お店: 2019年1月アーカイブ

年末年始はインフルエンザだったので、あまりブログの更新もせず、すっかり書き忘れていた。

20181221_umaichi1.JPG
12/21(金)の夜、去年から俺も同行させていただいている、お客さんの会社の釣りクラブの忘年会が行われ、俺も誘っていただいたので参加した。

さすがに忘年会のシーズンど真ん中なので、市内の良さげな店は空いておらず、メンバーの方の行きつけである五日市の「馬専科 馬一」で開催することとなった。

当日は、お酒を飲まない方に車で送っていただき、なんか申し訳なかった。
まあ、そう言いながら、ビールや焼酎のお湯割りをがぶがぶやってたんだけど(^^;

「馬一」の袋町の店には行ったことがあるんだけど、五日市の店は初めてだった。袋町の店は、五日市の店主の息子さんの店だそうだ。そういう意味で、五日市の店が本店である。

袋町の店は馬肉だけではなく、熊本の郷土料理なども出しているが、五日市の店は馬肉料理オンリー。

この日も、「赤身」「ムネ(フタエゴ)」「コウネ(タテガミ)」の馬刺し盛り、「馬筋煮込み」、「馬肉のしゃぶしゃぶ」などを堪能した。
やっぱ、馬肉美味いわ。最近馬刺しも食べてなかったので久しぶりに楽しんだ。

「馬筋煮込み」は立ち呑ん祭のときに「寅卯」で食べたけど、そのことをチラっと口にすると、店主が「え?どこ?どこの店で馬筋の煮込み出してるの?」と食いついてきて、ちょっと驚いた。「馬刺しはどこでも出すが、馬筋を使った料理を出すところは珍しいからねえ」と。
いやあ、立ち呑み屋なんですけど・・・とは、若干言いづらい状況だった(^^;

20181221_umaichi2.JPG
さて、この忘年会。美味しい馬肉を堪能できたのもよかったのだが、実は店主は元魚料理専門の調理人で、海釣りの外道の代表である小さなクサフグでも店に持ち込めば唐揚げとかに調理していただけるという話が出て盛り上がった(笑)
ちゃんと店主はフグ調理の免許も持っているそう。まあ、そりゃそうだ(笑)

ほんま、フグだけは、釣れるときは釣れまくるけえねえ。でも、調理できないんでそのままリリース。あれ、食べられたら最高やなあ(笑)

・・・と、釣りクラブらしい話で盛り上がった、楽しい忘年会であった。

ええ、大嘘でした。ごめんなさい。

そういえば、以前嫁さんの実家に行った帰りに「汁なし担担麺 くにまつ LECT広島店」に寄ったのを思い出したわ。去年の 8月16日。これが実際には俺の「初・くにまつ」であった(笑)

家族それぞれ、LECT のフードコートで好きなものを食べようってことにして、俺と長男坊の二人が「くにまつ」で汁なし担々麺を食べたんや。

20180816_kunimatsu2.JPG
食べたのは「KUNIMAX(激辛)」650円也。
そして、ここには俺の好きなビール「ハートランド」があったので、小瓶を食券機でポチっとな。400円也。

いやあ、すっかり記憶の中から消えてたわ。

・・・っていうのが、全然「KUNIMAX」が辛くなかったんよね。「激辛」って書いてあるのに。
いや、俺はけっこう辛いもの好きなので、すっかり舌もやられてるかもしれんけど、「辛いものが好きなくせに、そんなに得意でもない」という微妙な舌を持つ長男坊も「全然辛くない」と言うてたんで、実際そうなんだろう。

そして、ネギが大量にかかっているせいか、辛くないだけではなく、味自体がぼやけているような・・・

二人で、「ちゃんとした店ではなく、フードコート内の店だから品質の低下をまねいているのか?広島の人気店なんだから、いくらなんでもこの味はないやろう?」と話し合ったくらい(^^;

というわけで、やっぱ俺には「くにまつ」の味は相性が悪いのか・・・(^^;

そお小学校育友会執行部の新年会を岩国市の「串揚げ 花の坊」で行ったという話は、この間チラっと書いた
男性 5名、女性 4名の 9名での宴だったのだが、相変わらず「花の坊」での宴会はテーブルレイアウトがすごい(笑)

20190112_hananobou01.JPG
細長いテーブルの奥側(壁側)にすべての椅子が並べられ、全員がカウンター(厨房)の方を向いた状態で飲み食いする。ピンとこない人は、あのレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」という絵を思い浮かべてほしい。
そういえば今回、俺が座っていたところがイエス・キリストの位置だ(笑)

まあ、実際には壁際には 6脚しか椅子が並ばないので、残り 3脚のうちの 2脚はテーブルの横の辺に、残り 1脚だけは皆と向かい合う方向に置かれた。と言っても、まあ、ほぼ「最後の晩餐」だ。

奥に座敷があるのだが、そこは小さな 4人部屋で、詰め込んでも 6人が限界とのこと。

しかも、貸し切りになっているわけではないので、この状態でも大将がカウンター席には客を入れる。この日も一人、迷い込んできたお客さんが居心地悪そうにカウンター席で酒を呑んでいた。
いや、実は俺も同じ目に合ったことがあるので、このカウンターの客を「宴会やってるのに入ってくんなや」と責めることなどできん(笑)

昔から「花の坊」の大将は「酒の目利きはすごいけど、料理は苦手」と噂があった。実際、良い素材をただスライスしただけで「◯◯の刺し身です」なんて出てくる肴も多かった。
しかし、この日は料理も「カツオのたたき」、「銘酒の酒粕を使った粕汁」(銘柄忘れたけど(笑))、「串揚げ盛り」「ローストビーフ」など盛りだくさんで、どれも美味かった。

20190112_hananobou02.JPG
そして、その中で一番俺を驚かせたのが「アイスクリームの串揚げ」だ。
まるでカニコロッケみたいな俵型の串揚げをパクリとやると、中からひんやりしたバニラアイスが顔を出すのだ。

これ、「包丁人味平」に出てきたアイスクリームの天ぷらやんか!!
衣の厚み、油の温度などに気をつけ、中のアイスが溶け出してしまわないようにサラっと上げる繊細な技。大将、料理の腕をあげたな(笑)

「最後の晩餐」レイアウトのため、美人のお母さんたちと向かい合って話もできない状況にフラストレーションがたまっていた俺だが、このアイスクリームの串揚げで「花の坊」のすべてを許したのであった(笑)
昨夜はちょっと残業で遅くなったので、晩飯は職場の近くで摂っていくことにした。

20190117_ra-bo-1.JPG店は、以前、たまたま前を通って、「こんなんできてたんやあ」と気になっていた「四川麻婆豆腐 辣婆 RA-BO-」へ決めた。「RA-BO-」はやっぱ「らーぼー」って読むんだろうなあ。もっとわかりやすい店名にしとけばいいのに(笑)

場所は中央郵便局の電車通りを挟んだ向かいのあたりなので、若干歩くが、まあ、徒歩圏内だ。

店の前の看板を確認すると、メインの商品は「四川麻婆丼」というヤツのようだが、俺も病み上がりなので、丼飯はちょっと・・・という気分。
そこで見つけたのが「四川麻辣麺」である。麺の上に麻婆豆腐がそのままドンっとかかっているだけのものだが、「麻婆麺」というのと「麻辣麺」の二種類があって、「麻辣麺」の方が辛いようだ。メニューの中でも最高の辛さを示す唐辛子三本のマークが付いている。

実は俺はもうインフルエンザから復帰したあとも、二週間くらい咳が続いている。喉に負担をかけたくはない。しかし、そこに最高の辛味があるならば、それを選択せんわけにはいかないでしょう?漢(おとこ)として。

というわけで、「四川麻辣麺」780円に決定。+100円で麻婆豆腐を増量できるようだけど、結果的にはそのままでも十分なボリュームだった。

まるで赤鬼の角のように、中央にニョキっとそびえる赤唐辛子。
丼を覆う麻婆豆腐の下から麺を引きずり出す。
その、たっぷりと麻婆豆腐の汁を絡ませたストレート太麺をすすると、辣味のヒリヒリ感と麻味のしびれが一気に舌を包み込む。
各テーブルの上に花椒(ホアジャオ)は置かれているが、花椒を追加するまでもなく十分四川風の麻辣味が楽しめる。

20190117_ra-bo-2.JPG
これは良いね。時々は食べに来たいわ。

ただ、広島には四川料理の「汁なし担々麺」がご当地グルメとしてすっかり定着している。そこに同じ麻辣味の料理の店が割り込み、生き残れるのかどうなのか?(^^;

この日も客は俺ひとりだったので、そこが心配だ。
消費者としては(麻辣味好きとしては)色々な選択肢がある方が嬉しいんだけどなあ。

あと、店名はもう少しわかりやすいほうがホントに良いと思うが、今更か(笑)
ラーメンはよく食べるけど、特にラーメンマニアというわけでもないので、どんな有名店でもそこのラーメンに興味がなければ足を向けることはない。
なので、三年くらい江波に住んでいたにもかかわらず、広島で一番の人気店と言っても過言ではない「中華そば 陽気」に一度も行ったことがなかったのだ。もちろん「陽気」の評判も、場所も知っていたのにである。ちなみに自宅から徒歩圏内であった。

20190118_youki1.JPG
理由は単純に「広島醤油豚骨ラーメンにそれほど興味がない」からである。
「陽気は広島醤油豚骨ラーメンの中で一番じゃけえねえ」と聞いても、「ふーん」以上に感情が動かなかったのだ。

が、ついに「陽気」のラーメン、あ、中華そばか。いや、まあ、ラーメンでええやん。その「陽気」のラーメンを食べたのである。

ただし、江波の本店ではない。中電本社前にある「中華そば 陽気 大手町店」である。
訪店した理由は、今の職場から一番近いラーメン屋なので・・・というだけのことだった。

食券機で「おにぎり2個」150円と、「中華そば」600円のチケットを買う。
「おにぎり安いな?」と思ったら、具のまったく入ってない、細い海苔を巻いただけの代物で、そりゃ、150円だよなって納得。

ここまで読んで、俺のことを「陽気否定派」と誤解した人もいるだろう。
間違えてほしくないのは、俺は「陽気」を否定する気も、「広島醤油豚骨ラーメン」を否定する気もまったく無いということだ。別にどちらも嫌いなわけではない。

「陽気に行ったことがなかったのは、もっと行ってみたい店が他にあった」からだし、「広島醤油豚骨ラーメンを食べないのは、それより博多や久留米、熊本などの九州系とんこつラーメンの方が好きだから」でしかない。

で、「陽気」のラーメンだが、食べてみて一番感じたのは「マイナス点がまったくない」ラーメンということだ。スープも麺もチャーシューももやしもネギも、何もかもが美味い。いや、美味いというとちょっと違うか。どれもこれも特に文句を言う箇所が見つからないというのがニュアンスとして正しいかな。ま、だから総合的に「美味い」ということなんだけど。

20190118_youki2.JPG
例えば同じ広島醤油豚骨系の有名店「つばめ」のラーメンは、スープも麺も好きだけどチャーシューがイマイチなのである、俺的には。
しかし、「陽気」のラーメンは非の打ち所がない。思わずレンゲですくえる限界までスープを飲み干した。これが老舗の完成度というものか。だから「陽気」のラーメンは「飽きのこない毎日でも食べられるラーメン」と称されるのだろう。

ただ、俺はやっぱり「二、三度食べたら飽きるかもしれないけど強烈な個性のあるラーメン」の方が好きだ(笑)

あと、「広島醤油豚骨ラーメン」の中では「陽気」が一番かもしれないが、「広島」を取って単なる「醤油豚骨ラーメン」勝負になったら、俺は岩国欽明路バイパス沿いの「スエヒロ」のラーメンの方が好きだ(ただし、客が多いときに行くと茹で置きの麺を使うのか、麺がグダグダでクソ不味い(笑))
12/23(日)は、他のエントリーで書いたようにザ・クロマニヨンズのライブに行った。
ライブではそれなりにハッスルしたので腹が減ってしまった。気分はもう「ラーメン」である。
というわけで、久しぶりに「麺屋台 我馬 紙屋町店」を訪店。

20181223_gaba1.JPG
俺、チェーン店でも直営店でも、多店舗展開している店にはあまり行かないんだけど、この日はすっかり腹が減っていたので、以前何度か行ったことのある「我馬 紙屋町店」へ飛び込んだのである。

ちなみに、ラーメン屋でも居酒屋でも、チェーン店等を避けているのは別に「味が悪い」とか馬鹿にしているわけではなく、もうこの歳になるとあと何度も外で食べたり呑んだりできるわけではないので、色々な店を経験したいということだ。
チェーン店はどこの店に行っても同じ味が出てくるじゃん。だから、「経験を一度損した」気になるのだ。

しかし、この日は本当に腹が減っていたのである。ザ・クロマニヨンズのライブでずっと足を鳴らしてたからな(笑)膝痛くなったけど(^^;
だから途中、「最強濃厚らーめん ばり馬 本通店」に入ろうとしたのだが、ここはいっぱいで入れず。
いや、実は「我馬」もいっぱいで結局10分以上待ったんだけど、「我馬」のほうが待合コーナーがしっかりしているので、満員なら「ばり馬」には入らないけど、「我馬」には入ってしまうのだ。

この日、俺が選んだのは「赤うま」の硬麺指定。780円。それに「焼めし」440円と「焼き餃子(5個)」220円。1,440円の豪勢な晩飯だ(笑)
「赤うま」はとんこつラーメンに特製辛味噌が入った「こく旨ラーメン」である。「我馬」の中では一番好きなラーメンだ。
というか、「あまりチェーン店のラーメンとか食わないんだよね」と言っておきながら恥ずかしい話なんだけど、「赤うま」ラーメン、けっこう好きです(笑)

ライブのあとで配っていたリーフレットを見ながら、「ギターウルフが 2/25に広島に来るやんけ!!」なんて興奮しているとラーメンが運ばれてきた。そして、それから三分後に焼めしと餃子が。
うーん、俺は同時に食べ始めたかったんだけど、仕方ない。

麺の茹で方もちゃんとしてるし、やっぱ「我馬」美味い!!ただ、辛味噌がチャーシューの上に乗っかってる。この状態だと、辛味噌がチャーシューに染み込んじゃって、うまくスープに溶けないっていうか、あとでチャーシュー食べたときに「しょっぱ、辛っ」ってなっちゃうのよね。

などと細々と文句を言いつつも、実は「我馬」のラーメン(ほぼ「赤うま」しか食べたことないけど)好きなのよねぇ(笑)
焼めしと餃子も美味いです(笑)

20181223_gaba2.JPG
ちなみに隣のアベック、すでにラーメンは食べ終わっていたようで、「たたき胡瓜」とか「野菜スティック」とかえらくヘルシーなつまみをアテに酒を飲んでいる。てか、飲んでいるのは女の方ばかりだ。なんか、冷酒とか注文してはグビグビやっている。

「我馬」の中でも「麺屋台」の店は 17時以降は居酒屋メニューが豊富で、酒も「まともな銘柄」を置いている。
この日は俺は車だったので飲むことができず、このアベックが羨ましく、そして妬ましかった。

実は、未だに「麺屋台 我馬」の居酒屋メニューと酒は試してみたことがない。しこたま飲んだあとの「じゃ、シメにラーメンを」って状態で行くことが多くて、「もう酒はけっこう」な感じで(^^;なかなか飲む機会がないのよね。
2018年。広島で最後に呑んだ店は「串あげ 寅卯」であった。

20181228_torau1.JPGお客さんところの納会が終わると、俺はそのまま徒歩10分ほどのところにある「寅卯」へ。

仕事仲間のWダさんが、早い時間に「寅卯」でなら一緒に飲めるということだったので、雪が降ってきてもおかしくない寒風吹く夜の土橋町を突っ切って堺町の「寅卯」へ。Wダさんはまだ来ていない。

店に入りカウンター席の空いてるところに潜り込み、「東洋美人 ippo 新酒生酒 第壱号」を頼んでふと隣を見ると、なんと大将がまるで客みたいな顔して呑んでいた。というか伝票の整理かなんかしてた。
びっくりしたもんで「ええ!!?」と思わず大声をあげてしまい、大将の隣にいた女性客に睨まれてしまった。
2018年最後の「寅卯」で大失敗である。この女性客、最後まで俺を迷惑そうな目で見ていた。その女性の顔が視界の隅に入るたび、せっかくいい酒を呑んでいたのに不味いこと、不味いこと(^^;
まあ、店内でまるでテノール歌手のような張りのある大声を出した俺が悪いんだけど。

そのうちWダさん合流。
この日は遅くまで飲めないということだったが、結局 21時すぎまで、来年(2019年)の天満川でのキビレ狙いの釣りの話などで盛り上がってしまった。
お代の方も二人で 6千円オーバーだったので、「寅卯」での飲み食いとしてはけっこう行っている(笑)

20181228_torau2.JPG金目鯛とかタチウオとか、刺し身や塩焼きで色々食べたんだけど、店についたときからいい加減酔っていたので味とか全部忘れてもうた。
覚えているのは、「ちょっと寒けがするので」と「紅しょうが」「しそにんにく」「ささみガーリック」の串揚げを注文したこと。
ここ何年、毎回同じことしてるな。
「寅卯」に来るときはいつも少し寒気がしていて、風邪薬代わりといって「紅しょうが」「しそにんにく」「ささみガーリック」の串揚げを注文する(笑)
成長してないというか、いや、頑固に己の生き様を貫いている?(笑)

ま、2018年最後の「寅卯」でもブレること無く一年を終えられたということで、ま、ま、いいんじゃないの?と思う底冷えのする夜であった。

このアーカイブについて

このページには、2019年1月以降に書かれたブログ記事のうちお店カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはお店: 2018年12月です。

次のアーカイブはお店: 2019年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


2020年1月: 月別アーカイブ

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら