酒とか食べ物とか: 2018年4月アーカイブ

もう三ヶ月も前の話しだけど、一応、メモっとこう。

1/28(日)は、徳山の「居酒屋いっとく本店」にて「特撮新年会」を行った。

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26日は職場の新年会。27日は小学校のPTA(育友会)執行部の新年会。そして、怒涛の新年会三連チャンの最後を飾るのが、この「特撮新年会」であった。

俺は子供の頃、特撮物を必死になって観ていた。みんなそうだろうけど。
「ウルトラマン」や「仮面ライダー」シリーズはもちろん、「シルバー仮面」や「超人バロム・1 」・・・挙げだしたらキリがないので止めておくが、民放2局+同系列の広島の民放2局しか映らないTVで頑張って観ていた。

そんな俺の SNS フレンドの中に、周南の男性Fさんと岩国の女性Tさんという、タイムラインの書き込みを観ているだけで「尋常ではない」とわかる特撮馬鹿、あ、いえ、特撮ファンがいらっしゃる。
それと、この二人ほどの重症ではないが、けっこうコアな特撮ネタの書き込みをしている女性Iさん。

この人たちが特撮の話をしているのを聞きながら酒を呑んでると楽しそう・・・と思った俺は、「特撮新年会」をやりましょうと三人に声をかけて、Fさんの(ほぼ)地元、徳山で新年会をすることとなったのである。

ちなみに、T女史とは猟師仲間なのでちょくちょく・・・とまではいかなくてもたまに会うことがあるんだけど、Fさん、Iさんとは何年か前に一度一緒に呑んだことがあるだけ。
超ひさしぶり・・・というか、ほぼ初対面と言ってもいいくらいの顔合わせであった(^^;

で、宴会。
いやあ・・・俺の予想を遥かに上回るマニアックなネタのオンパレードでした(笑)
ちょっと、マニアック過ぎて既に俺の頭の中には記憶が断片的にしか残っていないので詳細は書けないが、Fさん、Tさんは全日本クラス(ってようわからん例えやけど(^^;)でしたね(^^;

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俺がついていけたのは、「バトルフィーバーJ」のミス・アメリカの話題くらいであった(笑)

でも、本当にあまりのマニアックなネタに笑いも絶えず、すごく楽しい会だった。
おかげでブロガーなのに料理の写真など撮り忘れ、地味な「鮭とば」の写真しか残っていなかった(^^;

今度は岩国で宴会しようってことになってるので、興味がある人は一声かけてもらえばいいんだけど、いや、マジで生半可な気持ちでは参加できませんよ!!(笑)

あ、ちなみに、「いっとく」はなかなか良い居酒屋だった。
酒もちゃんとしたのを置いているし、料理も割と美味しかったね。そんなに高くもないし。
徳山で呑み会やる時は、また「いっとく」でいいかなあ。
先々週末、久々に残業続きで疲れた俺は、心と身体を癒すために、本川町の「鉄板焼 鉄華」へ。
美味い日本酒をやるのだ。
いや、疲れてなくても毎晩酒呑んでんじゃんって話ですが。けけけ。いいの、いいの。

20180413_tekka1.JPG店に入ると早速、本日のおすすめ酒をチェック。二本あるうちのひとつはすでに売り切れてしまったということだったので、残る「若波」を注文しようとしたところ、給仕のお姉さんが「あ、もうひとつ美味しいお酒があるので是非」とまだ未開封の酒を冷蔵ショーケースから出して持ってきてくれた。

「北島 愛山 きもと純米 無濾過生原酒」(滋賀県)である。

70%精米の純米酒だ。
歳取ってから甘い酒が好きになった俺には、純米酒はちょっと辛すぎるかもと思ったんだが、全然そんなことはなかった。

酸味はそこそこ強いのだが、フルーティーで、米の甘味もしっかり出ており「甘酸っぱい」感じ。美味いよ、これ。想像を良い方向に裏切られた。
甘酸っぱい系だからといって食後酒的な感じではなく、しっかり肴とも合う。
この日お勧めの肴、カツオのたたきともバッチリ合ってた!!

いやぁ、お姉さん、ナイスプレイ。

20180413_tekka2.JPGマスターに「いやあ、これ、美味いねえ」と声をかけると、伏し目がちに「僕はそれ、まだ呑んでないので・・・」と・・・。あ、なんか申し訳ないです(^^;
俺が口開けで飲んじゃったからなあ(^^;

その後、おすすめ酒の「若波 純米吟醸 生酒」(福岡県)を「大根のビール漬け」や「海老とブロッコリーのマカロニサラダ」などと一緒にやる。
「若波」は軽快でやさしい味かな。
もちろん「若波」も美味かったんだけど、今回は「北島」の印象が強かった。

というわけで、最後にもう一度。

お姉さん、ナイスプレイ!!「北島」呑ませてくれて、あざっす!!
昨夜は、「居酒屋 Aki若」で奈良祭りであった。

吞んだ酒が、

    • みむろ杉 純米吟醸 "雄町" 無濾過生原酒(奈良県)
    • 風の森 山田錦60% 純米吟醸しぼり華 無濾過無加水 生酒(奈良県)

と奈良県のものばかりだったのだが、これは偶然である。
いつものように、壁に貼られたお薦めの酒の中から、吞んだことのない酒を探したら「みむろ杉」が目に入り、二杯めは何も考えずその隣の「風の森」を注文しただけだ。

俺自身、奈良の酒が続いたことにも気づいていなかった。
ところがカウンターの隣で呑んでいた女性が、実は「移住も考えている」ほどの奈良マニアだったのである。

「奈良のお酒が好きなんですか?」
「え?ああ、たまたまです。呑んだことのない酒を選んだだけで(^^;;」

みたいなところから、「この人、ほんとに奈良好きなんよお」と店のおばちゃんも乱入。「奈良話」で盛り上がってしまった。奈良祭りの始まりである(笑)
と言っても、奈良知識がほぼゼロの俺は「仕事仲間に奈良出身者がいます」という一言以外には、ひたすら聞き役に回っていたのだが(笑)

20180419_akiwaka2.JPGしかし、悲しいかな。加齢のせいなのか、いや、もともと暗記科目は苦手だったしな、せっかく聞いた色々な話も、今朝になると「奈良は日本酒の発祥の地(と言われている)。なので大神神社(おおみわじんじゃ)には全国の蔵から送られてきた酒樽が並んでいる」「奈良の寺は総本山が多いので、檀家や墓は無い。ただ、多額の寄付をすると寺の境内に墓が作ってもらえる」「奈良の三輪そうめんは美味い」の三つしか覚えてない(^^;

この奈良女(「ならじょ」と読んでください(笑))、金慶珠似の笑顔の可愛らしい(嫌韓な人に怒られる(^^;)・・・お、おば、お姉さまだったので、また同席できる機会があれば、すっかり忘却の彼方に消えてしまった「奈良の美味しい酒」の話を改めて聞いてみたい。

そうそう。酒の話。「みむろ杉」はネット情報によると「爽やかなメロン香がする」らしいけど、そういう吟醸香より、干しぶどうのような米の甘みとコクの方が印象に残った。美味い。

「風の森」は、俺の注文が口開けで、栓を抜くとポン!!というかなり大きな音が。頭の後ろでこの音を聞いた奈良女が「え?なになに?発泡酒?」と驚かれていたが、そう、できたてホヤホヤの酒をそのまま詰め込んだ微炭酸酒であった。口に含むと、しゅわしゅわしゅわと、肌理の細かい泡が口腔内を刺激する。
「みむろ杉」よりは淡麗。美味いけど、俺の好みだと「みむろ杉」かな(笑)

どちらの酒も若い職人が中心となって造っている酒らしい。
奈良の酒も、これからまだまだ楽しみですなあ。
横川駅前の「シティホーム横川駅前センター」のすぐ右隣の店。以前、ブログに書いたこともある「立ち飲み さいらい」がリニューアルして復活していた。

20180417_sairai1.JPG1月下旬に開店したばかりなのに、3月の途中から店閉めちゃって、ああ、つぶれたんだなあと思ってたら(^^;リニューアルしてたのね(笑)

電車の時間まで 30分ばかりあったので、小腹も空いたし、ちょっと試しに寄ってみたのである。

以前は「立ち飲み さいらい」だったが、このリニューアルで「居酒屋 さいらい」と名乗るようにしたみたいだ。
確かに、一階はカウンターの前に椅子が置かれ、立ち呑みではなくなっている。
それに合わせて(か、どうか知らんが)、350円だった生ビールが 500円オーバーになってる。
高っ!!超零細企業社長には、高くて呑めんわ、生ビール(^^;
もう、「安価にお手軽に楽しめる立ち呑みの世界」からは足を洗ったのか?確かに料理も「やきそば」とか「もやし炒め」とか「チゲ鍋」とか、なんかガッツリ食事にできるようなものが大半になってるなあ。

「通勤コースにある立ち呑み屋で軽く一人酒」を愛する通勤マンとしては寂しい話だ。

本当に、普通の「居酒屋」になってしまったようで、カウンターに座ると付き出しの小鉢が出てきた。
この日は「角ハイボール」390円と「もやし炒め」380円をやったところで電車の時間となったのでお暇したのだが、御代は 1,160円也。てことは付き出しで 390円か。
立ち呑み屋はお通しを出したり、チャージ料を取ったりってことはないので、やはり完全に「普通の居酒屋」としてやっていくつもりのようだ。寂しい(^^;

ま、でも、日本酒が、以前より充実していたのはよかったね。
熱燗・ひや用に「大関」「賀茂泉」「賀茂鶴」「美和桜」の四種。冷酒用に「西条鶴」「八幡川」「亀齢」「雨後の月」の四種を置いている。

20180417_sairai2.JPGなんだ、そんなもんか・・・なんて言わないで(^^;
だって、ここ。オープン当初はメニューに「日本酒」ってカテゴリすらなくて、頼めば「大関」か「賀茂鶴」が出てくるって店だったのよ。それから考えたら、むっちゃ充実してんじゃん(笑)

さてさて、しかしこの店に足を運ぶシチュエーションが難しいな(^^;
正直、「軽く呑んでいく」立ち呑み屋的利用はできないし(390円の付き出しが出てくるんじゃな(^^; しかも生ビールが 500円オーバーだし(^^;)、かと言って他の居酒屋と比べてなにかメニューに特徴があるわけでもなく、メニュー数が多いとかそんなこともなく、まあ、俺は「納豆おむれつ」が気になっているのでもう一回は行こうと思うが、さて、どういう人がこの店を訪ねるのか?
店がターゲットにしているユーザー層が全然わからんなあ。

ま、何にせよ、生ビールが高い!!(^^;
春は「かすみ酒」の季節。

20180306_akiwaka1.JPGかすみ酒とは、春に出てくる搾りたての新酒。ごくごく少量の澱で、まるで春霞のようにほのかに濁っている。だからかすみ酒だ。
搾りたてだが、ぴりぴりした炭酸の刺激はない。優しい甘みと酸味が楽しめる。

もう、ひと月以上前になるが、3月の上旬に仕事仲間のA革さんとそのかすみ酒を飲みに、立町の「居酒屋 Aki若」に出かけたのである。

「Aki若」はこの時期、全国各地の美味いかすみ酒を置いている。去年の春も「Aki若」でかすみ酒を楽しんだ。もう年中行事だな。まあ、店のおばちゃんには「春だけじゃなく、もっと飲みにこんかい!!」と怒られそうだが(^^;

この日飲んだ酒は、

  • 加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 山田錦番外品(新潟県)
  • 桜吹雪 特別純米 うすにごり 生(広島県)
  • 萩の鶴 純米吟醸 別仕込 生原酒 さくら猫(宮城県)

の三種。他にもA革さんが注文した酒をちょっと飲ませてもらったりはしたけど。

「桜吹雪」と「萩の鶴」がかすみ酒である。
どれも美味かったが、「萩の鶴」が一番「春霞な感じの優しい甘酸っぱさ」で旨かったかなあ・・・いや、それは「桜吹雪」のことだっけ?いやいや、A革さんが頼んだ他の酒だったか・・・

20180306_akiwaka2.JPG飲んだときは、A革さんとも「やっぱ、これが一番美味いですかね?」「ですねえ。これがいいですねえ」なんて意見が合ったので、どれが美味かったかとか、絶対忘れることもないだろうと思ったんだけど・・・

やっぱ、ブログはすぐ書かないとだめですな(^^;。忘れちゃう。あと、他人と一緒に飲んでるときも、気にせずがんがんとメモを取らないといけませんな(笑)他人のことは気にせず。それがブロガー魂です(笑)

ということで、あまり情報の無いエントリーになっちゃったけど、猫好きの人はぜひ「萩の鶴 さくら猫」を呑んでみてください。鼻先に落ちてきた桜の花びらにちょっと驚いた顔の猫のイラストにほっこりしますぜ(笑)・・・限定品なので、もう酒屋じゃ手に入らないけど。
激辛を積極的に謳っているような店でないと、なかなか本当に辛い「激辛ラーメン」には出会えないものだ。
岩国麻里布の人気店「らーめん屋 階杉」もそんなに声高に「激辛」を宣伝しているわけではない。

・・・んが、辛かった。マジ辛かった(^^;

先週金曜日。残業前に社食で天ぷらうどんを食べたのが夕方 6時頃。それから20時過ぎに、カツオのたたきと大根の漬物を肴に日本酒を 2杯ばかりやったのだが、しばらくすると小腹が空いてきた。
どうしようか悩んだんだけど、そういえば先週、「階杉」のラーメンを食べ損ねたなあと思い出し、山陽本線で岩国まで移動。そこで「階杉」に寄ったのである。

時計の針はすでに 22:30。
そろそろ、あんまり刺激物は腹に入れない方が良い時間。
しかーし、俺は漢だよ。漢。漢の中の漢である俺が注文したのは「激辛タンメン」900円也。

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それが俺の前のカウンターに置かれた瞬間、隣で食ってた若者二人が「え?なにそれ?」って感じでガン見して、二人で笑ってたもんね(笑)
そのくらい真っ赤っ赤。ほんとに、世の激辛ラーメンの中でも、これほど妖艶にテラテラ輝く「赤色」は見たことないわ。

いやな予感がした。
俺的には、「辛さを売りにしていないラーメン屋が作った、辛さが苦手な人間には食えんだろうなあレベルの辛さのピリ辛ラーメン」を一日の最後にサラっと食って・・・くらいのつもりだった。

本物や(笑)マジ辛いわ、これ(^^;
なんとか咽ることなく最後まで食べ切れたけど、涙は止まらないわ、鼻水はだらだら垂れ流しだわ・・・
夜中に腹が痛くなってトイレに篭ったのは、「武蔵」の激辛汁なし担々麺「death」を食って以来だわ(笑)

しかも、翌日、まるで喉風邪をひいたように喉がイガイガしたし(^^;

もちろん俺はそこまで激辛が得意なわけではないので、本物の馬鹿、あ、いや、失礼。本物の味覚が狂ってるヤツ、あ、ごめんごめん。本物の辛い物好きな人が食べたら、「はん、こんなもんか」と思うかもしれないけど、ま、身体が弱っている夜中に食うラーメンではないことは確かやね。
先週、「寅卯」で一杯やった帰り道。横川駅で電車に乗って 40分余り。岩国駅まで来ると小腹が空いてきたので途中下車してラーメンを食べていくことに。

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まあ、つっても、22時過ぎにやってるラーメン屋、岩国ですぐに思いつくのは 2軒だけなんだけど(笑)
(あ、岩国が田舎だからとかじゃなく、俺が麻里布周辺のラーメン屋を知らないだけね(^^;)

目指したのはそのうちの 1軒、「階杉」。
でも、店の前まで行くと、店の外のベンチに 2名入店待ち中。

うーん・・・並ぶのが大嫌いな俺としては、これはちょっと悩むところ・・・というか、大して悩みもせずに行き先変更。
超ひさしぶりの「めん家 春夏冬(あきない)」へ。

ほら、こうやってこまめにブログ着けてると、自分の過去の行動をすぐに確認出来るでしょ?(笑)
それに、もっと衝撃的な事実も知ることになる(後述)。

この日、俺が注文したのは「しおらーめん」。690円也。

20180406_akinai2.JPG
本物の塩ラーメンだ。シンプルに出汁の旨味と塩っ気だけ。なかなか美味い。
ただ、ちょっと旨味よりも塩っ気が勝ってて、しょっぱい感じはする。もう少し塩分控えめでも良い気がするけど、まあ、これは俺の体調が「ちょっと塩気抑えめが良い」状態なんだろう。
実際、味覚なんつうものは体調でかなり左右されるし、その最たるものが(シンプルなだけに)塩ラーメンだと思う。
別の日に食べれば、「うぉぉ!なんや、これ、旨味と塩気のバランスが完璧やん!」と言ってしまいそうな予感のする味であった。

まあ、そんなこんなで「初めて食ったけど、春夏冬の塩ラーメン、かなりいけるやん」なんて思いつつ店をあとにしたのだが、さっき件のブログを読んでて衝撃の事実が・・・

なんと前回「春夏冬」で食べたのも「しおらーめん」であった。
ブログを読むまで、「ここではトマトラーメン系しか食べたことないが、塩もけっこういけるやん。塩も美味いぞってブログに書かなきゃ。くすくすくす」なんて思ってた(^^;

2016年12月のブログで「かなりレベル高いやーん!!」って絶賛してるな(笑)

いやあ、すっかり忘れてた。加齢のせいなのか?・・・怖い、怖いよ(笑)
この間、「ついに串揚げ期に戻ったか?」という話を書いたが、それを裏付けるように、先週末はまたフラフラと「串あげ 寅卯」へ・・・

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トリスのハイボール 280円也とともに、「赤ウィンナー、ささみガーリック、マグロ漬、うずら、アスパラガス、紅しょうが、ししゃも」とこの間を上回る、一気 7本の串揚げ注文である。

日頃食べない「ししゃも」なんかも注文。特に、「マグロ漬」は初めて。
漬(づけ)にしたマグロの赤身がタタキのような半生状態で衣の中に。まるで牛肉のようなしっかりした歯ごたえ。そして一噛み毎に口腔内を満たすマグロの風味。いいねえ。

串揚げにはハイボールが一番合うが、マグロやししゃものような魚系を口にすると、なんだか日本酒が呑みたくなる。
そこで、「店員お薦め酒」を注文。一杯 480円で、何が出てくるかわからないのが楽しい(笑)
この日は、「五橋 無垢之酒 純米吟醸生原酒 あらばしり」であった。

ほのかに吟醸香がする。それほど強い香りではないかな。純米吟醸なのでやや辛味があり、米の味もしっかりする。さっぱりすっきり飲める酒だと感じた。
まあ、最近の「五橋」の吟醸酒は間違いがないよね。

日本酒を呑んでると、やっぱり串揚げ以外のものも楽しみたくなる。
この日のお薦めメニューの中から、「トビウオの刺し身」と「塩サバ」を。「塩サバ」はこの間も食ったな(笑)

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俺がしばらく顔を出していなかった間に常連になられたらしき男性と(山口県出身だった)、ぽつりぽつりと世間話をしつつ呑む。
本当は俺の左横で独り酒をやってた女性に話しかけたかったんだけど、しばらく躊躇している間に帰っちゃった。残念(^^;
いや、別にいやらしい気持ちじゃないよ(笑)。この女性、けっこうなカープファンらしく、ずっとスマホでリアルタイムに状況を確認してたから、その話が聞きたかっただけで。「寅卯」にもTVはあるんだけど、目が霞んじゃって点数とかが見えなくて(^^;

いやあ、まあ、そういうわけで、しっかり串揚げと美味い酒を満喫。
「土橋に帰ってきたから、これからはまたこまめに顔を出すよ」と大将に伝えると、「お、ほんと?やった」と喜んでくれた。
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昨日は、年に何度かやる高校の同級生N◎とのコンテナハウス呑み会だったのだが、「五橋 純米ももいろにごり」という濁り酒を買ってみた。

磯田酒店でショーケースの中に桃色の瓶が並んでて、なんじゃこりゃ?って手にとって見ると、瓶に着色されてるんじゃなくて、酒そのものがピンク色してる。本当にさくらの花のようなピンクやなあ。

磯田酒店の大将も「次に出す時は発泡にごりにするらしいけど、これは発泡がなくて飲みやすいですよ」なんてプレミア感のある説明をするから、ついつい買ってしまった(笑)四合瓶で 1,400円くらいなんで、全然高くないしね。
ちなみに、微発泡らしいんだけど、ほとんど発泡は感じなかった。磯田の大将の言うとおり。

味は、まさにこのラベルの色(すもも色?)から連想されるとおりの味(笑)
甘酸っぱいフルーツ香がして、呑み口もさっぱり。女性向けとも言えるけど、酒飲みの男でも十分満足出来る味。

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本来、酒の味だけを楽しむものなんだろうけど、これだけ個性的でありながら、肴を食うのも邪魔しない。米だけで作り出した甘味、酸味だからだろうね。

俺のイメージとしては、こういう個性的な酒は10年以上前の村重酒造の日下さんあたりが作ってそうなんだけど、今は酒井酒造がこの手の挑戦の最先鋒って感じだなあ。大吟醸も美味くなったし。

ところで、このピンク色はどうやって着けるんだ?って最後まで謎で、N◎と「合成着色料だろう。ラベルに記載してないだけで」とか「木樽についた赤カビじゃないか?」とか無茶苦茶言ってたんだけど、赤色酵母で作った酒だからなんだね。

さっきネットで見たら 780本の限定酒だって。見つけた人は是非ゲットしよう。

「一番一竜」はイマイチなラーメン屋だったので、本当にスペインバル的な店が出来るのなら大歓迎!!・・・と思ってたんだけど・・・

開店翌日にさっそく行ってみたんだけど、まったくダメやね、「横川バル peperone」(^^;

これ、「一番一竜」と同じ経営者なんじゃねえの?(^^;
飲み屋のなんたるかがまるでわかってないわ。多分、「金粉入りの日本酒」を好むような、下品な嗜好の下衆なおっさん。でも、押しだけは強いんで飲食業で一応の成功はした・・・みたいなヤツが企画する店の雰囲気がぷんぷんやね。センスがない。

どうも、「peperone」自体は昔から横川にあった洋風居酒屋みたいだけど、それを「木木山」(安かろう不味かろうな居酒屋)の経営者が買い取って今の場所に開いた・・・って感じなんかな?そのへんの事情に詳しい人は是非ご教授を(笑)

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店に入って最初に注文したのが「ソーセージのプランチャ」650円と生ビール。
一応、「プランチャ」(スペインの鉄板焼きの意味)って言葉を使っているあたりはスペインバルを意識はしているんだろうけど、店の作りも(仕切りの位置とかを変えてるけど)ほぼ「一番一竜」のまま。そのため、ラーメン屋だと間違えて入る人もいるのだろう、最初に店員から「ラーメン屋ではなくなった」という説明受けたわ(笑)
まったく「スペインバル」の雰囲気は無し。
下品なオーナーが「それっぽくしとけばええんや。金かけんなよ」って指示した結果、「それっぽく」もなってない失敗例って感じ(笑)

「ソーセージのプランチャ」も、普通に市販のソーセージを焼いただけの、立ち呑み屋なら同じ内容のものが 380円で出てきて、さらにソッチのほうが美味いって感じの代物でした。
まあ、ソーセージにつけるピリ辛のケチャップみたいなのは良かったけど。

晩飯も済ませたかったので、その後「いろいろキノコのスパゲッティ」780円也を注文。
これも、「いろいろキノコ」というわりにはブナシメジばかりが目立ち、ソースもやたら塩っぱいばかりで、うーん、これで 760円ねえ。
まあ、茹で具合はちゃんとアルデンテだったのが唯一褒められるところか(笑)

酒の種類も「激安居酒屋」程度の品揃え。わざわざこの店に入る「理由」が何も見つけられない(^^;

ま、「横川バル」なんて名前に期待して入ったら、相当がっかりする店ですな。長くはもたんでしょう。
俺は突然食べ物の趣味が変わってしまう・・・というか、好きなもの、嫌いなものは変わらないのだが、好きなものの中のランキングが変わって しまう。

現在、呑んだ時の肴の一番は「焼き鳥」だ。
以前は「串揚げ」だった。だから頻繁に「寅卯」に出かけた。
今は「焼き鳥」だから、焼き鳥屋をメインに回ることになる。「寅卯」から足が遠のいた。
たまに行っても、串は二、三本。あとは何か一品料理をというパターンが多かった。

20180329_torau1.jpgしかーし、先週久しぶりに「寅卯」に出かけた時のこと。なんか、串揚げが食べたくて食べたくて。
結局、いきなり「赤ウインナー、ささみガーリック、うずら、紅しょうが、チーズ、キス」と 6串一気に注文。
こんなにまとめて串揚げ頼んだのも久しぶりやでぇ。

飲み物はトリスハイボールで。一杯 280円。
冷たくさっぱりしたハイボールが喉の油を洗い流していって気持ち良い!!
4本ほど串を食べたところでおかわり。ほんま、串揚げが肴だとハイボールが進むわあ(笑)

そうか。肴の好みが「焼き鳥」期に入っていたのは、酒の好みが「日本酒」期に入っていたからか。
昔はビールばかり呑んでいた。それが焼酎ばかり呑みはじめ。それからまたビールばかり呑む時期に戻り、最近は日本酒ばかりである。
そんなもんで、串揚げより日本酒によく合う焼き鳥を選んでしまうのであろう。

これからの時期は冷たいハイボールが美味いからなあ。自ずと串揚げが美味い時期。それで俺の肴の好みも、また「串揚げ」期に戻るのか?

というわけで、トリスハイボールをやりながら残りの串揚げを平らげ、脂たっぷりの塩サバを追加。久しぶりの串揚げ屋の夜を満喫したのであった。
散々書いてるけど、俺は「熱した甘ったるい(濃厚な・・・という言い方の方が正しいか?)醤油の匂い」が本当に苦手で、あ、醤油ベースの鍋とか、関西風のうどん出汁とか、出汁の香りを邪魔しない醤油味は大好きなんだけど、濃厚な醤油の香りのする尾道ラーメンは美味いと思ったことが一度もない。

この水曜日に昼メシを食いに入った横川の「尾道ラーメン 味億 広島本店」は広島市内では美味い尾道ラーメンを食わせる店として有名だが、ここでも一度も「尾道ラーメン、ウメェ」と思ったことはなかった。

が、水曜日に食った「ネギチャーシューメン」990円也は美味かったわあ。
ラーメンの上にこれでもかと大量のネギが載っているため、俺の苦手な醤油のむんむんとむせるような香りが抑えられているのか、こんなに素直に尾道ラーメンを味わえたのは初めてだった。

20180404_ajioku2.JPG濃く甘い醤油(魚醤なんでしょ?はい、はい)のスープもさっぱりしたネギの風味と融合すると甘味が抑えられて美味い。
味億の麺は、楕円の尾道ラーメン独自のあれなんだけど、これが結構細めで、太い麺が食感的にダメな俺にはありがたい。うっま。

そして、チャーシューがまた良かったなあ。
肉自体の甘味は抑えめで、それがやはり濃厚な醤油スープと合ってる!

尾道ラーメン食べるなら「ネギチャーシュー」ですよ!
単品 990円という価格がネックですけどね(^^;;

まあ、この日も地元・広島県産青ネギを使っていたし(日によって仕入れるネギは違うらしい)、コストもかかっちゃうんだろうけどねえ。

ただ、超零細企業社長の昼メシとしては贅沢だな(笑)
予定していた案件もひとつ消えそうだし←これは笑えない(^^;;
福岡市でひとり暮らしを始める息子の引越しのために、車で自宅を出たのが朝5:30。
休憩のために福岡県古賀市の古賀SA(下り)に車を滑り込ませたのは 7:45であった。

「古賀SAのフードコートはメニューが充実していた気がするんで、ついでに朝飯食ってこうや」とか言ってたのだが、なんと、古賀SA(下り)は改築中で、横の方に建てられたプレハブで食事も提供されていた。

たしか、古賀SAには俺の大好きなチャンポンがあった気がするんだけど(記憶があやふや(^^;)、券売機の上に貼られたメニューには載っていない。
仮店舗なんで、メニュー絞ってるのかなあ?

20180401_koga_ranmen.jpg
というわけで、「焦がし醤油ラーメン」を選択。ミニチャーハンとのセットで 880円也。よくわかんないが、「焦がし」というのは古賀市認定ブランドのようだ。「こがし」の洒落?(^^;
まあ、地元が推している品を食べるのが旅の基本だからね(嘘)

ラーメンの方は、ちょっと甘めの醤油ラーメンで、実は醤油ラーメンが苦手な(じゃあ、食べんなよ>俺(^^;)俺でも美味しくいただけた。
でも、真ん中に黒黒とした「焦がしネギ」が浮いているんだけど、その香ばしい風味はまったく感じられず(^^; 朝は素材が前日のもので、もう風味が飛んでしまってるとか?
それに、麺が少し緩かったね。湯切りも不十分かな。ちょっとぬるぬる感が大きかった。

まあ、でも、SA飯の「高かろう、不味かろう」時代を知っているおっさん的には、こういうちゃんとしたラーメンが SA で食えるだけで満足なんだけど(^^;

チャーハン?
味はいいんだけど、もう、周りがおこわみたいに固まってて、冷凍ものをチンするだけなんだろうけど、フライパンでささっと炒めるとか、もう少しパラっとなる努力はして欲しいなあと思った(笑)
この日曜日は、大学進学で一人暮らしを始める息子の引っ越し手伝いで福岡市へ。

20180401_zen1.JPG
息子は学生生協が主催する新入生歓迎会に出かけたので、嫁さんと二人で荷物の運び込みと家具の組み立てを。
昼前に一段落ついたので、俺だけ近くのラーメン屋で昼食を摂ることにした。

嫁さんはラーメン気分ではないと言っていたのだが、俺としては息子のために近くに安い飯屋を見つけておいてやろうという気持ちがあったのだ。

入った店は、息子のアパートから徒歩 3分ほどの近所にある「博多ラーメン 膳 周船寺店」。
「博多ラーメン 膳」は福岡市の昭和食品工業が福岡と佐賀で5店舗を経営している。チェーン店ではなく全店直営なのかな?

店名の看板の横に、でかでかと「ラーメン一杯 280円」の目立つ看板。
そう。この店は激安ラーメン店なのである。

しかし、このご時世に 280円・・・???
300円台のラーメンでも「激安!」と呼ばれるのに、200円台とか信じられんわ。激安ラーメンで知られる「博多金龍」でさえ一杯 320円。「ドラゴンラーメン」では 390円だ。

俺は腹が減ってたので、その 280円のラーメン(「おいしいラーメン」という商品名はいただけない(^^;)の上に隙間なくチャーシューが並べられた「チャーシューメン」480円を注文。入り口すぐの食券機で食券購入。

11:45頃に店に入ったのだが、「激安」に惹かれる人が多いのか、すでに店内はほぼ満席。
俺の前の客でカウンター席も埋まり、2、3分だけだが席が空くまで待たされた。

で、ラーメンなのだが・・・普通に美味い(笑)
あまり個性というのは感じられない味だが、まあ、これは合格点だろう。普通に博多ラーメンだった。

20180401_zen2.JPG
チャーシューも、相当薄く切ってあるが、味も悪くない。
いや、ホントに、相当薄いんだけど(何度も言うな?(笑))、ラーメンの上を覆い隠すほどに並べられた姿は「480円なのに?」と圧巻である。
文句なく、コストパフォーマンスが最高と言える一品だ。

いやいや、本当に、世の「ラーメンマニア」な方からしたら、いろいろツッコミどころのあるラーメンなのかもしれないけど、十分ですよ、十分。個性が無くて、「深みのある味」なんてもちろん言えない味なんだけど、十分美味い。

「飯作る(自炊する)の面倒臭いけど金も無い」という時にチョイスする店のリストには入れておくべきである。

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