酒とか食べ物とか: 2019年12月アーカイブ

昔から疑問なんだけど、麺を固めに茹でてもらう、いわゆる「カタメン」を漢字で書くと「固麺」?それとも「硬麺」?
Google 日本語入力だとどっちも候補で出てくるし、漢字的には「固」も「硬」も「堅」もあまり意味が変わらないというか、「固い」はそもそもオールラウンダーだし、例えば「かたい話」は「固い話」「硬い話」「堅い話」どれでも正解である。

ということで以前から「カタメン」問題で悩んでいたんだけど、この「漢字Q&A<旧版>」サイトの記事がなんとなくしっくりきたんで、今後は「硬麺」を使っていこう。
(「硬い」は「やわらかい」の反対語だから、麺に関しては「硬い」がいいんじゃないって。根拠はただの慣習らしいんだけど(笑))

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話がずれたが、その「硬麺」。
この日曜日に欽明路の「スエヒロ」に家族でラーメンを食べに行ったとき、俺だけ硬麺指定をしてみた。

というのが、以前から「スエヒロ 欽明路店」に関しては「忙しいときは麺を予め茹でてるんじゃないか?」疑惑というのがあって(笑)、忙しい時間帯に食べると麺がグダグダだと一部で批判されていたのである。俺も(笑)
で、「硬麺指定の場合はちゃんとその時茹でるので、本来茹で時間が短いはずなのに、普通の茹で具合のラーメンより後に出てくる」とも指摘されていたのである。

それを試してみたのだが、俺のが一番最初に出てきた(笑)
あんまり混んでなかったからかな(^^;
ああ、息子や娘が頼んでた普通麺を食べてみればよかったな。調査失敗。

そうだ、それより、「スエヒロ」で「背脂増し」の「アブラ」ができなくなったって本当?最近、風の噂で聞いたんだけど。
2011年に「アブラトリプル」ができなくなり、2017年には「アブラダブル」も廃止。そしてついに、ただの「アブラ」もだめになった???
本当なのかどうなのか、教えてエロい人!!いや、偉い人!
先日、19時過ぎまで残業した帰り、広島で晩飯を食っていくと嫁さんには連絡していたので、車を停めてた駐車場の向かいにある店に入った。

「中国料理 喜祥(きしょう)」である。

そう。あのスパイの店だ(笑)

19時過ぎの晩飯時だというのに、客の姿無し。
そのため、店のおばちゃん(スパイなので背が高くスタイルも良い。格闘技強そう(笑))に話しかけられる、話かけられる(^^; 若干たどたどしい日本語で。

20191212_kisyo1.jpgまずメニューを開くと、おすすめの料理の説明が始まる。
「これを頼むと良いよ。これだとご飯をつけられるから良いね。他にはこれもご飯つけられるよ。これとこれの組み合わせも美味しいね(以下略)」と(^^;

結局、おばちゃんの口からは一切語られることのなかった「四川担々麺」700円(税別)と、フルサイズの「海老レタスチャーハン」700円(税別)の豪華組み合わせで注文。たっぷり炭水化物が摂れるぜ!!

そしたらおばちゃんが「うちの担々麺、全然辛くないよ」と、突然の激白(笑)
「え?そうなん?」と俺が驚くと、あ、やばいって感じで「でも、ちょっとだけピリ辛ね」とフォローが入った(笑)

しかし、この時の俺は激辛気分だった。「ちょ、ちょっとまって。辛くないということだと、ちょっと変えます。四川担々麺は無しで」と慌ててもう一度メニューを見る。しかし頭に「四川」とついてて「辛く無い」というのも衝撃やなあ・・・と心の中で思っていると、その思いが伝わってしまったのか、おばちゃんが「でも、うちのオリジナルの辛いラー油を入れたら辛くなるね。大丈夫よ」と更にフォローを。
「あ、そうなん?そういうのがあるのなら担々麺でいいです」と俺も納得して注文を確定した。

おばちゃん、自分が勧めなかった担々麺を俺が注文したので、ちょっと反発してみただけだろうか?(笑)

レタスチャーハンは想像どおりの味。少し薄味でべっちょり感もあったけど、十分美味い。
担々麺は、まあ、たしかに辛くはないけど、別に味が薄いとかそういうんじゃなくて、例えば「ラーメン」として考えれば十分な美味さ。
しかし、俺が欲しいのは「激辛」なんや!!と、おばちゃんが持ってきてくれたラー油を大量投入。
すると、本当に最初からそういう味だったかのように親和性高く、担々麺がラー油で激辛に変わっていく。

20191212_kisyo2.jpg帰る時に厨房から人の良さそうな調理人のおじさんが顔を出し、「どうでしたか?お口に合いましたか?」とやはり中国訛りのある日本語で尋ねてきた。

「美味かったです。ラー油を入れたら辛くなってよかったです」と褒めてるのかどうなのか微妙な線で答えると、「そうですか」と調理人さんも微妙な笑顔であった(笑)

いや、まあ、本当に俺は普通に美味い中華屋だと思うので、これからも機会があればよるよ。

ところで、あのおじちゃんとおばちゃん、夫婦なのかな?
まあ、もちろんスパイなので、偽装夫婦、仮の夫婦なんだろうけど(笑)
今年も「一人で入るのが怖い店に一緒に入ってあげる益荒男(ますらお)の会」の一番益荒男であるMイさんには色々な店に同行していただいた。

その中で、今年一番ヤバかった店こそが、西十日市の「Gallery神秘カフェ 素戔男尊(すさのお)」である。
今年もまだ 2週間ほど残っているが、あの店を超える店に出会えるとは思えない。

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実は一度一人でランチに行ってみたことがあるのだが、店の前に自転車を停めて、さあ、店に入ろうかとしたところで、中からナジャ・グランディーバそっくりの大きな巫女さんとお客さんが出て来て、お客さんが「占ってもらって本当によかったです」とナジャにペコペコする場面に遭遇した。

え?ここ、ランチやってる店じゃなかったっけ?そういうスピリチュアルな店だっけ?いやだ、怖い・・・と、ナジャがこっちを向いた瞬間に顔をそむけ、隣の電気屋に用があるようなふりをして逃げた・・・その店に、Mイ益荒男から「行ってみませんか?」とお誘いがあったのだ。もちろん一人じゃないなら大丈夫と了承。

あ、ちなみに、ナジャ・グランディーバそっくりと思ってた巫女さん、実際に見ると良い笑顔の優しそうな巫女さんであった(笑)。あのときは恐怖心がナジャそっくりという幻影を見せたのであろうな(笑)

店は「スピリチュアルな癒やし空間」「女性の願いが全て叶う開運パーク」「高波動なカフェ」を謳い文句にしている、まさに「俺なんかが行っちゃいけない」ところであった。
テーブルの上には「開運・浄化・魔除けパワーシート」というのがさりげなく置かれているし(笑)

しかし、たしかに店を入ってすぐのスペースにはそういうスピリチュアル趣味であろう女性たちが一人で来店してランチを食べていたが、奥のスペースにはそういうのを信じていない近所のサラリーマンたちが純粋にランチを楽しみに来ている感じであった。

最初、Mイ益荒男と「俺らがそういうの(スピリチュアルなもの)を一切信じない人間だっていうのがバレたら、店の奥に連れていかれて尋問や洗脳を受けたりとかするんすかね?」とビビっていたが、その心配はないようである。

さて、この店のランチの目玉は「肉ランチ」と呼ばれるステーキランチのようだ。
が、我々が注文したのは「カレー南蛮そば」である。「天津」「チキン」「和牛」から選べるので、我々は「天津」を選択。まさに「天津丼」のように上にとろりと卵の餡がかかっているメニュー写真が美味そうだったのだ。

しかし、これはちょっと失敗であった。
なんと、料理が出てくるまで 30分も待たされた挙げ句、楽しみにしていた天津丼のような卵の餡は、まるでスクランブルエッグのようなカチカチに炒めたものだったし、その量もかなり少なめ。最初、「あれ?卵が載ってない?忘れたのかな?」と思ったほどだ(^^;(いわゆる、メニュー写真との乖離の激しい一品)

そして、麺が底の方で固まっていた。ほぐれてないのだ。かなり煮すぎてしまったようにヤワヤワの麺が底の方で毛糸だまのように絡み合っているので、食べにくいこと、食べにくいこと(^^;

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トドメは、「味が薄い」ことだ(^^;
カレーの味は、いわゆる「蕎麦屋のカレーうどん/そば」のアレである。スパイスの効いた黄色い汁ね。基本的に俺は嫌いではない。ていうか、カレーそばとかで「普通のカレー」をかけて出してくる店は「手抜きしてんじゃねえぞ」って思うくらいで、「素戔男尊(すさのお)」のカレーそばは正統派といえる。

しかし、なんか出汁が足りないっていうか、味が薄いのである。出汁を入れ忘れた味噌汁みたいに。

料理が出てくるまで異常に時間がかかっていたので、なにかアクシデントがあったのかもしれない。皆、肉ランチを頼んでいるのに、我々だけ「カレー南蛮そば」だったので、厨房がバタついたのかもしれない。そのため、本来の味ではなかった可能性もあるが、でも、あの卵の有様を見たら、もう一度試してみようって気にはならんなあ。

というわけで、巫女さんたちの接客も悪くないし、値段も安めで(スピリチュアルな怪しさを除けば(^^;)良い店だと思うけど、わざわざもう一度スピリチュアルな趣味のまったく無い我々が食事に行くほどの価値は見いだせなかった。残念である。

まあ、美味くなかっただけで、極端に不味いって話でもないので、スピリチュアル趣味な方であれば許せるレベルの味なのかもしれないことは最後に記しておく。
昨夜は釣り部の忘年会だった。

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19時から堀川町の「いち」という焼肉屋の予定だったので、その前に久しぶりに立町の「善吉」に寄ってみた。

「善吉」は古くから広島にある立ち呑み屋である。サラリーマンだった頃から時々寄っていた。

常連のじいさんたちがガヤガヤうるさいんだけど、酒も色々置いているし、ツマミもなかなかいけるので好きな店ではある。
あと、バイトの女の子が元気でかわいい(笑)

ちょっと風邪気味だったので、ウコギ、朝鮮人参の入った「ハッスルハイボール」350円を注文。ちょっと薬膳っぽい味はするが、まあ、悪くない(笑)
なんとなく、身体にも良い気がしなくもない。

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そして、善吉に来るとだいたい頼む「ナポリタン」500円を。
これから焼肉屋で忘年会だというのにナポリタン。しかも、善吉のナポリタンはけっこうしっかりした量だ(^^;
でっかい容器の粉チーズも一緒に運ばれてくるので、ついついたっぷりとかけてしまう。デブって意地汚いので(笑)

「これはちょっとミスったかな・・・」とデブの俺でもさすがに忘年会本番前に注文したことを悔いたのだが・・・しかし、その後、ここでしっかりナポリタンを食べていたことが「吉」と出るのである。

その話は、また別のエントリーで(笑)
今日はお客さんとの打ち合わせに、阿知須からわざわざ WebデザイナーのF君(旧姓 N君)に広島まで来てもらったので、並木通りを入ったところの「炭火焼肉 ぶち」で晩飯を振る舞う。

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しかし、F君も俺よりひとまわり以上若いのだがアラフォーのおっさんである。
赤身肉セット 150g、カルビ 150g、ホルモン9品セットを食べた時点で、俺もF君も腹がすっかり満たされてしまった(^^;;
高校三年生のうちの息子だと、満腹信号云々の前に、まだ、肉を食ったことすら脳に伝わっていないレベルの量である(笑)
「え?俺、肉食ったけ?」の世界だ。

ああ、なんか悲しい。これが加齢ということか(^^;;

しかし、そこで俺がデブの意地を見せる(笑)
〆に「ぶちラーメン」を注文したのだ。

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このラーメン、メニューの写真で見るとフルサイズに見えるが、実際には小ぶりな丼で出てくる。普通のラーメンの 2/3くらいの量かなあ。内心ホッとした(笑)

チャーシューの代わりに炙った肉が載ってたり、肉の旨味がよくスープに抽出されてたり、焼肉屋とか焼き鳥屋が出すラーメンって美味いのが多いよね。
見た目よりさっぱり食べやすくて〆にちょうどいい一品でした。

いやあ、しかし、肉を食う量が減ってたのはショックだわ。安くつくのはいいけれど(笑)
十日市にあった中国人スパイ養成機関の隠れ蓑である「天成元(てんせいげん)」という中華料理屋が店を閉め、安くて味も悪くないと評価していた俺的には大変残念だったんだけど、そこに居抜きで新しい中華料理店が開店した。

「中国料理 喜祥(きしょう)」である。

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入り口にある看板を見ると、店の主力メニューが紹介されていて、安いランチもあるようだ。
俺はさっそく「一入恐(いちいりきょう)」のMイさんに同行を依頼し、先々週末に訪店してみた。
ちなみに「一入恐」は「社団法人 一人で入るのが恐い店に一緒に入る会」の略である。

注文したのは「海老ワンタン+チャーハン定食」700円である。

「喜祥」と「天成元」の違いは給仕のおばちゃんの元気さだ(笑)
「天成元」のおばさん〜というかお姉さまという感じの凛とした女性だったが〜と比べると、随分庶民派なおばちゃんになった(笑)
大きな声で、かなりフレンドリーにタメ口で話しかけてくるが、まあ、嫌いではない。
店の中に「定食はどれでも白いご飯、おかわり自由よー」と若干たどたどしい日本語のおばちゃんの声が響く。

しかし、そんな定食屋のおばちゃんなのに背が高くてスラッとスタイルが良い(笑)
怪しい。この店も中国共産党のスパイ養成拠点かもしれん。
Mイさんは「もしかしたら、前のスパイが任期を終えて国に帰り、交代要員が来日したのかもしれませんね。スパイが変わる毎に店名を変えるのかもしれませんよ」と言われていた。
そうかもしれん。さすが「一入恐」の人は何度も死地を経験しているので読みが深い。

で、料理の方だけど、ええ、ええ、これが普通に美味かった(笑)

ワンタンは美味いし、具もたっぷり包まれボリュームもある。これで白いご飯との組み合わせで550円(但し税別)なら安いだろう。税込みで600円くらいだが、ご飯はおかわり自由だしな。

Mイさんは「海老ワンタンなのに海老が入ってない」と悲しげであったが、俺のワンタンにはしっかり入っていた。
2つほどは、噛み切るときにブリッと身の感触が歯から伝わってくるほど大きな海老だった。
もしかしたら、Mイさんは警戒されたのかもしれんな、スパイに(笑)

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ちなみに、器はもう少し考えた方がいい。ワンタンが入っていたのは、温かい日本蕎麦に丁度良さげな丼だった。
なんか、一挙に自宅で食ってる感が出てしまっていた(^^;;
せっかく味はいいのに(^^;;

この地の中華屋は、「天成元」、いやその前の「喜楽」の頃から、料理も接客もコスパも全然悪くないのに客があまり入らない不思議な状態が続いているが、やっぱ本業のスパイ活動の方に影響がでないようにコントロールしとるのかね?

もっと別の料理も食べたくなったので、今度は一人で訪ねてみよう。
晩酌セットというのもあるようだ。

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