酒とか食べ物とか: 2019年10月アーカイブ

あまり広島醤油とんこつラーメンというやつが好きではない。

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だから、「陽気」とか「すずめ」とか所謂広島のラーメンの名店というところに行っても「なるほど。マイナスポイントのない味だな」と思うくらいで「美味い!」と思ったことはない。
「また来たい」とか思わないという・・・(^^;;

俺はどろどろ濃い目のスープが好きなのだ。

しかし、最近、加齢のせいか(笑)、仕事のストレスで味覚が変わってきたのか、広島醤油とんこつスープを美味いと思うことがある。

先週の帰り道。あまりに腹が減ったので、観音から西広島バイパスに乗る前についつい「つばめ」に寄ってしまった。広島醤油とんこつの有名店だ。

店に入ると、大将にいきなり「ひとつ?」と聞かれる。この店には中華そばしか商品がない。だから数しか聞かれない。(おにぎりとおでんというサイドメニューはある)

久しぶりの「つばめ」のラーメン、これが美味いのだ(笑)
当たり前だと思わないでほしい。酸っぱいものが苦手な人がいるように、俺は広島醤油とんこつが苦手なのだ。

でも美味い(笑)

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どうしちゃったのかね?俺、死ぬのかね?(笑)
まあ、「つばめ」のラーメンはけっこうスープの上に油膜がはってて、いつまでもスープが熱々なのよね。俺、熱いスープが好きだから。この日は少し冷え込んでたし、より熱々スープを美味く感じたのかね?

ただ一点残念なのは、「つばめ」だけではなく、広島醤油とんこつラーメンの老舗には多いパターンだけど、メニューにチャーハンがないことよね。
俺にとって、ラーメンはチャーハンやカレーライスと一緒に食べるものだから(笑)

炭水化物 オン 炭水化物!

「だから広島醤油とんこつの店って魅力半減なのよね」と思いつつ、張り出した腹をさする俺なのであった。
そう言えば、この夏の職場釣りクラブによる「夏の山陰遠征」の話をほとんど書いていなかった。

7/20~7/21の二日間、お客さんのところの釣りクラブの皆さんに同行し、泊まり込みで松江・境港方面に釣り遠征したのである。

その初日の昼飯は、鳥取県のイオンモール日吉津店の駐車場内にある「山芳亭」にて海鮮丼を食べたのだが、いつかこのメンバーで一緒に食事をした浜田の「しまねお魚センター」2F のレストランと比べると、内容は雲泥の差であった。
あ、もちろん、「泥」は「しまねお魚センター」の方ね(笑)

つーか、「しまねお魚センター」、今年の 5月に閉鎖してたんだな(笑)。いや、まあ、あの内容ではリピーターも来んだろうし仕方あるまい。正直、「世の中を知らない田舎の強欲な親父がよその観光地を真似て観光地価格のボッタクリ店を運営したが、浜田でいつまでもそんな商売が成り立つわけないやろ、アホ!」って店だったもんな、2Fのレストラン。

それに比べると、例えば俺が注文した「山芳亭」の「特選海鮮丼」は 1,728円もしたけど、こりゃ、広島で同じものを頼んだら 2,500円くらい取るやろうって内容で、「しまねお魚センターのスーパー天丼って 1,728円もするけど、これ、広島で同じものを頼んだら、1,280円くらいで食えるで」って商売と比べると、ベクトルがまったく逆方向を向いていて実に笑えるのであった。

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ハマチ、サバ、炙ったサワラ?、マグロの漬け、サザエ、タコ、トコブシ、バイ貝、明太子、サーモン、あと何が乗ってたっけ?もう種類多すぎてわからん(笑)。あ、漬けはマグロじゃなくて、なにか青物だったっけ?

ちなみに、俺は大満足だったのだが、メンバーのひとりは「ちょっと磯臭いなあ」と不満を漏らしていた。
確かに、貝類なんかちゃんと洗ってんの?海から引き上げてそのまま殻ごと飯に乗っけて無い?って言いたいくらい潮の香りがした(笑)。俺はそれを「新鮮」と捉えたが、苦手な人は駄目かも。まぐろ丼とかにしといたほうがいいかもね。

あと、海鮮の具材の量に飯の量が合ってない(^^; まあ、上に乗ってる魚介類だけで腹いっぱいになりそうなんで、飯の量をそんなに増やせないと思うけど、丼ものは「具と飯を必ず一緒に口に入れたい」派の俺としては、最後に魚介類だけを刺し身のように食べてフィニッシュというのは残念であった。

まあ、「しまねお魚センター」のスーパー天丼と比べたら、ほんとに月とスッポンだけどね(笑)
先週の日曜日は家族で久しぶりに「宇兵衛寿司 山手店」に。
黒瀬店にはこの夏、キャンプ帰りにお袋の奢りで娘や姪っ子と訪店したのだが、山手店は本当に久しぶりである。
ちなみに、今回もお袋の奢りだ(^^;; 息子の就職試験一次突破のお祝いである。

「山手店なら予約しないで行っても大丈夫やろう」と余裕かまして18時頃入店したら満席であった(^^;;

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「宇兵衛寿司 山手店」は建物が古く、例えば電車が寿司を運んでくるようなギミックも無いので子供が喜ばない。だから小さな子がいるような家族がまず来ないので穴場である。
が、この日は高校生、大学生くらいの子を連れた家族連れにテーブル席を占められてしまっていた。

高校生、大学生くらいになると、「くら寿司」や「はま寿司」より、味で宇兵衛を選ぶべしというのが理解出来るようになるからな(笑)

30分も待って、やっと席に着くことができた(^^; こんなこと、山手店じゃ初めてや(笑)

しかし、やはり寿司は美味いね。
特に、ここに来ると「生イベリコ豚」の握りがあるのがええわ。
何年か前は一貫 400円くらい取ってたのに、今は 270円と値ごろになったし。変な臭みもなく、ほんのり甘い生豚肉。
輸入したイベリコ豚の肉は生でもOKなんだって。←数年前に聞いた話だけど(笑)

宇兵衛寿司は定番の魚介類も美味いけど、生イベリコ豚や合鴨味噌炙りなどの邪道系も美味いのよね。

しかし、残念なことが一つ・・・
なんか、卵焼きがきれになってる(笑)

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俺はきれいな卵焼きをありがたそうに食ってるヤツを馬鹿にしてたのだ。真っ黄色の如何にも料亭かなんかで出てきそうな、舌に吸い付くほど肌理の細かい卵焼き。あんなの「いい仕事してるなあ」なんてありがたがって食ってるヤツの気がしれん。「あじかん」の自動卵焼き製造機で作った卵焼きとなんも変わらんで。

宇兵衛寿司の卵焼きは違った。白身と黄身が混ざりきっておらず地層のような白い筋と気泡が入りまくり。なんとも荒っぽい作り。でも、美味いのだ。良い出汁が混ぜ込まれている。そして、そんな荒々しい見た目なのに、決してボソボソはしていない。俺が食ってきた寿司屋、いや居酒屋とかも入れて、卵焼き・だし巻き卵の最高傑作と思っていた。

・・・のに、なんかきれいになってる(笑)。こんなの宇兵衛寿司の卵焼きじゃないよ!(一時的なものであることを祈る(笑))
広島市内にある山口県の租界のような立ち飲み屋、それが「寅卯」
光市出身の大将が切り盛りする、いつでも山口県の美味い酒が飲める店だ。

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先週金曜日に、車で出勤してたのに、仕事上のトラブルで(俺は絶対やめた方がいいと言ったのに、「現場」の意向で本番稼働テストをしないままの本番移行を行い失敗。その復旧作業を「だから俺は言うたやろ!」と心の中で叫びつつ行い)ほとほと疲れ果てた俺は呑まずにおられず「寅卯」を訪ねたのであった。

そしたら大将が「今日来てくれてよかったよ。今日は寅卯の8周年記念でドリンク一杯サービスしとるけえ、美味い酒呑んで!」と。

ごめん、大将。今日は車なんで呑めないんよ。ただ、飲み屋の雰囲気でも味わんと、俺の心がささくれ立ったままなんで来たんよ。

「ええ?そうなん?呑めんのん?」と、隣に立ってた店員さんと一緒になって残念がってくれたので少し癒された(笑)

で、オールフリーの小瓶を一本サービスしてもらった(笑)

しかし、寅卯も8年か。

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俺は寅卯が開店した数日後には訪店したので、俺の「寅卯」歴もほぼ8年ってことだ。
俺が山口県出身で岩国から通ってるって知ると大将がすごく喜んでくれて(当時大将は下松の自宅から車で毎日広島まで通っていた)、何故か俺のことを「先輩」って呼び始め、今もそれは続いている(笑)

俺はオールフリーをおかわりし、串揚げ 4種と「鰆 カラスミ和え」を平らげた。
ああ、酒が呑みたい。

今度は仕事の憂さ晴らしではなく、純粋に美味い酒と肴を食べにこよう。

そう言えばまだ大将にお祝いも言ってなかった。やっと心にその余裕が出来た。

「大将、8周年おめでとう」と声をかけ、俺はノンアルビールで張った腹をさすりつつ帰路に着いたのであった。
先週土曜日は、息子と娘を連れて室の木の「ラーメン やまびこ」で晩飯を。(嫁さんは一人でライブ(笑))

いや、最初は牛骨ラーメンの店「つるのまい」に寄ろうと思ったんだけど閉店してて(つぶれた?(^^;;)、仕方ないんですぐ側の「丸亀製麺」に寄ろうとしたら、店の外まで人が溢れるほど混んでる(^^;;
子供たちもやっぱりラーメンがいいと言い出すし、仕方なく訪ねたのが「やまびこ」だったのだ。

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久しぶりの訪店だ。
いや、久しぶりと言うのが正しい使い方なのかどうなのか・・・。何せ、10年ぶりである(笑)

博多ラーメンの店だが、味の評価は悪くない。なのに、なぜ10年も行かなかったのか?
それは、接客がクソだったからである。

10年前に「やまびこ」で働いていたパートさんやバイトくんは反省して欲しい。
いや、これは俺だけの意見ではない。ネットで検索してみれば、いくらでも「やまびこ」の店員の塩対応の話が見つかると思う。

が、この日いた若いお姉ちゃんはよかったよ。
店に入ればいらっしゃいませと大きな声で迎えてくれ、券売機(いつの間にか食券制になってた)の前で悩んでいたら笑顔で説明してくれる。
この日俺は「半熟卵または替玉」の券が当たったんだけど、「おめでとうございます」とすぐに声をかけてくれる。こういう元気のいい接客に触れると気分がいい。

厨房の中の人やお爺さん店員などは相変わらずありがとうの一言もなかったりするけど(^^;;、このお姉ちゃんがそれを全部カバーしてるわ。このお姉ちゃんのことを「やまびこ」は大事にせんといかんよ(笑)

俺は客は神様ではなく、あくまで店とは対等な立場だと思っているが、それだけにお互いに感謝の気持ちを忘れてはいけない。
それを忘れなければ、自然に笑顔と感謝の言葉は溢れ出してくるだろう。意識して笑わないといけない時点で接客業失格なのである。

・・・と小賢しく語ったところで、最後に味の感想。

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俺は「ぴり辛麺」を食べたのだが、正直、美味かった(笑)。辛さのバランスがちょうどいい。
辛いものを食べたい気持ちを満足させつつ、ちゃんと豚骨スープの甘味も感じさせるラーメンだ。激辛好きには物足りないかもしれないが、このくらいが「料理としてのバランスはちょうどいい」だろう。

娘は少食だが、注文した普通のラーメンをペロリと平らげていた。また、次男坊は大盛りラーメンの他にフルサイズの炒飯も食べたが、「彩龍」の方が好きといいつつ、「ここの炒飯も美味い」と言っていた。
やっぱ味は良いんだな、味は(笑)。

あ、そうそう。接客の他に、もうひとつ言うておきたいことがあった。
「やまびこ」にはセットメニューがないのである。おかげで、うちの次男坊のような食べざかりのヤツを連れていくと大散財である(^^; 今回も、息子の大盛りラーメン+炒飯で(普通、炒飯セットで 900円前後だよな)1,600円くらいした。

高くついたわぁ(^^;
昨夜は銀山町のライブハウス「SPYDER」で手島いさむ氏のアコースティックライブを観たあとで、晩飯食いに「鶏白湯ラーメン 麺匠 黒春晴(くろはるはれ)」に寄った。
全然知らない店だけど、「らーめん」と書かれた提灯に引き寄せられたのである。腹が空いているときには坑がえんは、ラーメンの文字には(笑)

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もともと「煮干しラーメン春晴」という店を運営している会社が、「いい感じの濃厚鶏白湯ができたで」と新たにオープンした店のようである。すまん、「煮干しラーメン春晴」も知らん。

なんか、俺がラーメンばっか食べてるんで、ラーメン通だとかラーメンマニアだとか思っている人もいるようだが、まったくそういうんじゃないんで。
たまたま行動範囲内にラーメン屋があれば入るけど、わざわざ「美味い」と言われるラーメン屋を訪ねるとか、そういうことも一切しないんで、俺に「おすすめの店は?」なんて聞いても無駄やで(笑)
そもそも、ネットでラーメンの記事を見たりとか、そういうこともしないんで「世の中で美味いと言われている店」とかの情報も一切入ってこないし(笑)

あ、話がずれた。まあそういうことなんで、「春晴」や「黒春晴」のことを知らなかったからって怒らないでね、「春晴」ファンの人。

で、話を戻すと、注文したのはもちろん「濃厚鶏白湯そば」850円。

看板には「鶏白湯ラーメン」と書いてあるのに、メニューには「濃厚鶏白湯そば」と書いてある。店の表の写真付きのメニューにも「濃厚鶏白湯そば」と書かれているので、酔っぱらいの中年サラリーマン二人連れが「ラーメン食べようぜ。あれ、あ、これそばだ。そばはパス」って帰っていった(笑)。いや、写真見ればラーメンだってわかるだろう(^^;

そして、当然デブとして更に炭水化物をプラス。「ニンニク豚飯」300円成り。

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ラーメンの味の方は、うん、あれです、「天下一品系」の味です(笑)。スープも天一みたいにどろどろ。なので俺は好き。
言えば擦り下ろしたニンニクも出してくれるそうで、確かにこれはニンニク入れても美味そうやねえ。ますます天一っぽくなるけど(笑)

中太のストレート麺も良いね。美味い。チャーシューも今どき珍しい結構噛みごたえのあるタイプなんだけど、軽く表面を炙って香ばしくしてあるし、ひと噛みひと噛み溢れ出す肉汁が美味。
なかなか気に入ったなあ、これ。

あと、今回食べたのは「醤油」だったんだけど、「塩」もあるみたいなんで、また機会を見つけて訪ねてみよう。

一緒に頼んだ「ニンニク豚飯」はあまりニンニクの風味を感じられず残念。もっと強めにニンニクが効いているほうが俺好み。
ただ、ごま油の風味も良くて、なかなか美味しくはあった。
水曜日の夕方。舟入方面での用事を済ませた俺が早めの晩飯を食べに寄ったのが「らーめん コタン」である。

20191002_kotan2.JPGまだ17時を少し回ったばかりだったが、すでに近所のおじいさんが瓶ビールをやりつつレバニラ炒めを突いていた。ああ、俺も早く引退して、陽が高いうちからビール飲みたい。

店主も優しげなおじいちゃんである。
初めての店で何を頼めばいいかわからないので、とりあえず店名の入った「コタンラーメン」850円也を。

何やら、チャンポンのように沢山の具の乗ったラーメンである。
キャベツ、人参、キクラゲ、豚肉、コーン、ニラ、玉ねぎ、それに豆腐まで入っている。
最初、「850円という値段は、お高くないですか?」と疑問に感じた俺だが、まあ、これだけ具が入ってればそれも致し方なかろうという感じやね。

味の基本は味噌ラーメンなんだけど食べやすい。力の入った味噌ラーメンだと、味噌が熟成しすぎてアルコール臭が出ちゃったりってこともあるけど(でも、そういう味噌が「コクが有る」とか言われたりして(^^;)、ここの味噌スープはそんなことはなく、味噌汁なみに飲みやすい(笑)

20191002_kotan3.JPG味噌ラーメンなので麺は太麺だが、まあ「どんなスープにも細麺を」という細麺原理主義者の俺でもギリ許容範囲の太さだった(笑)
まあ、具が豪華なのを除けば普通のラーメンである。

いや、ほんと、見た目は個性的なんだけど味は普通やな。なかなか、「久しぶりにコタンのラーメン食べたい」とはなかなかならんかなあ。ほんと、不味くはないんだけどねえ。ま、ほんと普通。

炒飯も、見た目は雑(飯に白いところが残ってたり、卵も白身と黄身がしっかり混ざり合ってなかったり)なんだけど、別に不味いってことはなく、ラードと塩味の普通の炒飯であった(笑)
日曜日は、本当に久しぶりに次男坊と昼飯食べに久留米ラーメンの店「らぁめん彩龍」へ。

最近、休みの日の昼飯時に家族と時間が合うことが少なくて(俺も家族もそれぞれが昼間は忙しくて)、なかなか「彩龍」に行けなかったのである。

あまりに久しぶりだったので、まずメニュー選んで先払いなのも忘れてて、入店するまでは息子に「俺は炒飯、絶対頼むからな」とか宣言してたのに、入り口で注文聞かれてすっかり慌ててしまい(^^;;「らーめんイカ唐揚げセット」920円を注文(ん?正しくは「イカからあげ定食」だったか?)。これには炒飯ではなく白飯が付いている。

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ま、俺、晩酌のアテにもイカリングとかよく買うくらいイカフライ好きだから全然後悔はしてないけどな。
でも、ホントに炒飯頼まなかったの久しぶりだわ。

大将が「炒飯作るのきつい」とか言うからカレーや丼物に行ったこともあるんだけど、すぐに「まあ、大将は大変だろうけど、食いたいものは食いたいんだから仕方ない」と炒飯に戻ってしまったからな(^^;; 薄情ですんません(^^;;

息子は炒飯も好きだがそれ以上に「彩龍」の唐揚げが好きなので「らーめん鶏唐揚げ定食」を。これも白飯付き。

ま、たまには炒飯のない「彩龍」もいいか・・・と思ってたら、息子にだけミニ炒飯がオマケに!「俺にはないの?」と聞くと可愛い店員さんに苦笑いで首を振られた(^^;;
ま、息子の「彩龍愛」は強いからな。
この日も二人で徳山に出てたので、昼飯にラーメンでも食うか?って聞くと「彩龍がいい」というのでさっさと祖生まで帰って来たほどだ(笑)

しかも「彩龍」の奥さんに「ラグビー観に行っとったろう?TVに映っとったよ」(ニヤニヤニヤ)とか何故か笑われ、当然観になど行ってないわけで、絶対「太って眼鏡をかけた男」は全部俺に見えとるで、失礼な(^^;;

でも、イカの唐揚げは衣もカリッカリで美味かったっす!
安芸高田市の北の玄関口となる中国自動車道高田ICに隣接する「道の駅 北の関宿」。
レトロな造りの土産物屋の他に、敷地内にはポプラ(広島のコンビニ)もある。
そして、その土産物屋に隣接して建つのが「ながいき食堂」である。

20190714_nagaiki1.JPG入り口からラーメンの提灯がぶら下がりまるで「ラーメン屋」みたいだが、実際は客が好きな主菜や小鉢を選んで最後に精算する「ごはんや」みたいな食堂と言った方が正確。

「ながいき食堂」というくらいで、一応、食材には低農薬な地の物を使用するなど気を使っているようだが、唐揚げなんて妙に一個が大きくて、これ、ぜったい年寄りが食ったら喉に詰めて寿命を縮めるわ・・・とツッコミどころも多い店だった。

「ラーメン」は主力商品のようで、多くの客がラーメンと小鉢のような組み合わせで食事を選んでいた。

この食堂。もともとは神楽門前湯治村という山里にあった「権兵衛」という蕎麦屋がルーツのようである。
で、客の一人が「ここの蕎麦も美味いが、大陸の蕎麦も美味い。しかも、大陸の蕎麦は医食同源で健康になる蕎麦だ」なんて話をしたようで、そこからラーメンを作り出したとか・・・。で、麺にウコンを練り込んだ「ながいきラーメン」が完成したとか!(壁に説明が貼ってあった)

へぇ〜。でも、ごめん。馬鹿舌なので、ウコンの風味、全然感じんかったわ(笑)

それより、俺がチョイスしたのは、「醤油豚骨ラーメン、炒飯(というより焼き飯)、唐揚げ」の黄金の三点セットである。確実に初老の内臓を容赦なく責め立てる組み合わせだ。

20190714_nagaiki2.JPG絶対長生きできない(笑)

でも、意外や意外。これがなかなか美味しいラーメンだった。典型的な広島醤油とんこつラーメン。とんこつと醤油の配分も申し分ない。醤油臭くもなく、獣臭くもなく。

麺も、特に硬さの指定はしなかったので、厨房の中のご老人たち(若い娘さんもいたけど)をみて、確実にぐでぐでの麺が出てくるな・・・と覚悟していたのだが、やや固のベストな状態の茹で具合であった。

というわけで、長生きするかどうかわからないけど、観光客はここで「お、これが広島のラーメンの味か」と確かめながらぜひ一杯食べてみるといいよ。

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