酒とか食べ物とか: 2022年2月アーカイブ

この間、缶のおしるこで「なんちゃって汁粉」を作った話を書いたが、あのときはちょっと良い汁粉缶を買ったのが逆に災いした。「甘酒入りの汁粉」缶だったのである。

20220219_kinnooshiruko.jpg
甘酒が苦手な嫁が食べることを拒否。俺もいい加減甘酒は苦手なのだが、捨ててしまうのはもったいないので泣く泣く完食したのである。

で、あれ以来、自販機で普通のおしるこ缶を売ってないかすげえ探してるんだけど、全然見つからない。なんか、冬になるとやたらと自販機に入ったおしるこ缶を見たような記憶があるんだけど・・・???

原因はわかった(笑)
かつて俺の愛した自販機コーナーには、おしるこ缶がしっかり並んでいたのである。
玖珂の柳井田にある自販機コーナーだ。

ここにはおでん缶など、他にはなかなか置いていない変な缶が入っている自販機が多かったので、昔はよく利用していた。
俺の中では、かつて欽明路、観音茶屋と並び、岩国三大自販機コーナーのひとつと認定していたのだが、やはりこの田舎で商売をするにはあまりに商品チョイスが変態的で、どんどんと自販機の台数が減っていき、今は3台しかない。
しかも、メジャーなメーカーのものだ。

かつてこの自販機コーナーで、「こんなにしるこ缶入れて、誰が買うんやねん、ほんま」と思っていたときの記憶が残っていたようだ。

そして、規模を縮小した今でも、この自販機コーナーには「おしるこ」缶が並んでいる。

20220219_kinnooshiruko2.jpg俺は嫁さんの好きなダイドードリンコの「金のおしるこ」(内容量190ml)を買って、さっそく「おしるこ缶を使って作ったおしるこ」リベンジを行ったのである。

結果?
うーん、成功でもあり、失敗でもあり・・・
味は問題なかった。しかし、ヌルいのである。もっと熱くないと・・・。なんか冷めたおしるこみたい・・・
敗因は「缶のまま湯煎で温めた」ことである。やっぱ(キャンプであればシェラカップなどの)容器に開けて温めるべきだった・・・

「うーん」と首をかしげる嫁さんの横顔を見ながら、俺は涙で塩味が足されたおしるこを掻き込んだのであった。
今回のキャンプ(和樂の里キャンプ)では、なるべく調理に使う時間を省こうという考えのもと、初日の昼飯はパエリアにした。

いや、パエリア作るのも手間がかかるだろう・・・というご意見をいただきそうですが、そこは「パエリアの素」を使うことで解決(笑)

最近、やたらとSNSの広告に出てくる「KK"CAN"Pの達人 シーフードパエリアの素」というやつの 3個入りパックを Amazon で購入。1個 477円なり。

作り方は至って簡単で、「米1合を洗わずに鍋に入れる」「シーフードの素を投入し、よくかき混ぜる」「炊く」というこれだけ。

20220211_paeria1.jpg 20220211_paeria2.jpg 20220211_paeria3.jpg

パエリアはインディカ米を洗わずにそのまま炊くというのはよく知られている話だが(本当はインディカ米より粘りのあるジャバニカ米を使うらしいけど)、もちろん我が家にインディカ米など無い(笑)。そこでジャポニカ米で代用するわけだが、最近の我が家の米は「無洗米」である(笑)
インディカ米ではなく、更に洗ってある米だが、まあ、いいか。キャンプだし(笑)

量的に、ダイソーの 1合メスティンでは厳しいかな?すぐ吹きこぼれそう。
というわけで、久しぶりにちゃんとしたメスティンを引っ張り出してきてセット。
通常の炊飯のように米に水を吸わせる必要があるのかわからないが、色々とトラブルが発生して 1時間以上放置してからの炊飯となった。

トラブルというのは缶を開けるときに中身をぶちまけて、フリースの上着と綿パンに強烈なパエリア臭がついてしまったこと。
拭いても拭いても強烈な匂いが取れないので、一旦自宅に帰って着替えてくるという余計な時間の浪費が発生・・・

いやあ、この缶、いきなりパカーンと開きすぎるわ(^^;
もう少しじわーっと開かんもんかね?(^^;

あ、味は普通。具は「シーフード」という割には萎びたアサリばかりが目立って、477円という値段は微妙かも。
同じシリーズのイカスミパエリアにも興味があるのだが、さて、どうしよう?


先週末は、高校時代の友人に某計測機械の組み立てとテスト運用を手伝ってもらい、終了後はそのまま家飲みに突入した。
もちろん、仕事の前に酒屋に寄って酒と肴は仕入れていたのである(笑)

この日飲んだ日本酒は、友人が持ってきた「原田 純米吟醸」(山口県)と、俺が購入した「飛露喜 純米吟醸 黒ラベル」(福島県)である。純米吟醸対決だ(笑)

うーん、どっちも「さすが」という味なんだけど、俺的には「原田」の方が好みかな。

20220213_sake1.jpg
「飛露喜」はちょっと酸味が強いかなぁ。つーか、俺の舌、純米吟醸は基本的に「辛く」感じてしまうのよね。なので、好みとしては純米ではない、いわゆる醸造アルコールの添加された吟醸酒や大吟醸酒の方が甘みとフルーティーさをより感じて好きなのである。

「原田」は、純米吟醸にしては酸味があまり強くなくて、なんか優しい吟醸香とフルーティーさもあって、やっぱこっちが俺好み。

まあ、そんなことを言うと、「辛いのが苦手なのは本物の酒飲みではない」とか「純米よりアルコール添加酒が好きとは、味がわかってないやつ」とか言い出す阿呆がいるんだけど、そもそも「本物の酒飲み」とか言ってる時点でお前は偽物だし、「アルコール添加=本物の味ではない」なんて考える時点でお前は素人だからな(笑)
そういうやつが「美味しんぼ」とかをありがたがって、「最近吟醸香が苦手で・・・やっぱり酒は純米でないと」とか馬鹿なセリフを真似するんだよな(笑)

酒飲みに「本物」なんてないし、味の好みに「優劣」もない。あるのは「嗜好品」に対する「好み」だけの問題だ。

まあ、そういう阿呆な酒飲みが多いのは、俺らより少し上の年代なので、酒飲みに行くとそういう阿呆からあれこれ独りよがりのうんちく聞かされてうんざりするんだけど・・・(^^;

ま、愚痴はこのくらいにして、あと、肴に「徳山沖産チヌ」の刺し身を食べたんだけど、チヌ、旨いね(笑)
どうしても「汚いところを泳いでいる」というイメージがあってチヌに食指が動かなかったんだけど、こりゃ旨いわ。また買おう。いや、釣ろう(笑)
ちょっと前に、「華味ラーメンスープで炒飯作るとマジウマ」というエントリーで、「北海道のソウルフードメーカー」といわれるベル食品のラーメンスープを使った炒飯作ったら美味かったぁ~という話を書いた。

20220219_kami1.jpg
これ、「ラーメンスープ」と言いながら、ほとんど「万能中華調味料」なのよね。
まったく他の調味料なしで、「華味ラーメンスープ しお味」だけで美味い炒飯ができた。

で、このスープには「しお味」「しょうゆ味」「みそ味」があって、この間シャレオの「ほっかいどうマーケット」では「しょうゆ味」も買っていた。

なので、今回は「しょうゆ味」である。
前回、一人前の量を作るのに小さじ山盛り一杯入れるとちょっとしょっぱい感じだったので(具がさっぱり系だったのもあってだと思うが)、今回はきっちり一杯で味付けしてみた。

うーん、今度はちょっとひと味足りないか?ちょっと塩こしょうしたらバッチリになった。
入れたスープの量が少なかったのか、しょうゆ味にはこしょうの風味があってるのか?

まあ、美味かったから良いのだ。

さて、炒飯は美味いんだけど、いつもいつも炒飯では「ラーメンスープ」として不満だろう(笑)。そろそろ麺類のスープとして使ってみようてえ(笑)

先日、紙屋町シャレオにある北海道のアンテナショップ「ほっかいどうマーケット」で購入した「華味 ラーメンスープ しお味」(ベル食品)。

ペースト状の調味料で、味覇(ウェイパー)みたいなものを想像してもらえばいいが、120gの小さな缶に入ってて可愛い(笑)

20220212_kami.jpg
ちょうど暇を持て余していた北海道出身の職場の仲間から「買ったことはないけど、ベル食品のジンギスカン用のタレはめちゃ旨なので、それも期待できると思いますよ」とアドバイスをいただき購入。まあ、実売 230円だったから外しても痛くないし(笑)

・・・が、これは買ってよかった

缶に、炒飯にも使えると書いてあったので試しに作ってみたが・・・旨っ!!(笑)

一人前だけ作るのに、分量がわからないので「小さじ山盛り一杯」だけ入れてみたが、ちょっとしょっぱいかなあって感じだった。でも、これ、多分具が「賞味期限の切れた焼きかまぼこだけだった」のが原因かなあ。これがチャーシューやベーコン、ハム、ウィンナーとか、そういう肉系の具だったらちょうど良い分量だったかも。

ちょっと塩気の強い万能中華だしペーストって感じ。万能中華だしを使うときは、具材炒めるときに塩や胡椒を振ったりするけど、これはもう華味ラーメンスープだけで良い。それだけで美味しい炒飯が出来上がる。

定価は 370円くらいで、ネットでもその値段で売ってるみたい。まあ、370円でも安いと思うが、「ほっかいどうマーケット」なら 230円だから、広島在住の人はお店で買った方がいいね。

やったことのある人は多いかも・・・ですが、俺は日頃甘いものは一切食べないし、餡は大の苦手で(^^;、今回キャンプめしにならないかなと思って初めて作ってみたんですよ、これ。

ええ、ええ。缶おしることスーパーで売ってる餅で作った「なんちゃって汁粉」です。

 20220206_oshiruko1.jpg

上に書いたように、日頃甘いものは食べないんだけど、キャンプの朝、ささっとエネルギーチャージしたいときにお手軽に作れる高カロリー食品としてお汁粉ってどうかな?と思いまして(笑)。

最初から小豆を煮て作るのは大変なので、自販機で売っているお汁粉と市販の餅を使って作っちゃえばいいかなっと。

キャンプの前に予行演習ってことで、アルク玖珂店で買ってきた「井村屋 甘酒おしるこ」と「サトウのまる餅」で作ってみました。

甘酒おしるこは紙パックなのでレンジでチン。まる餅も、袋から出して水を張った鍋に入れ沸騰させ、それから弱火で 2分ほど。
容器におしるこを移し、そこに餅を入れたら・・・

 20220206_oshiruko2.jpg

立派な「お汁粉」やん。

ただ、残念なことに、嫁さんは「甘酒」が苦手で・・・。今回作った「なんちゃって汁粉」。甘酒の香りがけっこう強くて嫁さんまったく食べられず(^^;
俺が二杯食べないといけなくなったけど、実は俺も甘酒は苦手(^^;。味わう余裕なく能面のような顔で一気にやっつけました(^^;

「よく自販機で売ってる、(甘酒は入っていない)普通の汁粉でもう一回リベンジやあ!!」と思ったのですが、祖生の自販機・・・缶しるこ、全然入れてないのね~(^^;
岸本商店、山崎商店、藤下商店、そして彩龍の前の自販機と、主だった自販機をチェックしたけどお汁粉は無し。全滅。
なんか、田舎のおばあちゃんが好んで飲みそうなのに(^^; ああ、そうか、自分で作るか(笑)

大竹・南栄の自販機にはけっこうお汁粉入っているので、昼休みに散歩がてら自販機巡りをしてみようてえ(笑)

<追記>
南栄の自販機にはおしるこ缶が入っているというのは、完全に俺の誤認であった。多分、コーンポタージュが多いので、おしるこ缶に記憶の中で入れ替わってしまっていたのかも。
今、南栄の自販機 10台近くをチェックしてみたが、おしるこ缶の入っている自販機は1台もなかった。

このアーカイブについて

このページには、2022年2月以降に書かれたブログ記事のうち酒とか食べ物とかカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは酒とか食べ物とか: 2022年1月です。

次のアーカイブは酒とか食べ物とか: 2022年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


2022年4月: 月別アーカイブ

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら