酒とか食べ物とか: 2014年10月アーカイブ

「お好み焼 ビタミンYOU」に行ったという話の続き。

「店主に話しかけ続ける鬱陶しい『常連』が大嫌い」な俺が、ビタミンYOU に行ったら常連さんが座ってましたよ・・・というところで前回のエントリーは終わっていた。

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結果から言うと、この時いた 3人の常連さんたちは皆お行儀がよくて、俺はいやな思いをせず、美味しくビタミンYOU の鉄板料理を食べることが出来ました(笑)

つーか、ここ、大将が寡黙(別に高倉健のような怖い顔した寡黙な人ではなく、優しい顔で言葉少なめという感じ)なので、常連さんたちもだらだら話しかけられないって感じかな。
その分奥さん(?)はよく喋るんだけど、大将がしっかり仕事に集中してくれてるので、追加注文とかもし易いし、「客との話に夢中になってて話しかけづらい最低の店主」ではなくてホントによかった。

この日は、生ビール二杯に「豚ペイ焼き」「鶏肉のねぎ塩焼き」を食って晩飯代わりにした。
なんか、最近、お好み焼き屋に行くと「生ビール二杯」というのが定番になっちゃった。いや、ほんと、絶対二杯飲むな。一杯ってことはなく、三杯いくこともなく。
まあ、常に「独り鉄板焼き」なので、三杯飲むほど粘ることもないし、一杯目は一気に飲んじゃうから、まあ、二杯になるよね。

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豚ペイ焼き 600円也はちょっと俺の好きな豚ペイ焼きとは違ってた(なんか、そばの入ってない広島風お好み焼きみたいだった)んだけど、鶏肉のねぎ塩焼き 600円は絶品であった。

周りのパリっとした焼き加減も良かったし、塩加減も抜群の出来で、これは良いわ!

俺が行ける時間帯は客の数も少ないし、なんか居心地も良い店なんで、またこの鶏肉のねぎ塩焼きで一杯やらなきゃ・・・と思わされましたわ。

そうそう、余談になるけど、やっぱ広島のばあさんは違うね。
70歳くらいの常連のばあさんが iPad mini をもってきてあれこれ女将さんと話してたんだけど、画面のインチ数はどのくらいが良いとかアプリの話しとか、祖生の70歳のばあさんは絶対しないような会話をしてた。都会だなあ(笑)
八丁堀の「上海総本店」は有名店なので、ラーメンは好きだけど、ラーメンに関する知識や情報にはめっぽう疎い俺でも以前から気になっていた店である。
でも、場所が八丁堀だし(他にもいっぱい食い物屋があるからな)、俺が苦手な濃い醤油味らしいしということで、なんとなく敬遠して今に至る・・・という感じ。

20141001_syanhai2.JPGでも、この間、朝いちで日本年金機構の広島東年金事務所に行く用事があったので、その帰りに朝飯代わりにラーメンを食いに寄ってみたのであります(笑)
いや、ま、朝からラーメンを食べることの是非はおいといて(^^;・・・八丁堀の電停から電車に乗ろうと思って歩いてたら店名の書かれた暖簾が目に飛び込んできて、「ああ、そうか、上海総本店が近くにあったんだなあ」と。ちょうど開いてたし(笑)

店内はさすがに開店直後なので、俺の他には一人客がいるだけ。
大将とは別に、厨房でひたすらチャーハンを作り続けている男性がいる。炒め終わったら、どんどん皿に盛り付けてはラップをしていく。多分、昼飯時のセットメニューで使うんだな。

そんな事を考えながら、とりあえず「チャーシューメン」800円也を注文。

なんかチャーシューも大雑把に入ってて、その分迫力が凄いな(^^;
チャーシューの味は、あまり俺の好みではなかったけど、この濃厚な醤油スープには合ってるのかもな。ガジガジ噛んでるとジワジワ旨味が染み出してきて、醤油スープと交わって「ウマー」となる感じ。

20141001_syanhai1.JPGで、その醤油スープは、俺の苦手な濃い醤油味なんだけど、最後までしっかり飲み干せた。まあ、美味しいということなんだろうな。
ちなみに、なんか醤油スープの奥底に漢方臭さを感じる。なんぞ、俺の知らない中国の香辛料でも入っているのか。少し苦味も感じて、これはいい感じだ。俺、温まった醤油の甘ったるい香りが苦手なのよ。ビターなのはいいよ、ビターなのは(笑)

しかし、あれですな、上海総本店の店内は小汚いという話はよく聞くけど、確かになんか小汚い(笑)
でも、まあ、歴史あるラーメン屋ならこのくらい油まみれなのは仕方ないよね。このくらいの小汚さが気になる繊細な人は、ラーメンなんか食えんやろう。

しかし、そういう俺も、どうも、入店した時から鼻がムズムズしてたまらんかった。埃っぽいわけではないんだけど(そういう小汚さではない)、店内に胡椒とか、なんか香辛料の類が舞っているのか?(^^;
結局このムズムズは店を出るまで収まらなかった(^^;
口にラーメン入れたままくしゃみなんかしたら大顰蹙なので、かなり気を使いながら食しましたよ(笑)
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「ちからのうどん」は広島のソウルフードのひとつである。
その「ちから」が「一風堂」とコラボして中華そば専門店を開いていることは以前から知っていたが、「まあ、ちからだしな・・・」と敬遠していた。
このブログにも何度か書いたことがあると思うが、俺は「ちから」の中華そばは好きである。でも、ごくごくオーソドックスで華がないというか、あんまり「注文しよう」と思わない。それでも食えば「やっぱ美味いな」とは思うんだけど、なかなか注文には至らず。

そんな俺が「ちから八丁堀店(中華そば専門)」に入ったのは、単に空腹な状態で隣を通ったからというそれだけの理由であった。大した期待もしていなかったのである。

「ちからさん、ごめんなさい。」

はい、謝ります。

すげえ美味かったです。特製中華そば(こく味)840円也。
普通の「ちから」で食える割りとあっさり目の醤油スープと違って、かなりのこってり感です。まあ、「こく味」っていうくらいだからな。背脂もたっぷりでデブ狂喜!!スエヒロを思い出す味だけど、スエヒロよりこってり。

いや、840円という値段には、常々言っているように「一杯 800円とか900円とか、そんなラーメンは糞じゃ!」がポリシーの俺的には腸が煮えくり返る思いがしましたが、味はもう俺のストライクゾーンどまんなかで文句無しですよ!
麺もさあ、ちょうど良い固さ(やや固めくらい)だし、いいね!これ。プロじゃん、プロの仕事じゃん(当たり前だけど)

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まあ、特製ラーメンの 840円は「具だくさん」故なので許せるし、こりゃ、また絶対食いに来ますよ。なかなか八丁堀のあたりまでは出ないんですけど(^^;

ただ、具として「ワンタン・煮玉子・チャーシュー・海苔」なんかが載ってるんだけど、「海苔」はいらんなあ。
俺は海苔さえあれば何杯でも飯が食える海苔星人、いや、海苔聖人なんだけど、このラーメンに海苔はいらんわ。
でも、俺的には減点はそれだけ。

「一風堂」とのコラボってことなんだけど、「一風堂」より全然美味いわ(笑)
また社食の話。

9/14 という妙に中途半端な時期に「冷やしそば」が姿を消し(人気がなかった???)、今度は「麻辣麺(マーラーメン)」がメニューに加わった。

9月中から「10/1より注文可能」と予告されていて楽しみにしていたのだが、10/1,2 は日替わりランチの内容が俺好みだったので麻辣麺には手が出せず(^^;
10/3 になって、やっと注文をしてみたのである。430円也。

そしたら厨房で注文を聞いたおばちゃんが「マーラーメン?マーーーラーーーメン???」と驚きの声を上げたのである。
何、何、麻辣麺ってまだ始まってなかったの?え?え?と俺も焦ったのだが、「ああ、10月からって書いてあったわね。はいはい、麻辣麺ね」だって。単に、このおばさんが麻辣麺の注文を聞いたのが初めてだっただけのようだ。むー。

で、かなり待たされて、やっと麻辣麺とご対面である。

「むむむむ・・・これは・・・」

20141003_maramen.JPG俺、強い酸味と辛味のスープの酸辣湯麺(サンラータンメン)とか酢辛麺(サンラーメン)とか言われるアレを想像してたわ。
てか、9月に一度夜間だけ先行で注文することが出来たんだけど(たまたまその日俺は夜食を食べに社食に行ったんだけど、別のものを注文した)、その時食券機の横のショーケースに置いてあったのは確かに酸辣湯麺だったけどなあ・・・

実際は、汁なしの麺の上に肉味噌がどーんと載った、炸醤麺(ジャージャーメン)みたいな料理。
肉味噌の味は花椒がガツンというより唐辛子の辛さが中心の味で、いわゆる豆板醤の味だな。
「麻辣」と言いつつ、「辣味」(らつみ)だけで「麻味」(まみ)が無いんだなあ。少しがっかりであった。
広島人は汁なし担々麺で花椒の風味に慣れ親しんでるからな(笑)辛いだけの肉味噌だとちょっと物足りないわ(笑)いや、俺は山口人だけど(^^;

でも、社食で出してる割にはしっかりした辛さがあったし、いつものメニューに飽きたらまた注文してもいいかな。
物足りなくはあったけど、決して不味いわけではないし。(麻味が足りない点を除けば、美味しい部類だろう)

ちなみに、麻辣麺を手渡してくれたおじさん。
俺の身体をチラっと見て「ご飯もつけておきましょうね」と・・・
「デブだから大食」判断しやがったなあ。まあ、もらったけど。おじさん、ありがとう!(笑)
社食のメニューの話。

夏限定の「冷やしそば」というのがずっと気になっていたのだが、410円という値段にビビってなかなか手が出せなかった。
かけそばが 230円である。それと比べたら 410円って超高額商品だもんな。
てか、410円でも十分「安い」金額なんだけど、社食生活を続けているとその辺の金銭感覚が狂ってきてしまう(^^;

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しかーし、一度も食わないままだと絶対悔やむな・・・と思ったので、9月のある日、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、ついに「冷やしそば」を注文したのだ。

俺はざるそば的なものを想像していたのだが、実際は丼に入った冷たい汁のそばであった。

一応、410円も取るだけあって具だくさんだ。
青のりが入ってないので厳密には磯辺揚げとは言えないが、まあ、その系統のちくわの天ぷらに、天かす、かまぼこ、きざみのりにネギ。そこにおばちゃんが業務用のでっかいチューブから絞ってくれたわさびが加わる。このわさびのせいで、一気に貧乏臭く見えてしまうのが悲しい(^^;
いや、そりゃチューブなのは仕方ないけど、こんなふうに丼の際にベチョってつけられるとなあ(^^;;;

味の方は、思いの外美味しかった。
冷たい汁がちょうど良い塩加減で、甘ったるい感じも全然なくさっぱりいただけた。確かに夏限定の味だ、こりゃ。

見た目は悪いけど(^^;、さすが広島駅弁の味だ(笑)

来年の夏はここにはいないだろうから、この冷やしそばももう食べられないな。残念。
先月末で行きつけのラーメン屋「ふくろう」が閉店してしまった。

Facebook でも、常連さんたちが最後に食べた「ふくろう」のラーメンの写真を多数アップされていた。

そう、俺と某Iさんを除いて。

俺と、大将の御学友であらせられる(笑)某I氏の二人は、「ふくろう」に行ってもラーメンを食わず、酒とおでんばかり食って帰るそんな客として有名であった。

別に、「ふくろう」のラーメンがまずいわけではない。俺は、コテコテの豚骨ベースのラーメンが大好きなだけなのだ。だから、近所の別のラーメン屋で熊本とんこつラーメンを食ってから「ふくろう」によっておでんと酒だけをやって帰るという、そんなこともしていた。
失礼な客だけど、大将は笑って許してくれたのだ。

しかし、「ふくろう」が閉店となれば話は違う。
とうとう俺がラーメンを食わずに「ふくろう」の閉店を見送ったと思っている人もいるだろう。
んなことはないのである。

9月。仕事が忙しくて結局 2回しか「ふくろう」には行けなかったが、そのどちらも俺はちゃんとラーメンを食べたのである。最初は塩ラーメン、そして最後の日に醤油ラーメン。

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どちらも美味かった。
特に醤油ラーメンの美味いこと。
こんなに美味かったっけ?「ふくろう」の醤油ラーメン。コテコテのとんこつ好きの俺には「あっさりしすぎている」という印象だったんだけど、全然そんなことないやん。なんか、味に深みがあんじゃん。旨味がすげえじゃん。

「大将、いつもより化学調味料、いっぱい入れた?」と聞く俺に(どこまで失礼なやつ>俺(^^;)、「いや、不思議なもんで、やめると決めてからやたら良いスープが取れるようになったんじゃ」と和田大将。
そうか。そういうもんかもしれんなあ。人生にもそういうところあるよ、実際。

ということで、最後の最後に、しっかり「ふくろう」の絶品ラーメンもいただくことが出来ました。
和田大将の次の店にもしっかり顔を出しまっせ!!ちょっと遠くなるけど(^^;

ところで、某Iさんは最後のラーメンを食べたのであろうか・・・
先月末。
経理処理で事務所に泊まったので、晩飯食いに事務所の近くのお好み焼き屋「みつ」へ。

20140930_mitsu1.JPG
まずは「海鮮もやし炒め」600円と「生ビール小ジョッキ」350円を注文。
メインのお好み焼きの前に、まずは軽くやって胃を落ち着かせんとね。
ええ、もちろん、この後にお好み焼きもしっかり食べますよ(笑)

しかし、「みつ」の鉄板ものは本当に美味い。
事務所を十日市に置く前から、近くを通るとよく鉄板メニューを頼んで一杯やってたものだ。

少食な人ならこのもやし炒めとビールだけで晩飯になりそうだが、もちろん俺はこの後お好み焼きも食っちゃうよ(笑)
そば肉玉。700円。消費税が上がって、「みつ」のお好み焼きも値上がりしてしまった。

憎いなあ、自民党。
行きつけの、ディフォルトオーダーメニューのお好み焼きが 700円というのは実につらい。
収入が増えてないのに、物価ばっか上がっちゃって、これで本当に豊かな国って言えるんかい!?安倍よ、自民党よ。
馬鹿みたいに大企業と国庫ばかりに優遇措置してんじゃねえぞ、この馬鹿ども。
俺は山口県民だけど、大企業と官僚の言うがままのバカ安倍とバカ自民党なんか支持せんからな。
もちろん、左派政党やサヨク活動家なんかもっと支持せんけどな(笑)
俺が信じるのはスポーツ平和党だけや!

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話がずれた(^^;

ということで、この日は「みつ」のお好み焼きを堪能し、しっかり残業できました(笑)

「みつ」は麺を蒸しちゃうので、ふかふかになってしまってそこは俺の好みとは違うんだけど、その分しっかり麺を焼いて、端っこの方は十分にパリパリこんがりにしてくれるので、ま、プラマイゼロや(笑)

生ビール(小)もおかわりして、〆て 2,000円ジャスト。
こうして、ビールの友にも晩飯にもなる「広島風お好み焼」という文化のある広島は素晴らしい。(関西風のお好み焼きは晩飯にならんからな、わし)

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