酒とか食べ物とか: 2010年11月アーカイブ

一昨日は夜間にお客さんのところでPC設置作業をしたのだが、思ってたより早く終わったので(深夜 0時をまわるかと思ってたのだが、夜の10時半には終わった)、高速代を浮かすために下道(国道2号線)で岩国に帰った。・・・んが、これが大失敗だった。(^^;

もう、なんちゅうか、至る処で工事をしていてペースが上がんないし、大竹の栄橋のところでは和木側がかなり長い区間で片側交互通行になってて、まったく動かないような状況。やれやれ。

結局、岩国市街地に入るまでに 2時間もかかってしまい、すっかり腹が減ってしまった。
もう、夜中の 0:30である。
腹は減ったが、今更がっつりメシを食うと確実に肉になるからなあ・・・と思ってたんだが、運が悪いというか、良いというか、何と、「来来亭 岩国店」はまだやっているのである。

気がついたら、カウンターに座って「チャーシューメン 750円也」を注文してましたよ。(^^;

20101124_rairaitei.JPGいやあ、深夜の時間帯に、前に食ってなかなかイケるなっと思った「こってりラーメン」を頼む勇気は無かったのだが、すまん、すまん、デブなので、思わずたっぷり叉焼の乗ったチャーシューメンを頼んでしまった。いや、ま、誰にすまんと言うてるのか訳わからんが。

しかし、やっぱこってりラーメンにしといたほうが良かったかな・・・

ここの叉焼はけっこう好きだ。味も食感も。なので、たっぷりの叉焼を麺と一緒にがしがし口に放り込むのは至極の時だったのだが、いかんせんスープが・・・

俺、醤油の香りが強く出たスープって駄目なんだよな。

醤油単体は好きで、何にでもじゃぶじゃぶかけてしまう男なのだが、ラーメンスープで醤油の香りが表に出てくるタイプは駄目なのだ。まあ、このブログでも散々書いてるけど。
醤油の香りが強いと、相互作用で、鶏出汁の香りが強く感じられてしまうのだ、俺。「獣臭が・・・」ってこのブログで書いてるのがだいたいこれ。

何か、鶏の匂いって駄目なんだよなあ。
いや、鶏ガラスープの味は嫌いじゃないんだけど、醤油の香りと混ざると、いやな鶏皮の匂いが強調されて駄目なのよ。醤油の香りが前面に出ても、出汁取るのに鶏をあまり使ってない店のスープであれば全然OKなんだけど。
たっぷり鶏で出汁を取ってて、かつ醤油の香りが強いと駄目・・・

来来亭のチャーシューメンの醤油スープが正にこれなのだ。

まあ、気になる程度で、不味いってわけじゃないんだけどねえ。ここのラーメンは、麺も具もけっこう好きなので、ちょっと残念なのである。(こってりラーメンだとあんま気にならないんだけど)

昨日は夜の8時から八丁堀で仕事があったので、その前にその界隈でメシを食うことにした。

20101124_tail2.JPG昔、就職したばかりの頃は会社がこの辺にあったので、この界隈でいつも飲んでたんだけどなあ。久しぶりなのでどんな店があるのやら全然わからん。この辺りも変わってしまった・・・

で、うろうろしてたら、小汚いビルの前に「テールラーメン 850円」という看板を発見。
「はまちゃんラーメン 600円」というのもあるようだ。

で、ラーメンの提灯がぶら下がってるビルの奥に入ってみたけど、ラーメン屋らしきものはありゃしない。ビルは通り抜けになってて、そこにはカウンターだけの渋い(つーか、正直言えば「ぼろっちい」(^^;)居酒屋があるだけ。
でも、その入り口に「テールラ-メン」の貼り紙が。やっぱここだ。(笑)

20101124_tail3.JPG「魚屋さんの店 お食事処 はまもと」

なんか、昭和40年代のどぶ板横丁という感じの良い雰囲気出している店だ。
カウンターには、トコブシ煮たのや、酢なまこ、魚の卵を煮たのとかが大鉢に盛られてて、ああ、こういう店で美味い肴を突きながら安い酒の熱燗をきゅーーーー!っとやりてえなあ。
でも、昨日はその後仕事があったのでグッとがまんし、テールラーメンを注文したのである。

いやあ、けっこう待ったよ、出来上がるまで。10分以上待ったんじゃないかな。
ラーメンの専門店じゃないから仕方ないな。この店のラーメンは「飲んだ後の〆の一杯」って位置づけなんだろう。

で、出来上がってきたラーメン。
おお、牛テール肉がたっぷり乗ってて美味そう!

20101124_tail1.JPGお味の方は、う~ん、なかなか評価が難しいな。(^^;
スープは、もう、完全に牛テールスープ。割とスッキリ系だけど、しっかり肉の出汁は出ている。ぱらっと刻みネギを散らしただけで飲んでも美味いだろうな、これは。
しかし、これに強烈にブラックペッパーが入れられているぞ。舌がひりひりするほどの量だ。最初はちょっとびっくりしたけど、馴れるとこれは美味い。最後まで飲み干してしまった。(笑)

牛テール肉も美味い。量もたっぷりで、ああ、至極の悦び。

んが、麺が駄目だ、麺が。(笑)
コシはある麺のようで、食べ始めと食べ終わりで麺の堅さはあまり変わらない。が、いかんせん茹ですぎである。(^^;
最初からもう麺がぐだぐだ。ばあさんが作ってくれたラーメンみたい(^^;
スープは美味いのに、麺をすする度にその食感が気になってしまう。う~ん。

ま、ラーメン屋じゃないからな。仕方無いか。(^^;
牛テール肉はとても美味かったので、丁寧な仕込みをする店なんじゃないかな。是非今度は一杯飲みにきて、最後の〆にこのラーメンを食べてみたいものである。

もう十日ほど前になるが、久しぶりに高速道路のSAでメシを食った。

何か、世の中「SAグルメ」的なものが流行ってますが、やっぱ本当に美味いものは下の街にあるものですからのお。
つーか、以前は小谷SAで良くメシくってたんだけど、何年か前に改装してから妙に値段が上がっちゃって。元の値段の一割増しくらいじゃないかなあ。
昔はカツカレーときつねうどんというデブ御用達の組合せで 1,050円とか、そんなもんだったと思うが、今じゃ、その組合せだと 1,200円オーバーだからね。同じメニューでそんだけ値段が上がると、「わざわざ高い金払って SA でメシなんか食わねえよ!」って思っちゃう。

つーことで、最近小谷SAでメシを食うことはすっかりなくなってしまったのである。

んが、この日は妙に腹が減って、腹が減って。
尾道から帰りに、久しぶりに小谷SAでメシを食おうかと寄ったのだが、やっぱいざメニュー&価格を見ると・・・(^^;
そのまま宮島SAまで走って、そこでメシを食うことにした。
宮島SAのフードコートの値段設定は、昔の小谷SA並なのだ。これなら食ってもいいかなって感じ。

20101111_miyajima.JPGで、注文したのが「宮島ラーメン定食」860円也。

まあ、この世の中に宮島ラーメンというものがあるのかどうかしらないが、要は、醤油豚骨スープの広島ラーメンである。
そのラーメンに、餃子と白飯、漬物がついたのが宮島ラーメン定食である。まあ、最近はこういうセットメニューで平気で千円を超えるラーメン屋も多いので、SA フードコートの値段設定としては良心的な価格であろうよ。

で、お味の方はまったく期待していなかったのだが、これが癖の無い醤油豚骨で、俺はけっこう好きな味であった。まあ、無個性と言えば無個性なんだけど、俺は変に醤油の香りが表に出た、広島の典型的老舗ラーメン屋っぽい醤油豚骨が苦手なので(醤油の香りと相互作用で、動物臭も強くなっちゃうんだよな)、こういう癖の無い味の方が好きだ。

ま、麺はちょっと柔らかすぎるんだけど、こういうところのラーメンに堅麺を望んじゃいかんじゃろう(^^;

ということで、しっかり最後までスープも飲み干して満足、満足であった。
小谷SAで食わず、宮島SAまでがまんして正解だったよ。(笑)

ところで、メシを食うときたまたま取引先の営業マン・Nムラさんに遭遇してしまった。
運送業でもないのにこんなところで会うなんて、わしらも中国地方を飛び回ってよく働いてますな・・・などと言いつつ、色々と情報交換。
ちょうど進捗状況を確認したかった案件など有ったのでちょうどよかった。

この日は宮島SAに寄って、色々正解だったよ。(笑)

今日は昼一から福山でFSの作業があったので、昼飯は福山東ICの近くにある「ふ~太」にて。

まあ、ここに入ったのは大した理由があるわけではなく、単にIC降りて最初に遭遇したラーメン屋・・・だからである。

20101111_futa1.JPGで、店に入ったのが12:30頃で、すっかり腹も空いていたので、いかん、いかんとは思いつつも、唐揚げ4個、醤油ハーフラーメン、半炒飯、漬物がセットになった「唐揚げセット」1,029円也をチョイスしてしまった。
カロリー面でも、コスト面でも、大変いけない選択だ(^^;
やっぱ、腹が減りすぎてしまう前に昼飯は食わないといかんな(^^;

で、けっこうブツが出てくるまで待たされた。

どうも、この店、スタッフのレベルがちょっと問題あるかも。他人のラーメンは運ばれてくるわ、明らかに途中でオーダー順入れ替わってるし。
後から入って来た客に同じ「唐揚げセット」が先に出されるとムチャ腹が立つぜ!
俺の隣に座ってた人なんて、「唐揚げランチ」(唐揚げセットの半炒飯が白飯に変わっている)頼んだのに、唐揚げが出てきたのって、ラーメンと白飯を食い終わった頃だぜ。(^^;可哀想に・・・

イライラしつつ待ってると、やっと俺のところに「唐揚げセット」が運ばれてきたよ。

ラーメンは「醤油ラーメン」と書いてあったのだが、醤油豚骨?
豚骨以外の肉の味もするようだけど、これだけ白濁してるのを醤油ラーメンというのはちょっと抵抗あるな。これは醤油豚骨じゃないのか?

スープは、見た目と裏腹にさっぱり系。まあ、ちょっと薄い味というても良いかも。でも、思ってたよりまとも。そこそこの味だ。
で、麺はまあどうでも良い感じ。柔らかいし、俺はこのスープにはもう少し細いヤツの方が良い。

20101111_futa2.JPGが、チャーシューには驚かされた。
ここのチャーシューは、スライス・・・ではなく、2cmくらいの厚さがあるブロック状なのだが、見た目がまたグロテスクで・・・(^^;ぶるんぶるんの大きな脂身がギラギラと輝きながら自己主張してて、脂身に弱い俺は失神しそうだったよ(嘘)

いや、マジで「これは食えんかも・・・」と心配したのだが、意を決して食うと、これがもうトロトロで、口に入れた途端に溶けて消えてしまうんじゃないかってくらい。で、脂身も全然臭みはなくて、口の中にどわ!っと甘味が広がる。
ちょっとコテコテすぎる感じもあったけど、なかなか美味かった。なんか、妙にチャーシューだけが個性的でおかしいの。(笑)

炒飯は何かべちょっとしてて、不味くはないけど、中の下くらいの出来かな。

美味かったのが唐揚げ。皮はパリパリ、サクサクだし、これを辛子マヨネーズに付けて食べるんだけど、このマヨネーズがまたうまうまで。もう、カロリーの事なんか考えずに、たっぷり唐揚げに付けて食べたよ。

ということで、まあ、積極的にまたこの店に来たい!というほどのラーメンじゃないけど、通りがかったら、また「唐揚げセット」を食べに入っても良いかな・・・と思わせる味。

ま、1,029円という値段と、スタッフの教育はもう少ししっかりしてほしいけどな。

あと、店の中央に四つばかり置かれている8~12人掛けの大テーブルを「カウンター席」と呼ぶのは分かりづらいからやめてほしい(^^;
「カウンター席にどうぞ」って言われても、どこに座って良いかわからず、しばらく立ち尽くしてしまったよ(^^;

昨日は午前中に尾道でLAN工事の仕事があって、それが11時には終了したので、そこから車で10分ほどのところにある「朱華園」に飯を食いに行った。

20101110_syuukaen2.JPGそう。尾道ラーメンの名店である。
ググってみると、「平日でも、開店と同時に行列が!」とか書かれているが、まあ、俺的には尾道ラーメンは「並んでまで食べるものではない」という認識なので、並んでたら別の店にしようとか思いつつ行ったのである。

近くの100円パーキングに車を停めて、店に入ったのは11:20頃。
人は並んでなかったが、その時間でも店内は 7~8割くらいの人の入り。人気店なのは確かなのだな。

実は尾道市の初めてのWebページは俺が作った。某プロバイダーの下請けだったけど。
日本語と英語のページ併せて 140ページを、秀丸エディタとハンディスキャナに付いてきたおまけのお絵かきソフトだけで完成させたのも楽しい思い出だ。(笑)
そんなわけで、13~14年くらい前には尾道にちょこちょこ通ってラーメン屋にもけっこう行ったが、あまり「美味い!」と思った記憶が無いんだよね。尾道ラーメン。

で、ついに総本山に来たわけで、「ここで美味いと思わなかったら、俺はとことん尾道ラーメンに舌が合わないのだろうな」とか思いつつ、入り口で「中華そば」550円也を注文。
ここは岩国の寿栄広食堂と一緒で、入り口で注文を済ませプラスチックの札を貰う形になってる。

結果から言うと、「今まで食った尾道ラーメンの中では一番美味い」と思った。

20101110_syuukaen1.JPG俺は尾道ラーメンの濃厚な醤油(魚醤)の匂いが駄目なんだけど、朱華園の香りはほどよく香ばしいし、甘ったるいムっする感じがなくて良い。味がけっこう尖ってる感じ。いや、旨味はしっかり出てるんだけど何か食べやすい。
何より、スープがすげえ熱いの!豚骨ラーメンだとけっこうスープって熱いけど、醤油ラーメンって何かスープの温度低めのイメージが・・・こんなに熱い醤油ラーメンは珍しいんじゃ?スープは熱いほど良いよ!

麺は味億の中華そばの話でも書いたけど、平打ちの珍しい麺。
これがプニプニと腰があって歯触り、喉越しも良くてグー!唇ではかみ切れないほどのコシと弾力。良いねえ!

尾道ラーメンの代名詞であるスープに浮いている背脂も美味い。最初、その小指の先くらいの大きさに、実は脂身が苦手な俺は「うっ!」と思ったんだけど、これが全然臭みもなくて、ただ甘くて美味い、美味い。
スエヒロのどろどろの背脂と違い、コリっとした歯触りも残っている感じだが、俺でも全然平気であった。これでちょっとでも臭みがあったら俺は食えなかったと思うけど。

唯一駄目駄目なのがチャーシュー。
大きいのが一枚どーんと乗っててワクワクしてたんだが、余り旨味もなくパサパサの出がらしという感じ。濃厚な尾道ラーメンのスープにはこういうのが合うのかもしれないが、俺はノーサンキューだった。

ということで、550円の中華そばとしては十分な品。これなら食べられる。
「食べられる」なんて随分な上から目線じゃないか!と関係者やファンの方には怒られそうだが、俺の場合どうしても醤油ラーメンは「激旨!絶対また食べたい!」という具合にはならないので、つまり、この評価は相対的にかなり高いものであります。

ちなみに、各テーブルにティッシュを置いて無いのは大減点!
おかげで、トイレットペーパーで鼻をかむことになってしまった。トイレのゴミ箱には、俺と同じように鼻をかんだのであろうと思われる丸まったトイレットペーパーが・・・
熱いスープの料理食わせてんだから、ティッシュくらい置いとけ!

あと、注文聞いてる若い兄ちゃん以外、店の規則で決まってるのかと思うくらいパートのおばちゃんたちが無愛想。目が合っても会釈の一つもしない。少し考えろ!(^^;

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