酒とか食べ物とか: 2018年10月アーカイブ

20181023_sakaeya1.JPG先週で大手町での仕事も終了だった。そこで、大手町で働く飲み仲間のMイさんが、「いなくなる前に、一緒に昼飯くいましょうよ」と誘ってくれたので、先週火曜日は中町の「めん処 栄家」へ。
何度か店の前を通ったことはあったんだけど、結局入ってみたことのない店。

Mイさんによると、「ここのカツ丼が美味い」とのこと。

すでにほぼ納品も終え、仕事も手空きだったので、5分ほど早く事務所を出て「栄家」へ。人気店で、お昼時はすぐに一杯になってしまうらしい。

矢沢永吉や前田健太など、有名ミュージシャンやスポーツ選手もよく訪れている店と聞いていたが、確かにカウンターの上の壁には有名人のサインがびっしり貼られていた。

俺が注文したのは、「カツ丼(ミニうどん物付き)」840円なり。

確かにカツ丼は美味い。カツも柔らかくて美味い。大きさはまあ普通だけど、前日に食べた「浜ちゃん食堂」のカツより厚い(笑)
「うどん屋やそば屋の出す丼物は美味い」というが、まさにその通り。

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でも、それ以上に美味かったのが、おまけで付いてきた「ミニうどん」。
出汁がすごくよく出てる。アゴとか青魚の出汁?いや、俺の馬鹿舌ではその辺はよくわかんないけど、いやあ、美味い。
麺がびろびろの細麺なので、多分、うどん県の住民は顔をしかめるかもしれないが、これは美味い。

昼飯時はすごく混み合うし、零細企業社長としてはそうそう 840円のカツ丼は食べにいけないんだけど(^^;、多分、そのうちに思い出して無償に食べに行きたくなる「ミニうどん」であった(笑)
土橋の職場の近くにあった「こいし屋」という店はメシ(昼定食や汁なし担々麺など)も美味かったし、実は日本酒もけっこうな種類を置いていて、俺は良い居酒屋だと思ってたんだけど、数ヶ月前に閉店してしまった。

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しばらくして、その場所に開店したのが「山陰てっぱん大衆酒場 熱男」である。
入り口のところの派手な看板によると、島根の「石見ポーク」や、ハイボールが 190円と安いことなどが売りのようだ。

興味はあるのだが、実際のところどんな店なのか全然想像できなくて訪店に二の足を踏んでいたのだが、この木曜日に、ついに意を決して(オーバーな(笑))飛び込んでみた。

普通の居酒屋であった(笑)

カウンター席について、まずは「トリスハイボール」190円!!と、「石見ポークレバー」480円を注文する。付き出しの枝豆が茶色かったので「お、焼き枝豆か」と思ったら、単に茶色い斑点が出てるだけだった(笑)

レバーはけっこうピリ辛なタレによる味付けで、ハイボールによく合った。美味い。変な臭みもなく、濃いめのタレにも負けないしっかりした味。石見ポーク最高!(笑)

二杯目は日本酒にチェンジ。島根のお酒「絹乃峰(きぬのみね) 純米酒」500円也。アテは「せせりわさび焼き」520円也。せせりの噛みしめるほどに滲み出る甘みを含んだ旨味に、実にわさびがよく合う。

実はこの店、「山陰てっぱん大衆食堂」と言いながら、日本酒は「雨後の月」など広島の酒ばかりである。唯一の「山陰の酒」が島根の「絹乃峰」であった。
けっこう酸味が強いなあ。俺はもう少し甘めの方が好みなので、吟醸酒でもいきたいところだが「絹乃峰」は純米酒一種しか置いてなかった。

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そもそもこの店は置いている日本酒の種類も少ない。横川の「さいらい」を思い出す。あんまり店主が日本酒が好きじゃないんだろうな。

そうそう。店名に「山陰」って入ってるし、看板に「地域元気プロジェクト」とか書いてあるし、「島根の人が広島で地元の味を広めようと奮戦してるのかな?」と思って、「大将は島根の人なの?」って聞いてみると、「いえ、違います。以前島根県内で働いていたことがあるだけで・・・」というイマイチな答えが返ってきた(笑)なんか中途半端(笑)

まあ、石見ポーク以外にあまり「山陰」を感じることはないんだけど、レバー美味かったし、ビールやハイボール系が安いし、ぜひまた訪店してみたい。俺はこういう店、好き。
20時ちょうどまで残業して、さて、大手町に新しい広島つけ麺の店が出来てたな。広島つけ麺は内容とコストバランスがちんちくりんなので日頃食べようとは思わないんだけど、新しい店だし、あそこで晩飯食ってくか・・・などと考えつつ廊下に出た俺の鼻腔を突く匂い。

だ、だれや?流しのところで「どん兵衛カレーうどん」食ったのは!?

もう、俺の頭の中には、カレーうどん、いや、カレーラーメンでもカレーパスタでもええわ!カレー&麺の組み合わせしかなくなったのであった。

こうなったら、もう、あれしかあるまい。
俺は横川の商店街に入るとすぐに自転車を停め、「浜ちゃん食堂」の扉を開いたのであった。

20181022_carry2.JPGメニューも見ずに「カツのせカレーラーメン」750円を注文する。
俺が思うに「浜ちゃん食堂」で唯一の「美味い」一品である。
以前はいくつかメニューを試してみたが、「カツのせカレーラーメン」の存在を知った今、他の料理をわざわざ注文して、いらぬ冒険をする必要などない。

冷凍庫から出してきた業務用のカツを大将が揚げ物用鍋に凍ったまま投入する。
パリパリと油の爆ぜる心地よい音が響き、空腹感を更に増大させる。
「なんだ、業務用の冷凍カツか」と思わないで欲しい。業務用だから安心なのだ(笑)失敗がない。

やがて、揚げたてのカツが乗ったカレーラーメンが俺の前に。
前回注文した時は、カツ以外の具はネギと玉子焼きであった。ところが今回はネギと、ゆで卵、そしてキャベツである。このキャベツがよかった。そのシャキシャキした口当たりが良いアクセントだ。これは「カツのせカレーラーメン」の完成形だな。ま、次回はまた別のあまった惣菜が投入されるんだろうけど(笑)

俺の心は満たされた。
今週の月曜日。残業で遅くなるのがわかっていたので、「晩飯は適当に食って帰るわ」と嫁さんに言ってたんだけど、横川駅に着いたら 8分後に通津駅まで帰れる電車が来るという状況。これに乗りたい。でも、8分じゃラーメンも食えんわな(^^;

空腹のまま電車に乗った俺が手にしていた本は、よりによって森下典子氏のエッセイ(挿し絵も)「いとしいたべもの」。
オムライスや"塩鮭の皮"といった庶民が口にする何気ない食べ物についての思い出話を綴ったエッセイである。まさに飯テロ(^^;

20181015_miso.JPGその中で、「サッポロ一番みそラーメン」の話が出ていた。
森下家では「サッポロ一番みそラーメン」がハウスラーメン(その家の標準ラーメン)であり、それが如何に美味い即席ラーメンかを、そこに投入する具の話も含め、その味を思い出しつつ恍惚とした表情でこの原稿を書いているであろう森下氏の姿が想像できるような文章であった。

「サッポロ一番みそラーメン」が食いたい!!

通津駅を出た俺は、すぐに駅の近くにあるマックスバリュ通津店に飛び込み、「サッポロ一番みそラーメン」を探した。んが、信じられないことに、マックスバリュには「サッポロ一番みそラーメン」は置いてないのだ!!

信じられん!!イオングループめ!!

代わりにあったのが、イオングループオリジナルブランドの「トップバリュ 味噌ラーメン」である・・・

もう、それでいい!!

すっかり味噌ラーメン脳になっていた俺は、一袋だけ「トップバリュ 味噌ラーメン」を購入。50円。糞安っ!

家に帰ると、すぐに調理スタート。
具は、まず卵。麺をほぐし始めたタイミングで生卵投入。このタイミングで投入すると、出来上がったとき、ちょうどやや半熟くらいになるのよね。それと、醤油とみりんで炒めたエノキ。味噌ラーメンの良いところは、こういう濃い味付けをした具も違和感なく包み込む包容力だよな(笑)
最後に、ざく切りにしたレタスを投入。これも味噌ラーメンとの相性は抜群。

深夜。家族が寝静まった家の中で即席ラーメンをすする背徳感。うまっ。

しかし、最後に「サッポロ一番みそラーメン」を食べたのもずいぶん前。
この「トップバリュ 味噌ラーメン」が「サッポロ一番みそラーメン」と同等製品なのか判断つかん。
やはり、本物の味「サッポロ一番みそラーメン」は近々に食べてみる必要があるようだ(笑)

金曜日は玖珂の友人と日本酒関係のチャリティートークショーを聴きに行く予定だったので、紙屋町の立ち呑み屋「サケサケ TaChinomi」で待ち合わせ。

友人は 18:11バスセンター着の高速バスで来るってことだったので、俺は 17:50頃に「サケサケ」に入り、一杯やりつつ彼を待つことにした。

まずは、マスターのおすすめで 980円の晩酌セットをオーダー。
生ビールに、「石狩鍋」「こんにゃくの煮物」「カルパッチョ」の三品の小皿がつく。
ここのマスターはもともと有名店で板さんをしていたらしく、どの料理も美味い。

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この日参加するトークショーが「雨後の月」の蔵元の社長のものだったので、最後に友人と「雨後の月」を一杯やって乗り込もうと思っていたのだが、友人のバスが遅れる、遅れる(^^;
こりゃ、もう友人が広島に着いたら、即トークショーの会場に移動せんといかんかもな?一杯ひっかけて行く暇はないかもな・・・と思ったので、さっさと自分だけ「雨後の月 吟醸純米酒」を注文。やや辛口の酒だが、フルーティーで品の良い甘さを感じた。ま、馬鹿舌なもんで(笑)

そうこうしているうちに、結局 20分遅れで友人到着。
同じ「雨後の月 吟醸純米酒」をすすめ、肴に「ふぐの皮」と「塩麹海鮮盛り(だっけ?)」を追加。世間話をしつつ酒を楽しんでいたら、すっかり時間がギリギリになってしまい、紙屋町から中町までダッシュ。ビールと酒一杯だけしか呑んでいなかったが、さすがに酒がまわってしまった(^^;;;

これから 2時間、トークショーだと言うのに・・・(^^;;;
並木通りをちょっと入ったところにある居酒屋?・・・だよな、分類的には。
ちょっとだけお洒落な感じのする店が「なみき庵」である。

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中央通りまで買い物に出たんだけど、お目当の物がゲット出来なくてがっかりな気分をビールで紛らわせようと、一人飛び込んでみた。格好良い若い男女がいっぱいいたらいやだなあとか思いつつ(笑)

が、まあ、確かに店は洒落た感じなんだけど、この辺のマンションに古くから住む小銭持ちのじいさんたちも常連客のようで、居心地そのものはそんなに悪くなかった。

・・・て、これ 5月頃の話なんで、細かいところはもう忘れちゃったんだけどね(^^;
この間、他のエントリーにも書いたように、一応、このブログ、俺のライフログなんで「なみき庵」を訪問した事実だけは、当時の写真などを見つつ思い出して書いておきたい(笑)

とりあえずビールを注文し(生中が 480円なんで、まあ、リーズナブルかな)、腹が減っていたので晩飯がわりに「なぽりたん」680円、「ハムカツ」430円を注文。

ナポリタンは「なぽりたん」とひらがな表記されているように、テーキ皿の上でじゅーじゅー熱々な音を立てているその姿は他店のものと趣が違う。

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まず、具にきくらげが含まれている。よその店で見たことないけど、これはアリだ。きくらげのコリコリプルプルサクサクな歯ざわりは、スパゲッティと相性はいい。そして、麺の上には水菜が。和だね〜(笑)だから「なぽりたん」か。
水菜のさっぱりしててちょっと苦味のある味は濃厚な味のナポリタンと合う。サクサクした食感もちょっとしたアクセントに。

ハムカツも 430円取るだけあって、分厚くて食べごたえもあって美味かった。
他にも、この日は時間がなくて頼めなかったんだけど、「くんせいうに玉子」780円とか、気になるメニューがあったので、ぜひまた来てみたいなと思った次第。

ま、あれからまだ行ってないんだけど(^^;
「おでんうどん」と言えば、全国に名の知れた「JR備後落合駅」の名物である。つまり広島県の名物だ。
名古屋の味噌煮込みうどんと双璧を成すご当地うどんの雄であろう。

出張の多いサラリーマン諸氏には「あるある」だろうが、他県に出張に行って、「広島から来ました」と言うと必ず帰ってくる言葉が「ああ。あの、おでんうどんの?」である。
すでに備後落合駅にうどんコーナーはなく、おでんうどんは駅の近くの食堂でないと食べられないことを伝えると、本当に残念そうな顔をされる。

政令指定都市を擁する広島県ではあるが、大阪辺りを過ぎると知名度は急カーブを描いて下落する。
おでんうどん以外の、例えば牡蠣やもみじ饅頭の話をしても、「え?広島でも牡蠣獲れるの?」とか、「もみじ饅頭?見たことないなあ」と言われるのが関の山である。
なぜか牡蠣やもみじ饅頭が全国区だと誤解している広島県民が多いのは頭の痛い問題だ。

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重ねて言うが、全国的に広島県の知名度は低い。他県民に広島県をイメージしてもらえるものは「おでんうどん」と「広島ニュージーランド村」くらいしかない。
先日も、東京出張に行ったおり、秋田県出身の某大企業取締役の方から、「広島から来られたんですか?子供の頃、毎年夏休みにはニュージーランド村に行ってましたよ。ええ、秋田から。帰りにおでんうどんを食べて帰るのが楽しみでねえ。そうですか、そうですか。あのおでんうどんの広島県からわざわざ。わかりました。ぜひ、取り引きさせてください。」というありがたいお話をいただいた。

なのに・・・である。広島県民でも、おでんうどんを知らない人間がいるのである。おでんうどんを知りもせず、全国的に全く存在を知られていないお好み焼やあなご飯のことを、誰でも知っているかのごとく口にする似非広島県民を見ると、怒りや残念な気持ちを通り越して憐れみしか感じない。
勝負事の優劣は当事者よりも傍から見ている者の方がよくわかるという「傍目八目(おかめはちもく)」という言葉があるが、まさに「おでんうどん」ではなく「牡蠣」や「お好み焼」で全国区になろうと奮闘している哀れな広島県民にかける言葉であろう。本当に使える武器は「おでんうどん」しかないのに。

そんなおでんうどんに、まさか岩国のフレスタで出会うことになろうとは!
昨夜、会社帰りに寄った麻里布のフレスタの惣菜コーナーでおでんうどんを見つけた俺は、小躍りしてそれを買い物カゴの中に放り込んだのである。
ああ、フレスタよ、フレスタよ。さすが広島のスーパーである。ああ、フレスタよ、フレスタよ。

今朝、俺の朝飯はそのおでんうどんであった。
練り辛子をたっぷりとおでんの上へ。
食べすすめるうちにその練り辛子がスープに溶けだし、広島県民のDNAを刺激する「おでんうどんの味」に変化していく。

今日、職場についたらおでんうどんの話をしよう。
同僚から「やっぱり山口県の人だなあ。朝飯がおでんうどんなのは、広島県民ならデフォですよ」って笑われちゃうんだろうなあ(^ ^;

<追記>
今、「おでんうどん」のパッケージを見たら、「松江商工会議所青年部 松江おどん」の文字が?さらによく見ると、「おでん+うどん=おどん」と・・・。これ、島根県の名物になっとるやん!!愚かな広島県民がおでんうどんを忘れ、瀬戸内レモンなんかで全国区昇格への戦いを挑んでいる間に、しれっと島根県に「おでんうどん」盗られとるやん!!抜かれとるやん。
あーあ、島根県の方が認知度が上になるわ。中国地方の雄は島根県になってしまうわ。
備後落合駅に巣食う地縛霊たちの嘆きの声が聞こえるようだ・・・
6/28(木)の話。

えらい昔の話やなあと思われるでしょうが、手書きメモアプリの昔の書き込みをチェックしてて、「ああ、この店のことを書いてなかったなあ」と気付いたので・・・。
基本的に、行った店のことは全部このブログに書いときたいのよね。個人的なライフログ代りなんで。

20180628_kinoshita1.JPGこの日はJR新白島駅の線路上で貨物列車が故障でまったく動かなくなって、しかもいつ復旧するかもわからんと言う最悪の状況になっていた。JR横川駅のホームも人でぎっしりで。

ま、そんな感じだったので、俺は駅を後にして、どこかで呑みながら電車が動き出すのを待つことにした。
で、入った店が「カープ鳥 きのした 横川店」である。

「カープ鳥 きのした」は十日市にある焼き鳥屋で、あの「ヒゲの木下」氏がオーナーだ。俺の仕事場も十日市にあったので、時々木下氏が店の前を掃除しているところに出くわした。
ただ、カウンターだけの小さな店で、コアなカープファンの溜まり場だと思って、一度も入ってみたことはない(^_^; 俺、90年代からファンのニワカなもんで(笑)
そんな「カープ鳥 きのした」の横川店があるとは知らなかった(^_^;

結論から言うと、ここはコアなカープファンじゃなくても楽しめる店であった。

なんといっても店長がなかなかの色男なんだけど明るくテンションが高い。うざいくらいだ(笑)
でも、一人で飲みに行くと、こうして店の人の方からテンション高く話しかけられるのはけっこうありがたいのよね。良い気晴らしになって。
テンション高い相手だと、こっちも何喋ろうかと気を使わなくていいしね(笑)

それに、バイトの子がまた良い。
女の子が二人いたんだけど、片方が岩国から広島の女子大に通ってる子とかで、なんか初々しくて良い子なのよ。笑顔も可愛くて。

20180628_kinoshita2.JPGそんな感じだったので、ちょっと呑んだら駅に帰るつもりだったんだけど、結局 2時間弱、ここで呑んでしまった(笑)

食べたものをメモってたので載せると、「鈴木(三枚肉しそ巻き)」「長内(ねぎま)」「野間(せせり」」「丸(うずら肉巻き)」「坂倉(えのきベーコン)」「石原(アスパラ)」「天谷(ゲソ)」「エルドレッド(ササミわさび)」・・・食い過ぎ(^_^;
これに「スライダー(生ビール)」を三杯ほど。飲み物は選手名ではなく球種なんで(笑)

長居した上に、お釣りをもらい忘れて店に戻ったりバタバタして、駅に帰ったのは随分遅くなってからなのだが、まだ、JRは動いていないのであった(^_^;;;;;;

JR!!いや、國鐵廣島めぇ〜!!
横川駅北口。
本当は「団欒 なかむら」というおでんの店に行きたかったんだけど、階段を昇ってる途中で俺の心を鷲掴みにする看板に遭遇。

20180928_pump1.JPGそれはストラトキャスター(以下ストラト)のボディーを利用したものであった。

あ、ストラトって何?って人に一応説明しておくと、エレキギターです。Fender(フェンダー)ってメーカーの。
ジミ・ヘンドリクスやジェフ・ベック、エリック・クラプトン、リッチー・ブラックモアなどの一流ギターヒーローたちが愛器にしてた。
ちなみに、加齢のせいか、今、エリック・クラプトンの名前が出てこなかったんだけど、「ブラッキー」という彼の愛器に付けられた愛称はすぐ出てきたという・・・(^^;; 記憶が乱れてる(笑)

話を戻そう。
この店、入り口のドアのバーハンドルもストラトのネックである。
おでんが食べたかったけど、ここまでされたらもう元ロック少年として抗えない。俺はおでんのことも忘れ、この店のドアを開いていたのである。

それが「居酒屋 PUMP」だ。

入り口入ってすぐのカウンター席に座ると、横の柱にもストラトのネック・・・。
余ったギターの部品、全部店で使ってんじゃないか?(^_^; 箸置き代りにシングルピックアップとか出てきたら最高なんだけどな(笑)←出てこなかった(笑)

しかし、メニューを見ると、至って普通の居酒屋のようだ。マスターは「絶対昔バンドをやっていたな」というのが丸わかりな出で立ちなのでちょっと意外。
ほら、ミュージシャン崩れの人がやってる店って、油物と乾き物ばかりだったりするじゃん。←偏見

その普通さに若干の感動を覚えつつ、俺は本日のおすすめメニューから「カンパチのお造り」780円とまずはビールを。それから「瑞冠 いい風 純米吟醸」をいただいた。ちゃんと良い酒も置いてる。付き出しで出てきた「豚バラ大根」も優しい味だけどしっかり美味い。

20180928_pump2.jpg
ちゃんとした居酒屋だぁ〜(笑)

マスターが「ハードロックはお好きですか?」って聞くので「好きですよ」と答えると、スピーカーを指さしつつ「うちはいつもハードロックが流れてます」と。
でも、ごめん、マスター。もう少しボリューム上げてくれないと、最近、加齢のためかロック系の高い音がよく聞こえんのよ(^^;;; 何が流れてるのか全然わからんかった(^^; 愛想笑いしといたけど(^^;

というわけで、この店がこの日三軒目で既に酔いがまわっていたのもあり、あんまり長居はできずに退散。スピーカーから流れる曲がよく聞こえなかったのも酔いのせいかも(^^;

また、もう少し素面のときに寄らせてもらいます(笑)
帰りの電車にギリギリ乗り遅れてしまった。
いや、13分後には次のが来るんだけどね(^^;; でも、なんか、一気に空腹感に囚われてしまった(^^;;

20181002_ondoya1.JPGなので、前から気になっていた唐揚げ屋に寄ってみた。
横川駅の北口の近くにある「元祖中津唐揚げ もり山 広島横川店」である。
実は、先日たまたま前を通りかかった時、店の前にラーメンの幟が立ってるのを発見し、一度食べに行ってみたいと思っていたのである。

ただ、店の奥にテーブルはあるんだけど、持ち帰り専門的のような佇まい。
唐揚げや弁当は持ち帰れるだろうが、ラーメンは?と思ってたら、ちゃんとイートインできる店だった。当然だよね(^^;;

さて、ラーメン。
税込 529円(安い!)の尾道ラーメンである。

尾道ラーメンと名乗っているわりに、背脂はないし、麺も楕円麺ではなく、切り口の四角い普通の中太麺。
醤油スープはそこそこ濃厚だが、これまた尾道ラーメンの魚醤スープほどではない。
全体的に「ライトな尾道ラーメン」という感じ。

しかも、閉店間近だったせいか(俺がラーメンを食べてる最中に看板の灯が消えた)、少しスープがぬるい。許容範囲だったけど、ちょっと気になった。
まあ、でも、麺の茹で具合もいい感じだったし、値段相応で俺は好きよ、このラーメン。

20181002_ondoya2.JPGところで、同じような「唐揚げとラーメンの店」で「おんどや」というのがあるが、この店との関係はなんなんだろう?
この店は看板を見る限り明らかに「もり山」なんだけど、壁に貼ってあるラーメンの小さなポスターというか、お品書きには、「おんどやのラーメン」と書かれているのである。

うーん・・・実はもう「もり山」ではなく「おんどや」なんだけど、看板の架け替えがまだ終わってないとか?
そういえば、ラーメン頼んだときポイントカードもらったなあと思って見てみたら、「おんどや 横川店」になってる。

やっぱ、「もり山」のチェーン店が「おんどや」に乗り換えたって感じなんかね?
気になるー(笑)
20180928z_sushi1.JPG先週の金曜日。

「はな串」で焼き鳥を楽しんだあとは、知り合いのW■さんが働く「すし将軍 広島三川店」へ。

「すし将軍」も、もうどのくらい行ってなかっただろう。多分、数ヶ月単位・・・いや、半年以上ぶりかも。もっとか?年単位だ(^^;
以前は「半常連」って感じでよく行ってたんだけど、最近は呑みに出る回数が激減した上に、「もう、これから死ぬまでに、何軒の新しい店を経験できるだろう」なんて思うと、ついつい新しい店の開拓ばかり熱心になっちゃって。

店に入るとカウンターにW■さんの姿が。サワーを頼み、しめ鯖を皮切りに、赤貝や穴子など、好きなものをメニューから注文。そういえば、こうしてメニューを見ながら注文をするのも久しぶりだ。いつも大将におすすめで握ってもらってたからな。

そうこうしているうちに奥から大将登場。久しぶりだというのに、俺の顔を見ると「おお」っと笑ってくれる。
この大将のフレンドリーさがこの店の人気の理由のひとつではあるな。

20180928_sushi2.JPG結局、「はな串」で焼き鳥食ったあとだったし、W■さんに 4〜5貫握ってもらったら帰ろうと思ってたのに、居心地がいいもんだから結局10数貫。何貫食ったか忘れたけどしっかり食べてしまった(^^;

いやあ、「本日のおすすめ」の「秋刀魚の握り」「しゃこの握り」「あん肝軍艦」美味かったなあ。

熱燗やりながら寿司をつまむなんて、幸せのひとつの頂点だな。
金曜日は、定時をちょっとすぎたあたりで、ちょうど切り良く開発中のシステムのテストが終了したので、久しぶりに飲みに出ることにした。

20180928_hanakushi1.JPG
まずは、中の棚の行きつけ(最近全然行ってないけど(^^;;)の焼き鳥屋にでも顔を出すか・・・なんて思いつつ歩いていると、大手町の駐輪場の前に焼き鳥屋があることを発見。
今まで、散々この前を歩いていたのに気づかなかった(^^;;この日は既に「焼き鳥脳」になっていたので気づいたのか?(^^;;

「炭火 鶏料理 はな串」である。

俺はもう抗うことが出来ずに、その店の暖簾をくぐったのである。

店内は清潔感があり広い。入ってすぐのカウンターに通され、まずは焼き鳥の「お任せ 5本セット」と「葉わさび」を注文。
日本酒は地元広島の銘柄が中心、というか、広島の酒オンリー?「旭鳳 純米 ひやおろし」と一緒に葉わさびを突きつつ、焼き鳥が焼き上がるのを待つ。

この日お任せで焼いてくれたのは、「廣島赤鶏のささみ」「親鶏のもも」「白肝(塩)」「つくね」「廣島赤鶏の手羽先」の五品。1,150円也。どれも丁寧な仕事がおみごと。

「ささみ」にはピリ辛大根おろしともみじおろしが載り、そのピリ辛さっぱり味は「いくらでも食えるで」と舌と胃袋を錯覚させる。最初の一本に最適。

それ以上に良い仕事をしていたのが「親鶏もも」。ちょっとだけ添えられた柚子胡椒が、噛むほどに肉から溢れ出てくる親鶏らしい濃厚な旨味をピリっと〆る。美味ぁ〜。今まで食った親鶏で一番美味いかもしれん。あとで「せせり」と一緒にもう一本おかわりしたくらいだ。

ほんま、いい仕事してはる(笑)

20180928_hanakushi2.JPG
あと、この店は女の人も酒のことをしっかり勉強していて、しかも、話の端々に自分自身も酒好きというのが滲み出てくる感じで、酒好きのスケベ男には嬉しい。

「旭鳳」のあとに「竹鶴 純米にごり酒」を頼んだのだが、「ドライでキレがいいんですよ。私も最初に呑んだとき、イメージと違うんで驚きました」なんて感じで給仕の女性が説明をしてくれるんだが、確かに彼女の説明のとおりの飲み口で、そのことを伝えると「ほんとですかぁ」と嬉しそうにするのがなんとも。あ、ちなみに、若い娘ではないです(笑)←失礼な!

こりゃあ、また再訪せんといかんな。職場からも近いし。

ただ、串 7本に葉わさび、日本酒 2杯で 3,800円ほど。俺が日頃呑んでる安い焼き鳥屋感覚だと 3〜4割お高い(いや、絶対的に高いというわけではなく、あくまで相対的にね)って感じ。
超零細企業社長としては頻繁には来れん(^^;。月に一回くらいの訪店かなあ。でも、絶対また「親鶏もも」は食べにいきたいわあ。

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