酒とか食べ物とか: 2018年6月アーカイブ

昨日は広島駅から帰りの電車に乗ったのだが、その前に小腹が空いたので駅コンコース内にある立ち食いうどんの店「驛麺家」へ。蕎麦かうどんでも食っていこうかと。

それに、昨日は岩国で飲み会の予定だった。
ということは、どっちみち車では帰らないので、アルコール摂取可能ということである。

20180629_ekimenya.JPG
この日は局地的豪雨のあとで雨が上がりムンムンと蒸し暑い一日で、あったかいうどんや蕎麦より冷たいやつがええなあということで「ざる蕎麦」340円也をチョイス。

となると、蕎麦にはやっぱ日本酒よね。
しかーし、券売機に日本酒は無い。徳山駅の立ち食いうどん屋「駅一食堂 とくやま」には冷酒もあったけどなあ。

ということで、残念ながら「ビール(小瓶)」350円也と相成った。

しかし、まあ、蒸し暑いときはビールもいいよね、ビールも。ただ、ここの蕎麦のつけ汁、あんまり出汁が利いてなくて、ちょっとしょっぱい感じなんよね。そういうつけ汁には、やっぱり日本酒がよかったなあ。

「駅一食堂 とくやま」で出していた「賀茂鶴」は広島の酒である。
徳山駅のうどん屋でも広島の酒を出してるんだから、広島駅の「驛麺家」が日本酒を出さんというのはちょっと寂しかろう。善処を望む。

ちなみに、こんなところでのんびりしていたせいか、岩国での飲み会には 20分遅刻した・・・


「餃子バル 餃子家 龍」と言えば、広島では有名な餃子屋チェーン(もしかして直営?)だ。

広島市内のあちらこちらにお店がある。
しかし、何故か俺は一度も訪店する機会がなかったのである。

20180628_ryuu1.JPGが、ついに訪店。
街に用事があって出たんだけど、小腹が空いちゃって・・・
「餃子家 龍 袋町店」に飛び込んだのであります。

取り急ぎ「龍ちゃん ライムハイボール」290円也を注文し、メニューを眺めつつしばし悩む。初めてなので、何を頼んだらいいものやら。
「焼き餃子」290円は注文するとして、もう一品欲しい。そして目に飛び込んできた一品。
「名物‼︎麻婆豆腐」580円也。これに+100円で「さらに激辛」オプションを追加。

これが大正解だった。
麻婆豆腐、辛くてうめえ。鉄鍋のなかでいつまでもグツグツ熱くて、さらに花椒の効いていること、効いていること。
「あつ、あつ、はふ、はふ、ひー、ひー」て言いながら、麻婆豆腐をすくう木の匙が止まらね〜(笑)
俺の周りが一気に四川省になるで。

20180628_ryuu2.JPG餃子は焼き具合が抜群だったが、味はあまり俺好みではなかったかな。まあ、美味いけど(笑)

いやあ、しかし、麻婆豆腐は(激辛にしたら)ほんまに辛くて美味かった。
また、ちょっと時間があるときには、熱々の激辛麻婆豆腐をやりながら冷たいビールをぐきょぐきょ味わうために寄ろう。

ちなみに、バイトの女の子が大変可愛いかったですな。しっかりしてたし。 
ああいうちゃんとしたバイトの娘がいると、店の評価もグイっと上がるよね。

先週金曜日。岩国市内の高等学校の校長、PTA役員で行う協議会が21時過ぎに解散となった。俺は岩徳線の最終で帰る予定なので、22:31までまだ時間がある。
ということで、久しぶりに「串揚げ 花の坊」へ。

20180622_hananobou2.JPG8人くらいの団体客が入っており、テーブル席に座った人がカウンター席のあたりまで溢れてきていた。こりゃ、カウンターも使えないかな?と思ったんだけど、一番奥のカウンター席に通されて「ほっ」。
今日は客が多いということで、常連さんの一人が店員として働かれていた。

なんか、俺が行くときはいつも客がいなくて心配だったんだけど、ちゃんと繁盛してるんだね。

店員さんに「もう食事はされたあとですか?」「どういうお酒が好みですか?」と聞かれたので、フルーティーな酒が良いと回答。肴はお任せにした。
しかし、「フルーティーな酒が良い」とか女子みたい(笑)。馬鹿にしてくる「酒通」もいるだろうけど、うるせえわ。俺がどんな酒が好きで、どんな注文しようがお前には関係ないし、お前より俺の方が人間として上だわ、絶対・・・と応えておこう(笑)

お薦めされたのは「秀鳳 純米大吟醸 愛山 原酒」(山形県)である。
グラスで 1,280円。いつも俺が飲み屋で呑んでる日本酒の倍の値段だ。でも、この日は一杯呑んだら帰ろうと思っていたので、ま、いいかなって(笑)

呑み口は仄かに甘くフルーティー(メロン香?)。でも味にぼやけたところはなく、しっかりした呑み味。良い酒だ。
大将から、「今年の鑑評会で金賞を取った酒」と説明がある。大将、ほんとに鑑評会の結果を重視してるよなあ。すげえ推してた酒蔵なんかでも、「今年は金賞を取れなかった」とか言ってバッサリ切って捨てるもんなあ(笑)

アテはなんか有名な茄子(失念(^^;)を使った揚げ浸し。茗荷と大根おろしが載っている。もちろん美味し。メインの茄子より茗荷が美味いな(笑)
茗荷のような辛味のあるものは、口も中をさっぱりさせて、酒の味を際立たせてくれるよね。

20180622_hananobou3.JPGしっかり美味い酒と肴を堪能し、そろそろ岩徳線の最終の時間なので〆ることにした俺だが、ここで痛恨のミスを・・・。
レジの前で大将に「美味い酒でした」と感想を言うと、「美味しいでしょ?秀鳳は今年金賞取ってるから。愛山(酒米)をこんなに上手に使ってるのは、秀鳳と十四代くらい。美味しいけど難しい米なんです。」・・・と、ヤバイ!、ウンチクが始まってしまった。

大将のウンチクは面白いけど長いからな(^^; 岩徳線の時間が・・・(^^;

「花の坊」では「10分前行動」など、早め早めの余裕を持った行動を心がけよう!!

昨日の午後。ちょっと SNS を覗いてみると、デーンととんかつの乗った美味そうなカレーラーメンの姿が。岩国の呑み仲間であるMイさんの昼飯の写真だった。

20180620_hama1.JPGカレーラーメンに目が無い俺は「え?美味そう。どこ?」ってすぐに反応。写真のキャプチャに記された位置情報は意外なものだった。

「浜ちゃん食堂・・・?」

十日市方面から寺町を抜けて横川駅に向かうと、新横川橋を渡ってすぐにある小汚い、いや、くたびれた、いやいや、鄙びた、そう、鄙びた定食屋だ。田舎のひと気のない商店街にあるような(笑)

俺も、十日市の自分の部屋で仕事をしていた頃に何度か飯を食いに行ったことがある。俺の中には「チャーハンがプロのレベルに達していない店」という印象しか残っていなかった(^^;

だから、カレーラーメンが美味い?マジか?と思って、早速昨夜、晩飯を食いに寄ってみた。

「カツのせカレーラーメン」750円である。

最近、横川でも外国人観光客の姿をよく見るようになったせいか、メニューにちゃんと英語で「Pork cutlet curry noodles」なんてふってあって、「親父、意外に商売熱心やなあ」と感心する。 

「はまちゃん食堂」はいわゆる「常連さんでもってる」系の食堂だ。
壁には、常連さんがマスターに送った誕生日のお祝いの言葉などがベタベタ貼ってある。今年で60歳のようだな。ちぎったノートのページに走り書いたようなのもあって笑える。愛されてるなあ(笑)

さて、それはそれとして、「カツのせカレーラーメン」のお味は・・・うん、ほんとうに美味かった(笑)

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注文してからちゃんと揚げてくれるとんかつがでーんと載ったラーメンはなかなか見た目にもいい感じだし、カレーの味も良い。そんなに「この店のカレーは○○が特徴で」って感じの個性はないが、美味い部類のカレーだと思う。
なにより、麺が良いねえ。かん水少なめのストレート中太麺が良い。程よくスープを吸い、縮れ麺みたいにスープも散らないし、カレーラーメンにすごく合ってる。

とんかつはあまり良い肉は使っていないようで、ちょっと固くて噛み切り難い部分もあったりするけど、上に書いたように揚げたてなので、そういう肉が苦手な俺でも全然関係なく食べられる。そして、味は十分美味い。

いやあ、小さな店なので、このブログの記事で客が増えたりしたら嫌なんだけど(^^;、でも、ほんとうに美味かったよ。

まあ、俺もけっこうカレーラーメンを食ってきたから、この店のラーメンが一番とは決して言わないけど、コストパフォーマンス的な部分も含めて、平均点よりはかなり上の一品だと思う。また食べに来よう。

この間から行ったみたいと思ってた店が、中区中町の「串カツ 田中 広島店」である。

全国チェーンの店だ。「田中」というのは副社長の名字である。副社長のお父さん(もちろん田中さん)が考えた串揚げレシピを出している店だから「田中」である。

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俺は(俺の飲み友達も)全国チェーンの店は敬遠するんだけど(残り少ない飲酒の機会を、個性の乏しいチェーン店で浪費したくないじゃん)、でも、まあ、串カツ(串揚げ)の店と聞いたら無視出来んよね。
我が心のオアシス「串カツ 寅卯」と比べてどうかということを調査しないと!(笑)

というわけで、先日中町のお客さんと打ち合わせをした帰りにフラっと訪ねてみたのである。

実は何週間か前に一度来たことがあるのだが、そのときはほぼ満員で、カウンター席にちょっと空きがあったけど、初めての勝手知らない店でぎゅうぎゅうな状態で飯食いたくないから入り口でUターンした。
そういうわけで、念願の「田中」なのであった。

まずは飲み物に「ガリ酎」399円を。チューハイに新しょうが入ってるやつね。
食事と一緒に飲むには、ちょっと甘めの味付けなんだけど、飲み終わったあとに底に溜まった新しょうがを皿に移して、しゃくしゃくつまんで食べるのが好きなのよ。貧乏臭くてすまんのお(笑)

この日は最初の串2本が無料サービスだということだったので、(初めての店なのでメニューもようわからんので、いきなり「選べ」と言われてちょっと焦った(^^;)「串カツ牛」と「紅しょうが」をお願いする。
そこで、ソース二度漬け禁止、追加でソースを付けたいときは、キャベツでソースをすくって串にかけろという説明が。まあ、知ってる話だけど黙って聞く(笑)

「串は少し時間がかかるかもしれないので、なにか一品料理を頼まれませんか?」と言われたので、「ピリ辛もやしナムル」290円を注文したら、先に串揚げが出てきた(^^; なんやねん、もう!えげつない商売やって!!

それはそうと、結論から言うと串揚げはやっぱり美味い。
最初に頼んだ「串カツ牛」も 120円串なのにしっかりボリュームがあった。世の中には、串に貼り付くようなギリギリの量の肉しかついていない牛串もあるからな(^^;

なので、串揚げもよく食べた。最初の二本に続けて「ハムカツ」「ウィンナー」「ヤングコーン」「にんにく」と注文。どれも、まあ、普通に美味い。

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ここで飲み物おかわり。次は「ビームハイボール」370円を。
基本、なにか食べながらでないと酒の飲めない俺は、そこで新たな肴を物色。串揚げもしっかり食べたし、なんか別の一品料理にしようかなと。そこで「ガリ〆鯖」という「しめ鯖としょうがを一緒に海苔で包んで食べる」料理を発見。
気になったんだけど、ちょうどそのとき入店して俺の隣に座ったおっさんが注文。出てきたのを横からチラっと確認すると、うーん、想像していたものよりちょっとしょぼい(^^;

というわけで、結局更に串揚げを、「レバカツ」「たらこ」「うずら」と注文。どれも美味かったのであった。

しかし、串揚げ 9本は食い過ぎじゃわい。勘定も 2,439円に。むう、こういうところでの一回のお代は千円台までが粋・・・と思ってる俺にとっては失敗じゃったわい。
でも、「寅卯」にないタネの串揚げも楽しめたので、ま、いっか。
「レバカツ」とか「たらこ」の串は食べたことがなかったもんで面白かった。

でも、まあ、何か中町方面に行く用事がなければ、わざわざ足を伸ばすほどでもないかな。
なにせ、俺たち土橋人には、「寅卯」という美味い串カツの店があるからなあ(笑)


本通を歩いていると、いつも大きな提灯が気になっていた。提灯を出しているのは、「炭焼き・煮込み 喜多よし」である。
細く暗いが足元に仄かな明かりが灯る雰囲気のいい階段を2階に上がるとそこが店だ。

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まだ17時過ぎだったので、入り口から半身だけ出し「もう、やってますか?入っちゃっていいですか?」とおどおどと聞くと、入ってすぐの長いカウンター席の端っこに通された。
おどおどしたのは、カウンターの向こうにいた板さん二、三人が誰一人笑わずこっちを睨んでいたからだ(^^;

怖いわ。客商売なんで、職人のプライドがあるんかもしれんが、もう少し愛想よくせえや。

注文を取りにきてくれた女の子はまあまあ愛想が良かったので、俺もちょっと落ち着きを取り戻しつつ注文。

最初に注文した酒は品切れとのことで、改めて「豊能梅(とよのうめ) 純米吟醸 GxA おりがらみ生原酒 ピンクラベル」(高知県)を。グラスで 600円也。

アテは、「葉わさび」400円と「とり貝刺し身」780円で。
付き出しには、「ホタテのひもと筍の煮物」が出てきた。

「豊能梅 GxA シリーズ」は高知の酒造最適米「吟の夢」と、やはり高知生まれの酵母「AC-95」で作られた酒。高知の魂やね。

俺は実は高知の酒は辛いばかりであまり好きではないが(酔っぱらいの多い県で作られる酒はああなっちゃうんだろうね(笑))、この「豊能梅」は確かに辛いんだけど、飲んだ瞬間、青りんごのようなフルーティーな香りが口の中に広がり仄かな甘味も楽しめる。その甘い香りがいつまでも残ることなく、スッと舌の上から消える、いわゆる「キレのいい」酒だ。
キレのいい酒は食事と相性がいいのだが、何も食べずにこの酒だけをじっくり味わってみたい気もする。高知の酒にしては珍しく当たりだ。

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俺は「腕はいいけど無愛想な頑固親父」的板前を一切認めない。客に愛想がふれないんなら、厨房の奥で料理だけ作っとけやと思う。客商売というのはそういうものだ。だからこの店に入ったときのこの店の評価は正直低かったんだけど、帰り際にはそんな板さんたちも「ありがとうございやしたー」みたいに元気よく感謝の言葉を口にしてたんで、ま、良いっかなっと(笑)
酒のチョイスもよかったし、周りをみると、なんか「客層」がよくて、ああいうお客さんたちに使われてる店なら、それだけの実力のある店なんだろうなと。

また、足を運ぶと思う。

ところで、今まで気になっていたのにどうして訪問しなかったかのか?・・・というと、チェーン店ではないかと疑っていたからだ。
別にチェーン店だから味が悪いとかサービスが悪いというつもりはない。ただ、貴重な飲み屋体験を「全国どこでも入れるし、どこでも同じサービスがうけられる」店でするのはもったいないと思うのだ。その土地の、個性のある店で飲みたい。俺の飲み仲間にもそういう人が多いので、何かの理由がなければ、まずそういう店には入らないのである。

「喜多よし」はチェーン店ではなかった。

今朝、TVで流れてた鰻屋の取材シーンを見ながら、小学生の娘が「いいなあ、いいなあ。うなぎ食べたいなあ」と口にする。
娘は、「ごはんにかけて食べるから」と、スーパーで嫁さんに「蒲焼のたれ」をおねだりするような蒲焼好きである。

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俺は心の中で少し動揺しつつ、「あ、そうだ。すき家に行ってみるか?うな丼とかあったぞ」と娘に声をかけた。

娘よすまん。
実は俺、昨日岩国駅まで定期券を買いに行った帰り、どうしても我慢できなくなって「すき家」でうなぎを食べてしまったんだ。
うなぎ好きのお前に正直にその話は出来ず、「ダイエット中なんでご飯はいらん」とか言いながら夕飯のおかずだけは食べたんでお前は気づかなかっただろうが、実は俺だけうなぎを食べたのだ。

「すき家 2国岩国室の木店」にて。

ま、ちゃんとした鰻屋ではなく、ファーストフードだからね、ファーストフード。許せ、娘よ。
しかも、うなぎは一枚しか乗っていない「うな牛 並盛り」890円だ。

まあ、うなぎごときに 2千円も 3千円も出す価値観は持っていないので、お父ちゃん、これで十分だったよ。
美味しい、美味しいって食べたよ。ほんと、何ヶ月、いや、一年ぶりのうなぎかもしれん。

ごめんなさい、ごめんなさい。一人で食べてごめんなさい。

しかし、「すき家に行く?」と聞いた俺に、「うーん、すき家のうなぎはねぇ〜・・・」と応える娘。
いや、お前、いつそんな良いうなぎ食べたの?(^^; 俺、すき家のうなぎで何の不満もないんですけど?

先月末。土橋から広島駅までテクテクと数キロほどを歩いて向かったのは、広島駅新幹線口側のekie(エキエ)内「くにまつ+武蔵坊」であります。

20180531_kunimusa1.JPG目的は、「くにまつ」と「武蔵坊」の汁なし担々麺を同時に楽しめる「ハーフ&ハーフセット」を体験するため。
あの、広島の汁なし担々麺の名店二店の味を一度に味わえるなんて凄いやん。

しかも、実は俺、「くにまつ(國松)」の汁なし担々麺、食べたことないのよね。グリーンアリーナで開かれていたなんかのフェアに「くにまつ」も出店してて、そこの屋台で食べたことはあるんだけど、きちんと食ったことなし。

※屋台で食べたのは「キング軒」の汁なし担々麺だったことを思い出した(^^; [2018/6/14 追記]

若干、エキエ内で迷ったが(跨線橋のコンコース内にもエキエがあるもんで、そこから新幹線口のエキエには行けないと判明するまで若干行ったり来たりした(^^;)、無事店に到着。
早速、券売機で「ハーフ&ハーフ(武蔵坊芳醇醤油版)」の食券を買います。1,000円也。
まあ、良い値段なんだけど、ある種、これはお祭りだからね(笑)
お祭り価格ということで許す。

ちなみに、辛さ指定は出来ないのかな?人見知りの俺はそういうことを気軽に店員に聞けないので、店の壁に貼られた「ラー油と山椒で自分で辛さをコントロールせえ」的指示に従って双方辛目に味付け。そして食べ比べ。

うーん、なんか、武蔵坊って意外にも鶏がら?の中華スープみたいな出汁の味がしっかりするんやね。俺、武蔵坊ではいつも「DEATH」とか、その辺の辛さMAXレベルの品ばかり食ってたんで、こんなにじっくり武蔵坊を味わったことがなかったわ。

20180531_kunimusa2.JPG俺の勝手な思い込みで、くにまつの方が深い味わいで、武蔵坊の方がさっぱりって思ってたんだけど、実際に食ってみると逆だなあ。
くにまつの方がシンプルな味で、武蔵坊の方が複雑な味に思える。

まあ、俺の馬鹿舌ではそう感じたってだけなので(^^;あんま本気にはしないでね(笑)
でも、武蔵坊の方が俺好みなのは確かでした。

通の方は「そんな企画物なんか食えるか。俺は正統派の國松メニューで行くんや!」とか思われるかもしれませんが、楽しいお遊びとして一度試してみて損はないメニューでしたね。ぜひどうぞ。
昨日は打ち合わせのために数日ぶりに土橋へ行ったので、帰りに晩飯を食いに「鉄板焼 鉄華」へ。
ほんま、最近飲む回数が減ったんで、顔を出したのは三週間ぶりくらい。

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まずは日本酒で喉を潤す。
レギュラーメニュー以外のお薦めの日本酒を見ると前回来たときと変わっていない。へえ、珍しいな。
本数仕入れてたのか、あんまり日本酒を飲む人がいなかったのか?

「雨後の月」と「阿部勘」だったので、これは迷わず「阿部勘 KAERU aromatic」(宮城県)に。
そしたら、俺のが最後の一杯だったので、なんとここでメニューが書き換わった(笑)

この日は、日本酒を一杯呑んだら、お好み焼を焼いてもらってビールに切り替えて上がろうと思ってたんだけど、これでは再び日本酒に戻るしかないやん(笑)

というわけで、「阿部勘」と「鳥肝煮」をやったあと、生ビールで「シーフードお好み焼」を一枚平らげ再び日本酒へ。

「鳥海山 純米吟醸生酒 爽快辛口」(秋田県)である。

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これが「爽快辛口」と謳うとおり、俺の苦手な辛口の酒でありながら、辛味よりもフルーティーな香りの方が強く印象付けられる、実に飲みやすく美味しいお酒であった。

しかし、この店のメインはもちろんお好み焼だと思うのだが(ちなみに広島のお好み焼きは「お好み焼」と表記)、ここでお好み焼を食べたのは何ヶ月ぶりか???(^^;
「ふくろう」でも酒ばかり呑んでお好み焼を注文しないことって度々あったけど、更に「鉄華」でその傾向が強くなっている俺なのであった。

お好み焼は好きなんだけど、やっぱ日本酒を呑んでるときは「お好みソース」を舌に乗っけたくないんだよねえ(^^;
カープの試合が雨天中止になるのを十日市の「居酒屋 新谷」のテレビで確認すると、その足で広瀬町の「焼鳥 えん司」へ。一ヶ月半ぶり。二度目の訪問である。 

「新谷」に俺好みな酒がおいてなかったので、「確か、えん司には『雁木』の空瓶が飾ってあったなあ」と、口直しに(と言ったら、その前に飲んだ「雨後の月」に失礼だが(^^;)訪店したのだが、結論から言うと、「えん司」にも俺好みな酒はなかった。広島や兵庫あたりの辛めの純米酒ばかり。
もう、どれでもいいやと「剣菱」(兵庫県)一杯 500円を注文。冷やでいただいた。

・・・うん、まずい!(笑)
いや、あれですよ。糠臭い、アルコールがガンっと鼻に抜ける、昔ながらの、つまり俺らが若い頃、「いや、日本酒はいい(いらない)です」と飲むのを拒絶していたあの日本酒の味ですよ。
いわゆる「酒飲みが好む酒」ですな。俺、酒は飲むけど、決して「本物の酒飲み」ではないので、これぞ日本酒みたいな味の酒は苦手。もっとライトなのがええわ(笑)

いやぁ、失敗したなあ・・・と思っているところに、注文していた肴「焼き鳥5本盛り」550円と「しめ鯖」500円が。

「こんなことならビールにすればよかった」と思いつつ、焼き鳥を口にして剣菱をちびり。「ん?んんん?」
次に、しめ鯖を一切れ口に放り込み、剣菱をちびり。「ん?んんんんん?」

20180605_enji2.JPGなんやー、肴と一緒にやったら、剣菱いけるやん。
陳腐な言い方だけと、肴と酒のお互いの芳醇な旨味が上手に混ざり合い、まさに味のハーモニーですわ。
特にしめ鯖との相性がいい。さわやかな酢の香りと、香ばしいとさえ思えるほどの鯖の身の旨味。これに、糠臭い濃厚な米の香りが混ざり合い、お互いを殺すのではなく、足りないところを補完し合うような。

うーん、これはいい!

というわけで、今度しめ鯖を食べるときも剣菱を合わせてみるかね。

てか、「えん司」も、もう少し今風のフルーティーな日本酒を置いといてほしいわ(^^;岩国の酒がいいぞお(笑)
この間、猟銃所持許可更新講習を受けるために山口市の県警本部を訪ねたときのこと。

20180524_barisoba1.JPG講習は13時からだったので、その前にどこかで飯を食っていこうと思ったんだけど、もう気分は「ラーメン」になってて、それこそギラギラした目で周りを見つつ県道21号線を走ったんだけど、ラーメン屋見つからねえ(^^;;;

「江戸金」とか山口市内の美味いラーメン屋の話も聞くけど、街に出てラーメン屋を探す時間はないので、21号線沿いで見つかんなかったらコンビニでサンドイッチでも食お・・・とか思ってたら、ラーメン屋らしき店発見。
勢いよく駐車場に車を滑り込ませた、それが山口市大内天坊の「元祖春来軒」であった。

「ああ、バリそばの店や・・・」

実は俺、そんなに「バリそば」は好きじゃないのである。あ、誤解ないように言っとくけど、嫌いじゃないよ。
ただ、ラーメン気分だったのに「ま、バリそばでいいか」って納得するほどにはバリそばを評価していないのである。

以前食べたのは、何年か前。山口市中市町の「春来軒」であった。
そのときの感想は、「長崎ちゃんめんまで行って皿うどん食えばよかったわ」であった。

20180524_barisoba2.jpg
なんちゅうても、麺がだめ、麺が。
これ、スーパーとかでよく売られている、透明のビニール袋に揚げた麺の塊が4つくらい入っている、そのままでも食べられます系のラーメンの味や。(わかる人だけわかってくれい(笑))
チキンカレーみたいにお湯をかけたらラーメンになるやつね。わかんねえわってヤツはスーパーで探してみて。全国的に売ってるはずだから。

いや、ほんま、チープすぎるわ!

そんな俺だったが、今回、久しぶりにバリそばを食ってみると、「ああ、なんか、これはこれでありやなあ。また食べにきてもいいかなあ」レベルには評価点が上がった。
前回は 35点くらいだったものが、47点くらいにはなったかなあ。100点満点で(笑)

加齢であったり、体調であったり、いろいろな要因があるんだろうけど、少しだけバリそばが好きになりつつある俺なのであった。
昨日はカープ・日ハム戦に行く予定だったんだけど、17:30に会社を出るとかなりの雨量。

まあ、それでもカープは伝統的に「カープうどんの売り上げがある程度上がるまで(笑)」は中止を発表しないんだけど、いくらなんでも試合はないだろうと、俺の足は球場とは反対側の十日市町へ。

20180605_shintani1.JPG向かったのは十日市にある「居酒屋 新谷(しんたに) 十日市店」。
ネットでググってみても、十日市以外の店はないので、「十日市店」というのは洒落なのか?それとも店主の複数店舗展開するぞ!という意気込みなのか?(^^;;

店の看板なんかは印刷物のチープなやつなんで、いかにも格安居酒屋チェーンの店っぽい感じ。
なのに、いつも客でいっぱいで不思議だった。まあ、店内もいい加減狭いんだけど。

さっそく、「雨後の月 特別純米」550円と、「あなごの天ぷら」750円、「お薦め握り寿司五貫」500円を注文。
チビチビやりながら店のテレビでカープ戦中止の発表を待つ(笑)
テレビには、雨の中赤いカープポンチョを被って試合開始を待つファンの姿が。
俺の隣で呑んでた(まだ18時前だというのにべろんべろんに酔っている(^^;;)おじさんたちも、「やれるわけなかろうが!早う中止出せや!」とテレビに向かって怒っている。

それから中止が出たのは10分ほど後。
まだ、酒も肴も十分残っていた。

ところで、この日も店内は混んでいた。座敷では既にこの辺りの会社なのであろう、10人ほどのスーツ姿の団体が宴会をしていた。
若い女性もいて楽しそうだ。サラリーマン時代を思い出す。

20180605_shintani2.JPGしかし、この店の人気の理由がわからない。
店員さんの接客態度はいいし、大将も人柄はよさそうだが、飛び抜けてスタッフの個性があるというわけでもない。

置いている酒は広島県の酒中心でそんなに種類が多いわけでもない
俺があまり広島の酒に食指が動かないのは以前別のエントリーでも書いたが、そのため最初は飲みたい酒がなくて黒霧島のロックを頼んだほどだ。
ま、すぐに雨後の月に注文し直したんだけど(^^;;

料理も、美味しいんだけど飛び抜けてどうこうというわけでもない
あなごは身が厚くて食べ応えがあったけど、まあ750円出してるんだしという気もする。

いや、本当に若い子たちの接客態度もよくて気持ちよく飲めたんだけど、何故にあんなにいつも混んでいるのかは最後までわからなかった。

一度の訪店でわかるもんじゃないのかもね。
機会があれば、もう一度行ってみようてぇ。
昨日、某スーパーでワゴンセールされていた「ちょるるカレー」。

20180604_carry.jpgワゴンセール品のくせに300円とかしてたんで、「はっ?ご当地カレーって美味くもないのに高いよな」と思ってスルーしようと思ったんだけど、その時目に飛び込む「山口県産高森牛使用」の文字。

「高森牛か!」

俺、レトルトカレーは「LEE」一択の男なんだけど、何年か前にはご当地カレーにちょっとだけハマっていた。
その時の魂が少しだけ蘇った気がした(笑)

こりゃ、買いでしょう。

何より俺は、地元・周東町を深く愛する男である。

・・・が、帰ってからよく見てみたら、これ「甘口」じゃん。
「LEE」も20倍以上しか口にしない俺のテンションだだ下がりである(^^;;

というわけで、これは一人暮らしの長男坊への仕送り品決定だな(笑)

実際にこのカレーを食べたことのある方は、ぜひどんな感じだったか教えてくださいませ。
山口県民にとっては、「ちゃんめん」こそ「ちゃんぽん」である。
いや、広島県民でも、40代くらいまではそういう人が多いんじゃなかろうか?
広島だって、昔は「長崎ちゃんめん」の方が「リンガーハット」より多かったのだ。

20180601_chanmen.jpg実は未だに俺はリンガーハットのちゃんとした「ちゃんぽん」よりも、「ちゃんぽん」を真似して作られた「ちゃんめん」の方が好きである(笑)

先日、PTAの用事で山口市まで行った帰り、久しぶりに長崎ちゃんめんに寄ってみた。
「長崎ちゃんめん 山口御堀店」である。

注文したのは「上チャンメン」712円也。
注文と同時にお代は前払いで。
長崎ちゃんめんって、前払い制だっけ?(^^;; まじ、数年ぶりなんでわかんねえ(^^;;

「上チャンメン」は普通のちゃんめんに牡蠣や肉団子などが追加された豪華版だ。
ボリュームもあるし、これが700円くらいで食べられるなんて、相当コストパフォーマンスが高いと思う。

味の方も間違いない。これ、これ。
やっぱ、長崎ちゃんめんは山口県民のソウルフードやねぇ(笑)

これ以上長崎ちゃんめんの店を減らさないように、何年も開けず食べに来んといかんね。

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