酒とか食べ物とか: 2014年5月アーカイブ

知り合いに連れられて新天地入り口の店に二、三度行ったことのある「アオニサイ」が、八丁堀に新たに立ち飲みの店を開いたということだったので探してみたが見つけられず(^^;
俺は白島線の電車通り沿いだと誤解していたが、ちょっと中に入らないといけなかったみたい。また今度チャレンジしてみることにする。

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で、完全に頭はビールのことで満たされてしまっていたので、結局帰り道に横川の立ち飲み屋「咲」へ。乗る予定の電車(なにせ、岩徳線に連絡する電車は本数が少ない(^^;)まで 20分しかなかったのだが、もう、飲まずに帰れませんわ(笑)

いつもの「とりわさ」と「生ビール」でスタート。
時間が無い時に寄った時は、だいたいこんなもんで終了だが、昨日は本当に強烈なビール気分になっていたので、途中で生ビールをおかわり。そして、今まで注文したことのない「鶏の燻製」380円也を!!

そしたら店主のチョーさんが「今まで、うちの鶏の燻製食べられたことありましたっけ?」と聞いてくる。どうも、いつも仕入れている燻製(チョーさんのところで煙をかけているわけではなく、燻製は仕入れているようだ)が品切れで、ちょっと高いヤツを仕入れたのだが、どうもいつものより味が薄いような・・・との説明。
まあ、でも、俺は初めて食べるので、そのへんの味の違いはわからず美味しくいただきました(笑)

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丸ごと1羽を燻製にしているそうで、なんと骨付き肉も混ざっている。なんか、鶏の燻製って言ったら、骨をとったモモ肉とかで作られた、ハムみたいにスライスされたヤツが思い浮かぶのだが、それとは随分違う趣である。
味も、燻製というよりは、少し甘みのある、そう、照り焼きのような感じである。
しかも、中華らしく、なんか漢方薬みたいなフレーバーがほのかにする(笑)

俺は立ち飲み屋に行っても、他の客と絡むことなく、一人むっつり飲んでいることが多いんだけど、さすがにこの燻製には少し驚いてしまい、隣のお客さんとこの燻製の話で盛り上がってしまった。おかげで、危うく電車に乗り遅れるところであった(^^;
今日の昼は家族で久しぶりに「らあめん彩龍」へ。

いつもは混んでる時間を避けて行くのだが、今日は娘が腹が減ったとうるさいのでモロに12時台の混んでる時間に訪問。でも、思ったより回転がよくて、15分待ちくらいで席につくことが出来た。

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注文したのは「唐揚げセット」980円也。
久留米ラーメンと宮島地鶏の唐揚げ、サラダ、それに白飯と漬物のセットだ。
あんまり唐揚げばかり褒めていると、大将に「うちはラーメン屋だ」と怒られそうなんだけど、彩龍の唐揚げが美味くてねえ。
味付けももちろん良いんだけど、宮崎地鶏の肉が引き締まってて良いんだよね。ブロイラーとは違うね。
晩飯食いに行った時は唐揚げだけ単品で頼んでビールのアテにしたりするんだけど、今日はさすがに真っ昼間からビールはアレなので、大人しく唐揚げセットで(^^;

今日は、入り口に貼ってある大将直筆の「炒飯作りたくない」メッセージにあてられたのか(^^;、何故か嫁さんと長男坊も日頃頼むことのないホルモン野菜炒めセットにしたりして炒飯を外したのだが、次男坊はしっかり炒飯とラーメンのセットを注文。
まあ、次男坊の大好物だからしかたないか(^^;

ちなみに今日の昼飯代は俺の小遣いから・・・
約4千円。痛い。昔は子供たちもラーメン単体で済んでたのになあ・・・今は皆セットで頼むから厳しいわ(^^;
今週頭、吉田町まで仕事で出かけた。
昼飯をどうしようかと思ってたら、「長浜ラーメン 博多屋」の看板発見。他に店も無いし、ま、いっか・・・と広い駐車場に車を滑りこませると、向かいに「台湾料理 福祥順」が・・・

実は博多屋はそんなに好きじゃないもんで、即効で福祥順の扉を開く俺であった(^^;

店はかなり広い。
座敷もあって、全部でゆうに百人は入るだろう。吉田町でこんな広い店、やっていけるのか???(^^;毛利元就ブームの頃ならまだしも。

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そんな心配をしつつメニューを見ると、ラーメンセットが 700円のようである。しかも税込みで。
速攻注文決定です。
ラーメンセットは、7種類のラーメンの中からひとつと、麻婆飯、回鍋飯、天津飯、炒飯などの飯物(何故か焼き餃子もあったけど(笑))の中からひとつを選ぶようになっている。
ちなみに、ラーメンも飯物もフルサイズですよ(笑)
それで 700円とかブチ安い!台湾料理の店って、なんかセット物が安いイメージがある。最高です。デブ天国ですよ。

俺は、台湾塩ラーメンと炒飯のセットで注文!
出てきた料理は、ホントにしっかりフルサイズですよ!ドキドキします。もう!このデブ殺しめ!!(笑)

で、味の方だけど、台湾塩ラーメンは美味かったわあ。
普通の台湾ラーメンや台湾味噌ラーメンのスープはおどろおどろしい真っ赤な色をしてるんだけど、台湾塩ラーメンは透明な澄んだスープ。でも、しっかりピリ辛味で楽しめた。

それに、麺がなんか良かったわ。
今まで見たこともない、端がビラビラの平打ち麺。見た時はなんじゃこりゃ?って思ったんだけど、なんか気持ちよくスルスル啜れるし、食感も楽しい。味も悪くない。
最初、尾道ラーメンの平打ち麺みたいな感じかなと身構えたんだけど(俺、尾道ラーメンの麺のモチモチ感がちょっと苦手なのよ)そんなんじゃなかった。

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佐野ラーメンも平打ちビラビラ麺だと聞いて写真を見てみたけど、こりゃ違うなあ。佐野ラーメンはそんなビラビラしてないじゃん(笑)
「刀削麺を細くした感じ」というのが一番合ってるような気がする。

炒飯は、決して不味くない。実際好きな味なんだけど、ちょっと薄味かな。
「美味い炒飯」にはカテゴライズされると思うけど、もう少し塩味が効いていれば嬉しかったなあ。

しかし、このセットは当たりだったね。大満足ですよ。
今月、もう一度吉田町に行く用事があるので、そのときも「福祥順」に寄ろうと思いましたね。

ま、「福祥順」の読み方が未だにわかってないんだけどね(笑)
以前、岩国にあるトマトラーメンで有名な「春夏冬(あきない)」が宮島口にも店を出したという話は聞いた記憶があるのだが、よもや藤原ラーメンが撤退したあとに入っていたとは知らなかった。

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あそこ、車の通りが多いから、ちょっと入りづらい感じもするんだけどな。大丈夫か?
俺も、「あ、春夏冬だ!」と思ったのだが思わずそのまま通りすぎてしまい、先でUターンしたという(^^;

で、春夏冬も久しぶりだったのでトマトラーメンを頼む気満々だったのだが、この日は晩飯が遅くなってすげえ腹が減ってたので、「炙りトマトのチーズ盛り」の方に目が行っちゃって(^^;
トマトラーメンの上に、表面を炙られたチーズがたっぷり載っている品だ。780円也。

実は初めての「炙りトマトのチーズ盛り」。ワクワクしながら箸をつけたのだが・・・
うーん・・・これなら、普通のトマトラーメンにしとけばよかったかな・・・という食後感(^^;

いや、まあ、俺もチーズ好きなんで美味しくいただいたんですが、なんというか、味がバラバラ。ひとつの料理としてまとまってないというか。

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「炙りトマトのチーズ盛り」を食べているというよりも、「炙ったチーズ食って、トマトラーメン食って」みたいに別々の料理を食ってるような感じであんまり感動がない。途中からスープに浮いてるチーズの塊が邪魔くさく感じたほどだ(^^;
やっぱ、チーズは小ぶりなのがたくさん浮いてるとか、いっそ粉チーズとか、そういうヤツのほうがラーメンとの親和性が高いと思ったわ。

あ、いや、不味いと言うてるわけではないで。
780円も出したラーメンとしては物足りなかったと言うてるだけや。
普通のトマトラーメンにしとけばよかったわ。

・・・最近金欠病だし(^^;

<追記>
あと、つまようじ入れに、一本もつまようじが入ってなかったのが残念でした。
実は「笑喜知」を訪れるのは本当に久しぶりであった。
「笑喜知」にたどり着く前に「寅卯」があるので・・・というのも理由の一つだが(^^;、一番の理由は笑喜知の大将がバイトを怒鳴りつける姿を見るのが苦痛だったからである。

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いやあ、ホント、よく怒鳴ってた(^^;
なんか、岩国でもそういう「美味しいけど、大将が客の前で店員を怒鳴る」店があったみたいだけど、やっぱお客さんの声を聞くと「気分がいいものではない」んだよね。
大将は良い物をお客に提供したい一心なのかもしれないけど、それを喜ぶ客ってそんなにいないのよ。「うむ。大将が厳しく店員を鍛えてるな」なんて頷く客なんて、相当ひねくれたジジィだけだよ。美味い酒飲みに行ってるのに、怒鳴り声なんか聞きたくねえっつうの。

でも、昨日は「世界のビールとグルメスタジアム2014」で「高くて不味いもの」を食って、もう、美味いものを食って帰らなきゃ、悔しくて寝れねえよ、俺・・・って気分だったのだ。

そしたら笑喜知は選択対象だよね。で、その選択は間違ってなかった(笑)

ああ・・・「ひものの盛り合わせ」美味かったわあ。
きびなご、うるめ、平貝の貝柱、みる貝の水管、サヨリなどの干物のセットで 980円ですよ!これはもう納得の 980円!!(ちなみに写真は二人前 1,960円分ね)
それを電気コンロで自分たちでジリジリ焼きながら、割り水された芋焼酎をすする。
至福の時・・・

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これに、なんたら鯛(失念(^^;)のチャンジャ、だし巻き玉子、漬物盛りなどを追加。それらを突付きつつ、焼酎のおかわりを、「やば美人(麦)」、「もぐら(赤)」と二杯ほど。

最後に、「世界のビールとグルメスタジアム2014」に対抗してウィンナソーセージを注文。480円だったかな。皮がパリっと焼けてて美味かったわあ。
こんなことなら、最初からここでビールとソーセージやればよかった(笑)

美味い肴と美味い酒に満足して、これで一人 3千円くらい。
大将が店員を怒鳴るようなこともなく、2時間半くらい、大変楽しい時間を過ごしました(笑)

同じ 3千円でも全然違うわ、ほんま(笑)
なにせ、岩徳線の最終が 22:25。となると、横川駅を 21:35に出るヤツが最終だ。つまり、その時間が広島で酒を飲む場合の俺的タイムリミットなのである。21時には繁華街を後にしないと間に合わない。
なので、友人のN◎君と「旧市民球場のとこでやるビールフェアに行ってみようで」と話をした時、「定時後の 6時すぎからだと帰る時間が気になっていけんけえ、5時くらいから飲もうや」とか決めたのだ。

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そういうわけで、昨日、俺らが「世界のビールとグルメスタジアム2014」の会場に入ったのは 17:15 頃であった。まだ太陽も高く、絶好のビール日和である。

・・・が、それから10分後、俺たちはすでに撤退を話あっていたのであった(^^;

ちょっと、商売をなめてるのではないか?
「オクトーバフェスト」の看板のついていない、たかだか田舎のいちイベントなのに、オクトーバフェストと同じような価格(いや、正直、ソーセージ盛り合わせなどは(消費税の関係もあるのかしらんけど)明らかに高くなっていた)で勝負ができると思ったのだろうか?
イベント企画したやつ、アホやろ?(笑)俺が社長ならクビにするわ(笑)

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ホント、単なる「季節の早いビアガーデン」のくせに、あの値段設定・・・何?
地ビールが高いのはわかるわ。生産量少ないからな。宮島ビールが 350ml で 700円なのは許すわ。
でも、世界のビールが 350ml で 800円とか 900円とかボるにもほどがあるやろう。
珍しいビールだから?
関係ないやろ。日本国内に輸入されてないビールかもしれんが、生産量は日本の地ビールとは桁違いなんやから、原価が高いわけではなかろう。「珍しいから高く売っとけ」それだけやんか。
で、それが成功してればいいけど、結局消費者にそっぽ向かれてやんの(笑)

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テレビ局の取材は上手いこと人が集まってるところをバックに撮ってたけど、正直、これ、フェスとして完全に失敗してますから(^^; 天井がついてる席のところだけに人が集まり、その他の席はガラガラ。俺らが飲んでた席の横では、大学生が何も頼まずに、単なる仲間の待ち合わせに使って、全員集まったらすぐに会場を出ていってたで(笑)

俺が絶対食うぞ!と意気込んでいた「ムール貝のガーリックバター炒め」。1,500円の品。冷え冷えじゃん。冷たいムール貝の不味いこと(^^;茹でて(炒めて)時間が経ってるんで、身もボソボソ・・・
こんなん、せいぜい出しても 580円までや。

中には「まあ、この値段なら許すか」というものもあった。「ベトナム風すじ煮込み」は600円くらいで十分な量もあり、まあ、それでも店で出されたら「高い!」と思うだろうけど、お祭り価格だと思えば納得できる内容だった。
しかーし、いくらお祭り価格でも「冷え冷えのムール貝」が 1,500円。「炒めて作りおきのソーセージ盛り」が 2,800円とか、狂ってるというか、甘えるのもたいがいにせえよ!という内容だ(^^;

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結局、30分ほどいて俺らは耐えられなくなって退散した。
人が少ないせいか、冷たい風もぴゅーぴゅー吹いてきて身体を冷やすし、もうあの場にいること自体が苦痛であった。
で、そのたった 30分で、俺の財布から 3,000円が消えた。冷たい料理一品とビール 2杯で 3,000円が消えるのである。居酒屋なら千円でお釣りがくるで。
オクトーバフェストの時はそれでもよかった。高っ!とは思ったが、居酒屋と比べるようなもんではなかったからだ。
でも、今回は違う。「こんなことなら居酒屋行っとけばよかった」というフェスであった。何一つ楽しくないのに、金だけむしり取られる最悪のフェスであった。

ま、来年はもうないだろうな、これ。
つーか、来年やってても、さすがにもう行かんわ(笑)
量だな、問題は。
ちょっと昼飯が遅くなって、晩飯までの時間がいつもより短い時なんかは注文してもいいけど、普通に昼飯として食うと、夕方空腹で悶絶しそうだよ。

・・・あ、すみません。突然話が進んで。
「麺屋 廣島弐番」の新メニュー「ざるらーめん」のことですよ。

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これが、ゴマの香りがする塩つけ汁が絶妙でね。
ちょっと塩気が強い気もするが、汗をかく夏には塩分補給も欠かせんからね。夏メニューとして最適かも。
いや~美味かった。
冷たい麺も、良い感じの固さで、冷麺のようなゴムっぽい食感じゃないのが素敵!
梅しそしおらーめん」以来の久々の俺的ヒットだわ。

でも、問題は量だ・・・
ホントに、麺に刻み海苔が載ってるだけのシンプル料理。
つけ汁が美味いとは言え、やっぱ物足りなさが残る。チャーシュー的なものが何も無いし、そもそも、麺の量もこうしてみると少ないしな(やっぱ、スープに泳いでないと、同じ量の麺でも少なく見えちゃう)

この日はサービスデーで 500円でこの「ざるらーめん」が食べられたのでよかったけど、定価の 600円で食べてたら色々もやもやしたかも。100円で特盛りに出来るようなので、700円でガッツリ食ったほうが満足出来るかな・・・

・・・と、美味いけど、デブ的にはなかなか頼みづらい一品だなあ・・・という感じであった(^^;
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旧広島市民球場跡地で開催されている「世界のビールとグルメスタジアム2014」。連休最後の 5/6 に一人で行ってみた。
嫁さんや息子たちはアルパークに買物&映画を観に行ってしまったので、一人で市内をぶらぶらしていたのだ。(いや、どうもアルパークには俺の食指が動くような店がなくて(^^;)

この金曜日に友人と行こうと計画しているので、軽くその下見も兼ねて・・・であった。

うーーーん・・・(^^;

去年開かれた「広島オクトーバーフェスト2013」が大盛況だったから今年も・・・ということだったんだろうけど、正直、オクトーバーフェストほどの賑わいはないな・・・
ちょうど昼飯時に寄ったんだけど、後ろの方の天井のついてない席はガラガラだった。
ビールも、人気あるところは 7~8人並んでるんだけど、他のところは待ちなしで買える。
・・・と思って買いに行ったら、何故か一気に 5人くらい並んだけど(^^; でも、オクトーバーフェストの時はどこもずっと列出来てたからな。

まだ昼飯が胃の中でこなれてなかったので、食い物は買わず、ビールのみ。バスペールエールの S を。800円也。
バスペールエールなんて最近簡単に買えるから、もっと別のビールにしとけばよかったな(^^;

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食い物は、一人でつまむような量のものがほとんどないな。
ソーセージ盛りやムール貝蒸したヤツとか、とても一人じゃ食いきれないような量。お値段もお高いし(^^;
そう。今回は「オクトーバーフェスト」の冠がついてないので、その名称使用料がかからないとか、その分出店料も安いとか、結果的にビールも料理も安くなってるのかな・・・という期待があったんだけど・・・変わらないね(^^; オクトーバーフェストの基準そのまんまやん(^^;

ま、お祭りだから許すけど・・・やっぱりがっかりだな。その辺が客足にも影響してんじゃないの?(^^;
先週末は大阪屋で焼き鳥を堪能したあと、久しぶりに「スペインバル Cadenza(カデンツァ)」の暖簾をくぐった。いや、スペインバルで「暖簾」はおかしいな(^^;「久しぶりに訪問した」・・・で良いか(笑)
ホントに、数ヶ月ぶりの訪問であった。

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カデンツァに来たら必ず頼む「イベリコ豚のサラミ」と、「エスカルゴのアヒージョ」、「地鯵のマリネ」などを。
「エスカルゴのアヒージョ」にはバケットをつけてもらったので、エスカルゴを載せたり、しっかりエスカルゴとシメジの旨味が染みだしたオイルに浸けたりして美味しくいただいた。すっかり腹も膨れてしまった。

この日飲んだワインは・・・もう名前忘れた(^^;
フランスやイタリアのワインの名前より、絶対スペインワインの名前のほうがややこしいわ。
まあ、頑張って頭の二、三文字だけ伝えれば店のお姉さんがなんとか意を汲んでくれるけど(笑)

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「じゃあ、俺は、このペマ、ペマ、ペマ・・・」
「ペマルティン・フィノですね(笑)」
みたいな感じで。(この銘柄は適当)
いや、ホント、店のお姉さんが明るくて癒やされるわあ。

ところで、この日はグラスワインでチビチビやってたんだけど、結局 3~4杯は飲んでしまうので、この日のようにヤロー二人で行った時はボトルで頼むべきだな・・・
その方が安上がりだわ。次回からそうしよう(^^; だって貧乏なんだもん。

あ、ところで、茄子のピクルス頼むの忘れてた・・・(^^;

・・・何はともあれ、久しぶりのカデンツァ、満喫しました(笑)
先週末、連休前のささやかなお父さんの贅沢としてN◎君と久しぶりに岩国で一杯やった。

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とりあえず「久しぶりにカデンツァには絶対行く!」というのだけは決めてたんだけど、その他はノープラン。なにせ、急遽決めたイベントだったからな(^^;

さて、どうしよう・・・と中通りから飲み屋街に出たとたん・・・大阪屋から溢れ出る焼き鳥の匂いに・・・もう駄目でしたわ(^^; 「一軒目はここにしようで」と。N◎君もすぐに首を縦に振りましたがな。

そういえば、ここのところ、岩国に飲みに出る度に大阪屋の暖簾をくぐってたんだけど、毎回いっぱいで座れなかったんだよなあ(^^;
なので、本当に久しぶりの大阪屋。

とりあえず生ビール中ジョッキと、今日のおすすめの中から「ぼんじり」や「合鴨」、それに忘れちゃいけない「皮(塩)」などを注文。

ああ・・・今思い出しても至福のひと時でした。

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俺らの後に、若い女性の二人連れが入ってこれで満杯。その後、やはり若い女性が一人で飲みに来ちゃったけど、残念ながら席が無し。残念そうに去っていかれた。

ホント、昔ながらの小汚い焼き鳥屋って感じだけど、こうして若い女性(それもヤンキー系ではなく、知性が感じられる女子ね)が一人でもぶらりと入ってくるのってすごいよね。
その辺、味だけではなく、店の雰囲気も大きなポイントなんだろうね。
例えば女将さんも、大きな声でざっくばらんに接客してるけど、田舎の飲食店のババァにありがちな「馴れ馴れしい」ところまで踏み込むことなく、「親しさ」だけを感じる絶妙の距離感で客と対峙してる。すばらしい。

これでもう少し席が多ければ嬉しいのだが、今の品質を保つには今ぐらいがちょうど良いのかね。
いや、昔から安い飲み屋の「ん?この酒、水で薄めてない?」疑惑というのはあったわけだけど、居酒屋ニパチの焼酎は本物ですわ。いや、悪い方に(笑)
本物の「水で薄めた焼酎」ですわ、これ(笑)

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アルコール度数調べてみたらええわ。絶対 25度ないやろ。
いや、俺も家で焼酎を割り水(水割りではない)して飲むし、割り水すること自体は悪いことじゃないよ。でも、それならそうと正直に書かなきゃ。

もちろん、「そういう味の焼酎だ」と言いはることはできるよ。アルコール度数だって、別に 25%ないとダメなわけでもあるまい(酒造会社では、税金の関係で「焼酎」のアルコール度数はきちんと決まってるけどな)。
俺も、「本当に薄めてるのかどうか」なんてわからない。薄めてるわけではなく、アルコールが飛んで売り物にならない焼酎を安く仕入れている・・・ってことだってあるかもしれないし。
しかし、確実なのは「そういう味の焼酎を客に出している」という事実だ。

いや、ホントに、俺、今までの人生で飲んできた物(健康食品とかじゃなく、味を楽しむための食事という意味で)の中で、BEST3に入る不味さでしたわ、ここの紫蘇焼酎。
紫蘇焼酎作ってる酒造会社に謝れ!ってレベルやで。確実にニパチのせいで紫蘇焼酎の評価が下がってますわ(^^;

いや、俺は「安い店には安いなりの理由がある」ということはよくわかっている大人です。
でも、客商売には超えちゃいけない線というのがある。
ニパチの焼酎の「薄さ」「不味さ」というのは、その超えちゃいけない線をおもいっきり超えてるね。

ニパチのドリンクメニューで飲めるのは「ウィスキー」だけだね。
これは元々安っぽいブラックニッカの味が、変にいじられることなくそのまま使われている。仕入れ単価的に、わざわざ「薄める」必要もなかったんだろう。だから安心して飲めるんだ。「あ、ブラックニッカだ(笑)」って。
それにひきかえ焼酎は・・・

いや、ホント、ニパチはやりすぎだわ(笑)
昨夜は、岩国の飲み仲間であるエムイさんとたまたま広島で一緒になったので、帰りに横川の立ち呑み屋「咲」へ寄った。

さて、最初は何にしようかと入り口上の手書きメニューを見ると、ホッピーセットというのがあるじゃないか。
ああ、久しぶりにホッピーいいな・・・と思い「黒」を注文した。

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すぐに、焼酎が少量入ったグラスとホッピー(黒)登場。
この時、店主のチョーさんが「ホッピーは半分ずつ入れて飲んでくださいね」と言うのを聞き流しつつ(「そりゃ、グラスの大きさから見ても、一度に全部は入れられんやん」とか思いつつ)、さっそくホッピーを注ぐ俺たち。

そして、そのままホッピーを継ぎ足しつつ呑んでると、それを見たチョーさんが「あー!」と悲鳴を上げる。

「咲」では、一杯目を飲み干したところで、またチョーさんに頼んで二杯目の焼酎を入れてもらい、そこに残ったホッピーを注ぐ・・・という形であった。
いやあ、最初からホッピーが全部入る大きいジョッキで出てくる店と、自分で適時継ぎ足せるように別のグラスに焼酎が入って出てくる店しか知らなかったので、うっかりしてたわ。最初のチョーさんの説明をちゃんと聞いておけばよかった。
「こういう出し方だと、だんだん焼酎薄くなっちゃうじゃん」とは思ったんだけど、安い立ち呑み屋なんだからそんなもんか・・・なんて思って呑んでた(^^;
結局、焼酎半分損しちゃったな(^^;

そして、二杯目。
今度こそはちゃんと飲もうと思って、「よし、もう一度ホッピーだ」とメニューを見ながら「ああ、じゃあ、またホッピーで・・・あのホッピー・キンミヤ焼酎で」と言うと、チョーさんが悲しそうな顔で、「あれは、ホッピーに入れる焼酎だよ」と。

ホッピーセットのメニューには、ホッピー(中)キンミヤ焼酎、ホッピー(外)白、黒とか書いてあったんだけど、これって、(中)と(外)の組み合わせってことだったんだな。その時点でやっと気づいた。

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俺の中では、ホッピー(中)キンミヤ焼酎というのは、ホッピー(白)とキンミヤ焼酎の組み合わせ、他のホッピー(白)とか(黒)と書いてあるのは、例えばホッピー(黒)とわけわからん銘柄の焼酎の組み合わせ・・・ということだと誤解していた。

そうすると、ホッピーセットって結構良い値がするな。
最初に飲んだホッピー(黒)は、キンミヤ焼酎 200円+ホッピー(黒)220円の組み合わせで 420円ということになるのである。ホッピーに 420円か・・・

俺は、「やっぱ二杯目のホッピーやめる」とチョーさんに告げ、電気ブラン 380円也を注文したのであった。

二杯目の生ビールを平らげて、さて、最後に中国の酒でも飲んで帰るか・・・と思ったんだけど、「咲」にはそんなに中国の酒、置いてないんだよね(^^;反対に、日本酒とか焼酎とか置いてある。
なので、中華料理とか中国酒とか、そういうのを求めて「咲」に行くと肩透かしを喰うかも(^^;

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数少ない中国の酒の中で最初に俺が選んだ酒は「甘いから、食事しながら飲むには適してないかも」とチョーさんに言われ、しかたないのでその横の酒を注文。それが、「紅星 二鍋頭酒(五十六度)」であります。

中国の白酒(パイチュウ)、いわゆるスピリッツで、名前のとおりアルコール度数 56度のきっついお酒です。
まあ、スピリタスの 96度からすればまだまだな数値だが、スピリタスは原産国のポーランドでさえ「そのまま飲む習慣はない」からな。かならず何かで割って飲む。しかし、二鍋頭酒はストレートでいきますぞ。

ところで、「咲」では二鍋頭酒の酒量規制がある(笑)
一日一杯しか注文できないのだ。
話によると、以前、調子にのって何杯も飲んだお客さんが店の中で大変なことになったそうである。どう大変だったかは教えてくれなかったが、それを機に杯数制限が行われるようになったくらいだから相当な粗相をしでかしたのだろう(^^;

ちなみに「紅星 二鍋頭酒」、なんと読むのかわからない。注文した時聞いたんだけど、もう忘れた(^^;

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で、食べ物の方も最後にもう一品。
この時になって、入り口の上におすすめメニューが掲げられているのを発見。
その中から、またも常連のJ子さんの真似をして「麻辣湯」を注文。辛さが選べるので、一番辛い「激辛」を選択。これが美味かった。

もともと俺は麻辣味が好きなので、花椒と唐辛子のヒーハーな辛さがたまらん。これはこの店でかならず頼む定番が早くも出来たな。
しかし、俺、確かに「マーラータン」と覚えてたんだけど、「麻辣湯」ならもっと汁気があるよなあ。「湯」はスープなんだから。「咲」で食べたのは、煮物みたいだったからなあ。
でも、チョーさんが、「麻辣湯は庶民の料理だから、各家庭でレシピが違う」とか、そんな話をしていた記憶がある。こういう、汁気の少ない麻辣湯もあるのかな。
ちょっと、覚え間違いしてるのかもしれないから、近々、また行かないとな(と、酒飲みは何かと理由をつける(^^;)

ところで「二鍋頭酒」は強い酒だけど、日本の芋焼酎ほどには癖もなく、スピリタスほどの消毒液臭さもなく、俺はけっこう飲みやすかった。ちびちび飲んでるうちに、すっかりコップ一杯の白酒を空けてしまった。
他のお客さんやチョーさんから「強いですねえ」と言われたが、チェイサーの水と交互交互に飲んでいたら、意外とスピリッツってヤツは酔わないもんである。
実際、俺はこの日家に帰ってから自作パソコンを一台組んで、BIOS の起動まで確認して寝たぞ(笑)

いやあ、しかし、通勤経路に良い店見つけたわ。
ちょっと電車の時間があわない時とか、ちょっと一杯飲みながら時間調整が出来ていいわあ。また行こう。

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