酒とか食べ物とか: 2020年5月アーカイブ

山口市の職場の寮に缶詰になっていた次男坊だが、県内に実家のある社員のみ移動が認められたということで約二ヶ月ぶりに帰ってきた。(本来なら先月末に帰れる予定だったのだが、移動は駄目と寮に缶詰になっていた)

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そしたらやっぱり最初の一言が「彩龍でラーメン食べたい」だったので、昨日の昼は「らあめん彩龍」へ。コロナ禍の移動自粛で増えた体重への抗いで歩いて向かう。徒歩 5分なのでほとんど意味無いけど(^^;

ちょうど 12時頃に行ったのだが、駐車場はほぼ車でいっぱい。
しかし、あまり集団で来ている人は少なく、そのため 4人掛けの席も一つ、二つは常に空いているような状態で、ほとんど待つことなく店に入ることが出来た。

店に入ると、まず、手洗い、消毒をしたかを確認される。入り口の戸にもでかでかと「絶対!お願いします」と手洗い消毒のお願いが書かれている。やっぱり、飲食店はナイーブになるよね。
開けて客入れなきゃ商売にならないけど、だからって店からコロナ感染者が出たとなると大打撃だ。ネットで好き放題噂を流すやつもいるしな。みなさん、入店時は必ず手洗い、消毒をしましょう。

さて、俺の注文は、最近はもう俺定番である「背脂ラーメン」で「コンビ(ラーメン+チャーハンセット)」を。
背脂ラーメンが彩龍にお目見えしたのは 3年前。それ以来、多分彩龍で一番食べてるのは背脂ラーメンであろう。背脂の甘みと旨味がたまらん。

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そして、チャーハンである。
チャーハンを注文するたびに大将の身体を痛めつけてしまっていることはわかってるんだけど、許してほしい。俺も、なるべくチャーハンは注文しないように、チャーシュー丼やカレーなどを注文していた時期があったのだが、駄目だ、やっぱり。チャーハンが食べたい。

そうだ。大将の身体に悪いから、俺以外はチャーハンのセットである「コンビ」「トリオ」は注文しちゃ駄目だ。ラーメン・唐揚げ定食とかにしときなさい。

「そもそもお前、ラーメンとチャーハンのセットは診療所の先生に止められてただろう?」って。ええ、ええ、そうなんですよ。
でも、昨日は半分次男坊にやったから。まあ、彩龍のセットのチャーハンは 1.5人前くらいあるので、半分にしてもまだ半チャーハンには程遠い量だけどな(笑)

ま、たまに家族でラーメン屋行ったときくらいええじゃん。(絶対止める嫁さんいなかったし(笑))
キャンプに行けないので、キャンプ用品の話でも・・・

いや、実はまだキャンプには持っていったこと、無いんだけど・・・(^^;
燕三条キッチン研究所の「4w1h ホットサンドソロ」である。送料込みで 5,000円くらい。ホットサンドメーカーは 2千円くらいからあるので、ちょっとお高いか?でも、その金額分は十分満足できる品だ。

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「燕三条」というのは、日本を代表する金属加工の町である。
新潟県燕市、三条市周辺のことで、昔からステンレスやアルミニュウムの金属食器の加工で有名だ。つーか、燕三条系背脂ラーメンというのもあるらしいが、そんなのは知らん。「下町ロケット」のロケ地?それも知らん。

もう何十年も前から、俺の中では「新潟県は金属食器の加工で有名」という知識しかない。素晴らしい技術だと。だから、「燕三条のホットサンドメーカーがある」と聞いたときは(パンはほとんど食べないくせに)「国産のホットサンドメーカー!!それはほしい」と思ってしまった。そして、その中でもこの「ホットサンドソロ」に一目惚れしてしまった(笑)

これは、1枚のパンでホットサンドを作れるホットサンドメーカーだ。
このソロをパカっと開いて、そこに 1枚のパンをはさみ、チーズとかハムとか具を挟んでソロを閉める。すると、食パンを半分に折った一口サイズのホットサンドが出来上がる。
本体はさすが燕三条、アルミ合金製である。表面にフッ素加工がされているのでバターを塗らなくてもパンが焼き付くことはない。まあ、バター塗って焼いたほうが風味はいいが(笑)

パン 1枚でホットサンドができるので、「軽い朝食や、間食、夜食用に」とされているが、実は 2枚のパンで挟むホットサンドより、同じ 2枚のパンを使うのなら全体的にボリュームのある食事が作れると思う。ソロ 1枚で挟める具の量は 2枚で作るサンドの二分の一よりは多いからである。俺のようなデブでも、ソロで作ったサンド 2枚でけっこう腹いっぱいである。
キャンプには行けないが、一、二週間に一度、朝食でホットサンドを焼いて楽しんでいる。

その中で、楽しみにしていたのに失敗したのが「カレーホットサンド」である。
嫁さんが「液体状のものを挟むの難しいよ」と言うてたのだが、このソロは 1枚のパンを折って使うので、2枚のパンで挟むより「トロリとジューシーな具もこぼれにくいのが特徴です。」という逸品だ!

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・・・が、挟んだのがレトルトカレー(LEE 20倍)だったのがいけなかった。
「トロリと」ではなく「サラリと」であった。焼くのは(少々吹き出しはしたが)大丈夫だった。しかし、一口食べると中からドバドバと(^^; 熱々のカレールーが・・・
一気に朝食の場が阿鼻叫喚の地獄と化した(^^;

やっぱカレーホットサンドは、一晩置いたとろりとしたルーか、キーマカレーで作らないと駄目なようだ。
多分、この日本には俺の他にも「レトルトカレーで簡単にカレーホットサンド作ろう」と考えている愚か者が 491人くらいはいるはずだ。

サラサラのルーには気をつけろ。
この水曜日は久しぶりに広島で仕事だった。

夕方からお客さんのところでサーバの設定をして、終わったのが 19:00頃。それから娘に頼まれていた「鬼滅の刃」20巻を購入するために本通の「フタバ図書」へ。

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駐車場から歩いて本屋に向かっていると、眼に飛び込んできたのは「ヒロシマラーメンセンター」の派手な黄色い電飾看板。平和公園からほど近い、以前、「藤原ラーメン」だったところだ。

何ヶ月か前に店の改装をやってて、ふと見上げると「ヒロシマラーメンセンター」の看板が眼に入り、「え?いや、広島でラーメンセンターといったら、大手町の『ラーメンセンターびぜんや』だろう。あの店を思う時の広島人の郷愁を利用した悪徳商法か?」と思い、無視することに決めたのだった。

しかし、久しぶりのラーメン屋の引力には逆らえなかった。俺はふらふらと「ヒロシマラーメンセンター」の暖簾をくぐっていたのだ・・・

いや、ほんとに久しぶりのラーメンである。河郷先生に「ラーメンと炒飯を一緒に頼むのはやめておけ」と言われている高血圧な俺だが、ラーメン屋でラーメンを食べるのなんて一ヶ月ぶりだ。一ヶ月に一度、ラーメンと炒飯を食べたっていいだろう。先生が言っていたのは「毎回、ラーメンと炒飯を食べるのはやめておけ」だった。

ということで、俺は迷わず「辛い豚骨ラーメン」891円也を一番辛い「大辛」で注文し、「餃子+焼きめしセット」+440円也にしたのであった。餃子 4個と焼きめし(ハーフ)のセットである。

ちなみに、「藤原ラーメン」から「ヒロシマラーメンセンター」に名前は変わったが、メニューには「ばくだん屋」のつけ麺が載ってて、どうも経営者は変わらず、名前だけの変更ではないかという疑惑が・・・。であれば、なおのこと「ラーメンセンター」という思い出の名前を使われることには激しい怒りを覚えるのである。

んが、ラーメンの方は、まあ、美味かった。「大辛」を頼んだが、それほど極限まで辛いわけではなく、「辛いのが好き」な人間なら誰でも苦なく完食できるレベルである。まあまあ辛味の奥の旨味も感じる。
ただ、なんか辛味を加える唐辛子(?)や具の細々とした破片が喉に絡まり、このご時世だというのにゴホゴホと咳をしてしまった(^^; 他の客の眼が怖い・・・

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つーか、他の客、大声でぺちゃくちゃ喋りすぎ。店はかなりソーシャルディスタンスには気を使った席の配置をしてくれているのだが、やはりこの時期に友人と連れ立ってラーメンを食べに来てる客は少々下品なところはあるな(^^; いや、マジで友人と来てもいいけど、ボソボソ話せよ、ボソボソ。マスクしたままで。
ラッパーぽい坊主の若者も、車椅子の女性も、サラリーマン風の中年男性も、マスク外してぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋りすぎや、ほんま。

他の客を見る俺の眼こそ怖かったはずや(笑)

そうそう。「名前が変わっただけで藤原ラーメンと一緒だろ」と書いたが、焼きめしの味は全然違うような。見た目の黒っぽい色は変わらないんだけど、なんかにんにくと・・・そう、焼き肉のタレだ(笑)。焼き肉のタレを混ぜて炒めたような味がする(笑)。いや、馬鹿にしてるのではない。俺は好きだ、この味。
広島駅前の取引銀行で融資金振込先の口座確認をしてもらった帰りに、サラリーマン時代に勤めていた会社があった橋本町から銀山町に抜ける道を走っていると、その頃には無かった「ひぐち鮮魚店」という店を見つけた。エリザベト音楽大学がある通りだ。

「こんなところに鮮魚店なんかあったっけ?ちゃんこ屋かなんかあったよなあ、この辺」と思いつつ通り過ぎようとしたのだが、その軒先を借りて弁当販売をしているお兄ちゃんの姿が。ちょうど、弁当でも買って帰ろうと思ってたので寄ってみた。

弁当を販売しているのは「Wai Y きっちん」というところのようだ。

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唐揚げ弁当が税込 400円である。安い。嫁さんと娘用に「味噌醤油」と「甘酢」だったか、2つの唐揚げ弁当を購入。
俺用には 100円高い 500円の「ドライカレー」を購入した。

俺のドライカレーにも唐揚げがひとつ入っていたが、柔らかい鶏肉で美味しい。柔らかいけど水っぽさはなく、変な筋とか、コリコリ硬い部分の一切ない良い肉だ。優しい味なんだけど、薄い味ではなく、しっかりと味付けされている。あまり食べたことの無い唐揚げだが美味しい。
嫁さんと娘も「美味しい」と言いながら食べてたよ。まあ、嫁さんは「他人が作ってくれた料理は何でも美味い」って言ってたけど。

ドライカレーは野菜も多くて、(実際、このくらいの量では俺の不摂生な食生活にはいかほどの効果もないと思うが(笑))なんとなくヘルシーな気分になって嬉しい(笑)
最初、ルーの量が少ないんじゃない?と思ってたんだけど十分だった。

ワンコイン(唐揚げ弁当はワンコインでお釣りあり(笑))でこの弁当なら正解だわ。

ただ、広島ではなく、地元岩国の店を応援しないとな。今度は岩国でテイクアウトしてみますわ。
4月から自宅で仕事をしているので(まあ、独立後何年もずっと自宅仕事だったんだけど)、だいたい 18時すぎくらいから晩酌するようになった(笑)
客先常駐で作業していたときであれば、まだバリバリに仕事をしていた時間だ。コーヒー飲みながら。縛られてたなあ。

やっぱ人間、自然に生きると 18時くらいから酒呑みたくなるのよね(笑)

というわけで、今日も 18:30頃から徳山の「はつもみぢ」の「原田 弦月(げんげつ) 純米吟醸うすにごり生原酒」と、お袋が作ってくれた「葉わさび漬け」を肴に一杯やった。

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春(もう初夏だけど(笑))はやっぱり「かすみ酒」が良い。
かすみ酒とは「うすにごり」の酒である。甘みが強く、春を感じることができる。
以前は春になると、色々な蔵のかすみ酒を求めて、「Aki 若」や「鉄華」などに通ったものだ。

「原田 弦月」もかすみ酒らしい米のほのかな甘味と旨味が感じられる酒だ。香りは青りんごのような爽やかなフルーツ香。この間地元の酒飲みの人と「ほんま、今の山口県の酒はレベルが高い」という話をしたがそのとおり。

お袋の作ったわさび漬けは「今年のはあまり辛くなかった」ということだったが、まあ、酒の肴にはいい感じだ。

しかし、「美食探偵 明智五郎」の「姑によるキッチンハラスメント」の話を見ながらお袋が作った肴で晩酌するのもソワソワするのお(笑)

ま、お袋にもらってるのは梅干し、葉わさび漬け、黒にんにくくらいだけど。
昨日、苺屋の大将にチダイを 1尾もらったので鯛めしにしてみた。

チダイは 5月が旬で、刺し身にするとマダイにも負けない味らしいので(数年前までは店頭にも「真鯛」の名で並んでいたとか)最初は刺し身にしようかと思ったんだけど、それだと家族三人で分けると量的に厳しいので、大将が美味いと言うてた鯛めしに。

ちょっとネットで探してみると、野菜(人参等)も一緒に炊き込むレシピが多かったのだが、純粋に鯛の身の旨味だけを味わいたかったので野菜は抜きと決める(^^;

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まるごと塩焼きにした鯛を米と一緒に炊いて、炊きあがったあとで一旦鯛を取り出し骨を取り除きながらほぐした身を米に混ぜる・・・というのが一般的な作り方なんだろうなあ。TVとかで見る鯛めしはこのパターンだし。

でも、それも面倒くさそうだし、なにより最初は刺し身にしようと思って既にチダイは三枚におろしてしまっている・・・(^^;

・・・というわけで、おろした身を塩焼きにして、さらにほぐして(少し残っていた骨も取り除き)炊飯器に投入。

味付けは、醤油大さじ 1.5杯+味醂大さじ 2杯のみ。二合の米と一緒に炊き上げる。

いやあ、いい感じに出来たわあ。早速朝飯に食ってみたけど、しっかり焼いた香ばしい鯛の味で、美味ぁ~。鯛めし大正解だった。

娘も「ちょっと塩気が足らん」と言いつつ、塩焼きにしたチダイの頭と一緒に「すごい魚の味がして美味しい」と完食してくれた。こういう味を理解できる舌に育ってくれて嬉しい。昼にも嫁さんにおにぎりにしてもらってパクパク食べてたし。

いや、ホントにチダイは美味い。もう少しサイズの大きいのが手に入ったら、今度は刺し身にしてみようてえ。

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