酒とか食べ物とか: 2017年1月アーカイブ

先週木曜日の夜。この日は事務所に泊まったので、晩飯は現在の職場からほど近い「汁なし担々麺専門店 楽 小網町店」へ。

「楽」は当然のことながら汁なし担々麺も美味い店なんだけど、今の俺の中では「鶏そばが無茶旨な店」という位置づけである。

いや、ほんとに、この日は少し寒さは落ち着いたという感じだったのだが、風が強くて・・・寒いぃ~(^^;
そりゃ、もう、温かいもの食わないとやってられないって。

だったら「楽」の鶏そばだろう・・・と思って店に行くと、通りに面したガラス窓に、鶏そば系のメニューがバシバシ貼り付けられている。
そのうちの一枚に視線は釘付け(笑)

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「ピリ辛えびそば」ですとおぉ!?

そりゃあ、もう注文するよね。俺の大好きな「ピリ辛」と「えび」が「鶏そば」(商品名には「鶏」の字が入ってないけど、ベースは「鶏そば」です)に融合してるんやでえ。

はい!迷わず「ピリ辛えびそば」650円也のチケットを入り口側の券売機で購入。

で、いきなり結論ですが(笑)、ああ、これにしてよかったあ。

最初にさわやかな柚子の香りで食欲を喚起され、あとはもうずるずると麺をすすり、ずずずとレンゲですくった熱々スープをすすり、要はひたすらすすりまくりです。すする、すする、すする、すする。止まらない。
「ピリ辛」な辛味噌が別の小皿で出てくるんだけど、このままじゃ「ピリ辛」にする前に食い尽くしてしまうでえ(^^;

ということで、途中で一旦気持ちを落ち着けて、辛味噌投入。

いやぁん、辛くするとえびの旨味が引き立つぅ!!

いや、実は馬鹿舌&鼻が少し詰まり気味だったので、「お、えびだ!」という風味はよくわからなかった。
でも、いつもより塩スープに甘みがあるというか、旨味が強く出ている気がする。これが「えび」の出汁なんかな?その旨味の部分が辛味で強調されるね。

うめ~!!

いやあ、今回も大変満足です。
そろそろ「汁なし担担麺」も食べたいんだけど、もうしばらく、少なくとも冬の間は鶏そばシリーズで行ってしまいそう。

ちなみにこの日は開店直後の口開けの客だったんだけど、そのせいでまだトイレ掃除とかが終わった直後だったんだろうね。奥の席に座るとトイレの洗剤の匂いがかなりしてて、そこがちょっと「むむむ」でした。

開店直後に訪店した時は、道路側のカウンター席に座ることにしよう(笑)
日曜日は、SECOND CRUTCHThe Collectors のライブを見るため、午後から一人広島へ。
岩徳線~山陽本線と乗り継いでの、ちょっとした一人旅ですよ!!

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広島まで 2時間の旅。静かに自分を見つめ直すいい機会ですよ!!まあ、電車の中ではずっと寝てましたけど(笑)
つーか、俺は、毎日 2時間かけて広島に通ってるんじゃあ!!(^^;

で、広島駅に着いたんだけど、16:30の開場時間から広島駅~胡町間の電車の移動時間を引き算すると、20分くらい時間が余ってる。

こうなると、いくしかないでしょう!!酒だ、酒くれい!!
いやあ、普通の飲み屋に 20分しか時間が無い状態だと絶対入店しませんけどね。我々には立ち呑み屋という強い味方が!(笑)

というわけで、駅ビル(ASSE)2F の「さむらい」へ。

すぐに生ビールを注文し(ここで安いハイボールを入れるようになると本物の立ち呑み人という気がするが、まだまだ俺はそこまで良い感じに落ちぶれてないので(←立ち呑み人には褒め言葉です(笑))、生ビールいっちゃう)、しばし壁のメニューに眼をやり悩む。

今からライブで 2時間立ちっぱだからなあ・・・あまり食べすぎないようにしないと・・・とか悩んだ末に、最初に頼んだものは「すいません。今日はもう終わりました」と出鼻をくじかれたが(^^;、結局、

しそ巻き
せせり(塩)
うずら(焼き)

の三本を注文。
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まあ、軽く三本くらいやって行くのがええやろう・・・と思って注文したのだが、結局物足りなくなり、

牛バラ
ねぎま

を追加で注文した。

「さむらい」はリーズナブルな立ち呑み屋ってだけではなく、串もしっかり美味いから嬉しいよね。
それに、例えば「せせり」ならタレにするか?塩にするか?って選択肢があるし、うずらの玉子にも「揚げ」と「焼き」のどちらかが選べる。客のニーズに細やかに対応してくれるわけだ。

「もう、コレクターズに行くのやめて、ここで飲み食いして帰ろうかな」という思いが頭をかすめる(笑)

もちろんそんなことにはならず、そろそろ移動の時間なのでお勘定。
結局飲み物は生ビール一杯だけだったので、合計 1,190円也。いいねえ。

さあ、今年も立ち呑み屋で美味しい酒を呑みますぞ(笑)
この日曜日。

17時にスタートした The Collectors のライブが 19:15に終わったので、ちょっと広島の街で一杯ひっかけて帰ろうかなと思ったんだけど、21時すぎに通津駅に着く電車で帰れば嫁さんが車で迎えに来てくれるというので、しばし迷った末に素直に帰ることにした(笑)
岩国で岩徳線に乗り換えるより楽なんで。

しかし、ちょっと小腹が空いていたので、久しぶりに広島駅の立喰いうどんを食っていくことに・・・

でも、今も工事が続く1番ホームの端。広島駅弁が運営する立ち喰いうどんの店は、灯りもなく、まるで主に捨てられた空き家のような風体・・・つか、ほんとに空き家やん(笑)

「あ、そうか。跨線橋(跨線人道橋)に移ったんか」

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日頃広島駅を使わないので忘れていた。時々使う時も、コンコース化した跨線橋を「へえ、きれいになったなあ」とか思いながらささっと通り過ぎるだけだし。
でも、視線の端に「お、うどん屋」と思った記憶があるぞ。

そう思って跨線橋を上ってみると、在来線側のコンコースに「驛麺家」の看板を上げた店が。

看板には「広島駅弁」の文字もあるので、やはりこれが1番ホームから移ってきた店なんだな。同じ広島駅弁当株式会社が運営しているってことだから。

券売機の上の方に写真が載ってた「とり天うどん」に心惹かれたんだけど、この時間帯(19時過ぎ)には定番の「天ぷら」「きつね」などのうどん/そば以外は皆売り切れになってる。これも1番ホームの店と一緒やな(笑)
まあ、売れ残りを出さないように、一日の提供数を少なめにしてるんだろうけど・・・どうなんかねえ?この点は昔から不満だったわ。
俺、何かで客を釣って「あ、それ、もう売り切れになりました。こちらをどうぞ」的な商売が大嫌いなので。いや、広島駅弁がそういうつもりじゃないのはわかるんだけど、もう少し「例え売れ残りが出てもなんとかなる」努力はしてくれてもええんじゃないの?客のために・・・と思うのよね。

まあ、そういうことで仕方ないので定番の「天ぷらうどん」370円也を。

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一口啜ると、ああ、やっぱ落ち着くう。これよ、これ。俺のソウルフードだわ(笑)
「とり天うどん」売り切れててよかったかも。変に高いうどん食う必要ないよね。この粉ばかりの天ぷらの載ったうどんで十分だわ。

しかし、もう1番ホームの店は復活せんのやろか?各ホームの店がここに集約された感じ?

もう電車が入ってきているのに、1番ホームの店の窓から客が乗り込むのを見ながら残りのうどんを啜り、最後の客が乗り込む寸前に「ごちそうさま」と店を飛び出し電車に乗り込む・・・という「立喰い駅うどんサーカス」が出来なくなったのはマイナス点やね。

まあ、そう言いつつ、実はこの日も発車まで 7分しかないのに、コンコースの店までうどん食べに行ったんだけど(笑)
例の iPhone の突然の故障で、10月中旬から 1月中旬までの 3ヶ月分の写真データが全て飛んじゃったので(この写真は、Facebook にチェックインした時にアップしたものを、今度はダウンロードしたもの(^^;)、ブログにも書いてなかったんだけど、1月5日が今年初の「寅卯」訪店でありました。

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最初にお神酒をもらい、その後は「金雀 山廃造り」を熱燗で二合。

風邪気味だったので、やたらニンニクがらみの品を頼みつつ(素揚げは、翌日も客先だったので遠慮しときましたが)、定番の紅しょうがの串揚げもしっかり堪能し、2017年・初の「寅卯」を楽しみました。

そう言えば、「日下無双」「東洋美人」「貴」あたりが、「寅卯」で「日本酒ちょうだい」って言ったら出てくる定番酒なんだけど、「東洋美人」はプーチンが来日時に飲んで「東方美人(東洋美人の誤り)美味しい」とか言うて以来、ちょっと品薄状態らしい。

まあ、山口県の酒が売れるのは嬉しいんですが、いつも飲んでいる酒が手に入りづらくなるのは悲しいよねえ(^^;

以前、岩国のクリスマスハウスでやった飲み会に持っていったのも、地元・岩国市周東町の「獺祭」ではなく、萩市の「東洋美人」でした。参加者に酒飲みの東洋美人、いや岩国美人が多かったので、俺が飲もうとしたときにはあらかた空になってたけど(^^; 甘いフルーツ香(バナナ香)のする大変美味しいお酒でした。ほんま、うわばみどもに飲まれて、俺はあんま飲んでないけど(笑)

というわけで、今年も「寅卯」で地元山口県の酒を味わいつつ、また一年、広島でがんばるよ!(笑)
「ふくろう」は11月に店じまいしてしまったので、今年の最後のお好み焼は、十日市の「みつ」であった。

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当日は仕事で事務所に泊まる予定だったので、まずは生ビール(中)500円也と「鳥マヨポンねぎかけ」700円也を注文。

この店は同じく十日市にある「才家」とともに、サラリーマン時代、グリーンアリーナにある県営のスポーツジムで汗を流したあと、会社の先輩、後輩と「ジムで失ったカロリーを取り戻す」ためによく寄っていた店。
なので、ビールのツマミの焼き物を頼むと、ついついノスタルジックな気分になってしまう。
仕事は今のフリープログラマな方が楽しいが、サラリーマンにはサラリーマンの良さがある。仕事帰りに皆でワイワイガヤガヤというのはやっぱサラリーマンの醍醐味やね(笑)

高カロリーな「鳥マヨポンねぎかけ」を堪能すると、空になったビールをおかわりして、〆の「スペシャル(生イカ、生エビ、イカ天入り)のそば」950円也を注文。
さすがに一人だと、ツマミにする焼き物はひとつしか頼めんわ(^^; さっさと〆のメインに。

懐の寒い超零細企業社長には「スペシャル」など贅沢品だが、2016年最後を飾るお好み焼だ。よかろう、よかろう(笑)

ほんとは「才家」にも久しぶりに行ってみたかったんだけど、あそこは俺のような一見客は一人じゃ入りづらいからなあ(^^;

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入り口のすぐ側がカウンター席で、そこに常連さんがたくさん陣取ってて、入ると皆がいっせいにこっちを振り向いてくるのがつらい(^^;
いや、常連さんたちからすれば、別に排他的な意味じゃなくて、「お、誰か常連仲間が来たかな」って感じなんだろうけど(そのくらい、いつもたくさんの常連さんの姿がある)、やっぱ気後れしちゃうよね(^^;
それでも「才家」は美味いので、気持ちが盛り上がれば行くんだけど(常連さんの視線は無視して、どしどし奥のテーブル席に向かっちゃう(笑))、疲れているとついついそれも面倒くさくて「みつ」にしちゃうのよね。いや、「みつ」も十分美味いけど(笑)

「ふくろう」も無くなっちゃったし、今年は心身充実させて「才家」にも度々突撃しようてえ。

あと、昔の「才家仲間」だったナカ▲さんとか盆正月は広島に帰ってこんのんかいな?一緒に「才家」に行きたいものよ。
ああ、また他人に頼ってる(^^; 一人でも臆せず行くぜ!!(笑)
先日、正月休み明けの 1/4。いきなり自社の作業で残業するハメになったので、新年早々、濃いめのラーメンでがっつり決めるか!(デブ思想)と立町の「やまね 立町店」へ。
先日訪店した時、「汁あり」の「麻辣担担麺」が気になってたんでねえ。

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実は、1/4(水)時点でひどい喉風邪をひいてて、そんな状態で刺激物を食べるのはどうなの?というまっとうな意見の方もいらっしゃるでしょうが、俺は風邪の時こそ攻めの姿勢を崩したくないのでね。
風邪で腫れ、弱った喉よ!もっと刺激してボロボロにしてやる!そこから自らの力で復活せよ!・・・が俺の喉育て方針です。
それに、ラーメンってある種の風邪薬じゃん。「ある種」ってなんだ?と言われると困るけど、ほら、カロリーとか、まあ、色々な面で(^^;さあ、このカロリーと脂分で風邪を治せよ、俺の喉・・・みたいな。

が、そんな俺の喉への思いもあっけなく裏切られましたよ(^^;

「やまね」水曜日夜は定休日なんだそうです。閉じた入り口に貼り紙がありましたわ(^^;

・・・というわけで、なんか急に風邪の寒気も感じてきたんでさっさと十日市の事務所に帰って、隣のユアーズで弁当でも買って食おう・・・とも思ったんだけど、やはり一度火の点いたラーメンへの思い捨てられず・・・

結局、「やまね」からほど近い、アリスガーデン横の「蓬莱 並木道り店」に入ってしまいました。

「蓬莱」といえば天津丼が有名な店(人によっては、広島人のソウルフードに蓬莱天津丼を入れる人もいるほど)で、俺はとっては「炒飯」の店(大手町の某社に出向していた二十代前半、よく紙屋町のユニードの地下の「蓬莱」で昼飯に炒飯食ってた)。主に「飯物」が美味い店で、「蓬莱」のラーメンについて語る人はほとんどいない。
俺も長い間、「蓬莱」のラーメンに手を出したことは無かった。

若い頃(俺は痩せていた。体重 54kgとかだったもの)、俺の斜め前に座ったデブな若者が、まるで豚が餌でも食うように、あのボリュームのある天津丼と「みそラーメン」をぐわしぐわしと食ってる姿をみて、その姿が実に汚らしく(^^;、そのせいか「みそラーメン」が実に不味そうで(^^;、以来、「蓬莱」のラーメンを食おうと思ったことが一度も無かったのだ。デブは人前で物食うな!!(あ、今の俺か(^^;)

でも、この間ふと思い立って「しおラーメン」食べたら、馬鹿みたいに美味いわけではないけど、最後まで美味しく食べれたんよねえ。まあ、また機会があれば食べてもいいかなくらいには美味しかった。

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それで油断しました。

しょうゆラーメンで「炒飯(笑)+ラーメン」セット。税込 1,000円也。

いやあ、まあ、「不味い!」とは言わないけど、ちょっと高級な「出前一丁」みたいな味で、これといって際立った部分もなく、なんか、たまに 300円とかの激安価格で話題になるシンプルな醤油ラーメンってあるじゃん?あんな感じ?これで炒飯(小)とのセットで 1,000円かぁ・・・と思うと悲しくなる味だなあ。
不味くはないが、まったく美味さもないそういうラーメン。
食べてる途中で飽きてくる。最後の方、こんなに辛い思いでラーメン食ったのも久しぶりやあ(^^;

こんなことなら、700円の天津丼にしとけばよかった。300円も安くて、多分倍以上の満足感が得られたんだろうなあ・・・
昨年は 28日まで客先常駐の仕事をし、29日の午前中にちょっと事務所の片付けをしてから岩国に帰った。

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昼飯は岩国に帰ってから「彩龍」でと思ってたのだが、なんだかんだでなかなか十日市の事務所を出ることが出来ず、結局岩国に着いたのは午後 2時を廻っていた。そこで、急遽その時間でも食事の出来る「あけみ」に行き先変更。

2016年最後の「ドライブイン あけみ」。

注文したのは、まだ食べたことのない「牛しお丼」740円也である。
いつものように、+180円で味噌汁を貝汁に変えて。

なにせ、午後 2時半まで飯を食えず腹が減ってたので、壁に貼られた品書きに書かれた「黒毛和牛肉使用 たまねぎと炒めてしおだれで」の文句に心惹かれてしまった・・・「牛」に「しおだれ」でガッツリ!!と。

んが、俺的にはちょっとハズレだったかなあ(^^;

肉がねえ、硬いんよねえ。
肉好きな人はガツガツいっちゃうんだろうけど、俺、肉好きっていうより「やわらかくてとろけるような高級肉好き」なんで(笑)

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ガリガリ咀嚼しないといけないような肉は駄目なんよねえ・・・
これ、あんまり良い肉じゃないなあ。臭みなく、しっかり肉の味がするので、そんなに悪い肉じゃないんだろうけど・・・
いや、ホントに、俺、肉食ってて「ガリ」っと来たらもう駄目なのよねえ。

あと、「しおだれ」の量が少なくないかなあ?
いや、まあ、「あけみ」の丼は基本的に白飯と具のバランスが悪いというか、豪快に飯を食う荒くれ男ども用に飯が多いんだけど(笑)、その中でも「牛しお丼」はそのバランスの悪さが最たるもの。
最後の方は、ただの白飯を食ってる感じ(^^;

でも、まあ、大好きな貝汁を口に出来たので、満足しつつ 2016年の「あけみ」シーズンを終えたのであった(笑)

さあ、2017年の「あけみ」へ(笑)

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