酒とか食べ物とか: 2017年9月アーカイブ

思えば俺は怖いもの知らずだった。
俺の未来は俺が決める。何人たりとも俺の行き先を操ることなど出来ぬわ。それが神でも、悪魔でも!!・・・と思って生きてきた。
俺の行手に立ちふさがる如何なる物にも、露程の恐れも感じぬわ!!と思ってきた。

しかーし、この間ふと思い立って血圧量ったら、俺の想像を超える高血圧。
怖い、怖い、死ぬ、死ぬ。

・・・ということで、今後は摂生をしつつ、慎ましやかに生きて行こうと思うのだが、この頃の弁当は、まだ何も怖いもののなかった頃の俺の残像・・・

9月20日(水)の愛俺弁当

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どーんとメインのコロッケ。そこに「焼きそば餃子」を大胆に3つ配置。
これだけでも高カロリーなのに、いつものスクランブルエッグはマヨネーズ入り。塩味も効かせて。男らしい弁当。なにげにポツンと置かれた炙り辛子明太子も更にカロリーを引き上げている。

9月21日(木)の愛俺弁当

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甘い醤油ダレを付けて焼かれた大ぶりな鶏肉が2つ。みりんと醤油を垂らして焼いたちくわ。ウィンナー。そしていつものスクランブルエッグにマヨネーズを追加して。スクランブルエッグの中にもマヨネーズを混ぜ込んでいるのに、更にそこへ追加することを恐れぬ男気。さりげなく添える炙り辛子明太子。俺が側にいてくれたら何も怖くなかった。

9月22日(金)の愛俺弁当

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「もっと油を食べなよ」それが俺の愛の言葉。俺は本気で愛したヤツにしか油を勧めない。「大好きだよ、俺。油を食べて」そうして出来上がった弁当たち。
この日のメインディッシュは、カリカリ衣のとり天にとんかつソースとカラシを載せて。副菜はコロッケ。たっぷりとウスターソースをかけて。申し訳程度に胡瓜を置いてみるけど、もちろん何の意味もないよ。
そして、小さな巨カロリー「炙り辛子明太子」を添えて。

ああ・・・高血圧なのにこんな弁当を平気で食べてたなんて、改めて俺のことが好きになっちゃう。
好き、好き、俺。でも、高血圧怖い。
昨日は 20:50頃までお客さんのところで残業して、それから久しぶりに串揚げ気分になったんで「寅卯」に向かってたんだけど、途中で捕まってしまった・・・「鳥太郎 土橋店」に(^^;;;

串揚げ気分だったんだけど、いざ焼き鳥屋の提灯を見てしまったら、一気にまた焼き鳥気分に引き戻されてしまったのだよ(^^;

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鳥太郎も二度目の訪店。前回、帰り際に「串もり(5本)」400円というリーズナブルな品があることに気づき悔しい思いをしたので(笑)、今回は迷わず「串もり」を注文。
「くっそ安い串ばかりのセットかもな・・・」と若干の心配があったんだけど、「きも、ネギマ、もも、砂ずり、皮」の、まさに「焼き鳥の基本」の5本セットなので満足した。
いや、「きも」なんかもサイズ、味ともにまったく文句無かったよ。

それと、「漬物盛り」も注文。これが 300円。写真を見てもらえばわかると思うけど、「梅干し、たくわん、白菜漬け、かっぱ漬、しば漬け、しそにんにく」という、清々しいまでにオリジナリティの無い(業者物を取り分けただけの)盛り合わせだが、それにしてもこの量で 300円というのは安い。

最初、「宝剣 純米酒火入り」(広島県)一合 800円也をやっていたのだが、串5本を平らげるころにはほとんど空いてしまい、まだ漬物がほぼそのまま残っているのに、おちょこ一杯分しか残っていなかった。

さすがにこれでは漬物は食いきれん・・・と、「レモンチューハイ」300円也を注文。
いや、ここ、日本酒に水をつけてくれないんで、一合飲み終わる頃には喉が渇いちゃうのよね。あ、このブログを飲食関係者の人も見てるかもしれないから書いておくけど、気の利いた店なら、必ず日本酒には「和らぎ水」を付けて出してくれるよ。

ま、「鳥太郎」は安い焼き鳥屋だから許すよ。基本的に、美味い酒を飲みたいなんて客、そんなに来ないと思うし。
だから水代わりにレモンチューハイを頼んだのだ。でも、大将は「はい。レモンチューハイ」って復唱したのに、完全に忘れてる(^^;
結局、「今焼いてる、店員へのまかないの焼き鳥を焼き終わったら出てくるのかな?」などと思っているうちに、漬物、食い終わってもうたわ。おちょこ一杯の日本酒で(^^;

「これで料金だけ取られたら、そのことをブログや Twitter で拡散してやる・・・」とか思いつつお勘定したら、その時点で大将がチューハイを出してないことに気づき、慌てて注文表から消してた。セーフ。

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しかも、このお陰で結果的に俺も助かった(笑)

ここで、タイトルの「財布には 11円・・・」につながるのだが、お金払ったら、俺の財布に 11円しか残ってねえ!!チューハイの注文が通ってたら払えなかったぁ!!(^^;

「串もり」400円+「漬物もり」300円+「日本酒一合(宝剣)」800円+「付出し」220円=1,720円。

財布には 1,731円しか入ってなかった。50すぎのおっさんの財布に 1,731円?(^^;;;

今回は大将の粗相が、結果的に俺を助けることになった。でも、やっぱ、こういうミスの積み重ねが店の「客数」にも響いてると思うよ(俺が居た間、他の客はたった一人だけだった(^^;)。今後は気をつけて・・・と、11円の入った財布を握りしめながら、俺は心の中で大将にエールを送ったのであった。
白島線沿いに以前から気になっていた店がある。

「アユカ」である。

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この辺りを歩いたことのある人は知っているだろう。メニューを書いた紙がベタベタ貼ってある怪しい入り口。そこから地下に下りていく勇気が俺には無かった。あの、どんな店でも「一人でもいいですかね?」と入っていく俺が訪店を躊躇する店・・・

それが「アユカ」である。

しかし、先日、やっと職場の人たちと訪店することが出来た。

いやあ、ワンダーランドでした(笑)

なにせ、料理も酒も異常に安い。

焼酎なんか、「二階堂」「白波」とか一杯 99円よ。角ハイボールが 199円やからね!!これは安いですわ。
「カレイの唐揚げ」、「明太子の天ぷら」が299円だし、「じゃこ盛りチャーハン」「キムチチャーハン」も299円。「春雨サラダ」「ごぼうサラダ」などのサラダ類は全品 200円なのだ。

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ただ、実はこれが「値段相応」だったりする。見た目はしょぼいし、量も少ない。
「キムチチャーハン」299円には驚いたが、これが量的には半チャーハン相当なのだ。普通の量で 299円はすごいけど、量がこれだとねえ・・・とちょっとがっかり(^^; しかも美味くない(笑)
キムチチャーハンはまだキムチの味だから当たりハズレも小さいが、じゃこ盛りチャーハンは明らかに薄味。塩気が全然足りない。

万事この調子だ。付き出しで出てきたゴーヤなんかも、まったく下ごしらえがされていなくて「えぐい苦味」が残ったまま・・・

なかには「お、安い」と思うものもあるが、ほとんどの料理が「まあ、安いっちゃ、安いけど、内容的には値段相応」かな。

見た目も良くないしなあ。厨房の人、あんまり料理が得意ではないのかも(笑)
「つぶ貝の刺し身」(だったかな?なんかの貝の刺し身(笑))なんかも、貝の身の横に水で戻したワカメが添えられているんだけど、無造作にだらっと置かれていて汚い・・・(^^;

ただ、飲み代が安く上がるのは事実。
酒飲んでる時、ついつい色々と頼みすぎてしまうことあるけど、なにせ一皿一皿が安いんで、色々食った割には安いってことになる。
普通、何かツマミを三品も頼めば確実に 1,000円オーバーだが、この店じゃ 1,000円行かないからね(笑)

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この辺は評価が別れるところで、やっぱ「美味い肴でじっくり飲みたい」派からの評価は低い(^^;
反対に、俺なんかはちょこちょこ色々なものをつつきながら飲みたい派なので「アユカもあり」だ(笑)

ちなみに、まともな酒や料理も置いている。俺は「龍勢 特別純米 夜の帝王」(広島県)を呑んだが、これはグラス一杯 379円である。元々高い酒ではないが、ちゃんと冷やしてあって美味かった。

ということで、まだまだ「アユカ」を理解するには時間がかかりそうだ。

・・・しかし、いつまでこの店が存在しているか・・・客、いなかったし・・・(^^;

気になる方は早めに訪店することをおすすめします(笑)
先日、友人たちと「彩さい」で食事をしたあとで、もう少し腹になんか入れようか・・・と出かけたのが「職人握り寿司居酒屋 や台ずし 岩国駅前店」。

ここは「居酒屋」と名乗っていることからもわかるように、居酒屋メニューも充実していて、ちょっとした飲み会にも使える。

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ま、最近は回転寿司なんかもサイドメニューが充実してて酒の肴には事欠かんが、やっぱ回転寿司屋で飲み会ってのもちょっと違和感あるわな(^^;
テーブルがベルトコンベアの周りに配置されてて、奥側の席のヤツが注文品をいちいち取らなきゃいけないし。回転寿司屋には酒飲みに行こうとは思わんなあ。飯を食いにいったついでに飲むことはあっても。

「や台ずし」は普通に店員に声をかけて注文。料理も店員がテーブルまで届けてくれるので、ま、感覚的に普通の居酒屋だよね。ベルトコンベアも廻ってないし(笑)

ただ、角ハイボールが税込み 464円よ。高っ!これはちょっと・・・ね。
いや、俺、飲食関係もすげえ安価な店ができてさあ、デフレな今の状況っておかしいと思うんよね。美味いものには金を払わんと。でも、ひとつくらい貧乏人の逃げ道を残したメニュー構成にしてほしいわけよ。

それが角ハイボールだと思うんよね。

「や台ずし」ってさ、450円以下のアルコールってひとつもないやろ?あ、聞いたこともない銘柄の熱燗が 432円か。唯一、これだけが一杯 450円以下のアルコールや。生ビール(中)は一杯 529円や。高っ!俺的には、生中一杯 500円を超える店はアルコールで儲けよう感がちょっと出過ぎてて「うーん?」と思っちゃう。

そんな中で、角ハイボールは 280円・・・とは言わんから、せめて 300円台では出してほしいよね。
「懐は寂しいけど、今日は飲むぞ!!」という時の逃げ場の無いメニュー構成は、「居酒屋」と名乗っていても所詮「飯屋」だな・・・としか思えん。なので、冒頭に「ちょっとした飲み会にも使える」と書いたんだけど、実際には「や台ずし」を「飲み会」で使おうとは露ほども思わんわ(笑)

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こんな風に、飲み会帰り、あるいは別の店に移動する前に、「小腹が空いたんで、ちょっと何か食ってこう」的に使うのが「や台ずしの賢い使い方」って気がするね。

酒の肴的には美味いものもあるのに惜しいよね。
刺し身などは寿司屋なんだから当然美味いとして、「本場名古屋の味 手羽先唐揚」ってのがなかなか良い。
これ、「こしょう強め」「こしょう弱め」のどちらかを選ぶんだけど、当然「強め」で行くよね。そしたら、もう、「世界の山ちゃん」のあの味になるのよ(笑)ビールと一緒にやったら最高やね。

ああ、なのに生中が 529円じゃ萎えちゃうよ・・・
三日前。遅くまで十日市の事務所で残業予定だったので、とりあえず晩飯を食いに「焼肉 ラーメン どんどん」を訪ねた。

カウンターに座りメニューを眺めると「ワンタンメン」の文字が目に飛び込んでくる。
この夏に「上海総本店」のワンタンメンを食って以来、なんかワンタンメンが気になるのよね。おかげで最近、口にする機会がちょっと増えているのだ。食べ比べってわけではないんだけど。

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ということで、「どんどん定食」のラーメンを「ワンタンメン」720円に変えて注文。
「どんどん定食」とは、「ラーメン」「白飯」「とんかつ(サラダ付)」「小鉢(この日は冷奴)」「漬物」という豪華な組み合わせの「毒」である。いや、ホント、こんなの、高血圧の中年男子には毒ですよ、毒。でも、毒が良いんだよなあ(笑)

「どんどん定食」は通常 1,100円なのだが、ワンタンメンは通常のラーメンより 120円高いので、1,220円となる。贅沢やなあ(笑)

で、ワンタンメンの味なのだが・・・独特やね・・・
中国本土は知らんけど、日本だと(というか、俺の経験だと)、スープと一緒に食べるワンタンは具が薄味、単体で食べる餃子は具にもしっかり味がついているってイメージ。

いやあ、「どんどん」のワンタンは餃子と同じ具が入ってるね。味が濃厚。ニラの味がバンバンする。

うーん・・・これはこれでアリな気もするけど・・・俺は普通のワンタンがいいや(^^;

ところで、定食の「とんかつ」がなんと固い、固い。
筋が残ってて固いとかじゃなく、肉全体が固いな。

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前歯で噛み切ろうとしても噛み切れん(^^; 仕方ないんでそのまま口に入れて奥歯で必死で咀嚼。こういうパターンだと俺ってすぐにえずいちゃうんだけど(子供の頃から、長時間口の中にものを入れてるのが駄目なのよ。ガムとかもずっと噛んでると吐く(笑))、「どんどん」のとんかつは不思議とそれはなかった。

ただ、俺、最近、衣がサクサクのフライとか食べると、口の中がすぐ内出血しちゃうのよね(^^;

いや、ホント、口の中の違和感あるところを指で触ってみると、ぷにぷにって内出血して水疱みたいになってる。強く押さえると皮膚が破けて出血したりして・・・

これってさ、高血圧のせいで毛細血管が破れやすくなってるとか、そういうことなんかいね?

いつもは口腔内なんだけど、珍しくこの日は喉のところがそんな感じになっちゃって、未だに熱いものとかを飲む時痛いよ。
「どんどん」のとんかつはしばらくノーサンキューだな(^^;
先週末、たまたま帰宅途中のJR山陽本線で飲み友達のM井さんと一緒になったので、「ほんじゃ、ま、一杯やっときますか」と岩国駅で途中下車。
同じく飲み友達のCコさんが某小料理屋(?)で呑んでるみたい・・・と、二人でその店に行ってみたのだが、残念ながらCコさんは既に退店。

20170915_sinmi1.JPGそのままそこで呑んで行ってもよかったのだが、なんと店はほぼ満席。しかも、店独特の匂いから「死臭」を連想してしまうので(わかる人だけ笑ってください)別の店に向かうこととした。

散々悩んで訪店を決めたのは「酒奏 Sinmi」。俺は初めての店だったが、以前から料理の美味い店として名前は聞いていた。楽しみである。
しかし、ここでも若干のトラブルが(^^;;
何と店が移転していたのである。しかも、移転したのは俺らが訪ねた前日(^^;まだ移転二日目ということだ。

新しい場所に向かいながら、もしかしたら移転を祝う客で混んでるかなあ・・・なんて話してたんだけど、それは杞憂だった。座敷(といっても、仕切り等は一切ない)がひとつ空いていたので、すぐにそこに二人で着席。

20170915_sinmi2.JPG最初に、生ビール(ジョッキではなくグラス)を一杯やったら、すぐに日本酒に切り替えた。
「花垣 米しずく 純米」(福井県)をいただく。
うーん、ほのかな甘味や旨味を感じた瞬間に辛味がやってきて、いわゆる「キレの良い酒」?美味い酒だが、あまり俺の好みではなかったかな。もう少し甘味を感じていたいんだよね。

麹米には酒米の「五百万石」を使ってるけど、掛米に酒米ではない「日本晴」が使われているんだな。懐かしい、「日本晴」(笑)。俺が子供の頃はうちでも作ってたなあ。「ヤマヒカリ」「ヤマホウシ」とかと一緒に。
一時期、作りやすさと何とでもあう味で日本を席捲した米だけど、今は広く作られているのは山口県と滋賀県だけなんやね。「やさしい甘味」の米だったから、キレの良い日本酒に仕上がってるってことか。

あ、Sinmi では、酒を呑む「おちょこ」は十数種類の中から自分で選ぶことができる。これは楽しい。まあ、悩んだ挙句、結局地味~なやつを選んじゃいましたが(^^;

で、酒にあてる料理。
この日は退社前に社食で晩飯を食っていたので、腹は十分満たされていた。なので「海鮮カルパッチョ」と「鶏手羽先」、それに「ウツボ唐揚げ」を二人で分け合って肴にすることにした。

「ウツボ」を食べたのは初めてだ。
味は完全に「白身の魚」である。タラよりも「しっとり、ねっとり」してる感じかな。変な匂いもなく美味い。ただ、やっぱり白身魚の代替品って感じはあるな。タラとウツボの唐揚げがあったら、「物珍しさ」のフィルターがなければタラを選ぶと思う。
でも、やっぱり物珍しいので、また誰かを連れて訪店することがあれば、絶対頼んじゃうな、これ(笑)

というわけで、酒も肴も楽しめる店ではあるのだけど・・・

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この日はむっちゃうるさかったわあ(^^;
なんか、20代前半くらいの若い女の三人連れが隣の座敷で飲んでたんだけど、こいつらが騒ぐ、騒ぐ。なんで、そんなに絶叫するような声でしゃべるのか?(^^;
M井さんとの会話にも支障がでるほどの音量であった。

どうも給仕のバイトの女の子の友達みたいで、店主とも顔見知りの様子。そのせいか注意をするそぶりもない。いや、飲み屋だし、少々騒がしいのは良いんだけどさぁ、ちょっと常軌を逸してる騒がしさだったで。

「こんな客が幅きかせてるようじゃ、こりゃ、日本酒をゆっくり味わえる店でもねえなあ」と半ば呆れ、もう二度と来ることもないだろうな・・・と密かに思ってたんだけど、俺らが帰る前あたりから、とうとうバイトの子も「もう少し静かにして」と友人たちを注意し始めた(笑)
やっと気づいてくれたか(笑)

・・・また呑みに来よ(笑)
東京はやっぱ物価が高いね。
いや、30分299円飲み放題っていう気が狂ったような店があるのも東京なんだけど、やっぱ普通の店だと微妙に高いわ。

20170918_kawakami1.JPG例えば、先日、JR の市ヶ谷駅近くで食べたラーメン。

「ラーメンかわかみ 市ヶ谷店」(「市ヶ谷2号店」かも)の「ねぎらーめん」780円也。

うーん・・・780円?

いや、まあ、サービスで小ライスがついてくるんで、ラーメン+小ライスと考えれば 780円は適正価格かもしれんが、別に小ライスいらんし。(小ライスを付けるかどうかは最初に聞かれる。炭水化物王の俺はもちろん付けた(笑))

テーブルに置かれている柴漬けをぽりぽりやりながら生ビールを飲みつつ待っていると、思ったより時間をかけて出来上がってきた「ねぎらーめん」・・・

うむ。普通やな(笑)

決して不味いラーメンではないが、個人的に残念なところは「ねぎの風味があまり感じられない」こと。
ラーメンショップの「ねぎみそ」とか「ねぎしお」とか食ったことがある人はわかるだろうけど、食い終わった後にまだネギの風味が口腔内に残ってるやん。ああいうのが無いね。ちょっと弱いネギ?(笑)
ネギの上にちょっとラー油っぽいものがかけてあって、狙いはラーショと同じピリピリしたネギの味なんだろうけど、あの鮮烈なネギ臭い味の余韻はなかったなあ・・・

20170918_kawakami2.JPGスープは(いつものように「多分」ですが(笑))牛メインの動物系醤油。なので、甘みの強いスープ。これ、ネギが本当にピリ辛だったらよく合うスープなんじゃろね。残念。

まあ、このラーメンが 600円台であれば俺もこんなに残念だとかなんとか言わないと思うんだけどねえ(^^;

あ、麺がね、多加水でかん水多めの「黄色い中太縮れ麺」。俺が「びよんびよん麺」って呼んでるやつ。俺が好きじゃない麺ね。あれなのよね。
なので、俺のこのラーメンに対する思いも自然と厳しくなることは最後に付け加えさせていただきます(笑)
先週、高校時代の友人たちと三人で、久しぶりに岩国で呑んだ。
最初に訪店したのは「季節料理 彩さい -SaiSai-」である。

ここは、この時のメンバーの一人であるTシャンの知人が「美味しかった」と推薦してくれた店である。

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実際、出て来る料理は美味しかった。
予約をした時、取り敢えず「内容は店主おまかせのお造り」だけ二人前ほど頼んでおいたのだが、あとはその場でメニューを見ながらアラカルトで頼むことにした。

「和風サラダ」や「牛ミノ唐揚げ」「旬、野菜の天ぷら」などを食べたが、どれも美味しかった。
「牛ミノ唐揚げ」なんか、自分で頼んだあとに「やっぱ、日本酒に合わなさそうなんで失敗したかなあ」とか思ってたんだけど、いやあ、全然。そんなの杞憂でしたわ。
サクサクの衣に包まれたミノは、適度な歯ごたえはあるのに簡単にサクっと噛み切れて食べやすいし、日本酒とも合う上品な甘みの肉であった。

日本酒は、およそ10種類くらい置いてある。どれも一合 900円である。
全国チェーン店の店に行けば、純米吟醸一合 700円なんてところもあるから、それと比べるとちょっとお高めかもしれない。でも、地元の小料理屋や居酒屋ならこんなもの。適正価格だ。

俺が注文したのは、

    • 雪の茅舎 純米吟醸 ひやおろし(秋田県)
    • 東洋美人 純米吟醸(山口県)

の二種。
ただし、三人で別々の酒を頼んで、ちょっとずつ飲み比べてみたので、この他にも、

    • 豊香 秋あがり 別囲い 純米(長野県)
    • 勝駒 本仕込み<特別本醸造>(富山県)
    • 中島屋 純米吟醸(山口県)

なども口にした。あと、一、二銘柄ほど呑んだと思うが、その辺は記憶が曖昧(^^;

ちなみに、一番美味かったのは「豊香」である。
甘いのが好きな俺は日本酒度が +1.5 と辛さ控えめの「雪の茅舎」を頼んでみたのだが、日本酒度 +4 の「豊香」の方が強い旨味と、ちゃんと米の甘みも感じることができ美味かったなあ・・・
「雪の茅舎」はちょっと淡麗だった。あんまりこういう言い方はしないけど「淡麗甘口」って感じ。その分、旨味の強い「豊香」の方が好みかな。

あ、あと、「東洋美人」は安定の美味さだった。日本酒度 -5 という「彩さい」に置いてある酒の中では一番甘めだが、決してくどい甘さではないし、フルーツ香もして飲みやすい。

いやあ、日本酒を堪能しましたわ。
「彩さい」はお酒を頼む毎に、毎回違うデザインの新しいおちょこを持ってきてくれて楽しい。

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そして、この店の魅力は、何と言っても(タイトルにも書いているように)バイトの女の子だ。大学生くらい・・・かな?ちょっと俺は女性の年齢がよくわからないのでアレですが(^^;

見た目は普通なんだけど(怒る?(笑))、その接客態度が最高なのだ。俺らムサイ中年、いや初老か、そろそろ(^^; そんなおっさん三人組ともちゃんと笑顔で会話してくれて俺らの心を鷲掴みや。
最後に会計のために呼んだ時も、「もう帰られるんですか?新しいお酒の注文だと思ったのに」なんて言うもんだから、危うくまた腰を落ち着け飲み始めるところだったよ。危ない、危ない。

いや、でも、ホントに、変に甘い声で媚を売ってくるようないやらしさはなく、明るくハキハキと対応している姿がよかったわ。

また、あの子にお酒を持ってきてもらうために訪店してもええかなっと(笑)

お代の方は、日本酒をたくさん頼んだのもあって、お一人 5,000円をちょっと超えるくらいだった。
別エントリーに書いたように、6年ぶりに訪問した「海鮮料理屋 大告丸」であったが、18時の開店直後に 2人連れという「そんな人数で一部屋使われたら迷惑なんですけど」的人数で訪問したのが気に食わなかったのか、随分冷たい接客を受けることとなった。

N◎君と、案内された部屋で、

「大将も、『ああ?二人だけかよ?』みたいな目で見てたけど、2階のフロア担当の兄ちゃんもひどかったな」
「あんたら2人で何しにきたの?うちはグループで食事される人たちのための店なんですけど感がハンパなかった(^^;」
「ま、もう二度と来んわ」
「じゃね」

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なんて苦笑いで話しをしたのである。

でも、食い物は美味いんだよなあ(笑)

この日は、まず「生ハムサラダ」と「地鶏もも肉のタタキ」を注文。
これが、美味い。更に、二人には多すぎるほどの量。地鶏のタタキなんか、美味いんだけど、食っても食ってもなくならないんで「もうええわ」と思うほど(笑)
ああ、これや。これが「大告丸」や。

酒もちゃんとしたのを置いてて嬉しい。
この日は、

  • 紀土 KID48 純米吟醸(和歌山県)
  • 寫樂(しゃらく) 純米吟醸(福島県)

のニ銘柄を試す。
どっちも美味かったけど、「寫樂」が俺好みのフルーティーさでより美味かったかなあ。
純米吟醸なんだけど大吟醸みたい。いや、ちゃんと米の味はするが、それでいてほのかな甘味で飲みやすい。
俺は日本酒は大好きだが、決して「本物の酒飲み」ではないし、そうなりたいとも思ってないので、素直に「大吟醸的な味が好き」なのである(笑)

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そして、最後に注文した「活いか姿造り」が絶品であった。
その日取れたばかりの下関・角島産のイカの姿造りだが、新鮮で透明の身は想像通りコリコリとした歯ざわりと、舌の上に優しく広がる旨味。うーん、最高。

しかも、胴体の部分を食べ終わると、一旦お造りを引き上げ、ゲソの部分を炙って再び持って来てくれるのだ。塩かタレで食べる。我々は塩を選択。やがて届けられたゲソ焼き。うーん、たまらん。美味い。

ほんと、仮面ライダー展のお土産を持ったオタク中年に対し見下した態度を取るような店なのだが(笑)、食い物は美味いし、置いてる酒の選定もなかなかなんだよな。

N◎君は「態度は悪かったけど、これだけ美味いものを食わせるのなら許す。また来たい」と言っていたが、俺はもういいわ(^^; 俺は気が小さいので、あんな迷惑そうな接客をされると、ビビって食事どころじゃなくなるし(今回はN◎と一緒だったので気を取り直したが)・・・
もうこの店には来ないでしょう(^^;
去年の12月から全然アップしてないので「愛俺弁当ってもう作ってないんですか?」と聞かれることが時々あるんですが・・・
続いてますよ。
もう、習慣ですからね。
あ、でも、惰性で作ってるわけじゃないですよ。なんつーんだろう、日が経てば経つほど愛情が深まってるっていうか・・・ホント、俺、俺のことが大好きっすね。

9月11日(月)の愛俺弁当

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鶏もも焼き、かいわれのロースハム巻き、ウィンナー、以上嫁提供。玉子焼きっぽいスクラブルエッグだけ俺製。愛俺度が低いって?いやいや、数じゃないですから。俺の俺への愛を10としたら、嫁の俺への愛って 2くらいじゃないですか~。だから俺の愛の方がいっぱい詰まった弁当!!
ご飯には、炙った明太子を載せて。

9月14日(木)の愛俺弁当

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今週は、月~水まで事務所に泊まっていたので(仕事ではなく、飲み会と野球観戦のためですが。てへ)、火、水は休みで 3日ぶりの愛俺弁当。
前の晩に食べた鶏の炊き込みご飯を詰めたので、おかずは鶏肉衣焼き、がんもどき(生姜醤油で)、ウィンナー。全部嫁提供。俺は弁当箱につめただけ。
あ、でも、俺の俺への愛を10としたら、嫁の俺への愛って実際 0じゃないですか。だから結局俺の愛情だけが詰まった弁当。愛俺弁当。

というわけで、まだまだ続いている愛俺弁当。
だって、俺の俺への愛が尽きることってないじゃないですか(笑)
先日、嫁さんと広響の定演を聴きに行った時のこと。
1時間ばかし時間があったので、早めの晩飯を食ってから行こうということで、中島町の「広島風お好み焼 みっちゃん 横川店分家」へ。

20170908_micchan1.JPGいや、横川に「みっちゃん」なんかあったっけ?

多分、広島に出張だか観光だかで来る人が「お好み焼を食べよう」と思って調べると、「八昌」などとともに候補に上がるのが「みっちゃん」だと思う。
この「みっちゃん」というのは、間違いなく八丁堀にある「みっちゃん総本店」とその直営店のことだろう。

しかし、広島市内で見る「みっちゃん」の暖簾の数はもっと多い。色んな所で「みっちゃん」の名を目にする。

全部「偽者」である。
いや、それぞれが本物の「みっちゃん」なんだけど、「みっちゃん総本店」が広島を代表するお好み焼き屋で(しかも「丸く焼くお好み焼」の元祖である)、それを目指して人がやってくるという現状では、「みっちゃん総本店」直営店以外の「みっちゃん」というお好み焼き屋は皆「偽者」となる。

ヤングマン西城とは別人の「西城秀樹」という歌手がいたとする。それがたとえ本名であろうとも、やっぱりこの「西城秀樹」は偽者である。
つまりそういうことだ。「みっちゃん」の偽者と言われたくないのであれば、店名を「みつえちゃん」とかにするしかない。「いや、みっちゃんでいきたい」ということであれば、それはもう「偽者」と呼ばれても仕方がないということだ。

この中島町の「みっちゃん」もそんな偽者の一つだ。

奥の二人がけテーブル席に座り、俺は生イカ、生エビの入った「そばスペシャル」を、嫁さんはノーマルな「肉玉うどん」を注文した。
そういえば、嫁さんと二人きりで食事をするのも、昨年11月に「The お好み焼 ふくろう」でお好み焼食べて以来や(笑)毎回、お好み焼やな、俺ら(^^;

さて、そろそろ出来た頃かなと思っていると、店員さんが一人困ったような顔でやってくる。何かと思えば、「うどんの方にも生イカを入れてしまったのですが、大丈夫でしょうか?」「もちろんトッピング代はけっこうですので」とのこと。
まあ、別に嫁さんはイカアレルギーでもないし、反対にラッキーやん・・・と「大丈夫ですよ」と回答。

しかし、全然ラッキーではなかったのである(^^;

スペシャルを頼んだせいか思ってたより調理時間がかかり、気づけば開演時間が近づいてきていた。15分、いや、実質 10分くらいで食べないといけないかも。
いや、俺はいいよ、食えるから。しかし、嫁にはきつそう。食うの遅いからな。

ただでさえ厳しいそういう状況で、嫁にとっては「生イカ(実際には、生エビも相当数入っていた)」の存在が重くのしかかってくる。思ってた以上に生イカが入っているのだ。涙目になって「無理かも」と嫁(^^;;;
結局、生イカは全部俺のところに移動した(^^; いや、俺も生イカの量が倍になったのでさすがにきついんだけど(^^; 最初に「うほっ、ラッキー」とか思った己の愚かさを呪う(^^; それでも、食べ残すのはイヤなので必死に食うのである。

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ま、結果的には間に合いましたけどね。

ところで、お好み焼のお味の方なんだけど、そばも端の方がしっかりパリパリに焼けているし、なかなか俺好み。
ただ、鉄板で食べれば問題なかったんだろうが、汁気が多くて・・・

「焼きそば鉄板皿」(ステーキ皿みたいなヤツね)に乗って出てきたんだけど、これってそれなりに熱があるから野菜(もやし、キャベツ)が熱せられて汁が出てくるんだけど、だからといってジュッと蒸発するほどの熱はないから、なんかだんだん汁気が溜まってきて(^^;
なんか最後、ソース味の汁そばみたいになってたよ(^^; 正直「うっ」って感じ(^^;

普通の皿で出してくれたほうが(冷めるのは早いけど)いいんじゃないかなあ・・・
というわけで(何が「というわけ」なのかは、別エントリー「結局、今シーズンはズムスタで勝ち試合を見れず」あたりを参照)、今期最後のズムスタ観戦で見事に「しょぼい」試合を見せつけられた俺は、仕事場の近くの居酒屋「本格炭火焼鳥 きてや 広島本川店」にて一人反省会をしたのであった。

20170912_hanseikai1.JPGいや、俺が反省する点なんか何もないけど。

「高いバウンドとは言え、一旦グラブに入れた球をぽろっとこぼして、先発・野村を動揺させ 3失点のきっかけを作ったサード・西川」を始めとし、いつまでたっても立ち上がりがパッとしない(エースのはずの)野村や、相手をノセちゃう淡白な攻撃に終始した打撃陣など、反省しないといけない奴らは沢山いる。俺が反省する必要なんか全然ないわ!!

でも、あんな試合みた後で、すんなり家に帰れる?(^^;

というわけで、串焼き 5本セットと「文佳人 純米 秋あがり」(高知県)をやる。
これ、辛みの中にしっかりとした旨味を持ったなかなか美味い酒。

ホントは久しぶりに「寅卯で串揚げ」気分になってたんだけど、球場で生ビール 2杯、カップ酒 2杯を飲んでたのが、あんな試合なんですっかり悪酔いになっちゃって、もう寅卯まで行くのが面倒くさくなって「きてや」という流れだったんだけど、やっぱ串焼き(焼き鳥)うめぇ~(笑)

「文佳人」をやる前に、赤いユニフォームを脱ぎ、丸めて隣の席に置く。
八丁堀の公衆便所で小便してたら、見ず知らずのサラリーマンに「(にやにや)お兄さん、球場行っとったん?」とか話しかけられたし(^^; もう、ユニ着てるのが恥ずかしいわ(^^;
ファンがユニフォーム着てるのが恥ずかしくなるような試合、ほんませんといてくれ。

20170912_hanseikai2.JPGこの後、「うずらベーコン巻き」と「ささみ(わさび)」を追加して飲んでると、やはり球場で試合を見ていたという DJ みたいな形(なり)の兄ちゃんがやってきて、荒れる、荒れる。
店員の知り合いみたいで、カウンターの隅につれていかれ「まあ、まあ」となだめられてたけど、もう、西川やら野村への罵詈雑言を吐きながら悪いからみ酒飲んでますよ(^^;

ユニフォーム、脱いでてよかった。着てたら絶対絡まれてたわ(^^;

俺以上に嘆き悲しむファンを見て、少しだけ俺は冷静さを取り戻し、美味い酒と焼鳥を堪能して、静かに帰路についたのでありました。
昨日の昼は所用で横川まで出かけたので、「ラーメン屋 おかん」で昼食を取った。
昼休みを取ったのが 20分ほど遅めだったので、「おかん」に入ったのも 13:40頃。
客は、煙草をスパスパ吸っている 30代中頃のサラリーマンと、店主(まさに「おかん」)の友達らしいおばはんだけ。

20170912_okan1.JPG
入り口に近いカウンター席に座り、「ネギラーメン定食」650円也を注文した。
いつになったら、この店の、ネギラーメン以外のラーメンが食べれるのか・・・(笑)

「ネギラーメン定食」は、ネギラーメン、白飯、唐揚げ(or 餃子)、小鉢のセットである。これで 650円というのはなかなかコスパ高いな。

ただ、この日は小鉢が駄目だった。いや、店主のおかんが悪いわけではない。単に俺が苦手なものだったのだ。
アボカドと人参ときゅうりのポン酢和えみたいなヤツ。アボカド、ポン酢と合わさった味がなんか漬物みたいな味で、いや、漬物の味はいいんだけど、アボカドがそういう味すると、なんか腐ってんじゃないかと思えちゃって(^^;
ま、完食しましたけど(笑)デブをなめんなよ!!

唐揚げは随分薄味なんだけど、全然問題ない。なんか妙にでかいのと、ちょっと小ぶりなのと、ふたつの唐揚げが出てきたんだけど、どっちも肉質的にも問題なし。あまり安いと筋が残ってるような肉なんじゃないかと思ったけど、全然そんなことなかった。
あと、上に書いたように、衣にほのかに味が付けられているようで、薄味なんだけど十分な味でそのままいける。
ま、もちろん、俺はデブ族の人間なので、塩と胡椒をかけて食べましたけど(笑)

20170912_okan2.JPG
白飯は・・・あんま美味くなかったな。ま、これは米農家の息子として、ちょっとハードル高めなので。相当飯に力を入れている店でないと、わしらの舌は満足させられんよ(笑)
まあ、決して不味いわけではないんで、広島のラーメン屋の定食の白飯としては許容範囲内なんじゃないかね?

というわけで、650円でこの内容、ほんまコスパ高めだと思うので、ちょっと懐の寒いデブは一度試してみるとええと思うよ。

ところで、この店、換気扇が入り口のドアの横にあるので、カウンターの奥で吸ってるサラリーマンの煙草の煙が、カウンターの上を流れて換気扇に向かう。つまり、カウンターで食事をしている人間は全員臭い煙の被害に遭うのである(^^;

他の客がいるときの食後の一服は、ぜひ、さっさと会計して店外で楽しんでいただきたい。自主的にね。
月曜日の夜は高校時代の友人と三人で岩国で酒を飲んだんだけど、最後の〆はやっぱりラーメンでしょう!!・・・ということで、三人が最後に訪店したのは「串専科 天々」。

20170911_tenten1.JPGもう、店名でバレバレなんだけど、ここはラーメン屋ではない。店主いわく「居酒屋」である。

しかし、ここが 22時以降は「ラーメン専門店」になるのだ。串などの居酒屋メニューは注文不可。頼めるのはラーメンオンリー(笑)

ここのラーメンは「鯛骨スープ」である。

店主は、聞けば色々教えてくれそうな感じだったのだが、なにせ俺ら三人、ラーメンは好きだけどラーメンマニアでもなんでもないので、スープの秘密とかにはまったく興味もなく、ただただ「うまい、うまい」ってラーメンをすすっただけであった。

スープは、いわゆる「魚介豚骨」である。いや、酒飲んだあとの俺の舌はいつにも増して馬鹿になるので、「どこが豚骨よ!!これ、牛じゃん!」ということもないとは言えないが(^^;

確かに香ばしい塩焼きの鯛のような風味がするスープだ。魚介系の中では上品な方だろう。
ただ、最初に「サザエのワタ」のような苦味を一瞬感じる。
「なんか、最初苦味なかった?」って聞いたら、一緒にラーメンを食べたTシャンも「したした」って完全に酔っ払いの顔で言ってたので確かだと思う(笑)
苦味の原因が何なのかはまったくわからないが、俺は嫌いではない味だった。あれで、より鯛の風味が強調されていたような・・・

20170911_tenten2.JPG麺は多加水麺。透明感のある細麺で、いわゆる「びよんびよん麺」だ。
俺は多加水麺があまり好きではないのだが、細麺なので、ま、我慢できるか。てか、魚介系のスープって多加水麺の方が絶対合うよなあ(笑)
多加水麺なので固めにというわけにはいかず「柔らかめ」な食感になるのだが、上に書いたようにこのスープとよく合った麺であった。

TシャンとTNぺいの評価は低かったけど、(麺についてはアレですが)俺は割りと好きなラーメンだったね。

・・・と、ここまでちゃんと読んでいただいた人には本当に申し訳ないんだけど、ほんと、俺、酒飲んでると味覚がむっちゃ鈍くなるんで、実際どんな味なんかわからんで。
このブログを真に受けて訪店し「おい!あそこのラーメン、ウスターソース味の挑戦的な激マズラーメンやったぞ!!」と怒っても俺は知らんぜ・・・ということを、最後に記しておきます。
昨夜は職場の人たち四人で白島線沿いにある「福本屋 総本店」で飲み会。

Facebook フレンドさんに指摘されて初めて知ったのだが、広島駅前の「角打ち 福本屋」という立ち呑み屋と同じ系列店なんですなあ。

20170907_fukumotoya1.JPGこれはびっくり。
また改めて「福本屋 総本店」の詳細については書きたいが、とりあえず「角打ち福本屋と同系列だと思わせるような物は何一つなかった」ことだけはお伝えしておこう。
いや、俺も「角打ち福本屋と同じ名前やなあ」と思ったけど、どこにも共通点がないので、もう絶対なんの関連もない店だろうと思い「立ち呑み屋と同じ名前だと、色々誤解されたり安く見られたりして損することもあるだろうに」と同情してたほどだ(笑)

ま、それはそれとして、このエントリーでは、この日飲んだ酒についてメモっておく。

この日は「飲み比べセット」という、店に置いてある日本酒のどれでも三種類を 70ccグラス(かな?)で飲み比べることができて 780円ってやつで、

星自慢 純吟 無濾過生原酒(福島県)
松の寿 純米 とちぎ酒十四 生酒(栃木県)
澤姫 生もと純米 無濾過生原酒 27BY(栃木県)

を試す。

「澤姫」がちょっと広島の酒を彷彿とさせる濃厚な旨味と強い甘味を感じさせる酒で一番好みだったかな。
ただ、「星自慢」「松の寿」も結構甘味強め。この三種はどれもドライフルーツを思わせるような「濃厚甘め」な味だった。

で、次に、

夢醸 純米無濾過生原酒(石川県)
玉櫻 純米無濾過生原酒 五百万石 70(大阪府)
残草蓬莱 特別純米ひやおろし(神奈川県)

を試す。

20170907_fukumotoya2.JPG
「残草蓬莱」はこの日飲んだなかでは唯一辛く感じた酒だった。一番「淡麗」側に振ってたかな。
「夢醸」「玉櫻」は、「澤姫」ほど濃厚な甘味ではないが、米本来のほのかな甘味が十分感じられて、甘い酒好きの俺も満足できる酒であった。

まあ、俺が日頃暗躍している立ち呑み屋や小汚い居酒屋の価格からすると一、二割ほどお高めな感じはするが、良い酒を置いているので、まあ、許容範囲でしょうな。決して「高い」と感じる店ではない。

「日本酒が飲みたい!」ってときはまた行きたい。

料理の話は、また別エントリーにて。
お盆に広島の嫁さんの実家に帰ったとき、娘のリクエストで昼ごはんは「寿司めいじん ゆめタウン広島店」に行くことにした。おじいちゃん、おばあちゃんのおごりである、

20170813_sushimeijin1.JPGどうも、たまに小学生の娘だけで広島にお泊りさせたときは、ゆめタウン広島店でおばあちゃんに本(漫画とかゲームの攻略本とか(^^;)を買ってもらい、昼ごはんは「寿司めいじん」で摂るというのが定番になっているらしい。

遠慮のない娘ですみません。まあ、俺もこの日はそのご相伴に預かったわけですが(^^;

さすがにお盆休みの回転寿司屋は混んでる。30分ばかり待ってから入店。
つーても、岩国の「くら寿司」のように 2時間待ちみたいな狂気の沙汰ではない(笑)回転寿司で 30分待ちなら可愛いもんよね。

そうそう。上で回転寿司って書いているけど、「寿司めいじん」は回転寿司ではない。
席の端末で注文をしたら、注文した寿司が(「かっぱ寿司」の新幹線みたいな)台座に乗って席のところまで走ってくる。そして、寿司を取り終えたら赤いボタンを押せば、その台座はまた厨房に戻っていくという仕組みだ。

ま、「準回転寿司」みたいな感じ?(笑)

娘は慣れた素振りで、さっさと台座から寿司を取ると、ポンと赤いボタンを押して台座を返している。どんだけ連れてきてもらってるんや(^^;

さて、お味の方だが、うーん、まあ、「おんまく寿司」とか「宇兵衛寿司」とか、大手チェーンでも「スシロー」とかね、その辺と比べると相当評価は下がるんだけど、実際のところ、回転寿司業界であれば「中の中」かなあ。
あんまり、味がしない(笑)
旬ではない野菜や果物を食ってるような感じ。なので、何を食べても「旨味」はほぼ感じられず。ただ、不味いわけではない。大して美味くもないって感じかな。

貝汁を頼んでみたけど、これも「あけみ」の貝汁と比べたら・・・なんか味が薄いし、ぬるいし・・・ぼやけた一品だったなあ。

値段は、例えばマグロが一皿(2貫)で 216円。サーモン炙りは 324円(2貫)、うに軍艦が 432円(2貫)て感じで、高くもなく、安くもなく・・・か。

20170813_sushimeijin2.JPG
というわけで、美味くもなく、不味くもなく、高くもなく、安くもない・・・なお店だね。近くにあれば行くけど、同じ距離に何店か回転寿司屋があったらわざわざ選択はしないかも・・・近くに「スシロー」とか「くら寿司」があればそっちに行くだろうな。(まあ、「くら寿司」は微妙だけど(^^;)

ただ、この日は酒を飲まなかったからなあ。だいたい、回転寿司屋に行くとビールを飲むんだけど、この日は俺が車の運転担当だったので。
いや、この店のビールのつまみ、なんかいいのよ。「トルネードウィンナー」とか「肉巻きえのき」とかむっちゃ魅力的じゃん。

というわけで、ビールを飲んでたら、評価は全然違ってたかもしれない(笑)
20170901_tekka1.JPG日本酒の話しか書いてなかったけど、「鉄板焼 鉄華」の「手作りナゲット」も美味かった。
外はカリッと焼けて、噛むと(マックなんかのと違って)肉感があって、美味い!ビールも進むね。

ナゲットって工業製品かと思ってたんだけど、手作りできるんやね(^^;;
今度、家で作ってみよ。

反対に、「牛すじ煮込み」は俺にはちょっと味つけが甘かった。
ハイボールなんかには合う味かもしれんけど。日本酒とは厳しいかな。

さてさて、今回、何となく「鉄華」での無駄の無いベストな注文方法が分かってきたぞ。

次回は、まず、お勧めの日本酒と「漬物」を注文。同時に、お好み焼も焼き始めてもらう。
焼きあがるのを待ちながら、日本酒をやって、お好み焼が出来たら「生ビール(中)」を。
これがベストやね。金も時間も効率よく使える。

20170901_tekka2.JPG今までは、最初にちょっとしたツマミになるものを一、二品注文。ビールと一緒にそれをつつきながらお好み焼を焼いてもらい、焼き上がったらおかわりのビールとともにいただく・・・って感じだった。
このあと、〆に日本酒なんかを楽しむと大出費につながるのよね。
ポイントは「まず、日本酒」だわ(笑)

別のエントリーにも書いたけど、この7月に締めた会社の決算が大赤字だった(^^;;
出費は引き締めつつ、酒を楽しむようにしないとな。

<追記>
皆様、お仕事お待ちしております。
先日、俺のサラリーマン時代の会社の先輩(異常な巨乳好き)が久しぶりに広島に来られたので、たまたまその先輩と一緒に働いたことのある俺の学生時代の友人も含め三人で飲もうということになった。

20170824_oomasa1.JPG場所は、先輩と友人があまり移動しなくても済むように広島駅前を設定。
「店は適当に決めて」と先輩に言われたのだが、広島駅の周辺だとエキニシの立ち呑み屋しかわからん(^^; 先輩的には「座って飲みたい」ということだったので「さて、座って飲めるような店、知らんぞ」と思っていたのだが、友人が何度が利用した店が駅前にあるということだったのでそこに決定。

それが「串やき おおまさ」であった。
京橋から駅西高架の下の橋を通って駅側に渡ると、すぐにうどん屋(大和製麺)があるが、その二階である。

先に俺と先輩(巨乳狂い)が到着。しばらくして友人が合流した。

先輩や友人と合うのも 3年ぶりだが、話題には事欠かず、すぐに楽しい酒宴となる。
主に友人が最近手がけている「ニッチなFAシステム」の話を肴に酒が進む。
マイコンボードで色々なデバイスを制御する話は楽しい。なにせ、中学生の頃は「ラジオの製作」を愛読していた世代だからな(笑)
それに、恥ずかしい話だが、先期はうちの会社は大赤字だったので(^^;、新しいビジネスの話は大好物よ(笑)

20170824_oomasa2.JPGあ、話を飲み会に戻す(笑)

串焼きはどれでも一本 150円(税込 162円)と、非常にリーズナブルな店だ。
最初に「とりあえず」ビールを頼もうとしたら、店のおばちゃんが「生ビールと串 5本で 850円(税込 918円)のセットがあるからそれにしたら」と勧めてくれたので俺も先輩もそれを。(その中の人参の串は激マズだったけど(^^;)

まあ、串は安いだけのことはあって、サイズも小さく、「まあ、そりゃ一本 150円だよね」という感じの品なんだけど、嬉しいのは、ちゃんと 1本単位で注文できるところ。
安い串焼きの店だと、2本単位で注文しないといけないところもあるんだけど、俺的には色々な串が楽しみたいんでね。

途中からいつものように日本酒にチェンジしたんだけど、ここは置いている酒の種類も多く少し悩んだわ。
結局、今まで飲んだことのない「石見 ワル乃代官 特別本醸造 超辛口」(島根県)と、一度飲んで美味かった記憶のある「飛露喜 特別純米 生詰」(福島県)をやってみた。
どちらも一杯 594円也。まあ、酒に関しては安くもなく高くもなくかな。他の店でも、多分一杯 600円くらいで出す酒でしょう。

「ワル乃代官」は超辛口だったんだけど、実際はそんなに辛さを感じなかった。
というか、酒マニアな人向けの「微妙な味わい」を楽しむ酒なのかもしれないけど、正直、あまり印象に残らない味だった。すっと飲めるってことは、悪い酒ではないんだろうけど・・・(ネットでの評判は良いみたい)

20170824_oomasa3.JPG
「飛露喜」の方は安定の美味さね。米本来の上品な甘みを感じる。俺のような馬鹿舌でもちゃんと旨味を感じさせてくれる酒ってのはすごいよね。

結局、19時前の入店から、18:45~22:30まで 4時間近く粘って、酒と串を堪能させてもらった。
気がついたら、俺らが最後の客で、奥のカウンターではすっかり給仕のおばちゃんと板さんがくつろいでいた(笑)

上に書いたように、串焼きも特別美味いわけではないんだけど、好きな酒を呑みながら、食べたい分だけ串をつまみ、のんびりと先輩(俺の嫁さんからは名前ではなく「巨乳好きの人」と呼ばれている)や友人たちとの会話を楽しめる、なかなか良い店だったね。
何年ぶりだ?「オロチョン 横川駅前店」がここに開店して間もない頃だから、多分、10年近く前だよな?
ゴッドバーガーのビルが新しくなったのが 2007年だからな。オロチョンが元のゴッドバーガーの店があったところに賃貸で店を出したのは、それからそう日が経ってなかったんじゃないかな・・・と思って自分のブログで確認してみたら 6年前だった(笑)

20170904_oro1.JPG初めての訪店の時。ホルモンラーメン的なものを頼んだと思う。あれがノーマルな「オロチョンラーメン」なんだろうな。
そして、それ以来の「オロチョン」のラーメンだったのである。

「オロチョン」に来たのがあれ以来・・・というわけではない。横川のお客さんのところに常駐していたとき、何度か昼飯を食いにきたことがある。しかし、ラーメンは注文しなかった。いつも、焼肉定食的なものを注文していた。
なんかラーメンという気分ではなかったのだが、ずっと「またオロチョンラーメン食べたいな」という気持ちはあった。

そして、満を持して10年ぶり、いや 6年ぶりに注文したラーメンは「激辛 炎を吹くオロチョンラーメン」918円也。
この店で一番辛いラーメンだ。
そこに激辛ラーメンがあれば食べねばなるまい。逃げるわけにはいかない。何と戦っているのかはわからないが(笑)

目の前にラーメンが置かれた瞬間、まず鼻をつくのは「唐辛子の匂い」である。
今まで、いくつもの激辛ラーメンをやっつけてきた俺も、いきなりこれほどはっきりした唐辛子の香りをかがされるケースはそうそうなかった。
醤油系のモツ鍋スープに唐辛子がブチ込まれている感じ・・・だな。

唐辛子の粉をスープに混ぜ込み、麺を啜り、スープを飲む。見た目ほどには辛くない。唐辛子が韓国産のやつなんかな?
これなら、今は亡き「与壱 土橋店」の激辛ラーメンの方が上だ。あれは辛かった。

ニラ、もやし、キャベツといった具をたっぷりスープにくぐらせ口にする。
んん?ちょっともやしに臭みが出てるな。鮮度の落ちたもやしの味。もやし好きとしては残念。
肉的なものは、スープの底に沈んでいる、細切れにされたホルモンだ。量は相当少ない(^^; 20年ほど前だったか、モツ鍋が全国的に異常に流行った頃、ニラとキャベツばかりでモツなんか数えるほどしか入っていない鍋でも商売になっていたが、あんな感じだな(笑)
スープの中からホルモンの破片を見つけ出しては口に運ぶ。宝探しかよ!(^^;

うーん・・・
値段と内容がまったく釣り合っていないな。それは量的なものでもあるし、味的なものでもある。
このラーメンに 918円出して平気なヤツなんて、札でケツを拭いているアラブの富豪くらいのもんやろう。
正直、これが780円でも「なんか損した気分」がするラーメンである(^^; それが 918円って・・・

20170904_oro2.JPG
周りを見れば、ラーメン食ってるの、俺ともう一人だけやん(^^;
大多数の客は、居酒屋として「オロチョン」を利用しているようだ。

確かに、ちょっと居酒屋メニューの方には「ホルモンチャンプルー」486円、「鶏皮パリパリ揚げ」368円など、気になるものはあるな・・・
でも、日本酒も銘柄不明だし、焼酎も「黒白波」「いいとも」「いいちこ」だしなぁ~
俺、別に「アルコール好き」なわけじゃなく、「美味い酒好き」だからなあ。このラインナップでは夜、呑みに来る気にはならないなあ・・・(^^;

うーん・・・(^^;
この金曜日は十日市の事務所に戻って残業する予定だったので、隣の本川町にある「鉄板焼 鉄華」にて晩飯を。

この店のいいところは、鉄板焼き以外の「呑みメニュー」があるところだなあ。
具体的には、日本酒にもちゃんと力を入れて、美味しい銘柄とそれに合う肴を揃えているところ。

20170901_gaijin1.JPG鉄板焼き/お好み焼屋だと、やっぱ塩胡椒やソース味の焼き物に合わせてビールとかチューハイがメインで、日本酒は安い大手メーカーか地元蔵の普通酒を置いているだけ・・・みたいなところがやっぱり多いけど、「鉄華」はそのあたりに少しこだわっている様子。

この日も黒板におすすめ日本酒として書かれていたのは「悦凱陣 純米酒 無ろ過生 オオセト」。一杯 650円也。
香川県仲多度郡の蔵元・丸尾本店で作られる酒。
この丸尾本店は維新の時代、勤皇の志士たちを支援し匿ったりしていたそうで、桂小五郎や高杉晋作も潜伏していたというから、俺ら山口県人にも縁(ゆかり)があると言えなくもない(笑)

ええ。もちろん注文。

「漬物」280円也をつまみながら、お好み焼が焼きあがるまで「悦凱陣」の味を楽しむ。

この「漬物」がまた良い。だいたい、こういうところで「漬物」を頼むと、お手軽な「白菜漬け」が出て来ることが多いが、「鉄華」では大根、胡瓜、人参の醤油漬けである。これが美味い。白菜漬けも好きだが、中までしっかり味の染み込んだ醤油漬けの方が、しっかりした味の日本酒には合う気がする。

「悦凱陣 純米酒 無ろ過生 オオセト」はそんなしっかりした味のする日本酒だ。

20170901_gaijin2.JPG
でも、そのしっかりした米の旨味の奥に漂う甘みが実に上品。ああ、米本来の甘みだなあ・・・とホッとする。

実は以前、別の飲み屋さんで仕事仲間と飲んでいたとき、四国の酒の話になって(実際に、高知の酒など呑みながらだったのだが)「四国の酒は美味い気がせん。なんか不味そう。飲む気にならん」と皆で(飲んでもないのに)散々なことを言ってたのだが・・・

ごめんなさい。大変美味しゅうございました。

ちょっと「凱陣(がいじん)」のファンになっちゃったな。
昨日、たまたま職場で新天地の「にくちゃん」の話になって、「ああ、ちょっと前に行きましたよ」なんて言いながら(実は 2ヶ月も前の話だったが(^^;)、「あのとき、何食べたっけ?」とブログ内検索してみたら・・・

うーむ・・・
あの日のことはブログに書いてなかったか。

6/30 の「電大」ライブのあとで、一緒にライブを観たMイさん、Cコさんと行ったのだが、すでに何を食べたか・・・

写真は残っている。

20170630_nikuchan1.JPG

これは「にくちゃん」行ったらいつも頼むのでわかる。「レバテキ」。レバーのステーキですよ。もちろん火は通ってます。「レバ刺し」ではなく「レバテキ」なのでお間違いなく。

20170630_nikuchan2.JPG

これは「牛たたき」だっけ?だよね・・・そうそう。ニンニクチップを巻いて食うと美味かったんだ。

20170630_nikuchan3.JPG

で、これがホルモンの「ガツ」と「ガリ」を炙ってもらったやつ?
これも、どっちかはコリコリ。どっちかは赤身みたいにすっと歯が通って、似たような名前なのに肉質は全然違っていたような記憶があるが・・・2ヶ月も前なので・・・(^^;

20170630_nikuchan4.JPG

そうそう。
はっきり覚えているのが、この「金魚」って飲み物が激マズだったこと(笑)しそと唐辛子が入ってる。辛くはないんだけど不味かった(笑)
いや、好きな人は好きらしいんだけど、俺は駄目だったなあ・・・

この他に、ホルモン三種盛りとか、色々食べた。ああ、ブロガーとしてちゃんと記録しておかないと。なにせ、ここは「不味かったものを再び注文してしまった」という失敗をしないための俺のメモでもあるからな~
一昨日は、富士見町の「てらや」から十日市まで歩いて帰ってきたので、事務所に戻って仕事の前にビール、ビール・・・とそのまま「立ち飲み 西乃屋」へ(^^;;
仕方ない、仕方ない。ビール飲まないと熱射病になるかもしれんからね。夜だけど(笑)

20170830_nishinoya1.JPGほぼ、一ヶ月ぶりくらいかなあ。
「寅卯」でもよかったんだけど、まだ、俺のなかで「串揚げより串焼き」な感じなのよね。俺、数ヶ月単位で「食べ物の好み」というか「食べたいもの」が変化するんで。
今は「焼き鳥期」。そのうち「串揚げ期」がやってくるまでは、しばらく「西乃屋」かなあ。

ハートランドの小瓶をアッという間に空けて、さて、串焼き(焼鳥)注文。
「ささみ」「せせり」そして外せない「白肝」を。「白肝」は串ではなく皿で出てくる。

まだ、大将とも腹を割って話せる仲でもないので店では言えなかったけど、訪店 3回目?いや、 4回目?まあ、まだ大して来てないんだけど、ちょっとツマミ関係が飽き始めたかな。串の種類も少ないので、毎回同じような注文になっちゃう。
みんなで来てワイワイなら良いんだけど、独り酒のときって、やっぱ酒と肴を楽しむっていうのはあるから、「よし、今日はこれを試してみよう」的な余裕のあるメニュー構成でないとちょっと厳しいかなあ。

そんなことを思いつつ、飲み物を「キンミヤソーダ」(チューハイ)にチェンジ。
「かしわ」に「ししとう」「うずら(卵)」を追加。

20170830_nishinoya2.JPG
テレビでカープ戦を観つつ独り呑みを楽しむ。
途中で「キンミヤソーダ」が切れてしまったが、もう一杯頼んじゃうと事務所に戻ってから仕事にならんし・・・と、氷の溶けた水をすするようにして粘る(^^;
7回の表に新井のタイムリーで 2点差に迫り期待が広がったのだが、結局、8回の表の攻撃。2アウト 1塁からの野間の盗塁失敗で負けを確信(^^; 「西乃屋」をあとにしたのでありました。

大瀬良~。規定打席到達選手の中で唯一ホームランを打ってなかった小林なんかに打たれてるんじゃねえよ!!
立町の「きよちゃん」も、いわゆる「広島ラーメン」を代表する店のひとつに数えられている老舗である。
5~6人でいっぱいになる小さなカウンターだけの店だ。

20170824_kiyochan1.JPG別のエントリーにも書いたが、俺は「茶褐色の広島醤油豚骨スープ」があまり好きではない。そのため、今まで「きよちゃん」にも「醤油臭い広島ラーメンなんでしょ?」って思って訪店したこともなかったのである。

間違いだった。

先日、かつてのサラリーマン時代の先輩(無職)と広島駅前で一杯やった帰りに、小腹の空いた俺は「ワンタンメン」の文字の書かれた垂れ幕を発見し、ふらふらと入店したのであった。それが「きよちゃん」だ。

カウンターにはすでに男二人、女一人のヤンキー三人組がおり、煙草をふかしながらビールを呑み、ぎゃはぎゃはとうるさい笑い声を上げていた。常連なのか、店主もニコニコ笑いながらそんなヤンキーたちの輪に入っている。

「うわ、無法地帯や」と思った俺は、半分ほど空けた戸を閉じてそのまま立ち去ろうと思ったのだが、ヤンキーたちが席をつめてくれて端の方に空きができた。逃げたら追いかけてきそうだ。仕方なく俺は席についたのであった(^^;
あ、席をつめてくれたくらいで、このヤンキーたちを「いい人」だと思わないように。狭い店内でもうもうと煙草の煙を出しているだけで立派な無法者や(笑)

さて、注文したのは「ワンタンメン」800円也。

しばしヤンキーたちの喧騒にまみれ「ワンタンメン」の出来上がりを待つ。やがて出てきた「ワンタンメン」は、茶褐色ではなくクリーム色のスープであった。

「ああ、こっちの醤油豚骨か」

20170824_kiyochan2.JPG
豚と鶏、それぞれからたっぷりと滲み出た肉汁と野菜のエキス、そして程よい量の醤油ダレが相俟って肌色に染まったスープ。何と言っても鶏ガラの香ばしい風味が良い。まったく醤油臭さもなく、これは美味い。
今まで、醤油臭い褐色の広島醤油豚骨なんだろう・・・と勝手に思って近づかなくてごめんなさい。俺は、ヤンキーたちと談笑する親父に心の中で詫た。

でも、ワンタンはいまいちやなあ。
具が少ないんで、あんまり味がようわからんというか、やっぱ「上海総本店」のワンタンメンを知ってしまうと、少々じゃ満足できなくなるな(笑)

というわけで、俺の好きな方の広島ラーメンってことはわかったので、今度は普通のラーメンを注文してみよう。
22:07 の岩国行きで帰ろうと思って JR 横川駅に広電で向かったのだが・・・いやあ、今更ながら「時間ギリギリのときに広電なんか使うのはアホ」ですな(^^;
そういうときに限ってトロトロした客も多く、「降りるのにどんだけ時間かかってんの!!降りる電停が近づいてきたら予め前に移動しとけよ!!ああ、ほら、また信号にかかった!」と内心イライラしているうちに JR、乗り遅れました・・・(^^;

ま、タクシーなり、自分で走るなりしなかった俺が悪いんですけどね(^^;

20170830_kouran1.JPG
というわけで、横川駅前で 1時間弱ほど時間ができてしまったので、ふらふらと本能の赴くままにガード下へ。
3時間ほど前に「晩飯」として塩豚骨ラーメンと餃子を食ったばかりだというのに、「夜食」でまたもラーメンを食べてしまいました。

俺、ラーメンマニアでもなんでもないんで、こんなふうに連チャンでラーメン食べたの生まれて初めてや!(多分)

食べたのは「中華料理 紅蘭」の「味噌ラーメン」680円也。

いやあ、場末の中華屋のラーメンって感じなんだけど、これがなかなか俺好み。一般的に美味いかどうかはわからんけど、俺はここの味噌ラーメン、好きやわあ。

時々「熟成味噌使ってます!」みたいに妙に力の入った店があるじゃん。ああいうところの味噌ラーメンがほんとに舌に合わないのよねえ、俺。熟成した味噌って酒粕のようなアルコール臭がして駄目なのよねえ。

その点、「紅蘭」の味噌ラーメンは味噌の味が優しくていいね。
合わせ味噌でしょうが、白味噌の割合がちょっと多いのかな?若干甘みが強い気がするけど、変な癖がなくて良い。

20170830_kouran2.JPG
麺は細麺なんだけど、茹で具合はほぼ完璧ですな。
博多ラーメンなみの細麺で、食感的に「どんなスープでも麺は細麺にしてほしい細麺原理主義者」の俺的に大満足。博多ラーメンの麺より多加水で伸びにくいのでいつまでもその食感が楽しめた。

具も、ちゃんぽんみたいに細切れに色々入ってて(イカも(笑))楽しめる。(見た目はちょっと悪いんだけど(^^;)
これで 680円なら良いんじゃないかなあ。

以前、チャーシュー麺を頼んだら(味は悪くはなかったけど)スープがぬるくて、「熱々スープ至上主義者」の俺的には「紅蘭」を敬遠してたんだけど、これならまた食べに来たいなあ。

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