酒とか食べ物とか: 2015年1月アーカイブ
一昨日、仕事帰りに少し寒気を覚えた俺は、事務所の横のユアーズで青森産ニンニクを2つ買うと、知人がやっているお好み焼屋「ふくろう」に向かったのであります。
そして、店に入るなり、ポケットから取り出したニンニクを大将に突き出しながら、「素揚げにして」とお願いしたのでありました。
やっぱ、風邪のひき始めにはニンニクだね。
去年も寒気を覚える度にニンニクの丸ごと素揚げを食って俺は冬を乗り切ったのであります。
「ニンニクは薬じゃないよ」と言われつつも(笑)
ちょうど「ふくろう」では、仕事仲間・・・というより、もっぱら飲み仲間のA皮さんが一人で飲んでたので、2つあるニンニクのうちのひとつを進呈しました。
臭いおっさん仲間を作るためです。翌日、A皮さんも職場の若い女性から「あのおっさん、むっちゃ臭いわ。死ねばいいのに」とか無茶苦茶蔑まれるんだろうなあ・・・と想像すると、俺も安心してニンニクが食えるっちゅうもんです(笑)
しかし、家のガスコンロで素揚げにする時は割りとすぐに揚がるんだけど、お好み焼き屋の鉄板の上にアルミ鍋置いて・・・という形だと、なかなか揚げきれんね。
のんびり待ってる間に、ホタテ、砂ずり、トマトなどを次々とニンニク鍋(いや、アヒージョと呼んでほしい)に投入する。これがもうウマウマ。
やがて揚がったニンニクを皿に取ると、塩をふって、あとは「アチ、アチッ」と言いながら手で皮を向いて食っていく。ホクホク。うっま~
ただ、やはり火力が弱いせいか、一、二個、若干中心が生っぽい粒も存在する。
そいつは青臭いニンニク臭がより強くて如何にも効きそう(笑)
翌日、臭い消しに飲もうと思っていた牛乳の存在もすっかり忘れてて、臭い息を吐きながらそのまま出社したのだけど、隣の席の若い女性にも特に眉をひそめられることもなく半日終了(この日は、夕方、運動会の打合せがあったので午後休とって広島から帰ったのだ)
日頃から加齢臭をまき散らして「臭い」に慣らしていた俺の勝利!(あれ?勝利したのに目から涙が溢れてくるのはどうしてだろう?)
ま、臭かろうがなんだろうが、今年もこれで寒い冬を乗り切るぜ!
スメルのともにあらんことを。
八木の方へ用事があったので、祇園新道沿いの「天下一品 中筋店」で昼飯をとった。
久しぶりの「天下一品」だ。
午前中、出社して仕事をした帰り(昼飯食わず 13時すぎまで仕事して退社)だったので、店に入ったのは 14時前頃だったのだが、なんと駐車場も一杯(1台分だけ空きがあってセーフ)、入店したけどカウンター席まで全部埋まっていて待たされることになった。
まあ、この時点で待ってるのは俺一人だったけど。
でも、一人だったのでテーブル席が1つ、2つと空いてもひたすら待たされ、やっとカウンター席に座らせてもらったのはかなり時間が経ってからだった。
中筋店って、こんな人気店だっけ???
何か、数年に一度しか来ないのでわからないけど、奥の方にテーブル席増やして、カウンター席減らした???
ま、いいけど。
で、注文したのは「炒飯餃子定食」。ラーメンに炒飯(ハーフ)、餃子6個がついてくる肥満児製造食である。
このラーメンを「旨辛ラーメン」に変えて、1,120円也。
ちなみに旨辛ラーメンの辛さ指定は三段階で、俺は一番辛い「辛さ3」で注文したんだけど・・・
う~ん。「辛さ3」で、例えば10段階で辛さ指定のできる激辛ラーメン出してる店の6~7レベルの辛さかなあ。
一丁亭の「激辛ー麺」や、与壱の「辛麺(辛さ10)」のような、「湯気を浴びただけで目から涙が流れ出る」という凶悪な辛さもなく、あと、辛さの奥から沸き上がってくる豚骨の甘味のようなものもなく、シンプルな味でそこそこの辛さの、所謂「個性の無い」ラーメンだったなあ。
個性的なスープが特徴の天下一品にしては、工夫の感じられない残念感のある激辛ラーメンだった。
もちろん、不味いわけではないけどね。
まあ、それ以上にがっかりだったのが炒飯だ。
これまた天下一品で炒飯食べたのが何年かぶり(もしかしたら十数年ぶり?)だったので味の記憶がなかったんだけど、こんな貧乏臭い炒飯だったっけ?
具がなんも入ってない。良く言えばシンプルだけど、これでは食ってる途中で飽きてまうで。
いや、実際飽きた(^^;
まあ、何も入ってないは言い過ぎで、実際には炒飯の山の上に刻んだネギは載っていたし、玉子らしきものも「あ、これ、もしかして玉子?」と認識できる程度には入っていた。しかし、これは「具が入っていた」というより「具が入っていなかった」と表現した方がよっぽど正しいレベルだ。
味は薄いが決して不味いわけではない。しかし、具のまったくない、味の面でも食感の面でもアクセントになるようなものが何もない、延々と変わらない味だけが広がる荒野。そんな味の薄い炒飯をバクバク食べられるのは豚くらいのもんや。
俺は太ってるけど人間なんや!!
いや、絶対昔の天下一品はこんな炒飯じゃなかったはずや。もっと玉子もしっかり入っていたし、もしかしたら叉焼の細切れみたいなのも入っていたかもしれん。少なくとも、こんな「食ってる最中で飽きてしまう」ような豚の餌ではなかったはずや。
もしかして、単なる調理ミスかな?
もう一度確かめてみたいが、また同じ炒飯が出てきたら俺には自分の感情を抑えこむ自信がない。
誰か、確かめて来てぇ~(笑)
久しぶりの「天下一品」だ。
午前中、出社して仕事をした帰り(昼飯食わず 13時すぎまで仕事して退社)だったので、店に入ったのは 14時前頃だったのだが、なんと駐車場も一杯(1台分だけ空きがあってセーフ)、入店したけどカウンター席まで全部埋まっていて待たされることになった。
まあ、この時点で待ってるのは俺一人だったけど。
でも、一人だったのでテーブル席が1つ、2つと空いてもひたすら待たされ、やっとカウンター席に座らせてもらったのはかなり時間が経ってからだった。
中筋店って、こんな人気店だっけ???
何か、数年に一度しか来ないのでわからないけど、奥の方にテーブル席増やして、カウンター席減らした???
ま、いいけど。
で、注文したのは「炒飯餃子定食」。ラーメンに炒飯(ハーフ)、餃子6個がついてくる肥満児製造食である。
このラーメンを「旨辛ラーメン」に変えて、1,120円也。
ちなみに旨辛ラーメンの辛さ指定は三段階で、俺は一番辛い「辛さ3」で注文したんだけど・・・
う~ん。「辛さ3」で、例えば10段階で辛さ指定のできる激辛ラーメン出してる店の6~7レベルの辛さかなあ。
一丁亭の「激辛ー麺」や、与壱の「辛麺(辛さ10)」のような、「湯気を浴びただけで目から涙が流れ出る」という凶悪な辛さもなく、あと、辛さの奥から沸き上がってくる豚骨の甘味のようなものもなく、シンプルな味でそこそこの辛さの、所謂「個性の無い」ラーメンだったなあ。
個性的なスープが特徴の天下一品にしては、工夫の感じられない残念感のある激辛ラーメンだった。
もちろん、不味いわけではないけどね。
まあ、それ以上にがっかりだったのが炒飯だ。
これまた天下一品で炒飯食べたのが何年かぶり(もしかしたら十数年ぶり?)だったので味の記憶がなかったんだけど、こんな貧乏臭い炒飯だったっけ?
具がなんも入ってない。良く言えばシンプルだけど、これでは食ってる途中で飽きてまうで。
いや、実際飽きた(^^;
まあ、何も入ってないは言い過ぎで、実際には炒飯の山の上に刻んだネギは載っていたし、玉子らしきものも「あ、これ、もしかして玉子?」と認識できる程度には入っていた。しかし、これは「具が入っていた」というより「具が入っていなかった」と表現した方がよっぽど正しいレベルだ。
味は薄いが決して不味いわけではない。しかし、具のまったくない、味の面でも食感の面でもアクセントになるようなものが何もない、延々と変わらない味だけが広がる荒野。そんな味の薄い炒飯をバクバク食べられるのは豚くらいのもんや。
俺は太ってるけど人間なんや!!
いや、絶対昔の天下一品はこんな炒飯じゃなかったはずや。もっと玉子もしっかり入っていたし、もしかしたら叉焼の細切れみたいなのも入っていたかもしれん。少なくとも、こんな「食ってる最中で飽きてしまう」ような豚の餌ではなかったはずや。
もしかして、単なる調理ミスかな?
もう一度確かめてみたいが、また同じ炒飯が出てきたら俺には自分の感情を抑えこむ自信がない。
誰か、確かめて来てぇ~(笑)
先日、少し雨が降っていた日。
たまには早く家に帰って、まだまだ甘えてくる娘と遊ぶんだぜ!とか思いながら、その日はいつもより早く職場を出たのである。まあ、それでも娘が寝る 30分ほど前に帰りつけるくらいなんですけど(^^;
しかーし、一気に自転車で横川駅まで突っ走るぜ!!と思って職場のビルを出たところ、なんと外は雨ではないですか。カッパとか無いし。さすがにこの季節に雨に濡れて 1時間以上電車に揺られて帰るのは厳しい(^^;
でも、歩き+広電ではもう乗ろうと思っていた電車には間に合わない。てことは、次の電車(通津まで行くやつね)まで1時間あるやないか・・・とほほほ・・・
仕方ないので、事務所に帰ってたまってる経理処理でもすることにしよう・・・と決めて、晩飯を食いに「麺屋 廣島弐番」へ。
注文したのはいつもの鶏塩系・・・ではなく、「油そば(太麺)」650円也。ただし、「2のつく日」のサービスデーなので 500円。
そう。廣島弐番では、日付の 1桁目に 2が付く日はサービスデーで、どれかひとつのメニューが 500円で提供されるのだ。今回はそれが「油そば」であった。
でも、券売機の表示は 650円のままなので、「え?500円じゃないの?」と一瞬ビビるのだが、1,000円入れてボタンを押すとちゃんと 500円のお釣りが返ってきて「ホッ」っとする。何か、ビニールテープにマジックで500円って書いたものを貼っておくとか、そういう適当な対応でもいいのでしておいていただけると精神衛生上良いんだけどな(^^;
で、「油そば」だけど、さすがに廣島弐番なので失敗はない。
「油そば」、広島では出す店けっこうあるけど、知らない人は知らないようなので簡単に説明すると、「汁なしラーメン」です。簡単すぎる?(笑)
麺が絡まないように油(ラード等)をまぶした麺に、ラーメンのタレを絡ませたような一品。
汁なし担々麺のラーメン版みたいな。
廣島弐番で油そばを食べるのもものすごく久しぶりなので、まったく味の記憶は無くなってたんだけど(^^;、一口、二口と食べ進めると・・・割りと辛い。けっこう辛い。こんなだっけ?とメニューを見ると、「こってりピリ辛の汁なしラーメン」という説明と、3つの唐辛子マークが。
どうも、廣島弐番では一番辛いメニューの一つのようだ。(ちなみに、世間一般の感覚で言うと、「ちょっと辛い」くらいの辛さだけど(笑))
でも、ピリ辛がけっこう良い感じのアクセントになってて、すごくシンプルな油そばなんだけど、最後まで飽きずに食べることができる。美味い。さすが廣島弐番だ。
・・・が、デブからすると量的に物足りない。
これで、日頃は 650円か・・・
600円なら納得するけど、650円だとちょっと損した気分もする。
たった 50円の違いと言うなかれ。デブの心は繊細で複雑なの!
豆板醤的辛さの丼です。
唐辛子風味もしてて、そこそこ辛いのでなかなか良かったですな。
これで並390円だからね。安っ!デフレ万歳!
(まあ、実際、昔と比べると明らかに丼が小さくなってるけどな(笑))
夕方。お客さんのところで打合せをした帰り道。
「松屋 広島紙屋町店」の横を自転車で通った時に、「キムチ牛めし」のポスターが目に飛び込んできまして、韓国という国に対しては最近色々思うところがあるんだけど(笑)、キムチはいいね、キムチは。
本場物の酸味の強いキムチは苦手だけど、日本製の辛さ重視のキムチは大好きなので。
・・・が、食券買おうとした俺の目に「旨辛ネギたま牛めし」の文字が・・・
「旨辛ネギたま牛めし」>「キムチ牛めし」だよね(笑)
ちなみにこれは間食。
家に帰って、しっかり愛妻の作ってくれた晩飯を食べました。
みんなー!!俺は、着々と太ってますよ!
一昨日、社食で出た「豚汁うどん」はけっこう美味かったなぁ~
まあ、豚汁はカレーと一緒で不味いものにはあまり当たらないので当然と言えば当然かもしれんが。
冬はレギュラーメニューに入れて欲しい一品だな。
他のうどん・そばとスープが共用できないので難しいか(^^;)でも、豚汁を真空パックしておけば保存も可能だしなんとかならんもんかなあ。
豚汁うどんは、クックパッドに 102品もレシピがあるし、カップ麺でも「日清のどん兵衛 豚汁うどん」「マルちゃん あつあつ豚汁うどん」なんかが存在してて(日清のは食ったな、去年)割りとメジャーなメニュー。でも、一度も家で作ったことはないなあ。
まあ、うどん作る前に豚汁作らないといけないのでなかなか家では作れんわな(^^;
でも、我が家には冬期になると「魔法の豚汁」と家族に呼ばれるメニューが現れる。
嫁さんが鍋いっぱいの豚汁を作るのだが、これが食べても食べても減らないのだ。次に食べる時にはまた鍋いっぱいになってて、いつまでも晩飯のおかずに豚汁が出続けるのである。少しずつ具の占める割合が減りながら・・・
故に「魔法の豚汁」
まあ、嫁という魔女が毎晩汁を足しているだけの話なんだが(^^;
今度、この最後の方の具が減って汁ばかりになった豚汁を使ってうどんを作ってみよう。
ああ、でも、「もう一日もったのに、なんでうどんにして食べるんよ!」と魔人ブウに、あ、いや、魔女に怒られそうだな(笑)
ホントに、何度でも俺を驚かせてくれる。
「GOGO やまぐち」め、ああ、「GOGO やまぐち」め。
今回買った弁当は、焼きそば、唐揚げ、赤いウィンナーがおかずだ。
子供の、そして肥満中年男の、そう俺たちにとってこの三種のおかずは「三種の神器」と呼んでもよいものである。こんな神々しい弁当が 270円。ああ・・・
しかし、そんな神々しい弁当を前にしても、肥満児の食への貪欲さは一欠もすることはない。というか、「これでは足らんのではないか?」と不安になる。
そのせいで、最近はかならず弁当にもう一つおまけのおかずを付けてしまう。
今回は、チーズハムカツである。確か、税込み 140円くらいだったと思う。弁当と合わせて 410円は超えたはずだ。
しかし、それだけの価値はある品であった。
揚げた分厚いハム(ただし、あの歯ごたえの無さは相当安いハムだと思うけど。ハムというよりソーセージって感じだったな)に、ちゃんとホントにチーズも入ってて(どれだけ GOGO やまぐちを疑ってるんや(笑))、そりゃハムの味は希薄だったけど、しっかりデブ魂に訴えかけてくる品であった。
それが三個も!!
ということで、俺は順調に肥えています。
今年最初の GOGO やまぐち詣は先々週。
赤いウィンナーの乗ったチキンライスがあったので早速購入。
それだけだと量的に満足できないかも・・・という肥満児特有の不安から、同時に焼きそばも購入。
これで、チキンライス 270円+焼きそば 130円で税込み 400円ジャストである。安っ!
いや、実は、まとめて消費税計算するので 399円だった。さらに安っ!安っ!!
チキンライスには、少ないもののそれなりに鶏肉が含まれていた。
焼飯には数えるほどの叉焼片しか入っていなかったが、それと比べると十分な量の鶏肉といえるだろう。あくまで「相対的に見て」ということですが(笑)
まあ、鶏の唐揚げ1個、赤いウィンナー1本、それにブロッコリー 1/4個も乗ってるんだから、鶏肉の量をアレコレ言うのはケツの穴が小さかったな。ごめん、ごめん。
そもそも俺はチキンライスのような「ケチャップライス」が嫌いである。ケチャップがそんなに好きじゃないしな。てか、酸味が苦手なので、大量のケチャップを口にすると咽ちゃう(^^;
でも、材料であるケチャップをケチっているのであろう GOGO やまぐち製チキンライスはケチャップ味が薄くて、俺には食べやすいチキンライスであった(笑)
調味料をケチった安い弁当の製造方法が、今回は俺にとってプラスに作用したということだ(笑)
そして焼きそばの下にも大きな豚バラ肉を見つけ、この日も幸せな GOGO タイムを過ごしたのであった(笑)
年末は少し流通してたんだけど、また「獺祭」が品切れ状態のようだ。
まだ首都圏の方では年末に出荷したヤツが買えるのかもしれないけど、地元じゃもう(多分、空港とかには少しありそうだけど)酒屋に並んでいない状態。
先日、PTA 関係の会合のあとで、新年初の会合だし「獺祭」でもやるか・・・と思って高森の磯田酒店に行ってみたら、「獺祭50」すら置いてなかった(^^;
風のうわさだと、詰める酒が無いので旭酒造のパートの人も休みが増えたらしいし、海外や首都圏にばかり出荷して地元を蔑ろにしてるってわけではなく、実際に出荷できる酒が無いようだ。
まあ、代わりに「金雀 大吟醸」があったし、山口県の酒米「西都の雫」を使った「原田 特別純米」もゲット出来たので俺的には満足だったけど。
ただ、俺がレジで支払いをしていると、小柄なおばあちゃんが一人でひょこひょこやってきて、「獺祭はありますか?」とお店の人に聞いてたんだけど、せっかく米国に 6年も出張していた息子が家族を連れて帰ってくるので地元の人気ブランド酒でお祝いしようと思ってたのに、「獺祭」の名のつく酒は1本も無くて、実に寂しそうであった。
いや、米国に 6年云々というのは俺の妄想だけど(笑)
「他にも獺祭に匹敵する岩国のお酒は沢山ありますよ」と教えてあげたかったが、俺、人見知りなのでやめておきました(^^;
昨夜は、うちのコンテナ食堂で PTA 関係の打合せをしたのだが、その後、男性陣だけ残ってジビエ祭りに突入した。
ジビエは、今年銃猟デビューした若き猟師の獲物、猪、鹿、ヒヨドリという贅沢。
俺も分けてもらった鹿肉でロースト・ヴェニスン・・・には失敗して鹿叉焼になったけど(^^;・・・と、ヒヨドリの丸焼き・・・には失敗して蒸し焼きになったけど(^^;、どちらも味の方は申し分なかった。鹿叉焼の話は、メモ代わりに改めて別エントリーで書くことにしよう。
昨夜の宴ではシバタシェフが大活躍であった。
素材を提供してくれた若き猟師もシバタ君のツレである。
良い感じにレアで焼けたバンビ肉(鹿肉)ウマウマ。猪はオス、メスそれぞれの肉で味の違いを楽しみ、下仁田ネギの甘みに驚く。
いやあ、ジビエ最高!
・・・というか、祖生に住んでいると、小さい頃から猪肉には親しんでるんだけど、途中で猪肉が嫌いになってしまう祖生ロコも多いよね。
あれはもう田舎の「いい加減な処理・調理をする」おっさんたちの責任だと思う。
「戦中、戦後の貧しい時期を過ごしたので、肉ならなんでもいいわ。何でも食えれば嬉しいわ」とか、「この部分はムッチャ固いけど、もったいないから食え、食え」「そんなに薄く切らんでも、塊で豪快に行けや!」等など、そういうスタンスの田舎のおっさんに美味しく無い猪肉を食わされて、皆、猪肉が嫌いになってしまうのだ。
でも、ちゃんと料理した猪肉は美味い!
特にメスの肉の美味いこと。脂身がムッチャ甘くてたまらんわ。
メスと比べて、オスの肉は固い。それに少し匂いもある。
これを厚切りで焼いたものをホイっと出されたら、なかなか噛み切れないし、噛めば噛むほど獣臭がにじみ出てくるし、そりゃ猪肉なんか嫌いになるよ。
でも、ちゃんと調理すればオス肉だって美味い。その辺の繊細さを、田舎のおっさんたちにも持ってほしいわ・・・と切に願い、シバタシェフの焼いてくれた猪肉を堪能する俺であった(笑)
昨日、仕事で遅くなったので、嫁さんに「ラーメンかうどん食って帰る」と連絡して十日市の「麺屋 廣島弐番」へ。
Facebook で1月の期間限定ラーメンが出た報告があったことを思い出したのだ。
昨年の11月から、廣島弐番では「月変わり限定シリーズ」メニューというのを始めている。
11月の「辛ねぎそば」は美味かったぁ。レギュラーメニューになったら絶対また注文したいけど、残念ながら限定メニューのまま終わったようだ。あんなに美味かったのに。
12月の限定メニューは、年末のバタバタの中で食べに行く暇がなく、結局食べそびれてしまった・・・
そして、1月の限定ラーメン。「島根浜田らーめん」である。
なんじゃそりゃ?(^^;
弐番自慢の鶏がらスープと「かながしら」の魚だしとのダブルスープ!!浜田産の有機栽培の水菜と日本海が誇る「のどぐろのつみれ」をトッピング!!
・・・だそうだ。
いやん、これ、美味くないわけないやん!!(笑)
丼の中の「島根浜田らーめん」は実にシンプルな佇まいである。
澄んだ塩スープの上に、少し黄色味を帯びた中太ストレート麺。緑の水菜。白いつみれ。
弓道部か剣道部の女子みたいだなあ(笑)
祖生にお嫁に来た同級生女子の中学時代の凛々しい剣道着姿が頭に浮かんだよ。ホント、キリッとした優しさ・・・というイメージ(笑)
見た目はそんな感じだけど、スープを一口すすると、これが一転、なんとも力強い。
決して味が濃いわけではないんだけど、旨味が粒になって口の中で暴れまわるような。廣島弐番の優しい鶏がらの塩スープの中に、「かながしら」の香ばしい魚介の旨味が自己主張をしすぎることもなく、でも、しっかり形作られているというか。上手く言えませんが(^^;美味いわあ、これ。
店名は廣島弐番だけど、塩スープに関しては廣島壱番やなあ。あ、この間も言うたな、これ(^^;
麺もいいねえ。茹で具合も少し固めでグー。味も良い。俺、あまり麺の味に言及することはないんだけど、この麺は美味い。いいわ。
そして、見た目とは裏腹な力強いスープの味と、のどぐろのつみれの上品で淡白な味が組んず解れつ、口の中で融け合い醸し出す卑猥な旨味が舌の上にそわそわそわと広がって・・・あああ・・・剣道部女子も大人になったのね・・・
・・・なんじゃそりゃ(^^;
いや、もう、最後は何を言っているかわからなくなりましたが、マジ、これは美味いラーメンです。
限定ラーメンなので、1月中にどうぞ(笑)
昨年 12/29 は、岩国の仕事仲間&酒だけのつながりの友人たち(笑)と「炭火串焼き すぎたま」にて忘年会であった。
「すぎたま」を選んだ理由。
それは、隣が「岩国フォーク村」だからであります。
「すぎたま」でほろ酔いになったところで、フォーク村に乱入してギターを弾き唄いまくる・・・という計画でありました。
・・・が、前回受けた心の傷は予想以上に深く、知らず知らずのうちに(無意識のうちに(^^;)一次会でずるずると飲み続け、フォーク村に行く時間はなくなってしまいました。
だって、俺、岩徳線人だから。全て岩徳線の時刻表を元に行動を決めるのだ。この日の一次会も岩徳線が岩国に着くのが 18:30 頃だからと、18:45 という実に中途半端な時間から始めてもらったのだ(^^; 予約をしてくれたCコさんに感謝です。
ま、そういうわけで、俺はホッと胸を撫で下ろしつつ、同じく岩徳線人の2人とともに 22:25発の岩徳線で帰路についたのでした。(実に、この日の飲みメンバー6人にうち、3人が岩徳線人である。岩徳線万歳!(笑))
実際、この日のフォーク村は常連の人たちで盛り上がっていたようで、俺ら他所者(笑)が乱入する余地などなかったようだ。
本当に良かった。勢いで行ってたら、もう一生のトラウマとなるほどの心の傷を負っていたであろう(^^;
危ないところであった。
あ、そうそう。「すぎたま」のこともちゃんと書いておこう。
「すぎたま」という、造り酒屋に縁のあるものを店の名前にしているだけあって、なかなか日本酒も良い銘柄を置いている。んが、良い銘柄だけにお値段のほうもそこそこで、年末、すっかり財布が軽くなっていた俺は、ビールオンリーであった。
まあ、とは言っても、ビールは俺が日本のビールで三番目に好き(微妙(笑))なヱビスだし、十分満足でありました。
で、この店、焼き鳥が美味いですなあ。まあ、串焼きの店なんでそりゃそうでしょうけど(笑)
もも肉なんか、他の店より大きめの肉が刺さってますが、これがもう、硬くもなく、柔らかすぎることもなく、絶妙の歯ごたえと旨味を含んだ肉汁。いやあ、素材も腕もなかなかのものですなあ。
トマトベーコンなどの変わり種もしっかり美味しかったです。
別に、岩国フォーク村の隣になくても、忘年会にチョイスして大正解でしたね。是非ともまた行きたい。
そのときこそ、二次会はフォーク村に・・・は、行かないけど。この心の傷が癒えるまでは(笑)
以前から気になっていたが、いつ見てもけっこう人が入ってて、しかも皆仲間たちとわいわい楽しそうに飲んでるので、なんか独りぽっちでは入りづらくて踏破できなかった店「赤まる AKAMARU 大手町店」についに入ってみることが出来たのであります。
現在、作業で常駐させていただいている会社の、酒飲み金角・銀角、ツートップ、竜虎、青い空と白い雲と称されるKさん、Yさんとご一緒させていただいたのです。
以前からYさんとは、「赤まる、気になりますよねぇ」という話をしていたのだけど、なにせ二人が参加しているのが忙しいプロジェクトだったので(と言うか、今もそうだけど)、なかなか行く機会が無かったのですわ。
まあ、しかし、年も明けたので、プチ新年会ってことで。
「赤まる行きましょう!」「ええ、もちろん!!」と(笑)
店の中は小汚い屋台風(あくまで「風」であって、実際小汚いわけではない(笑))。
内装はトタンや塗装してない垂木や合板むき出し、椅子はビールケース(笑)
いや、もちろん、狙っているのはわかるけど、おしゃれなウィンドウディスプレイが並ぶ大手町の電車通りではかなり異質で違和感のある店構え(^^;
まあ、そういう「ノスタルジックな雑然とした小汚さ」を狙ってはいるが、実際、洒落た飲み物や食い物ばっかで、しかも値段も高かったりするんだろうなあ。だってここは大手町だもの・・・と思っていたのだが、そんなことはありませんでしたよ。
料理は 380円のものが中心で、飲み物も、サントリーモルツ生中ジョッキが 300円と安い。
焼酎の兼八、中々も 380円だし、角ハイボールは 280円だ。安っ!
しかし、いくら安くても、飲む量がハンパないKさん、Yさんはもちろん飲み放題をチョイス。90分、120分、180分と時間制になっているのだが、「やっぱ 180分かなあ」と悩まれている。
「いやいや、居酒屋で 3時間も粘らないでしょ!」と僭越ながら俺から意見させていただき、120分コースにしたのだが・・・
結論から言うと、18時から23時前まで、ほぼ 5時間いました、俺たち(笑)
飲み放題は、多分 20時すぎにはラストオーダーしているはずなんだけど、そこからよく 23時まで飲んだな(^^;
俺が飲んだのは、あくまで記憶に残っているものだけだけど、生ビール中ジョッキ 2杯、チューハイ中ジョッキ 1杯、日本酒熱燗 2合徳利で 2本だ。何か少ないな。これでよく 5時間持ったもんだが、まあ、2合徳利で 2本って、一升瓶の半分くらいの大きさの瓶あるじゃん。あれが 4合瓶だから、あれを一人で 1本空けたわけだから、まあ、少ないようでいて、そこそこ飲んでるよね。
そう。もう、3人で行ってるのに、皆勝手に思い思いの酒飲んでて、2合徳利だろうが全部手酌で一人飲みの世界だからね(笑)
素晴らしい!やっぱ、こうでなくちゃ!(笑)
最近俺も量は飲めなくなってきてたけど、Kさん、Yさんの気(オーラ)に触れると、こうして昔のように思いっきり酒を楽しめるのですな。
なにせ、気がつけばKさん、Yさんはジョッキでワイン飲んでますよ。
「赤ワイン、ジョッキでおかわり」とか(笑)
いやあ、まあ、こうして昔のように無茶な飲み方して楽しめたのも、ノスタルジックな作りの「赤まる」のおかげか(笑)
あ、熱燗は銘柄とかわかんないんだけど(八幡川を出してるようなので、飲み放題は八幡川の上撰かな)、安物の酒みたいな変な甘さもなく美味かった。
俺は全然ワインは飲まないのでわからないけど、赤も白も悪くなかったみたいですわ。(もち、あくまで飲み放題で出てくるものにしては・・・でしょうけど)
そうそう、最後に「赤まる」の料理のことに触れておきましょうかね。
意外と(というと失礼だけど)、味もコスパも良い感じでしたよ。文句を言いたい部分ってあんまりなかったな。安くて美味いって感じ。まあ、相当酒飲んでたんで話半分に聞いてほしいが(^^;、でも、実際、「味薄っ」とか「くどいなあ」とか、安い店でありがちなそんな料理はなかった。
刺し身とかもちゃんとしてたし(安い店だと、ひどい刺し身出てくるところもあるじゃん)、セセリ焼き、エビマヨも美味かったなあ。メニューにあれば必ず頼む厚切りベーコンもよかったし。(山盛りのフライドポテトには笑ったけど(笑))
というわけで、今年最初の飲みを楽しく終えることができました。
そういえば「赤まる」って、広島に3店と、京都に1店あるだけなんやね。
的場にある店が「的場本店」って言うくらいだから、広島発祥のチェーン店なのかね?
横川にもあるみたいだから、今度機会があったら一人で入ってみますわ(笑)
以前、社食の天ぷらうどんのかき揚げが玉ねぎ、人参入りの野菜かき揚げに変わってて、思わず「かき揚げが立派になっとるやんか!!」と怒りを爆発させた俺でしたが、あれ以来なんとなく敬遠していた天ぷらうどんを久しぶりに頼んでみたのです。残業飯として。
その日は家の晩飯がカレーだったので、社食での残業飯は軽くすませたかったのですが、新年早々、初めての残業飯が素うどんというのも寂しい。そこでかつて俺を裏切った天ぷらうどんをチョイス。野菜かき揚げになって、すっかり魅力を失っていた天ぷらうどんです。新年早々それを注文することになるとは。何か、虫の知らせというやつでもあったのでしょうか?(笑)
そして、出来上がってきた天ぷらうどんを見て、俺は心の中で狂喜の雄叫びを上げました。
かき揚げが昔の「粉ばっかりで、2,3尾の小さな海老が含まれてるだけの安っぽいやつ」に戻ってるではありませんか!!?
・・・ごめん、この間はひどいことを言って。「ひろしま駅弁」の担当者、やっぱりわかってらっしゃる。
そうです、そうです。やっぱ、安い天ぷらうどんはこのかき揚げでないとな!
カウンターで丼を受け取ってテーブルまで運ぶわずかな時間で、早くも粉の部分にスープが染み込み、かき揚げはふかふかどろどろと姿を変えていきます。
まるでかっぱえびせんのような香ばしい海老の香りが広がって、俺を恍惚のかき揚げ浄土へ誘います。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
このどろどろの衣をスープとともにズゾゾゾゾゾと飲み込むその卑猥さよ。ああ・・・
ホント、二度と、野菜かき揚げに戻らないことを願う。
今日は朝飯を食った後、朝から弟と日本酒を飲んでたんだけど(^^;、そのうちの一つが山口県産の酒米「西都の雫」を100%使用した「金冠黒松 純米酒」だった。
前にもこのブログで書いたことがあるが、「西都の雫」というのは山口県で開発された酒米で、「山田錦」よりも丈が低くて育てやすい(台風などに強い)けど味の方も遜色ないと言われている。
今日飲んだ酒も精米歩合70%の吟醸酒でもなんでもない酒だが、甘みのある、所謂フルーティーな米の香りがして美味かった。
弟に「これ、山田錦で作った金冠黒松の純米酒と全然区別つかんやん」と言うと、「うん、絶対わからん」と頷いていた。
まあ、「おお、西都の雫、違うねえ!」というのがなくてちょっと寂しかったのだが、反対に「山田錦と変わらない味」というのは凄いなあ・・・とも。育てやすくて同じレベルの味の酒が作れるなんてすげえじゃん。
いや、ま、鋭い舌の持ち主や酒蔵関係者なら味の違いがわかるんかもしれんけど、俺ら素人には区別は付かないし、本当にこの純米酒は美味かった。「西都の雫」ええねえ。