酒とか食べ物とか: 2021年3月アーカイブ

なかなか口にすることができない・・・

「山賊弁当」である。

いつも数日で九州に帰ってしまう長男坊が珍しくこの週末まで帰省していたので、地元山賊の味を久しぶりに堪能させてやろうと、先週木曜日は(前回19時すぎに寄った反省を踏まえ)定時で逃げるように大竹の職場を出て 18:15に山賊着。

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前回は時間が遅かったので「いろり山賊」の横の売店は閉まっていて、「竈(かまど)」の売店で弁当を買おうとして売り切れだった。

この日の「いろり」の売店には女性客が 3人ほど、「竈」の売店には客無し。しかし、弁当は本来「いろり」側で買うものだという思い込みがありそちら側に並ぶ。これが実は大失敗だったのである。

俺が並んだ時点で先頭にいた若い娘さんが、時間をかける、かける(^^;

あれこれ商品について質問したり、後ろに客が並んでいるのにおかまいなしである。後でわかったのだが、後ろに並んでいた女性も、この若い女性と同じグループだった。並んでるのも知り合い・・・という甘えか!!後ろに赤の他人のおっさんも並んでいるのに!!注意力散漫!!

そして、やっと俺の番である。

「山賊弁当ありますか?」
「ありますよ。残り2つだけですが」
「じゃあ、弁当2つと、山賊焼きを2つください(4人分ほしかったので)」
「おむすびを別に2つ買われたらお弁当と同じになりますよ」
「いや、弁当2つと山賊焼き2本だけでいいです(後述するが、むすびが目当てで弁当を買ってるわけではないので)」
「はい、では・・・」
「あ、(嫁さんに弁当の代わりに)餃子ももらえますか」
「焼くのに時間かかりますけど、お待ちいただけますか?」
「あ、そうなんですか?これは?(と、レジの前の餃子を指差す)
「それはサンプルです。餃子は注文いただいてから焼くので」
「どのくらい?」
「えーと、10分くらいですね。よろしいですか?」
「うーん・・・(車に娘を待たせていたので)じゃあ、いいです。以上で会計お願いします」
「はい」

とここまでレジ係のおばさんと会話したところで、「竈」の売店のおばさん登場。レジの後ろにある弁当をガッと手に取ると、

「弁当、最後の2つもらっていくねえ」
「え?こちら(俺ね)のお客さんが購入されたんじゃけど」
「こっち(「竈」の売店)の方が(売ったの)早かったけえ」
「でも・・・」

と言いつつ、二人でじっと俺を見る。

「じゃあ、いいです。山賊焼きだけ4本ください」
「本当によろしいですか?」

とレジ係のおばさんは申し訳なさそうにしているのだが、「竈」のおばさんは抱え込むように弁当をガッツりホールド。まったくこちらに譲る気が無いのがじんじん伝わってくる。俺は苦笑いで「いいです」と回答した。

「すみません。いいですか?おむすびを単品で買っていただければお弁当と同じに・・・」
「むすびはいいです。」

そう。我が家で山賊弁当をもとめるのは、山賊むすびが食べたいからではないのだ。高森牛の牛串が食べたいからである。弁当についてくる牛串が家族みんな大好きなのだ。でも、あれ、単品で売ってないから。だから弁当を買うのだ。山賊むすびは無ければ無いでかまわないくらいだ(笑)
そして、「竈」のおばさんは満足げに弁当を手にし、去っていったのであった。
多分、「いろり」のおばさんとの力関係でも上なんだろうなあ(^^;;;

「ちょっとの差でしたね。前のお客さんが長かったから・・・」とおばさん。

まあ、それもあるけど、俺が山賊弁当を注文したあと、餃子のやり取りとか他にも色々会話があった。純粋に弁当だけ買ってさっさと金を払ったら間違いなく俺が購入できていた。つまり、本来はちょっとの差で俺の勝ちだったのだ。

俺がまず生まれながらの紳士であったこと。そして、山賊には色々知り合いも働いているからゴネて騒ぎを起こすのもあれだなあというのもあったことで丸く収まったが、実際にはこれ、(俺がよそから来た観光客だったら)確実にトラブルになっている。

「竈」のおばさんの正しい対応としては、弁当を置いている売店側で既に注文が済んでいれば(まだ金は払ってなくても)、そっち(俺ね)を優先するべきである。

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プロの接客係ならそうするであろう。「こっちのほうが注文が早かった」と言っていたが、実際には俺も注文はさっさと済ませ、その後、「むすびはどうだ?」とか「餃子は時間がかかる」という話をして会計が遅くなっただけである。実際にどっちの注文が早かったかなんてわからない。そこで「うちは○分前に注文をもらってたから」みたいな話をしても意味はないし。
しかし、自分が注文を受けた客に「やっぱり売り切れてました」と言うのはいやだったのだろう。

正直、高校生の時から「君の接客はいいね」と「坂の茶屋」の社長に褒められ、他のバイトとは別に 2万円の特別ボーナスをもらっていた接客のプロの俺(笑)、また東証一部上場企業の名古屋以西の営業マンで競うプレゼンテーション大会で優勝し、常務から「よかったぞ」と2万円の小遣いをもらった(2万円ばっかや(笑))営業のプロの俺からすると「チッ、素人め」な案件であった(笑)

まあ、俺の弁当を横取り、いや、最後の弁当を購入できたお客さんが小柄で上品なおばあちゃんで、孫のお土産にでもするのか、にこにこ嬉しそうな顔をしていたので許すけど(笑)

しかし、俺が「山賊弁当」を手にするのはいつの日なのか・・・
なんと長男坊が帰省中に体調を崩し入院(コロナではありません(笑))。まあ、一週間ほどだったのだが、ずっと食事は「点滴&おかゆ」だったようで、退院するなり「とにかく身体に悪いものが食べたい」というので、その日の昼飯はマクドナルドのハンバーガー、翌日の昼はラーメン食べに「らあめん 彩龍」を訪店したのである。
いや、身体に悪いものとか言うたら大将に怒られるで(^^;

11:45頃訪店したのだが、数分待ったくらいですぐに入店できた。

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長男坊は俺や次男坊と比べると食が細いのだが、とにかく食欲がおかしくなっているようで、俺の「食えるんか?」という心配をよそに「コンビ(ラーメン&チャーハン)」を注文。
しかし、テーブルに配膳されたチャーハンを見て、「え?これ、半チャーハン?量、多すぎん?」と、初めて彩龍を訪れた素人さんのように目を丸くし言葉を失っていた・・・

案の定、なかなか食べきることが出来ず、結局40分くらいかけて食べていた。女子中学生か!?(笑)

俺は「唐揚げ定食」を注文。ラーメンと唐揚げ、白飯のセットだ。
実は俺もいつもより朝食が 1時間ほど遅かったうえに、その朝飯が「インスタントラーメンに飯をぶち込んで猫まんまにする」というデブ飯だったので(^^;、いつものように食欲を爆発させることができず、何とか完食というありさま(^^;

息子からの「助けて」という視線を無視し続けたのであった(笑)

いやあ、席が窓際だったので、飲み友でもあるママ友一家が外で順番待ちをしている姿が見えて、いつ口の悪いママ友に見つかって「さっさと食べて出んさいや、デブ」と怒られるかドキドキ怯えながら息子がチャーハンを食べる姿を見守る俺であった・・・(笑)
先週金曜日は職場から直行してアルパーク北棟の 109CINEMAS に移動したので、上映開始まで少し時間ができた。
以前であればアルパーク西棟のレストラン街で飯を食ったのだが、広島の人はご存じのように天満屋が撤退して以来西棟は全面閉鎖中である。

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さて、どうしようかと思ったのだが、そういえば北棟には「ふじ★もと」ライクなサンマらーめんが有名な「永斗麺 アルパーク店」があったのだ。
いや、以前から認識はしていたのだが、一度も入ったことがなかった。
俺は「人生の中で訪店できる数には限りがあるので、できるだけ色々な店を訪ねてみたい」派なので、ついつい西棟、あるいは東棟の飲食コーナーへ足が向いていたのだ。

というか、紙屋町の本店にも 6年以上行っていなかった。本当に久しぶりのエイトメンだ。

で、注文したのは思い出のサンマらーめんではなく「辛あぶら麺」750円也。

汁なし担々麺のようにまぜまぜして食べる。
けっこう強めの辛味と白髪ねぎの爽快な風味で、よくある「あぶらそば」的なものよりさっぱり食べることが出来る。白髪ねぎのザクザク、シャキシャキした食感も良いね。

最初、こってり感が抑えめだし、汁なし担々麺の花椒みたいにパンチが効いてるわけでもなく、正直物足りなさを感じ、「ああ、サンマらーめんにしとけばよかった」と悔やんだのだが、最後には「ああ、無くなってしまう。もう少し食べていたい」と思ったので、やはり美味かったのだろう。

永斗麺にしといて正解だった。
この間、西長野の「ラーメンファクトリー」が「のぉくれ」に変わっていたが、日曜日が休みのようなのでなかなか行けないかも・・・という話を書いた。
しかし、その話を書いた翌日の月曜日。急遽私用で休みをいただいたので、昼飯時に「麺や のぉくれ 岩国店」を訪ねてみたのである。

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注文したのは「しょうゆ(あっさり鶏ガラスープ)」680円と、「やきめし小」320円也。

しょうゆラーメンはその名前のとおり、あっさり鶏ガラの醤油ラーメンである。

確かにあっさりなんだけど、かなりはっきりと鶏の味がする。
甘みがすごくて、これ、鶏皮も一緒に煮とるやろう?と思った。美味い。本当に鶏の旨味が全て溶けだしたスープだ。
あっさりしてるけど、薄味ってわけではなく、しっかりしたあっさり味なのである。

自分の過去ブログを検索してみると、「鶏皮みたいな味がしてちょっと苦手」とか書いてるなあ(笑)
まあ、実際俺は「鶏皮」は駄目なんだけど(パリっと焼いてある焼き鳥の「皮」なら食べなくはないけど・・・という感じ(^^;)、年齢を経るとともに味覚も変わってきたのか、この日のスープは普通に美味かったわあ。

そう。しょうゆラーメンは何がどうという個性はないのだが、とにかくしっかりと鶏の出汁は出ている。魚粉がかかっているのだが、その味を感じないほど。鶏の旨味に取り込まれているというか、俺の舌がおかしいだけというか(^^;、魚介魚介してない。うまくまとまっている。もう一度言うが普通に美味い。

そして、やきめしがこのしょうゆラーメンによく合う。具の竹輪が、ばあさんが作ってくれた焼き飯を思い出させる。まあ、味は全然違うけど(笑)

でも、こういう普通のラーメンを食べると、今更ながら「ラーメンファクトリー」の「鶏白湯ラーメン」が恋しくなったのも事実である(笑)
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西長野の「ラーメンファクトリー」は、最初に訪店したときは「なんか一味足りない」という印象だった(嫁さんも同じ印象だった)が、二回目に訪店したときに食べた鶏白湯は美味かったので、また行こうと思ってたんだけど・・・

「麺や のぉくれ」に変わったのね。

まあ、「ラーメンファクトリー」自体「のぉくれ」大将の血族と聞いていたので、経営が芳しくないのを兄貴(?)が引き継いだって感じ?

「のぉくれ」のラーメンは好きなんだけど、田布施の方まで食べに行くのが面倒だと常々思ってたので、西長野に「のぉくれ」がやってくるのは大歓迎だ。

ググってみると、この店は 2号店で、3/8にオープンしてたようである。

でも、日曜日は休店日らしいのと、今日はどっちみち大量に作られたカレーを消費しないといけないので、「のぉくれ」のラーメンを食べられるのはまだまだ先になりそうだ・・・

周防大島の神浦にある怪しげな店をご存知だろうか?

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伊保田港でエサ釣りをする人は、この店で餌を買ったことがあるかもしれない。しかし、ルアーオンリーの紳士である俺は、この横を通りながら「なんか、小汚い廃墟があるなあ・・・あ、なんか営業はしてるんだな、この釣り餌屋は・・・」くらいにしか思っていなかった(笑)

よくよく見ると、鮮魚店なのね。しかも、食事も出してるのね・・・(笑)

ということで、2/20~21の逗子ヶ浜キャンプの帰りにN◎君と寄ってみたのである。

店に入って壁にぶら下がるメニューを見ると、食事は「うに丼」1,900円と「海鮮丼」1,600円しかないようだ。なかなか良い値がするな(笑)。日によって中身は微妙に違うようで、多少の値段の変更があるようだ。

店に入って「こんにちわー」と声をかけるが誰も出てこない。
この店は掘っ立て小屋だけど(失礼)横に長くて、食事処は右の端、真ん中が鮮魚店で左端が店員の休憩所になっているようで、どうも声が聞こえにくいようである。いや、まあ、客として色々言いたいことはあるだろうが(笑)、諦めず声をかけてくれ。

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そして、海が見える窓辺の席(と書くと、海辺のカフェみたいなものを想像するかもしれないが、床がが傾いて斜めになってるし、窓は潮風で白く曇ってるし、枯れたススキのような草に視界を遮られるし、手作り感がすごくて初期の「彩龍」を思い出させてくれる(笑)。まあ、それでも景色は良い(笑))に座りけっこう待っていると、大将とバイトの女子高生(かな?)が盆に載った海鮮丼セットを持ってきてくれた。

この店の雰囲気にそぐわない若い娘の登場にしばし呆然とした後、丼の中に目を移す。

茹でエビ、サーモン、タコ、サザエ、しめ鯖、とり貝、イカ、なにかの貝の給水管とかにきゅうり。
うーん・・・得なのかどうなのか?「山芳亭」の「特選海鮮丼」が 1,728円だからなあ。この内容で 1,600円と比較するとどうなのか?

不誠実な商売が原因で人気が急落、すでに潰れてしまった「しまねお魚センター」の刺身定食やスーパー天丼と比べるとお得感はあるんだけど、びっくりするほどの「やっぱり周防大島は魚が安くて美味しいね!」的な驚きはないなあ。

そして、俺とN◎は「サーモン入ってるな・・・」と目で語り合った(^^; 
「地の物で作った丼じゃないんだ・・・」と。ネタから周防大島らしさはほとんど感じない。日本全国、どこの食堂で海鮮丼を頼んでも出てきそうな内容ではあるな・・・と。

いや、否定的な書き方をしているが、じゃあ、美味くなかったのか?と言うと全然そんなことはなく、どのネタも美味かった。地の物じゃなくても、鮮魚店の大将の目利きで仕入れてきた魚は美味いに決まっている。「しまねお魚センター」の食事は大して美味くないのに高いという最悪なものだったが、ここの海鮮丼は間違いなく美味い。俺たちは「これで全部地の物だったらなあ」と贅沢を言っているだけである(笑)

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つーか、セットのハマチの刺し身が最高。俺の人生で一番美味かったハマチだ。
状態が絶妙なのである。ちょうどいい熟成。ぷりぷり感は残しつつ、しっとりとした舌触り。感触が良い。そして味も良い。ベストです。
「刺し身、めっちゃ旨やな」とN◎に話しかけると、彼も黙って頷いたのであった。

あさりの味噌汁の味が薄かったのは残念だったけど、満足できた昼飯だった。

支払いの時に大将が一杯 100円引いてくれて、二人で 3,000円だった。1,500円のセットであの内容なら十分だろう。居酒屋なら、あの刺し身だけで 6~700円取るで。

というわけで、まあ、普通に美味い値段相応の食事をとることができた。
あの個性的な掘っ立て小屋の中で、普通に美味い海鮮をいただけるということが、実際は驚くべきことなんだよな(笑)

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