も多く、時間帯によっては一つのテーブルを囲んで芋洗い状態になっている。

で、以前、別の立ち飲み屋の話のときにも書いたけど、こういう店に来る女性客って「私は他のつまんない女たちとは違うわよ。こういう店の楽しさを知ってるんだから」オーラ全開でハイテンション。うるさいんだよな。しかも、若い子に蘊蓄垂れたくて仕方ないおっさん常連客がそれに乗っかって、相乗効果でうるせえのなんの(^^;;

店が広くなってそういう常連客とは別の島を作って呑めるようになったらいいな。
今はそんな常連客と同じテーブルを囲まないといけないんで、ちょっと入りづらくなってる面もあるんよね。

「山中酒店」の他にも、「げんこつ屋」や、俺も何度か訪ねたことのあるサワー専門店の「さわや」も入るようである。
いつオープンなんやろう。楽しみだ。
20190503_sealas1.JPG
5/3の夜は「一人では入れない店に一緒に入る会」のMイさんと一緒だったので、横川駅前で以前から気になっていたのに入れなかった店に同行してもらった。
店の名前は「もみじ水産 sealas MARKET」である。

中は港の近くのバー、あるいはレストランをイメージしたような、ちょっとおしゃれな感じ。だから入りづらかったんだけど、二人なら怖くないよ!(笑)

というわけでMイさんと二人、禁断の空間に足を踏み入れたのだ。

・・・が、まったく俺が勝手に心に壁を作っていただけで、フレンドリーな感じの店であった。この日は家族連れの客も多かったし。おっさんが入っても良い!!・・・そんな店だった(笑)

20190503_sealas2.JPG
と言っても、飲み物は「トマトレモンサワー」。それのアテは「えびときのこのアヒージョ」「海鮮カルパッチョ(ヒラメ、カンパチ、サーモン)」など、日頃口にするものより若干おしゃれ方向に走ってしまい、俺たちにもまだまだ力みがあったのだなあと反省している(笑)

ちなみに、立呑み用のカウンター席もあるので、独り呑みでも使えそうなんだけど、残念なことにカウンター席からは店の奥のプロジェクター映像(この日はカープ戦の中継を流していた)が見えない。
TV の有る無しは独り呑みでは重要なので、ちょっと改善して欲しいところだ(笑)

このアーカイブについて

このページには、2019年5月以降に書かれたブログ記事のうちお店カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはお店: 2019年4月です。

次のアーカイブはお店: 2019年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


2020年1月: 月別アーカイブ

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら